製造業

株式会社ニコン

転職難易度

B

平均年収

798

万円

2026年3月

平均年齢

41.9

歳

2026年3月

平均残業時間

7.1

時間

2025年3月

離職率

4.73

%

2025年3月

有休取得率

72

%

2025年3月

株式会社ニコンの「有価証券報告書(2025年度)」と厚生労働省の「賃金構造基本統計調査(2025年度)」の数値を基に掲載しています。

株式会社ニコンの年収実態と業界ポジション

平均年収の推移

02004006008001000平均年収︵万円︶01020304050平均年齢︵歳︶43.543.342.542.141.9811.8862.1863.9851798.920212022202320242025平均年収平均年齢
平均年収と平均年齢の推移
系列2021年度2022年度2023年度2024年度2025年度
平均年収(万円)811.835862.2863.927851.044798.936
平均年齢(歳)43.543.342.542.141.9

業界の平均年収カーブとの比較

平均年収カーブ製造業平均年収ニコン02004006008001000業界の平均年収︵万円︶2030405060平均年齢(歳)ニコン平均年収798万円(41.9歳)同年齢帯の業界平均より+194万円
業界の平均年収カーブと企業の平均年収の比較
系列20代前半20代後半30代前半30代後半40代前半40代後半50代前半50代後半60代前半
業界の平均年収(万円)366.43437.44501.15562.94605632.6650.37666.01479.11


ニコンの平均年収は、2026年3月期の有価証券報告書によると798万円です(単体)。直近5期は798万〜863万円の範囲で推移していますが、最新期はこの5期で最も低く、前期の851万円から52万円下がりました。同じ期間に平均年齢は43.5歳から41.9歳へ下がっており、社員層が若くなる動きと並行した推移です。

製造業の同年齢帯の相場は604万円で、ニコンの798万円はこれを194万円上回ります。倍率にすると約1.3倍で、業界のなかでは高水準です。ニコンは100年以上にわたり培った光の技術と精密技術を軸に、ミラーレスカメラや交換レンズの映像事業、半導体などの製造を支える露光装置の精機事業、生物顕微鏡や網膜診断機器のヘルスケア事業、金属3Dプリンターなどのデジタルマニュファクチャリング事業を展開しています。高度な技術開発を担う職種が中心の構成であり、この位置づけと整合します。

ひとつ補足すると、この798万円はニコン単体の数値です。生産や販売の多くはグループ会社が担っているため、応募先が本体かグループ会社かで前提が変わります。年齢構成が異なる企業を平均年収だけで比べると実態を見誤るため、FactBoardでは厚生労働省の統計を基にした同年齢帯の賃金カーブとの比較で水準を示しています。

株式会社ニコンの年代別の推定年収レンジ

公開情報を基にFactBoardが独自に推計した値を記載しています。

年収レンジ(下位10%〜上位10%の目安)
推定中央値
400万800万1200万1600万2000万

20代前半

357万〜519万円

430万

20代後半

420万〜669万円

522万

30代前半

469万〜838万円

611万

30代後半

519万〜1017万円

696万

40代前半

549万〜1172万円

759万

40代後半

561万〜1265万円

794万

50代前半

561万〜1333万円

820万
年代推定値(中央値)年収レンジ(下限〜上限)
20代前半430万円357万〜519万円
20代後半522万円420万〜669万円
30代前半611万円469万〜838万円
30代後半696万円519万〜1017万円
40代前半759万円549万〜1172万円
40代後半794万円561万〜1265万円
50代前半820万円561万〜1333万円


ニコンの推定年収の中央値は、20代前半で約430万円、20代後半で約522万円、30代前半で約611万円、30代後半で約696万円、40代前半で約759万円、40代後半で約794万円、50代前半で約820万円です。節目で見ると、600万円台に届くのが30代前半、700万円台が40代前半、800万円台に乗るのは50代前半という並びです。

中央値が全社平均の798万円に並ぶのは40代後半で、40代前半までは全社平均を下回りますが、これは水準が低いという意味ではありません。年収の分布は高い側に裾が伸びるため、中央値は平均より低く出るのが一般的です。むしろ30代前半で600万円台に届く点が、この会社の年収カーブの特徴といえます。

同じ年代のなかにも幅があり、たとえば40代後半の推計レンジは約561万〜約1,265万円で、年代が上がるほど幅は広がる傾向です。ニコンは職種別の年収を公表していないため内訳までは確認できませんが、募集要項では職種ごとに求める経験や要件が異なり、提示条件も職種によって変わります。なお、ここで示した年代別の金額は、有価証券報告書の平均年収に厚生労働省「賃金構造基本統計調査」の年代別賃金カーブを重ねてFactBoardが独自に推計した参考値です。

株式会社ニコンの同じ業界での比較

FactBoardで掲載している「製造業」の企業で比較しています。

※印の数値は連結の値を表示しています。


ニコンと平均年収が近い製造業の企業には、DIC(799万円・44.3歳)、旭化成(800万円・41.8歳)、山善(802万円・40.0歳)が並びます。790万〜800万円台に複数社が集まるため、金額の差そのものにはあまり意味がありません。見たいのは金額と平均年齢の組み合わせです。

ニコンの平均年齢41.9歳に対し、DICは2.4歳上、旭化成は0.1歳下、山善は1.9歳下と、年齢構成には差があります。ニコンはこの年収帯のなかでは年齢に対して標準的な位置にあります。同じ800万円前後でも、山善は2歳ほど若い平均年齢でこの水準に届き、DICは2歳以上高い平均年齢で同水準にとどまります。入社後に同じ金額へ近づくまでの時間は会社によって変わると読める部分です。ニコンの場合は、40代後半で中央値が全社平均に並ぶという年収カーブと合わせて見ておくと判断しやすくなります。

そのうえでニコンの798万円は、製造業の同年齢帯の相場604万円を大きく上回る位置にあり、業界のなかでは高水準の年収帯といえます。なお、ここで挙げた3社は近い年収帯の企業として並べたもので、事業内容が近いとは限りません。

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