トレンドマイクロに転職するには?選考対策と応募条件、中途採用情報を解説!

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トレンドマイクロはコンピュータセキュリティ対策製品の開発、販売および関連サービスの提供を中心に事業を展開している企業です。

トレンドマイクロへの転職を検討している方に向けて、有価証券報告書(有報)や公開データの数字をもとに企業の経営状況から年収水準・将来性、さらに働く環境としての魅力を調査しました。

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トレンドマイクロの採用基準

トレンドマイクロの中途採用は、職種ごとの実務経験を前提とした即戦力採用が中心です。異業種からの受け入れは、マーケティングやエンジニア、人事など一部の職種に限られます。

中途採用比率は公表されていませんが、日本勤務の募集はハイタッチセールスやセールスエンジニア、セキュリティアナリストなど、8つの職種区分・18件の求人が並んでいます。必須要件は「実務経験の年数+特定の業務経験」の組み合わせが基本で、資格を必須とする求人は確認できず、歓迎要件として明記されています。

トレンドマイクロの中途採用比率

トレンドマイクロの中途採用比率は公式に公表されていません。有価証券報告書やサステナビリティレポートにも、過去の推移を含めて記載はありません。ただし、採用情報では日本勤務の職種別の募集が常時並んでおり、ハイタッチセールスやセールスエンジニア、デジタルマーケティング、セキュリティアナリスト、AI&BIエンジニアなどが展開されています。

単体の従業員数は868名(2023年12月期)から725名(2025年12月期)に減っていますが、2026年10月時点でも18件の求人が出ており人員を絞りながら必要な職種を経験者で補っている局面と考えられます。応募を考える方は、まず自分の職種がこの募集に含まれているかを確かめると良いでしょう。

なお、有価証券報告書(2025年12月期)によると、トレンドマイクロの平均勤続年数は9.1年で、直近5期は8.2〜9.4年の範囲で推移しています。離職率は公表されていません。

参考:
EDINET「トレンドマイクロ」
トレンドマイクロ「採用情報」

トレンドマイクロの採用要件

トレンドマイクロの採用要件は、大きく「IT業界での経験を必須とする営業・技術系の職種」と「業界を問わず職種の実務経験を求める専門職種」の2系統に分かれています。2026年10月時点で確認できた8つの職種区分・18件の求人のうち、主な職種の必須要件は次のとおりです。

職種

必須要件

ハイタッチセールス(民需)IT業界における営業経験5年以上、またはハイタッチ営業経験3年以上
ハイタッチセールス(中央官庁)IT業界でのハイタッチ営業経験5年以上
セールスエンジニアセキュリティ、もしくはアプリケーション、ソフトウェア、SaaSソリューションズ提案の経験3年以上
パートナー・デベロップメント・マネージャーIT業界における法人営業経験5年以上
Digital Marketing ManagerBtoBデジタルマーケティング領域での実務経験(5年程度以上)
Security Analystサーバ、ネットワーク、クラウド基盤、インフラの運用・構築経験などのIT関連経験(3年ほどの目安)
AI&BI Engineerソフトウェア開発における3年以上の実務経験

必須要件の傾向として、次の3点が読み取れます。

  • 経験年数:多くの求人に年数の記載があり、3年以上または5年以上(人事の一部の求人では8年以上)が中心である
  • 合意形成の経験:職種をまたいで複数のステークホルダーとの調整・連携をリードし、合意形成を図った経験が必須欄に並んでいる
  • 英語力:セールスエンジニアやセキュリティアナリストなどでは、メール作成と技術文書の読解ができる英語力が必須となっている

このほか、営業系の求人では、新規案件の創出から受注までを担った経験が必須条件として記載されている求人もあります。

また、歓迎要件も職種によって傾向が分かれます。

  • 経営層への提案経験:ハイタッチセールスやセールスエンジニアなどでは、CISOやCIOといった経営層への提案・折衝経験が加点材料として示されている
  • 資格・語学:一部の職種で情報処理安全確保支援士やCISSP、CCSPといった資格が歓迎され、TOEIC 850点以上相当の英語力も歓迎要件に置かれている

歓迎要件は必須要件を満たしたうえでの加点材料であることに留意が必要です。満たしていないだけで選考対象から外れるわけではありません。

参考:トレンドマイクロ「採用情報」

トレンドマイクロの未経験・異業種の採用実績

トレンドマイクロにおける未経験・異業種からの採用実績は、募集職種によって異なります。デジタルマーケティングやAI&BIエンジニア、人事、Revenue Operationsでは、業界を問わず職種の実務経験があれば応募できます。セキュリティアナリストは、IT関連経験3年ほどと脅威動向へのキャッチアップ意欲があれば、セキュリティの業務経験は問われません。一方で、営業やセールスエンジニアではIT業界での営業・提案経験が必須となるため注意が必要です。

職種

業種未経験

職種未経験

ハイタッチセールス、テリトリーセールス、パートナーセールス、パートナー・デベロップメント・マネージャー不可不可
セールスエンジニア(Security、Channel、金融担当、戦略パートナーSEマネージャー)不可不可
Security Analyst不可可
Digital Marketing Manager可不可
AI&BI Engineer可不可
Revenue Operations Specialist可不可
Sr. HR Business Partner、Senior Talent Acquisition Partner可不可

社員インタビューからも、セキュリティの業務経験がないITインフラ出身者が入社し、活躍していることが分かります。採用方針の記事では、社内セキュリティ部門の課長が、セキュリティ人材を最初から採用するのをやめ、インフラエンジニアを採用して育てる方針に切り替えたと語っています。

また、キャリア入社者インタビューによると、商社のグループIT企業でネットワークエンジニアを務め、ベンチャー企業を経て入社した社員は、「ネットワークの知識も活かせて、CSIRTのような自分が望んでいた仕事ができる」と語っています。データセンター事業のグループ会社でプリセールスや運用設計を約6年担当し、プロジェクトマネージャーを務めた社員も、セキュリティ業務は未経験からのスタートだったと振り返っています。

なお、紹介されている2名はいずれも同じ部署(サイバーディフェンス&インフラストラクチャーサービス課)の社員で、営業やマーケティングのキャリア入社者の事例は公式情報からは確認できません。営業職を考えている方は、IT業界での営業経験が前提になるため、自分の経験年数が採用要件表の3〜5年に届いているかを先に確かめるのが近道です。

参考:
トレンドマイクロ「採用情報」
トレンドマイクロ「セキュリティ専門企業の社内セキュリティ監視・運用人材確保戦略~採用者編~」
トレンドマイクロ「セキュリティ専門企業の社内セキュリティ監視・運用人材確保戦略~採用された人編~」

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トレンドマイクロの選考対策

トレンドマイクロは中途採用の選考フローや面接回数、適性検査の有無を公表していません。そのため選考対策の軸は、採用情報の募集要項から読み取れる評価軸に、自分の経験をどう重ねるかになります。募集要項には、会社が「エンドポイントセキュリティ企業」から「AIセキュリティのリーディングカンパニー」への転換フェーズにあると明記されており、対策もこの転換の方向に沿って組み立てることが大切です。

選考フロー

 
01
書類選考
02
面接(1〜3回)
03
内定
04
入社

トレンドマイクロは中途採用の選考フローを公表しておらず、採用情報から確認できるのは職種別の募集要項までです。基本的には「書類選考→面接→内定」という骨格で進むと考えられ、面接回数は一般的な1〜3回の範囲と見ておくと良いでしょう。適性検査の有無も明記されていません。

面接で見られる観点については、複数の募集要項で「複数のステークホルダーとの合意形成」「顧客の課題を経営課題として捉える提案」「自律的な判断と行動」が繰り返し求められていることから、過去の実績を職種経験の深さと、転換フェーズで自走できるかの2軸で確認される可能性があります。面接回数や選考期間は職種によって異なる可能性があるため、応募後の案内で確認しておくと安心です。

参考:トレンドマイクロ「採用情報」

トレンドマイクロのよくある選考の落とし穴

トレンドマイクロの選考を受けるうえでは、応募者が陥りがちな「選考の落とし穴」を把握しておくことが大切です。ここでは有価証券報告書や求人などの公式情報をもとに、評価されにくいアピールと評価に繋がる伝え方の違いについて解説します。なお、以下は採用情報から読み取れる評価軸に対する考察であり、実際に公表された選考基準ではありません。

「個人の売上達成率」だけをアピールしてしまう

個人で達成した売上目標だけを自己PRの中心に置くと、トレンドマイクロでは既存の枠組みの中だけで力を発揮する人材だと受け取られる可能性があります。

決算説明資料(2025年度第4四半期)によると、トレンドマイクロは「売上高に連動したインセンティブ構造がプラットフォーム主導の成長への注力を弱めている」ことを課題に挙げ、2026年はインセンティブを調整して1年目の売上を優先し、より永続的な収益を生み出す方針に切り替えているからです。

採用情報の募集要項を見ると、セールスエンジニアや営業系の多くの職種で、関係者との調整・連携をリードして合意形成を図った経験が必須に置かれ、セールスエンジニア系の人物像欄にも「個の力だけでなく、周囲を巻き込みながらチームとして価値を最大化できる方」と書かれており、個人の数字より成果に至る進め方が見られていることがうかがえます。

そのため、達成率だけを語るのではなく、「SEと販売パートナーと役割を分け、複数製品をまとめた提案で3年契約につなげた」のように、誰とどう組んで継続的な契約に至ったかを伝えることが有効です。

参考:
トレンドマイクロ「決算説明資料」
トレンドマイクロ「採用情報」

「安定した環境で着実に働きたい」と語ってしまう

安定した環境での着実さを志望動機の中心に置くと、トレンドマイクロでは指示を待って動く人材だと見られやすくなります。

有価証券報告書(2025年12月期)によると、トレンドマイクロは人材哲学として「トップダウンの統制に過度に依存する階層構造は、イノベーションと即応性を阻害する」と考えており、生成AIの台頭で外部環境の変化が加速しているとの認識のもと、自ら判断して動く人材を前提に組織を組んでいるからです。

実際に採用情報の募集要項では、ハイタッチセールス系の人物像欄に「自律的に行動できるセルフスターター型の人」が挙げられ、パートナー・デベロップメント・マネージャーの必須欄には自ら戦略・プランを立案し、実行から改善までのサイクルをオーナーシップを持って回した経験が求められており、入社直後から自走することが期待されていることがうかがえます。

こうした体制だからこそ、安定した環境への希望だけを語るのではなく、「前職で担当領域の進め方を自分で見直し、提案の型を変えて受注率を上げた」のように、変化のなかで自ら判断して動いた経験を伝えましょう。

参考:
EDINET「トレンドマイクロ」
トレンドマイクロ「採用情報」

「日本のお客様に向き合いたい」とだけ語ってしまう

国内のお客様に向き合いたいという思いだけを志望の軸にすると、トレンドマイクロでは海外拠点と組んで案件を進める前提が伝わらず、物足りない印象を与えかねません。

有価証券報告書(2025年12月期)によると、トレンドマイクロは人材をグローバルに最適配置しており、連結従業員6,717名のうち日本は740名、アジア・パシフィックは3,635名と人員の多くが海外にいるため、日本の顧客案件でも海外の開発拠点やリージョンのメンバーと連携して進める体制だからです。

採用情報の募集要項を見ると、セールスエンジニアやセキュリティアナリスト、人事の求人で技術文書の読解やメール作成といった英語の読み書きが必須とされ、セキュリティアナリストの必須欄には海外チームとのケースエスカレーションや定例ミーティングも挙げられており、実際に日常業務で海外と連携していることがうかがえます。

この体制を踏まえると、国内顧客への思いだけを語るのではなく、「海外の開発チームと英語でやり取りしながら、日本のお客様の要望を製品に反映させたい」のように、海外拠点と連携して国内案件を前に進める意思を伝えるのがおすすめです。

参考:
EDINET「トレンドマイクロ」
トレンドマイクロ「採用情報」

トレンドマイクロの想定質問

ここでは、トレンドマイクロの選考で聞かれるであろう想定質問をまとめました。応募・選考を検討している方は、ぜひ参考にしてみてください。

Q1.社内外の関係者を巻き込みながら進めた仕事について、ご自身の役割と進め方を教えてください

面接官が知りたいのは、指揮命令権のない相手を、どの工程でどう合意に持ち込めるのかです。答えるときは、案件の場面と自分の役割を先に置き、合意までの工程、合意後の成果の順につなげると伝わりやすくなります。

採用情報の募集要項では、セールスエンジニアや営業系など多くの職種で、複数のステークホルダーとの調整・連携をリードし、合意形成を図った経験が求められています。つまり、関係者を動かす進め方そのものが評価の対象だと読み取れます。決算説明資料(2025年度第4四半期)でも、日本地域の2026年指針に「業種やお客様規模別に最適化されたGTMチームの再編」が掲げられており、部門をまたいで合意を作れる人材が前提とされていることがうかがえます。

チェックされやすいのは、役割と案件の規模、合意に持ち込んだ工程の具体性、合意後の数字の3つです。関係者の数や案件規模を挙げて立ち位置を述べ、反対や停滞をどう解いたかを1つの場面に絞って描写しましょう。「みんなで協力しました」のような言い方では、誰をどう動かしたのかが見えません。「SEと販売パートナーを含む5者で提案をまとめ、3年契約の受注につなげた」のように結果まで数字で語れれば、再編後の組織でも部門をまたいで案件を進められる人だと伝わります。

参考:
トレンドマイクロ「採用情報」
トレンドマイクロ「決算情報」

Q2.これまでの提案で、お客様のどんな課題をどう解決しましたか

ここで見られているのは、セキュリティリスクを経営課題として整理し、顧客の意思決定につなげた経験があるかです。そのため回答は、誰のどんな判断を支えたかを先に置き、課題の整理と提案、導入後の変化の順に組み立てると説得力が増します。

採用情報の募集要項では、ハイタッチセールスやセールスエンジニアの求人で、セキュリティリスクを経営課題として捉える姿勢が示され、歓迎欄にはCISOやCIOとの提案・折衝経験が並んでいます。つまり、製品知識よりも経営層の判断を動かした経験が評価されやすいと読み取れます。決算説明資料(2025年度第4四半期)でも、日本地域の2025年通期に複数年包括契約による大型商談が前年比162%増と報告されており、経営層が判断する商談が増えていることがうかがえます。

チェックされやすいのは、判断者と課題の特定、経営の言葉に置き換えた提案、導入後の変化の3つです。判断者がCISOか情報システム部門長かを示し、リスクを事業への影響として整理した過程を述べ、製品名は後ろに置きましょう。「要望に応えました」では、誰の何を変えたのかが見えません。「業務停止リスクを金額で示し、2年契約の包括提案で承認を得た」のように数字で締めくくれば、経営課題に踏み込める提案力の証拠になります。

参考:
トレンドマイクロ「採用情報」
トレンドマイクロ「決算情報」

Q3.お客様に選ばれるために、提案で大切にしていることは何ですか

面接官が確かめたいのは、価格比較に持ち込まれたとき、別の土俵で提案を組み立てられるかどうかです。この点を踏まえると、回答は自分の考えを先に置き、それを貫いた前職の場面、入社後の提案への応用の順に組み立てると伝わりやすくなります。

決算説明資料(2025年度第4四半期)によると、トレンドマイクロは「個別製品の販売がサイロ化しており、価格競争が激化」していることを課題に挙げています。つまり、値引き合戦から抜け出し、統合した価値で選ばれる提案ができる人が必要だと読み取れます。実践から語る人材育成・教育のポイント ~異なる職種からセキュリティ人材を育てる挑戦~でも、セキュリティエキスパート本部のグループ長がビジネスコミュニケーションを「むしろハードスキルより重要」と位置づけています。

チェックされやすいのは、値引き以外の判断軸、前職でそれを貫いた場面、統合提案への応用の3つです。軸を一言で述べ、価格比較に直面した案件でどの価値で選ばれたかを1つに絞って描写しましょう。「お客様の立場で考えます」では、何で選ばれたのかが見えません。「運用工数の削減額を年間300万円と示し、競合より2割高い価格で受注した」のように前後の数字を並べると、統合した価値を値引きなしで伝えられる人材として映ります。

参考:
トレンドマイクロ「決算情報」
トレンドマイクロ「実践から語る人材育成・教育のポイント ~異なる職種からセキュリティ人材を育てる挑戦~」

トレンドマイクロの志望動機の組み立て

トレンドマイクロの選考を受けようと考えている方に向けて、志望動機の立て方の参考例をお伝えします。ぜひとも選考にお役立てください。

「ウイルス対策の実績に惹かれた」ではなく「複数領域をまとめて提案したい」を前に出す

非推奨例

長年ウイルス対策で実績のある御社で、セキュリティ製品の提案をしたいです

推奨例

◯◯と△△を組み合わせて顧客のリスクを部門横断で可視化した経験を活かし、複数領域をまとめた提案を担いたいです

非推奨例が不十分なのは、受け身の姿勢に映るうえ、個別製品の提案を続けたい意思として受け取られるからです。決算説明資料(2025年度第4四半期)によると、日本地域の2025年第4四半期のローライトに「Vision Oneアタッチレートが低調(31%)」が挙げられています。つまり、求めているのは複数領域をまとめてプラットフォームに載せ替えられる人だと読み取れます。

複数製品をまとめてリスクを可視化したいという動機は、このTrend Vision Oneへの集約と重なります。採用情報のハイタッチセールスの募集要項でも、顧客のサイバーリスクを可視化し経営課題として解決に導く役割が職務の魅力に書かれており、同じ役割が前提になっていることがうかがえます。どの製品を組み合わせ、どの部門のリスクを見える化したかまで数字で示せれば、アタッチレートという課題への答えになります。

参考:
トレンドマイクロ「決算説明資料(2025年度第4四半期)」
トレンドマイクロ「採用情報」

「大型案件を受注した経験」ではなく「契約を継続・拡大させた経験」を前に出す

非推奨例

前職では年間◯件の新規大型案件を受注し、目標を△%達成しました

推奨例

導入後も定例でお客様と課題を見直し、◯年にわたり契約の継続と範囲の拡大につなげました

非推奨例のように新規の大型受注を前面に出すだけでは、一度きりの成果を重視する姿勢として受け取られかねません。有価証券報告書(2025年12月期)によると、トレンドマイクロは目標とする経営指標として「ARR(Annual Recurring Revenue)の継続的増加を図っております」と明記しています。つまり、評価の物差しは受注の大きさより、契約が翌年も続いて積み上がるかどうかに置かれていると読み取れます。

一方で推奨例が評価されるのは、契約の継続と拡大がARRを直接押し上げる行動そのものだからです。採用情報の営業系の募集要項には、中長期的な視点で顧客との信頼関係を構築し、継続的な価値提供を推進する役割や、アカウントプランの作成・運用経験が並んでいます。導入後に顧客と課題を見直す定例の場を持ち、何年にわたって契約範囲を広げたかを数字で示せれば、入社後にどの指標を動かす人なのかが面接官に具体的に伝わります。

参考:
EDINET「トレンドマイクロ」
トレンドマイクロ「採用情報」

「自分の力で新規開拓してきた」ではなく「パートナーと組んで販路を広げたい」を前に出す

非推奨例

直販で大手企業を担当し、自分の力で新規顧客を開拓してきました

推奨例

パートナーと共同で提案の型を作り、◯社経由で△件につなげた経験を活かし、MSPと組んだサービス型の提案を広げたいです

直販で自ら開拓してきたという語り方は、トレンドマイクロでは販路の作り方が方針と逆を向いていると受け取られやすくなります。決算説明資料(2025年度第4四半期)によると、日本地域の2026年の事業指針は「MSP/MSSP様と連携したサービスモデル型のTrend Vision Oneの加速」であり、「中堅中小企業に実績のあるパートナー数全体は横ばい」がローライトに挙げられています。つまり、パートナー経由の販路を広げられる人が必要だと読み取れます。

推奨例の強みは、会社が広げたい販路で自分の実績を語れる点にあります。同じ資料では、MSPパートナー経由のXDRサービス顧客数が2025年通期で前年比86%増です。採用情報でも、MSSP/MSPなどとの協業や商流の理解が複数の求人に記載されています。何社とどんな型を作り何件につなげたかまで示せれば、横ばいのパートナー基盤を広げる役割と結びつけて伝えられます。

参考:
トレンドマイクロ「決算説明資料」
トレンドマイクロ「採用情報」

「業務を正確に回してきた経験」ではなく「AIやデータで業務の進め方を変えた経験」を前に出す

非推奨例

決められた手順どおりに、ミスなく業務を回すことを大切にしてきました

推奨例

◯◯の作業を生成AIや自動化ツールで置き換え、処理時間を△割短縮しました

手順どおりに業務を遂行する正確さは確かな強みですが、それだけを志望動機の軸に置くと、業務の進め方そのものを改善・変革していく会社の目標への貢献が伝わりにくくなります。着実な実行力に加え、「業務をより良く改善していく視点」もあわせて示すことで、より魅力的なアピールになります。

推奨例のように、AIやデータを用いて業務の進め方を変えた実績を数字で語れる点が、高い評価につながります。どの作業をどのツールで置き換え、処理時間をどれだけ短縮したかといった具体的な成果まで示せれば、全社目標に直結する人材としての印象を強く残せるでしょう。

有価証券報告書(2025年12月期)によると、トレンドマイクロは「全社員がAIリテラシーとAI活用能力を備えることを目標に、継続的なAIハッカソンなどの取り組みを続け」ていると明記しています。また、採用情報でも、マーケティングやエンジニア、セキュリティアナリストなどの求人でAI・生成AIツールの活用経験が必須または歓迎とされており、複数の職種でAIを活用して業務プロセスをアップデートしていく姿勢が求められていることがうかがえます。

参考:
EDINET「トレンドマイクロ」
トレンドマイクロ「採用情報」

トレンドマイクロで得られる経験・スキル

トレンドマイクロは、AIセキュリティプラットフォーム「Trend Vision One」を主力とするサイバーセキュリティ企業で、連結従業員数6,717名のうち日本は740名、主要な製品開発拠点は台湾とオタワにあります。有価証券報告書(2025年12月期)ではARR(年間経常収益)の継続的増加を掲げ、決算説明資料では国内エンタープライズ向けTrend Vision Oneの売上が前年比74%増、2026年はMSP/MSSPとの連携強化と新規採用を含む人件費の増加が示されています。

この局面では、海外の開発拠点と連携して日本の顧客案件を進める経験や、Trend Vision Oneを軸に経営層へ提案する経験、パートナーと組んで販路を広げる経験を積みやすいでしょう。

参考:
EDINET「トレンドマイクロ」
トレンドマイクロ「決算情報」

得られる経験

身につくスキル

対象

海外の開発拠点やリージョンメンバーと連携しながら、日本の顧客案件を進める経験英語での業務コミュニケーション(技術文書の読解・メール・会議)、多国籍組織での調整力多くの職種で共通
AIセキュリティプラットフォームTrend Vision Oneへの転換期に、継続課金(ARR)型のビジネスに携わる経験複数製品を統合したプラットフォームの提案・運用の知見、継続課金モデルの事業理解多くの職種で共通
外部研修・資格取得・学位取得の支援を使い、セキュリティ専門の知識を体系的に学び直す経験セキュリティの体系的知識と資格(業務で使える判断の枠組み)多くの職種で共通
金融機関・中央官庁・大手企業の経営層(CISO・CIO・CROなど)に、サイバーリスクを経営課題として提案する経験経営層向けのリスク説明・提案力、規制業種の要件(ガイドライン等)を踏まえた提案設計ハイタッチセールス、セールスエンジニア
販売パートナー、SIer、MSP/MSSPと組み、パートナー経由で販路やサービスを広げる経験アライアンスの設計・推進力、パートナーエコシステムを通じた事業開発パートナーセールス、セールスエンジニア

多くの職種で得られる経験・スキル

トレンドマイクロでは、事業構造・戦略・制度の3つの軸から、多くの職種に共通する経験・スキルを得られます。具体的には、海外拠点との連携、プラットフォームへの転換、学び直しの支援を通じて得られる次の3つです。

海外拠点と連携しながら日本の顧客案件を進める経験
プラットフォームへの転換期に継続課金型のビジネスに携わる経験
研修や資格の支援でセキュリティの知識を体系的に学び直す経験

海外拠点と連携しながら日本の顧客案件を進める経験

有価証券報告書(2025年12月期)によると、連結従業員数は6,717名で、所在地別の内訳は日本740名、アジア・パシフィック3,635名、アメリカズ1,488名、欧州854名です。主要な製品開発拠点は台湾とオタワに置かれ、採用情報の募集要項でも、セールスエンジニアなどの職種で英語の読み書きが必須とされています。人員の多くが海外に配置されていることから、海外の開発拠点やリージョンメンバーと連携しながら日本の顧客案件を進める経験を積みやすく、その過程で英語での業務コミュニケーションや多国籍組織での調整力が身につく環境といえるでしょう。

参考:
EDINET「トレンドマイクロ」
トレンドマイクロ「採用情報」

プラットフォームへの転換期に継続課金型のビジネスに携わる経験

有価証券報告書(2025年12月期)には、ARR(年間経常収益)の継続的増加を図っていると記載されています。決算説明資料でも、2025年通期の国内エンタープライズ向けTrend Vision Oneの売上が前年比74%増となりました。2026年12月期についても、R&D部門やSales&Marketing部門を中心に、新規採用を含む人件費を増やす想定が示されています。この方針から、AIセキュリティプラットフォームへの転換期に継続課金型のビジネスに携わる可能性が高く、複数製品を統合したプラットフォームの提案・運用の知見や、継続課金モデルの事業理解が身につきやすい環境です。

参考:
EDINET「トレンドマイクロ」
トレンドマイクロ「決算情報」

研修や資格の支援でセキュリティの知識を体系的に学び直す経験

キャリア支援制度では、キャリアプランに見合った外部研修を選んで受講できるTrend Uや、1回分の受験費用の実費と資格ごとの報奨金を支給する技術資格奨励金制度、授業料の100%を会社が負担する学位取得支援プログラムが案内されています。キャリア入社者のインタビューでも、入社後にSANS Institute(5日間)やEC-Council CSA(3日間)の外部研修を受けたと語られています。

制度の利用実績は公表されておらず、公表されている数値はサステナビリティレポート2025にあるE-Learning研修の受講率42%(2024年度、日本地域)にとどまります。それでも、これらの制度を使ってセキュリティの専門知識を体系的に学び直す経験を積みやすく、その過程で業務で使える判断の枠組みとしてのセキュリティの体系的な知識や資格が身につく環境といえるでしょう。

参考:
トレンドマイクロ「キャリア支援制度」
トレンドマイクロ「セキュリティ専門企業の社内セキュリティ監視・運用人材確保戦略~採用された人編~」
トレンドマイクロ「サステナビリティレポート」

職種別に得られる経験・スキル

ここからは、募集職種のうち特徴が際立つセールス系の2つに絞って、職種別に得やすい経験・スキルを整理します。前述の決算説明資料で伸びているエンタープライズ向けの大型商談を担う職種と、2026年の事業指針に掲げられたパートナー連携を担う職種の順に、募集要項の記載と日本地域の実績から見ていきます。応募を考えている職種について、自分の経験がどこにつながるかを照らし合わせてみてください。

経営層にサイバーリスクを経営課題として提案する経験(セールス等)
パートナーと組んで販路やサービスを広げる経験(パートナーセールス等)

経営層にサイバーリスクを経営課題として提案する経験(セールス等)

ハイタッチセールスとセールスエンジニアで得られるのは、金融機関や中央官庁、大手企業の経営層に、サイバーリスクを経営課題として提案する経験です。採用情報の募集要項には、両職種の歓迎欄にCISOやCIOなど経営層への提案・折衝経験が並んでいます。決算説明資料によると、2025年通期は複数年包括契約による大型商談が前年比162%増、エンタープライズ向け全体売上も前年比10%増と伸びています。つまりこの職種に求められるのは、製品を単体で売ることより、複数年・複数製品を束ねた契約を経営課題として経営層に通すことです。経営層向けのリスク説明・提案力や、規制業種のガイドラインを踏まえた提案設計の力は、セキュリティ以外のエンタープライズ向け営業でも通用する専門性につながるでしょう。

参考:
トレンドマイクロ「採用情報」
トレンドマイクロ「決算情報」

パートナーと組んで販路やサービスを広げる経験(パートナーセールス等)

パートナーセールスとセールスエンジニアで得られるのは、販売パートナーやSIer、MSP/MSSPと組み、パートナー経由で販路やサービスを広げる経験です。決算説明資料では、2026年のコマーシャルビジネス事業指針として、サービスプロバイダーやMSP/MSSPと連携したサービスモデル型のTrend Vision Oneの加速が掲げられています。2025年通期には、マネージドサービスプロバイダのパートナー数が前年比12%増と拡大が続いており、採用情報においても、パートナーとの協業や商流の理解が複数の求人に記載されています。自社で売り切るのではなく、パートナーのサービスにTrend Vision Oneを組み込んで広げる設計に関わることで、アライアンスの設計・推進力やパートナーエコシステムを通じた事業開発の力を養えると考えられるでしょう。

参考:
トレンドマイクロ「決算情報」
トレンドマイクロ「採用情報」

トレンドマイクロの年収と離職率

トレンドマイクロは、平均年収988万8,472円と全国平均・情報通信業平均を大きく上回る水準にあります。直近5期で見ても、2023年12月期を谷に2期連続で増加しています。一方、離職率は有価証券報告書などの公式資料に記載がなく、公表されていません。確認できるのは平均勤続年数9.1年のみとなっています。

以下で、給与水準の高さとその推移、定着状況について、トレンドマイクロの待遇を数値で見ていきます。

トレンドマイクロの平均年収は988万8,472円

有価証券報告書(2025年12月期)によると、トレンドマイクロの平均年収は988万8,472円と、厚生労働省における全国平均・情報通信業平均をいずれも大きく上回る水準にあります。

比較対象

平均年収

差

トレンドマイクロ988万8,472円―
全国平均396万4,800円+592万3,672円
情報通信業平均469万2,000円+519万6,472円

また、過去5年間の推移を見ると、2023年12月期の883万1,677円を谷に2期連続で増加しています。直近期は前年比9.9%増の988万8,472円でした。2025年12月期は連結営業利益が577億7,700万円(前年同期比20.1%増)と伸びており、業績に連動する賞与原資の増加が一因と考えられます。一方で、連結営業利益が313億4,000万円(前年同期比28.2%減)だった2022年12月期には、平均年収も減少しています。また、単体の従業員数が868名(2023年12月期)から725名(2025年12月期)へ減っており、人員構成の変化が平均値に影響した可能性もあります。

年度

平均年収

前年度との差分

2025年12月期988万8,472円+88万7,192円
2024年12月期900万1,280円+16万9,603円
2023年12月期883万1,677円-1万9,727円
2022年12月期885万1,404円-56万7,319円
2021年12月期941万8,723円―

参考:
EDINET「トレンドマイクロ」
厚生労働省「令和6年賃金構造基本統計調査 結果の概況」

トレンドマイクロの離職率

トレンドマイクロは離職率を公表していません。有価証券報告書(2025年12月期)で確認できる数値は、平均勤続年数9.1年のみで、直近5期も8.2〜9.4年の範囲で推移しています。

また、単体の従業員数が868名(2023年12月期)から725名(2025年12月期)へ減少するなかでも勤続年数が大きく縮んでいないため、短期での離職が続いている状況とは考えにくい一方、人員減の内訳が退職によるものか配置転換によるものかは公式データでは判断できません。定着の実態を知りたい場合は、面接の場で配属候補部署の体制や在籍年数を確認しておくと良いでしょう。

参考:EDINET「トレンドマイクロ」

トレンドマイクロの働き方

トレンドマイクロの働き方は、オフィス以外での勤務を認める「オフサイトワーク制度」が運用されている点が特徴です。転勤の有無は公式情報からは確認できず、確認した中途募集求人はいずれも勤務地が東京です。福利厚生は、外部研修や資格、学位取得の支援など学習・キャリアの制度に厚みがある一方で、住宅関連の制度は公式情報からは確認できません。

リモートワークの可否について

トレンドマイクロでは、リモートワークが「オフサイトワーク制度」として制度化されています。サステナビリティレポート2025によると、オフィス以外での勤務を認めるオフサイトワーク制度が運用されており、対象は正社員、契約社員、嘱託社員、パート・アルバイト社員、派遣社員です。日数の上限は記載がない一方で、勤務場所には公共交通機関で150分以内などの制限が設けられています。

また、同資料には実績として、2020年以降は8割を超える社員がリモートワークを行っていると記載されています。ただし、年度別の実施率は公表されていません。また、自宅以外でのオフサイトワークを一時的に認める「Work from Home "Plus"」という暫定施策も設けられています。自身の健康管理や仕事と家庭の両立を目的とした制度で、主たるオフィスへ3時間以内に出社できる範囲が条件です。対象は社員、契約社員、嘱託社員で、希望者は年1回の申請が必要となっています。

参考:トレンドマイクロ「サステナビリティレポート」

転勤と異動の有無について

トレンドマイクロの中途採用において、転居を伴う転勤の有無は、確認できた公式情報からは明らかになっていません。採用情報で確認した中途募集は、いずれも勤務地が東京で、転勤の記載はありません。

一方、有価証券報告書(2025年12月期)では、戦略的にグローバルで人材を惹きつけ、配置していると説明されています。連結従業員数6,717名のうち日本は740名で、ほかにアジア・パシフィック3,635名、アメリカズ1,488名、欧州854名が在籍しています。ただし、海外勤務の制度や実績は公式情報からは確認できません。

部署をまたぐ異動については、キャリア支援制度に、社内では得られないスキルや経験の習得を目的に、自薦・他薦を問わず社外出向の機会を得られる「トランスバウンダリー」という制度が記載されています。社内公募制度や異動の頻度、勤務地限定コースなどの選択制度は公式情報からは確認できないため、中途採用者の勤務地や転勤の条件は、応募時に個別の求人票で確認するのがおすすめです。

参考:
トレンドマイクロ「採用情報」
EDINET「トレンドマイクロ」
トレンドマイクロ「キャリア支援制度」

福利厚生について

トレンドマイクロには、学位取得支援プログラムや技術資格奨励金制度、副業制度のパラレルキャリアなどの福利厚生が整っています。学位取得支援プログラムは授業料の100%を会社が負担する制度で、テストやテキストなどは個人負担です。入社4年目以降に利用できるパラレルキャリアは、競業にあたらない、就業時間外で行う、コンプライアンスに違反しないという最低限のルールのもとで利用できます。

育児関連では、家族のサポートなどを理由に、勤務場所の範囲を主たるオフィスへ3時間以内に出社できる地域まで広げられる「Work from Home “Plus”」が用意されています。

カテゴリ

福利厚生

住宅関連―
育児・介護関連・Work from Home “Plus”
活動・学習関連

・Trend U

・技術資格奨励金制度

・学位取得支援プログラム

・パラレルキャリア(副業制度)

その他

・企業年金制度

・健康とウェルネスに関する手当

・EAP(従業員アシスタントプログラム)

・特別休暇(ボランティア休暇)

・キャリアチャレンジファンド(退職加算金制度)

・ウェルカムバック(再入社)

参考:
トレンドマイクロ「キャリア支援制度」
トレンドマイクロ「サステナビリティレポート」

トレンドマイクロの求める人物像

トレンドマイクロ

求める人物像

関係者を巻き込み合意形成できる人
自律的に行動できる人
セキュリティリスクを経営課題として捉える人

採用情報の募集要項で繰り返し求められている要素を整理すると、トレンドマイクロが求めるのは、「関係者を巻き込み合意形成できる人」「自律的に行動できる人」「セキュリティリスクを経営課題として捉える人」の3つにまとまります。

また、多くの募集要項の末尾には、Customer(お客様)、Change(変化)、Collaboration(コラボレーション)、Innovation(イノベーション)、Trustworthiness(信頼)という五つの価値観が共通して書かれています。関係者を巻き込む力を土台に、変化のなかで自ら判断して動く姿勢と、セキュリティを経営の視点で捉える力が重視される環境です。

参考:トレンドマイクロ「採用情報」

関係者を巻き込み合意形成できる人

トレンドマイクロは、複数のステークホルダーとの調整・連携をリードし、合意形成できる人物を、セールスエンジニアや営業系をはじめ多くの職種で求めています。決算説明資料(2025年度第4四半期)では、断片化されたプラットフォームと個別製品の販売のサイロ化が2025年の課題に挙げられ、日本ではGTMチームの再編が進められています。組織をまたいで関係者をつなぎ直す局面にあるため、募集要項の必須欄に並ぶ合意形成の経験に応えられる、関係者を巻き込める人材であるかが重視されると考えられます。

参考:トレンドマイクロ「決算情報」

自律的に行動できる人

採用情報によると、トレンドマイクロは、ハイタッチセールス系の求人の人物像欄などで、「自律的に行動できるセルフスターター型の人」を求めています。有価証券報告書(2025年12月期)でも、トップダウンの統制に過度に依存する階層構造はイノベーションと即応性を阻害すると明記されており、指示を待たずに動ける人材が必要とされていることが分かります。パートナー・デベロップメント・マネージャーの必須要件欄にも、自ら戦略・プランを立案し、実行から改善までのサイクルをオーナーシップを持って回した経験が挙げられています。

参考:
トレンドマイクロ「採用情報」
トレンドマイクロ「決算情報」

セキュリティリスクを経営課題として捉える人

ハイタッチセールスやセールスエンジニアなどの求人では、セキュリティリスクを経営課題として捉えられる人物を求めています。採用情報によると、トレンドマイクロはエンドポイントセキュリティ企業からAIセキュリティのリーディングカンパニーへの転換フェーズにあり、単品製品販売からの転換を進めていることが背景にあると考えられます。そのため、歓迎欄に並ぶCISOやCIOなど経営層との提案・折衝経験に応えられる、経営層の判断につなげた提案経験が重視されます。

参考:トレンドマイクロ「採用情報」

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会社概要

会社名トレンドマイクロ株式会社
設立1989年10月
代表者代表取締役社長兼CEO エバ・チェン
資本金199億2,600万円
本社所在地東京都新宿区新宿四丁目1番6号 JR新宿ミライナタワー
公式Webサイトトレンドマイクロ
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