松竹に転職するには?選考対策と応募条件、中途採用情報を解説!

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松竹は映像関連事業や演劇事業を中心に事業を展開している企業です。

松竹への転職を検討している方に向けて、有価証券報告書(有報)や公開データの数字をもとに企業の経営状況から年収水準・将来性、さらに働く環境としての魅力を調査しました。

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松竹の採用基準

松竹の採用基準は、「宣伝の実務経験が必須のアニメ宣伝職」と、「演劇業界の経験を問わない演劇宣伝職」とで大きく異なります。

たとえばアニメ事業部の宣伝プロデューサー候補では、「他メーカーでの宣伝経験」または「宣伝会社での映画宣伝・アニメ宣伝経験」が必須です。一方、演劇本部宣伝ポジションは演劇業界での経験を歓迎要件にとどめており、交渉力や企画力などのスキルと「演劇への熱意」が必須要件になっています。

中途採用比率は50%(2025年度)で、採用の半数を中途入社者が占めています。なお、松竹の公開求人はいずれも入社時は契約社員で、正社員登用制度を経て正社員を目指す流れです。

松竹の中途採用比率

松竹の中途採用人数は公式に公表されていません。ただし、直近3年の中途採用比率は30%台~60%台(2023年度34%、2024年度63%、2025年度50%)で推移しており、正規雇用の採用のうち一定の割合を中途入社者が占めていることがうかがえます。

一方、松竹本体の公開求人はアニメ宣伝と演劇宣伝の2区分に限られており、それ以外の職種は通年受付のキャリア登録が入口になります。なお、同じ採用ページには、松竹ナビ、松竹映像センター、松竹撮影所といったグループ会社の募集も掲載されています。

年度中途採用比率
2023年度34%
2024年度63%
2025年度50%

出典:松竹「中途採用比率」

推移を見ると、2023年度の34%から2024年度は63%へと大きく上昇し、2025年度も50%と、直近2年は正規雇用の採用の半数以上を中途入社者が占めています。

統合報告書(2025年)では、映像本部長が「自社製作に回帰」したと述べ、アニメの強化を打ち出しています。こうした方針のもと、即戦力となる経験者を外部から迎える採用が続いている局面と考えられます。ただし、採用人数は公表されておらず、比率は採用の総数によって振れやすいため、「中途の採用枠が大きく広がった」とまでは言い切れません。比率の高さを追い風と捉えつつ、自分の職種に公開求人があるか、キャリア登録で応募するかを先に確認しておくとよいでしょう。

提出会社(松竹単体)の平均勤続年数は14.6年(2026年2月期)で、離職率は公表されていません。2026年10月時点の公開求人は、アニメ事業部の宣伝プロデューサー候補(チーフプロデューサー、アシスタントプロデューサー)と、演劇本部宣伝ポジションの2件です。いずれも契約社員スタートで、社員登用制度があります。

参考:
松竹「有価証券報告書」
松竹「中途採用比率」
松竹「キャリア採用/専門職採用」
松竹「キャリア登録サイト」
松竹「統合報告書」

松竹の採用要件

松竹の採用要件は、大きく「映像宣伝の実務経験を必須とする職種」と「業界未経験でもスキルと熱意で応募できる職種」の2系統に分かれています。2026年10月時点で確認できた2求人(アニメ事業部はチーフとアシスタントの2職種を並記)の必須要件は次のとおりです。

職種必須要件
アニメ宣伝プロデューサー・他メーカーでの宣伝経験、宣伝会社での映画宣伝経験、アニメ宣伝経験のいずれか
アニメ宣伝プロデューサー補佐(アシスタント)・映像コンテンツ(映画、アニメ、ドラマ、ゲームなど)の宣伝に携わった経験
演劇本部宣伝ポジション・コミュニケーション力
・宣伝施策の発想力と企画力
・交渉力
・情報分析力
・判断力
・管理能力
・演劇への熱意

出典:松竹「キャリア採用/専門職採用」

必須要件の傾向として、次の3点が読み取れます。

  • アニメ事業部(チーフ/アシスタント):宣伝の実務経験を必須とする一方、「〇年以上」という経験年数の明記はなく、チーフとアシスタントで要件も分かれていない。想定年収が350万~900万円と幅広いことから、経験の中身と厚みに応じて役割と処遇が決まる設計と読み取れる
  • 演劇本部宣伝(1職種):演劇業界での宣伝PR経験は歓迎要件にとどめ、必須要件には調整や交渉、企画のスキルと「演劇への熱意」を置いている
  • 資格・語学の扱い:資格や語学を必須要件とする職種はなく、英語は演劇本部宣伝の「歓迎要件(加点要素)」として挙がる位置づけである

また、歓迎要件は記載の有無から職種によって扱いが分かれます。

  • アニメ事業部:歓迎要件の記載はなく、必須要件である宣伝経験の中身そのものが評価の中心になると考えられる
  • 演劇本部宣伝:演劇業界での宣伝PR業務経験(チーフ・アシスタントなどの役割は問わない)やクリエイティブ進行管理の経験に加え、Adobe IllustratorやAdobe Photoshop、動画作成アプリのスキル、語学力(英語)も歓迎要件に含まれている

歓迎要件は、必須要件を満たしたうえでの加点材料であることに留意が必要です。満たしていないだけで選考対象から外れるわけではありません。

参考:松竹「キャリア採用/専門職採用」

松竹の未経験・異業種の採用実績

松竹における未経験・異業種からの応募可否は、募集職種によって異なります。演劇本部宣伝ポジションでは、演劇業界での宣伝PR経験は歓迎要件にとどまり、必須要件に業界経験は含まれていません。一方、アニメ事業部の宣伝プロデューサー候補は宣伝の実務経験が必須です。ただし宣伝会社での映画・アニメ宣伝経験も対象となるため、映画会社以外からの応募の道は開かれています。

職種業種未経験職種未経験
演劇本部宣伝ポジション可可
アニメ宣伝プロデューサー不可不可
アニメ宣伝プロデューサー補佐(アシスタント)不可不可

出典:松竹「キャリア採用/専門職採用」

なお、キャリア入社者インタビューなど、中途入社者の前職を示す公式情報は確認できませんでした。ただし採用要件を見ると、演劇本部宣伝の必須要件はコミュニケーション力や交渉力、情報分析力といった業界を問わないスキルで構成されています。

要件の設計上は、異業種出身者も想定した募集と読み取れます。業界未経験から応募する場合は、関係者と調整しながら企画を形にした経験や、施策の結果を数字で振り返った経験を、演劇の宣伝にどう生かせるか語れるよう準備しておくとよいでしょう。

参考:松竹「キャリア採用/専門職採用」

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松竹の選考対策

松竹の中途採用は、公開求人への応募も含めて、公式サイトの「キャリア登録」から通年で受け付けています。登録内容を人事部が確認し、適した職種があれば選考の案内が届く仕組みのため、職務経歴書の段階で自分の経験がどの職種に合うかを伝えきることが重要です。

面接回数や適性検査の有無は公式には公表されていないため、案内を受けた段階で確認しましょう。ここでは選考フローに加え、選考の落とし穴、想定質問、志望動機の組み立てを解説します。

選考フロー

公開求人(アニメ事業部・演劇本部)への応募も、キャリア登録サイトへの登録が入口です。面接の回数や形式、適性検査の有無は公式サイトに記載がないため、選考案内を受けた段階で確認しておくと安心です。経験の有無は書類選考で確認されるため、面接では「過去に担当した作品を次の展開にどうつなげたか」といった実務の中身が問われると考えられます。

また、公開求人以外の職種を希望する場合は、通年受付の「キャリア登録」から応募します。キャリア登録は、中途採用サイトで募集中の職種以外も含めて検討してもらえる仕組みです。登録後、松竹の人事部が内容を確認し、採用の可能性がある場合に選考の案内が届きます。登録時の項目にチェックを入れれば、松竹グループ全体で応募先を検討してもらうこともできます。

参考:
松竹「キャリア採用/専門職採用」
松竹「キャリア登録」

松竹のよくある選考の落とし穴

松竹の選考を受けるうえでは、応募者が陥りがちな「選考の落とし穴」を把握しておくことが大切です。ここでは有価証券報告書や求人などの公式情報をもとに、評価されにくいアピールと評価につながる伝え方の違いについて解説します。なお、以下は採用情報から読み取れる評価軸に対する考察であり、実際に公表された選考基準ではありません。

「松竹の名作」や好きな作品への思い入れだけを語ってしまう

過去の作品への思い入れを志望の中心に置くと、松竹が掲げる方向とずれて受け取られる可能性があります。現在の松竹が注力しているのは、名作を守ることよりも、自社でヒットIPを新たに生み出すことだからです。

統合報告書(2025年)では「アニメの強化は最重要課題」と明記され、自社企画・幹事作品を増やす方針が示されています。実際に有価証券報告書(2026年2月期)によると、同期はアニメ10作品を公開し、映像関連事業の売上高は前期比21.1%増となりました。松竹が求めているのは、こうした新作を次のヒットへ育てられる人材だと考えられます。

好きな作品は、志望のきっかけとして触れる程度にとどめるのが無難です。それよりも、担当した作品の公開前後で何を仕掛け、話題や売上をどう伸ばしたかを数字とあわせて語るほうが、新作を育てたい松竹の課題と接続しやすくなります。思い入れだけを語ると、名作を楽しむファンの立場にとどまり、作品を育てる側の人材とは受け取られにくい可能性があるため注意が必要です。

参考:
松竹「統合報告書」
松竹「有価証券報告書」

熱意と現場で培った勘だけを強みとして語ってしまう

「演劇が好き」「現場で培った勘がある」といった語り方は、松竹の演劇本部が見直そうとしている従来の進め方と重なり、評価されにくい可能性があります。統合報告書(2025年)において、これまでの興行が「勘」や「経験則」に頼ってきたことを課題とし、数字の根拠にもとづいて判断できる仕組みへ転換する方針を掲げているためです。

実際に有価証券報告書(2026年2月期)によると、演劇事業のセグメント利益は17億2,300万円となり、前期の11億8,200万円の損失から黒字に転じました。歌舞伎・演劇製作部に「編成室」を新設するなど、体制を見直しながら収益を改善している段階にあると読み取れます。

そのため、熱意は前提として示したうえで、担当した公演やイベントの宣伝でどの指標(チケット販売数、来場者の年齢層、SNSの反応など)を見て、次の施策をどう変えたかまで語るとよいでしょう。数字で判断する体制へ移ろうとしている演劇本部の方向と重なり、評価軸に沿ったアピールになると考えられます。

参考:
松竹「統合報告書」
松竹「有価証券報告書」
松竹「キャリア採用/専門職採用」

劇場への動員数だけを成果として語ってしまう

劇場への動員数を主な成果として伝えると、劇場や映画館での集客を収益の柱とする、松竹の従来のビジネスモデルに沿った考え方だと受け取られる可能性があります。松竹は統合報告書(2025年)で、「従来の対面による集客に依存した事業構造を変革し、新たな収益モデルを構築します」と明記しており、作品を映画や舞台、商品、ゲームへ広げていく方針も示しているためです。

実際に松竹は、歌舞伎公式動画配信サービス「歌舞伎オンデマンド」やシネマ歌舞伎、ゲーム事業など、劇場の外での事業展開を進めています。有価証券報告書(2026年2月期)によると、映像・演劇・不動産以外の「その他」セグメントの売上高は前期比37.5%増となっており、劇場に限らない収益源を育てようとしていることがうかがえます。

動員数を語る場合も、それだけで終わらせないことが大切です。来場者をSNSのフォロワーや配信の視聴、グッズの購入など、劇場の外の接点へどうつなげたかまで示すと、松竹の方針に沿ったアピールになると考えられます。「動員数を伸ばせば評価される」という考えは、対面集客への依存から脱却しようとする松竹の方針とは逆方向に受け取られる可能性があるため注意が必要です。

参考:
松竹「統合報告書」
松竹「有価証券報告書」

松竹の想定質問

ここでは、松竹の選考で聞かれるであろう想定質問をまとめました。応募・選考を検討している方は、ぜひ参考にしてみてください。

Q1.これまで宣伝した作品を、公開後どのように次の展開につなげましたか

この質問では、担当した作品を一度きりの宣伝で終わらせず、継続的に収益を生むIPとして育てる視点の有無が見られていると考えられます。宣伝の実績の有無は書類選考で判断できるため、面接では公開後の展開まで見据えた動きを示せるかが評価を左右すると考えられます。

背景として、松竹の統合報告書(2025年)では、「年間10本の企画映画と4作品以上のテレビアニメ製作、グローバル展開を見越したヒットIP創出」が掲げられています。自社幹事のアニメ『劇場版 忍たま乱太郎 ドクタケ忍者隊最強の軍師』は、興行収入32億円を突破しました。一方で社長は同報告書で「シリーズ化できるヒット作品がもう数本欲しい」と述べており、ヒット作を継続的な収益源に育てることが経営課題として位置づけられています。

このように、作品数を増やすことに加えて作品を育てる戦略を重視しているからこそ、宣伝担当にも公開後の収益拡大まで見据えた動きが期待されているといえます。回答では、過去に担当した映像作品や公演の宣伝で、公開後に続編・配信・商品化などのどの展開に関わったかを示しましょう。そのうえで、どの数字(興行収入、配信の再生数、グッズの売上など)につながったかを、自分の役割とあわせて伝えるとよいでしょう。

参考:松竹「統合報告書」

Q2.宣伝施策の効果をどう測り、次の施策にどう反映してきましたか

この質問で問われているのは、宣伝の成果を感覚ではなく数字で捉え、次の施策の改善につなげた実績の有無です。施策を実行した事実を伝えるにとどめず、結果をどう分析し、次の打ち手にどう生かしたかまで語ることが求められます。

統合報告書(2025年)では、演劇本部長が、これまでの興行が「勘」や「経験則」に頼ってきたことを課題とし、「可視化できるビジネスへと転換」する方針を示しています。実際に「編成室」の新設や、25歳以下を対象とした当日半額チケットの導入などが進められ、有価証券報告書(2026年2月期)によると、演劇事業のセグメント利益は17億2,300万円と前期の損失から黒字に転じています。

勘や経験則から数字にもとづく判断へと事業の進め方を切り替え、収益改善につなげている段階だからこそ、宣伝担当にも施策の効果を数字で検証できる人材が求められていると読み取れます。回答では、過去に担当した映像作品や公演の宣伝について、注目した指標とその結果、そこから行った改善を順に示すと効果的です。

参考:
松竹「統合報告書」
松竹「有価証券報告書」
松竹「キャリア採用/専門職採用」

Q3.劇場・映画館以外の接点(配信・SNS・グッズ)をどう組み合わせて、作品のファンを増やしましたか

この質問では、劇場や映画館といった対面の場に限らず、複数の接点を組み合わせて作品のファンを広げられるかが確認されていると考えられます。個別の施策を実行した経験よりも、チャネル同士を連動させて成果につなげた経験が大きなアピールになるでしょう。

松竹は統合報告書(2025年)において、対面による集客に依存した事業構造を変革する方針を掲げています。すでに「歌舞伎オンデマンド」などの配信やゲーム事業への参入が進められており、有価証券報告書(2026年2月期)では、その他セグメントの売上高が前期比37.5%増となっています。こうした新しい接点が増えるなかでは、劇場での宣伝と劇場外の取り組みを切り離さず、一体で設計する視点が欠かせません。

実際、求人情報によると、演劇本部宣伝の業務には、ポスターやチラシの製作、製作発表会見やイベントの実施、TVや新聞、雑誌へのパブリシティ活動、SNSへの投稿、動画制作が含まれています。そのため回答では、「複数の宣伝手法を担当した」という経験にとどめず、それらをどう組み合わせて作品のファンを増やしたかを、具体的な成果とあわせて伝えることが重要です。

参考:
松竹「統合報告書」
松竹「有価証券報告書」
松竹「キャリア採用/専門職採用」

松竹の志望動機の組み立て

松竹の選考を受けようと考えている方に向けて、志望動機の立て方の参考例をお伝えします。ぜひとも選考にお役立てください。

「名作に携わりたい」ではなく「IPを育てる側で生かしたい」を前に出す

非推奨例

『男はつらいよ』のような名作を生んできた松竹で、映画づくりに携わりたいと考えました

推奨例

前職で◯◯の宣伝を担当した経験を、自社発の作品をヒットIPへ育てる局面で生かしたいと考えました

名作への憧れを志望理由の中心に置くと、受け身な姿勢と受け取られやすく、自社製作を強化する松竹の方針ともマッチしません。現在の松竹が注力しているのは、自社で企画・製作する作品を増やし、ヒットIPへと育てることです。この取り組みに、自身の宣伝経験を生かして貢献できる点を示すことが効果的です。

統合報告書(2025年)では、他社の企画に頼る製作から「自社製作に回帰」する方針を示し、「年間10本の企画映画と4作品以上のテレビアニメ製作」を目標に掲げています。一方で有価証券報告書(2026年2月期)によると、映像関連事業は売上高529億円と全セグメント合計の約5割を占めるものの、セグメント利益は25億円にとどまります。売上高146億円で51億円の利益を生む不動産事業と比べると、作品を収益に結びつける力はまだ伸びしろが大きい段階と読み取れます。さらに求人情報では、アニメ事業部で宣伝プロデューサー候補(チーフ、アシスタント)を募集しており、IPの創出を宣伝面から担う人材を求めていることがうかがえます。

参考:
松竹「統合報告書」
松竹「有価証券報告書」
松竹「キャリア採用/専門職採用」

「伝統を守りたい」ではなく「データで新しい客層を広げたい」を前に出す

非推奨例

伝統ある歌舞伎を守り、次の世代に受け継いでいきたいと考えました

推奨例

宣伝施策の効果を数字で検証してきた前職の経験を、演劇の新しい客層を広げる取り組みに生かしたいと考えました

伝統の継承を志望理由の中心に置くと、現状維持を志向する姿勢と受け取られやすく、興行の進め方を見直している松竹の方針とも合致しません。現在、松竹の演劇本部が注力しているのは、勘や経験則に頼ってきた判断を数字にもとづくものへ切り替え、新たな観客を獲得することです。この変化に、自身の分析力や企画力を生かして貢献できる点を示すとよいでしょう。

統合報告書(2025年)では、演劇の興行を「可視化できるビジネスへと転換」する方針を掲げており、一般演劇についても「さまざまな挑戦を始めていく必要がある」という考えが示されています。実際に、歌舞伎座では25歳以下を対象とした当日半額チケットが導入され、有価証券報告書(2026年2月期)によると、演劇事業の売上高は前期比14.6%増となりました。さらに求人情報では、演劇本部宣伝の必須要件に「情報分析力」が挙げられており、数字をもとに宣伝を組み立てられる人材を求めていることがうかがえます。

参考:
松竹「統合報告書」
松竹「有価証券報告書」
松竹「キャリア採用/専門職採用」

「劇場で感動を届けたい」ではなく「劇場の外までファンとの接点を広げたい」を前に出す

非推奨例

劇場という特別な空間で、お客さまに感動を届けたいと考えました

推奨例

前職でSNSや動画を組み合わせた宣伝を担当した経験を、劇場の外まで作品のファンを広げる取り組みに生かしたいと考えました

劇場での体験を志望理由の中心に置くと、松竹の「劇場や映画館への集客で収益を上げる従来のビジネスモデル」にとどまった発想と受け取られる可能性があります。現在の松竹は、劇場を入口としつつ、配信やゲームなど劇場の外にもファンとの接点を広げる方向へ舵を切っています。志望動機では、こうした広がりを宣伝の立場からどう後押しできるかを語ると、説得力が増すでしょう。

統合報告書(2025年)では、従来の対面による集客に依存した事業構造を変革し、新たな収益モデルを構築する方針が示されており、劇場以外の収益源づくりが進められています。「歌舞伎オンデマンド」などの配信やゲーム事業もその一環です。有価証券報告書(2026年2月期)によると、ゲーム事業などを含むその他セグメントの売上高は、前期比37.5%増の34億円となりました。ただし全セグメント合計に占める割合は約3.5%にとどまり、劇場の外の収益源はまだ育成の途上にあります。なお、変えようとしているのは対面の集客に依存した収益の構造であり、劇場事業の縮小を示す記載は見当たりません。劇場を否定するのではなく、劇場の価値を外へ広げる視点で語るとよいでしょう。

参考:
松竹「統合報告書」
松竹「有価証券報告書」

「日本の伝統を世界に広めたい」ではなく「海外のファンに届く仕組みをつくりたい」を前に出す

非推奨例

歌舞伎という日本の伝統文化を、世界に広めることに貢献したいと考えました

推奨例

前職で◯◯の海外向けプロモーションを担当し、現地のパートナーやSNSを通じて海外からの◯◯(問い合わせ・購入・来場)を△%伸ばしました。この経験を、歌舞伎やアニメを海外のファンに届ける取り組みに生かしたいと考えました

伝統文化を世界へという思いは多くの応募者が口にするため、それだけでは差がつきにくく、海外展開を「どう進めるか」まで考えていないと受け取られる可能性があります。松竹が海外展開で求めているのは、作品や公演を海外の観客に届け、収益につなげる具体的な仕組みづくりです。

統合報告書(2025年)では、知的資本として「グローバル展開を見越したヒットIP創出」を掲げています。演劇本部内には「歌舞伎グローバル推進室」と「海外公演室」が設けられ、インバウンド向けの観劇ツアーを促進する方針も示されています。さらに求人情報では、演劇本部宣伝の歓迎要件に英語力が挙げられており、海外の観客を意識した宣伝ができる人材を求めていることがうかがえます。

参考:
松竹「統合報告書」
松竹「キャリア採用/専門職採用」

松竹で得られる経験・スキル

松竹では、映像関連事業と演劇事業を柱に、企画から二次利用までを社内で一気通貫して手がけながら、アニメの強化と劇場の外での収益づくりを進めています。この環境で働くことで得られる経験・スキルを、多くの職種に共通するものと、アニメ事業部のチーフプロデューサー・アシスタントプロデューサー、演劇本部宣伝といった職種ごとの専門性の両面から、公式情報をもとに整理しました。

得られる経験身につくスキル対象
企画から二次利用まで作品の収支を通しで追う経験作品ビジネス全体を見渡す力多くの職種(アニメ宣伝、演劇宣伝など)
製作や俳優、営業など社内外の関係者をまとめる経験調整力、交渉力多くの職種(演劇宣伝、アニメ宣伝など)
1つのIPを映画や舞台、商品、ゲームへ展開する経験セグメントをまたぐ展開の設計力多くの職種(アニメ宣伝、演劇宣伝など)
全国公開映画やテレビアニメの宣伝を統括する経験宣伝プロデュース力アニメ宣伝プロデューサー
アニメ作品の宣伝実務を幅広く担う経験映像宣伝の実務力アニメ宣伝プロデューサー補佐(アシスタント)
宣伝コンセプトの立案からSNS、動画までを束ねる経験統合的なプロモーションの企画力演劇本部宣伝ポジション

参考:
松竹「統合報告書」
松竹「キャリア採用/専門職採用」

多くの職種で共通して得られる経験・スキル

松竹では、アニメ宣伝や演劇宣伝などの職種で、事業構造・業務内容・戦略の3つの軸から共通する経験・スキルを得られます。具体的には、作品ビジネスの全体像をつかむ俯瞰力、社内外の多様な関係者との協業で磨かれる調整力、そしてIPの多角展開で養う展開の設計力の3つです。

作品ビジネスの全体像をつかむ俯瞰力
社内外の多様な関係者との協業で磨かれる調整力
IPの多角展開で養う展開の設計力

作品ビジネスの全体像をつかむ俯瞰力

松竹は、映画や演劇などの作品について、企画から映画館や劇場への配給、上映・上演といった興行、さらに公開後に配信や商品などへ展開する二次利用までを、自社で一貫して手がけています。統合報告書(2025年)では、この一気通貫のノウハウを強みとして挙げており、採用サイトでも映像調整部が作品収支を一気通貫でフォローし映画ビジネスの川上から川下まで関わると説明されています。作品づくりから公開後の展開までの工程を社内で担っていることから、作品ビジネス全体を見渡す力が身につく環境と考えられます。

出典:
松竹「統合報告書」
松竹「おしごと図鑑|私たちの事業と仕事」

社内外の多様な関係者との協業で磨かれる調整力

松竹の作品は、製作陣や俳優、販売営業など社内外の多くの関係者が関わって初めて形になるため、立場の異なる相手と協業する場面があります。統合報告書(2025年)でも、人材の強みとして「外部ステークホルダーとの高度な折衝力」が挙げられており、社内外との調整が松竹の仕事の土台になっていることがうかがえます。こうした環境で業務を重ねることで、多様な関係者の意見をまとめ、プロジェクトを前に進める調整力が磨かれると考えられます。

参考:
松竹「キャリア採用/専門職採用」
松竹「統合報告書」

IPの多角展開で養う展開の設計力

松竹では、1つの作品を映画にとどめず、舞台化や商品化、ゲーム化へと展開していく取り組みに関わる機会があると考えられます。実際に統合報告書(2025年)では、自社幹事アニメなどのIPを「映画や舞台、商品、ゲームなど、各セグメントが連携して多角的に展開」する方針が示されています。大型アニメの劇場公開にあわせて関連商品を展開し、ライセンス事業を強化する方針も掲げられています。こうした環境では、たとえばヒットしたアニメ作品を舞台化するのか、グッズやゲームに展開するのかといったように、作品ごとにふさわしい展開先を見極め、関係部門と連携して形にしていく経験を積めます。その過程で、作品の価値を複数の収益源へとつなげる展開の設計力が身につくと考えられます。

参考:
松竹「統合報告書」
松竹「有価証券報告書」

職種別に得られる経験・スキル

松竹では、配属される職種によって得られる経験・スキルの中身が異なります。具体的には、アニメ事業部のチーフプロデューサーでは全国公開作品の宣伝を統括するプロデュース力、アシスタントプロデューサーではアニメ宣伝の現場で磨かれる実務力、演劇本部宣伝では多様な宣伝施策を一つにまとめる企画力です。

ここでは、松竹の公開求人として募集されているアニメ事業部の2職種と、演劇本部宣伝ポジションを取り上げています。

全国公開作品の宣伝を統括するプロデュース力(アニメ宣伝プロデューサー)
アニメ宣伝の現場で磨かれる実務力(アニメ宣伝プロデューサー補佐)
多様な宣伝施策を一つにまとめる企画力(演劇本部宣伝)

アニメ宣伝プロデューサー:全国公開作品の宣伝を統括するプロデュース力

チーフプロデューサーは、アニメ作品の宣伝プロデューサー業務全般を担う立場です。統合報告書(2025年)で松竹はアニメの強化を「最重要課題」と位置づけ、有価証券報告書(2026年2月期)によると同期にアニメ10作品を公開しています。この規模から、全国公開作品の宣伝を統括し、プロデュース力を磨く経験を積みやすいと考えられます。

統合報告書(2025年)では年間10本の企画映画と4作品以上のテレビアニメ製作を目標に掲げ、自社幹事作品を増やす方針も示されています。そのため、これまでの経験を土台に、自社発の作品をヒットIPへ育てる宣伝を主導する立場に携わる可能性があると考えられます。

参考:
松竹「統合報告書」
松竹「有価証券報告書」
松竹「キャリア採用/専門職採用」

アニメ宣伝プロデューサー補佐:アニメ宣伝の現場で磨かれる実務力

アニメ宣伝プロデューサー補佐は、宣伝全体を統括するプロデューサーとは異なり、宣伝の現場で施策の実行を担う立場です。有価証券報告書(2026年2月期)によると、松竹は同期にアニメ10作品を公開しており、複数の作品の宣伝が並行して動くと想定されます。そのため、作品ごとに異なる宣伝の実務を数多く手がけることで、アニメ宣伝の現場で磨かれる実務力を積み上げやすいと考えられます。

また、求人情報によると、応募資格は「他メーカーでの宣伝経験」または「宣伝会社での映画宣伝・アニメ宣伝経験」です。宣伝会社などで培った経験を土台に、作品を持つ側の立場でアニメ宣伝のキャリアを積み上げられる点も特徴です。

統合報告書(2025年)では大型アニメの劇場公開と同時に関連商品を展開する方針も示されており、宣伝に加えて作品の周辺展開に関わる可能性もあります。

参考:
松竹「有価証券報告書」
松竹「統合報告書」
松竹「キャリア採用/専門職採用」

演劇本部宣伝:多様な宣伝施策を一つにまとめる企画力

演劇本部宣伝ポジションは、歌舞伎座や新橋演舞場などの直営劇場、地方巡業、外部劇場で上演される歌舞伎・ストレートプレイ・ミュージカルの宣伝を担います。

松竹は統合報告書(2025年)で、従来の対面による集客に依存した事業構造を変革する方針を示しており、シネマ歌舞伎や「歌舞伎オンデマンド」などで、劇場に足を運ぶ観客以外にも作品を届ける取り組みを進めています。こうした方針のもと、従来の宣伝に加えてSNSや動画などの方法も組み合わせ、多様な宣伝施策を一つにまとめる企画力を磨く経験を積みやすいと考えられます。

また、求人情報では演劇業界での宣伝PR経験を歓迎要件にとどめており、業界未経験でもこれまでの企画立案や社内外との調整の経験を土台に、宣伝のキャリアを積める点も特徴です。前職で培った経験を演劇の宣伝に生かしながら、施策の効果を数字で検証し、宣伝を組み立てる力を身につけられるでしょう。

参考:
松竹「キャリア採用/専門職採用」
松竹「統合報告書」

松竹の年収と離職率

松竹は、平均年収830万1,791円と全国平均・情報通信業平均を大きく上回る水準にあります。離職率は公表されていませんが、平均勤続年数は14.6年と業界平均を上回っており、一定の定着はあると考えられます。

以下で、給与水準の高さと定着の状況の両面から、松竹の待遇を数値で見ていきます。

松竹の平均年収は830万1,791円

松竹の平均年収は830万1,791円(2026年2月期)と、全国平均・情報通信業平均のいずれも大きく上回る水準にあります。平均年齢42.3歳、平均勤続年数14.6年と、経験を重ねた社員が定着していることが、給与水準の積み上がりを支えていると考えられます。

比較対象平均年収差
松竹830万1,791円-
全国平均396万4,800円+433万6,991円
情報通信業平均469万2,000円+361万9,791円

出典:
松竹「有価証券報告書」
厚生労働省「令和6年賃金構造基本統計調査 結果の概況」

また、過去5年間の推移を見ると、直近期を除いて増加が続いています。2022年2月期から2025年2月期まで3期連続で上昇し、2026年2月期は前期比で減少しました。なお、直近期は従業員数が602人から619人に増え、平均年齢が42.6歳から42.3歳、平均勤続年数が15.6年から14.6年に下がっています。中途入社者の増加など人員構成の変化が、平均年収を押し下げた可能性があります。

年度平均年収前年度との差分
2026年2月期830万1,791円-16万9,608円
2025年2月期847万1,399円+29万4,301円
2024年2月期817万7,098円+19万6,943円
2023年2月期798万155円+24万8,972円
2022年2月期773万1,183円-

出典:
松竹「有価証券報告書」
松竹「中途採用比率」

松竹の離職率

松竹の離職率は公表されていません。

ただし、平均勤続年数は業界平均を上回っており、中途入社者が増加するなかでも、人材が定着しやすい環境が維持されていると考えられます。

有価証券報告書(2026年2月期)によると、松竹の平均勤続年数は2022年2月期の16.4年から、2026年2月期には14.6年まで短くなっています。数字の推移を見ると、社員の定着が弱まっているようにも見えますが、厚生労働省の調査による情報通信業平均11.9年と比べると、2.7年長い水準です。

また、中途採用比率は2024年度に63%、2025年度に50%と、採用の半数以上を中途入社者が占める水準で推移しています。入社して間もない中途入社者が増えれば、平均勤続年数は自然と下がります。そのため、平均勤続年数の低下は、必ずしも定着率の低下を示すものではありません。

以上の一次情報から、松竹は採用の半数以上を中途入社者が占めるなかでも、平均勤続年数が情報通信業平均を上回っており、一定の定着はあると考えられるでしょう。

参考:
松竹「有価証券報告書」
松竹「統合報告書」
松竹「中途採用比率」
厚生労働省「令和6年賃金構造基本統計調査 結果の概況」

松竹の働き方

松竹の働き方は、本社勤務の職種か、劇場や映画館などの現業部門かで変わります。リモートワークは本社勤務の職種と現業部門とで適用に差があり、転勤・異動の範囲も採用区分によって変わります。福利厚生は、病児保育・ベビーシッター補助や自己啓発支援に加え、映画演劇鑑賞補助といったエンタメ企業ならではの制度もあり、比較的手厚く整備されています。

リモートワークの可否について

松竹のリモートワークは、制度として整備されているものの、実際の活用は配属される部署の働き方に左右されます。本社勤務の職種と、劇場や映画館といった現業部門とで、勤務形態そのものが異なるためです。

採用サイトによると、テレワーク勤務は部署の働き方に合わせて活用する制度とされています。一方、中途採用の求人情報では、公開中の求人がいずれもフレックスタイム制と記載されているものの、リモートワークに関する記載はありません。

一方、劇場や映画館などの現業部門はシフト制で、現場での対応が前提となるため、リモートワークの適用は限定的とみられます。なお、テレワーク実施率などの実績値は、確認できた採用サイトや有価証券報告書には記載がありませんでした。応募する職種でリモートワークを利用できるかは、選考の案内を受けた段階で確認しておくとよいでしょう。

参考:
松竹「働く人々を支える制度」
松竹「キャリア採用/専門職採用」

転勤と異動の有無について

松竹の中途採用において、転勤や異動の範囲がどこまで及ぶかは、確認できた公式情報からは明らかになっていません。公開中の求人情報では、いずれも勤務地が東京本社(東銀座の東劇ビル)で、転勤の有無については記載がありません。参考までに新卒採用の募集要項によると、勤務地は「本社(東京)および支社(大阪)、その他営業所」とされ、よくある質問では入社後4年間適用されるジョブローテーション制度が紹介されています。また、福利厚生の借り上げ社宅は「転勤者」を対象としており、会社として転勤自体はあることがわかります。

ただし、中途採用は職種を限定した募集であり、新卒採用と同じ制度が適用されるとは限りません。このほか、統合報告書(2025年)では、直営の劇場として東京の歌舞伎座・新橋演舞場、大阪松竹座、京都の南座が挙げられ、社内公募で映画館の運営部門へ異動した例も紹介されています。

ただし大阪松竹座は2026年5月の公演を最後に閉館しており、有価証券報告書(2026年2月期)にはビルの解体工事に着手する決議が記載されています。中途採用者の転勤・異動の実際の範囲は、応募時に個別の求人票や面接で確認することをおすすめします。

参考:
松竹「キャリア採用/専門職採用」
松竹「採用情報」
松竹「松竹をもっと知るための15のQ&A」
松竹「働く人々を支える制度」
松竹「統合報告書」
松竹「有価証券報告書」

福利厚生について

松竹には、借り上げ社宅や病児保育・ベビーシッター補助、自己啓発支援といった福利厚生が整っています。加えて、映画や演劇の鑑賞費用を補助する「映画演劇鑑賞補助」など、エンタメ企業ならではの制度も利用できます。福利厚生倶楽部や食事券補助で日々の生活を支えつつ、作品に触れる機会や学び直しの費用まで補助する形で、仕事と生活の両面をサポートしているのが特徴です。

カテゴリ福利厚生
住宅関連・借り上げ社宅(転勤者や実家から通勤1時間以上の新卒採用者に限る)
育児・介護関連・育児時短(小学6年終業まで)
・病児保育・ベビーシッター補助
・介護休業(通算1年)
活動・学習関連・映画演劇鑑賞補助(年間上限6,000円)
・自己啓発支援(費用の7割を会社負担、年間上限5万円)
その他・食事券補助
・福利厚生倶楽部
・従業員持株制度
・選択制確定拠出年金制度

出典:松竹「働く人々を支える制度」

松竹の求める人物像

松竹

求める人物像

エンターテインメントへの熱意を持ち続けられる人
社内外の関係者と協業して成果を出せる人
結果を数字で捉え、次の手を考えられる人
前例にとらわれず、新しい展開に挑める人

松竹によると、何より大切なのは「エンターテインメントの力を信じている、という揺るぎない想い」です(新卒採用 募集要項)。そのうえで、統合報告書(2025年)では人事部が求める人物像として、「チーム志向」「マーケット志向」「主体志向」の3つを掲げています。

エンターテインメントへの熱意を前提に、社内外のパートナーと協業する力、マーケットを意識して判断する視点、変化を恐れず挑戦する姿勢の3つが重視されています。

参考:
松竹「新卒採用 募集要項」
松竹「統合報告書」

エンターテインメントへの熱意を持ち続けられる人

松竹は新卒・中途採用を問わず、エンターテインメントの力を信じ、作品や演劇への熱意を持ち続けられる人物を求めています。映画・アニメや歌舞伎をはじめとする演劇、不動産など多角的に事業を展開しており、部門ごとに業務内容が大きく異なります。そのなかでも「エンターテインメントの力を信じる」という価値観を共有することで、職種や配属を越え、作品をお客さまに届ける共通の目標に向かって連携できるためです。作品への熱意を、関係者を動かして成果に変える行動に結びつけられるかどうかが、入社後に活躍するための土台になります。

参考:
松竹「採用情報」
松竹「キャリア採用/専門職採用」
松竹「統合報告書」

社内外の関係者と協業して成果を出せる人

松竹は「チーム志向」として、社内外のパートナーと協業し成果を出せる人物を求めています。たとえば演劇本部宣伝の業務には、製作プロデューサーや俳優との交渉、販売営業との連携といった調整が多く含まれています。立場の異なる相手と合意を取りながら施策を形にする力が、作品をヒットに導くうえで欠かせません。また松竹は、対面での集客に頼る事業構造を見直し、作品を映画や舞台、商品、ゲームへと広げています。そのため、自部門に限らず他の事業部門や社外のパートナーとも連携し、作品の価値を高められる人物も歓迎されるでしょう。

参考:
松竹「統合報告書」
松竹「キャリア採用/専門職採用」

結果を数字で捉え、次の手を考えられる人

松竹では、取り組みの結果を数字で捉え、市場の動きを踏まえて次の一手を考えられる人物が求められます。宣伝や興行の成果は、動員や興行収入といった数字に表れます。そのため、感覚ではなくデータを根拠に施策を組み立て、その効果を検証できるかどうかが、作品の収益を左右します。また、松竹の演劇本部は、これまで「勘」や「経験則」に頼ってきた興行を可視化できるビジネスへ転換する方針を掲げています。こうした方針から、従来のやり方にとらわれず数字をもとに判断する姿勢や、施策の結果を振り返り次の改善に生かす姿勢も、宣伝と興行の両面で重視されます。

参考:
松竹「統合報告書」
松竹「キャリア採用/専門職採用」

前例にとらわれず、新しい展開に挑める人

松竹では、前例にとらわれず新しい手法や事業展開に取り組み、成果につなげられる人物が求められます。伝統ある作品や興行を扱う松竹では、従来のやり方を踏襲するだけでは、新たな観客層の獲得が難しいためです。実際に、演劇の生配信やゲーム事業など劇場以外での事業展開を進めており、演劇本部でも演劇のアセットを生かした新規事業に取り組んでいます。こうした環境では、事業環境の変化に柔軟に対応し、新たな取り組みを主体的に進められる人や、従来の手法を見直して成果の向上につなげられる人が重視されると考えられます。

参考:
松竹「統合報告書」
松竹「キャリア採用/専門職採用」

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会社概要

会社名松竹株式会社
設立1920年11月
代表者代表取締役社長 社長執行役員 髙𣘺 敏弘
資本金330億1,800万円
本社所在地東京都中央区築地4丁目1番1号 東劇ビル
公式Webサイト・松竹
・会社概要
採用ページ・キャリア採用/専門職採用
・キャリア登録
・新卒採用情報
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