当サイトはFactBoard株式会社が運営しています。本ページは一部PRを含みます。この記事では、ゼンリンへの転職を検討している方に向けて、「やばい」「やめとけ」といわれている理由をお伝えします。ネット上の噂の真偽や、その背景にある実態を調査しましたので、ぜひ本記事で正しい企業理解につなげてください。
目次
当サイトはFactBoard株式会社が運営しています。本ページは一部PRを含みます。この記事では、ゼンリンへの転職を検討している方に向けて、「やばい」「やめとけ」といわれている理由をお伝えします。ネット上の噂の真偽や、その背景にある実態を調査しましたので、ぜひ本記事で正しい企業理解につなげてください。
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ゼンリンは、全国約2,200タイトルの住宅地図データをはじめとする地図・位置情報データの整備・提供をメイン事業とする情報サービス企業です。1948年の創業以来、独自の現地取材網によって全国すべての自治体を網羅する住宅地図データを整備し続けており、この規模のデータベースを保有するゼンリンは国内有数とされています。
このほかにも、この地図・位置情報データベースを活かし、カーナビゲーション向け地図データの提供や自動運転向け高精度3次元地図データの開発、位置情報を活用したマーケティング支援なども手がけています。
本記事では、公式データと客観的な事実から評判の真相を徹底解明します。
株式会社ゼンリン 転職情報
平均年収
601
万円
2026年3月
0
2,000
業界水準
469
万円
平均年齢
47.11
歳
2026年3月
20
70
業界水準
40.8
歳
平均残業時間
12.38
時間
2026年3月
0
100
業界水準
16.4
時間
離職率
2.2
%
2026年3月
0
100
業界水準
10.2
%
有休取得率
70.6
%
2026年3月
0
100
業界水準
63.2
%
※上記数値は全て該当企業の有価証券報告書、決算資料、公式ホームページといった公的な情報源より引用しております。
ゼンリンが「やばい」といわれている理由には、「離職率が高い」「残業時間が長い」などさまざまな内容があるようです。ただし、憶測やイメージから噂が広がっている場合もあるため、公式情報から「ゼンリンがやばいといわれている理由」と「その真偽」を確かめていきましょう。
ゼンリン
やばいといわれている理由
「ゼンリンの離職率が高い」という噂は、誤りです。公式情報として開示されている離職率は、全体平均・業界平均のいずれも下回っています。
人的資本(データ指標・実績)によると、ゼンリンの離職率(単体・定年退職を除く)は2.2%です。厚生労働省による全体平均14.2%および情報通信業平均10.2%を下回る水準にあります。ただし、ゼンリンが開示する2.2%は定年退職を除いた離職率であり、定年退職を含む厚生労働省の統計とは算出範囲が異なる点には留意が必要です。
噂が出回る背景には、中途採用比率が44.6%と人の出入りが目立つことや、平均年齢が47.11歳と高いことが影響しています。そのため、「長期で残る社員は多いが、若手は定着しにくいのではないか」という印象を持たれやすいのでしょう。転職を検討する際は、数値の算出範囲まで確認したうえで判断すると実態とのギャップを避けられます。
参考:
ゼンリン「人的資本(データ指標・実績)」
厚生労働省「雇用動向調査」
結論からお伝えすると、「ゼンリンの年収が低い」という噂は一部事実です。これは、全国平均や業界平均を上回っているものの、特定の競合他社と比較すると水準が届かないことが主な理由です。
有価証券報告書(2026年3月期)によると、ゼンリンの単体平均年収は601万3,242円となっています。厚生労働省の調査による全国平均396万4,800円や情報通信業平均469万2,000円と比較すれば高い水準といえるでしょう。しかし、競合である昭文社の平均年収は670万388円であり、これと比較すると及ばないのが実情です。
こうした噂が広まった背景には、ゼンリンがIT・情報通信業界内で待遇を比較されやすいポジションにあることが挙げられます。そのため、業界平均を上回る競合他社と比較され、「年収が低いのでは」という印象につながっている可能性があります。
参考:
ゼンリン「有価証券報告書」
昭文社「有価証券報告書」
厚生労働省「令和6年賃金構造基本統計調査 結果の概況」
「ゼンリンは将来性が乏しい」という噂は、必ずしも事実とはいえません。売上高や自己資本比率は上昇基調にある一方、営業利益は増減を繰り返しているためです。
有価証券報告書等によると、ゼンリンの業績推移は以下のとおりです。
| 決算期 | 売上高 | 営業利益 |
|---|---|---|
| 2022年3月期 | 590億5,300万円 | 26億7,000万円 |
| 2023年3月期 | 589億3,300万円 | 17億9,900万円 |
| 2024年3月期 | 613億3,500万円 | 19億8,100万円 |
| 2025年3月期 | 643億6,300万円 | 39億2,300万円 |
| 2026年3月期 | 642億7,700万円 | 35億200万円 |
出典:ゼンリン「有価証券報告書等」
売上高は2025年3月期から2026年3月期にかけてわずかに減少しましたが、直近5期全体で見れば増加傾向といえるでしょう。主な要因は、カーナビゲーション用データ(オートモーティブ関連)の需要回復と、公共ソリューション事業の成長にあります。
一方、営業利益は年度ごとの変動が大きくなっています。これは、自動車生産動向に連動したカーナビ用データの販売増減や、人件費・原材料費といった営業費用の変動が影響しているためです。
| 決算期 | 営業利益率 | 自己資本比率 |
|---|---|---|
| 2022年3月期 | 4.52% | 61.3% |
| 2023年3月期 | 3.05% | 65.4% |
| 2024年3月期 | 3.23% | 65.3% |
| 2025年3月期 | 6.10% | 67.4% |
| 2026年3月期 | 5.45% | 67.9% |
出典:ゼンリン「有価証券報告書等」
自己資本比率は5期を通じておおむね上昇基調にあり、財務省による全体平均42.1%と比較しても財務基盤は着実に強化されています。この主な理由は、当期純利益の計上による利益剰余金の積み上がりと、投資有価証券の圧縮・時価変動による総資産の縮小にあります。
「将来性が乏しい」という噂の根拠には、地図情報という成熟した事業を祖業としつつ、カーナビ関連(モビリティソリューション事業)の売上高減少など主力事業の一部に陰りが見えることや、単年での営業利益の振れ幅が大きいことが考えられます。
参考:財務省「法人企業統計調査 調査の結果」
「ゼンリンの残業時間が長い」という噂は一部事実といえます。全体平均は上回るものの、情報通信業平均は下回る水準にあるためです。
人的資本(データ指標・実績)によると、ゼンリンの月平均残業時間は12.38時間(2026年3月度・単体)です。これは、厚生労働省による全体平均10時間、情報通信業平均16.4時間の間に位置する水準といえます。
「残業時間が長い」という噂が広まる背景には、全体平均と比べれば長めの残業時間であることに加え、地図データの更新・納期対応など繁閑差のある業務特性が影響していると考えられます。転職を検討する際は、担当する部署や繁忙期によって残業時間に差が出る可能性がある点を踏まえておくと、入社前後でのギャップを防げるでしょう。
参考:
ゼンリン「人的資本(データ指標・実績)」
厚生労働省「毎月勤労統計調査 2025(令和7)年11月分結果速報」
「ゼンリンにはパワハラがある」という噂は、必ずしも事実とはいえません。パワーハラスメントの具体的な発生事案や、ハラスメント専用の相談窓口の設置状況について、公式情報では確認できないためです。
参考指標として、ガバナンスによると、ゼンリンはコンプライアンス状況のモニタリングと内部通報者保護を目的に、内部通報窓口を社内・社外の双方に設置しています。また、人的資本(データ指標・実績)によれば、ハラスメント防止に関するEラーニングの受講率は97%となっており、ハラスメントを含むコンプライアンス教育も実施されています。
このような噂の背景には、公式に確認できる事案がないにもかかわらず、特定部署や個別のマネジメントに関する体験談が一般化して語られている可能性があるとみられます。
参考:
ゼンリン「ガバナンス」
ゼンリン「人的資本(データ指標・実績)」
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ゼンリンに向いているのは、全国網羅のデータを活かし、自治体向けの提案を極めたい人です。また、自動運転向けの最先端システム開発に携わりたい人や、ブランド力を活かした法人営業経験を積みたい人も、ゼンリンでの活躍の機会が広がっています。
ゼンリンに向いているのは、「全国網羅の住宅地図データを強みに、自治体向けGIS(地理情報システム)営業を目指す人」です。
ゼンリンは中長期経営計画「ZENRIN GROWTH PLAN 2030」において、公共ソリューション事業を重要な成長領域と位置づけているからです。
同資料によると、2030年3月期までに売上高105億円規模への拡大とソリューションの標準化を目標に掲げており、中央省庁から全国の自治体までを対象とした防災マップ制作や災害時支援協定など、地域インフラに直結する提案活動を強力に推進しています。
入社後は自治体窓口への提案・折衝からスタートし、技術部門と連携しながら地域の課題に応じたGISの要件定義やカスタマイズ提案へと業務の幅を広げます。この過程で自治体特有の業務プロセスや防災・都市計画分野の提案ノウハウが身につきます。将来的には自治体営業のリーダーやソリューション企画へのキャリアアップはもちろん、自治体DXを推進した実務経験は、行政向けSaaS企業やシステムインテグレーター(SIer)でも高く評価されます。
このように、全国網羅の地図データという独自の強みを武器に、自治体DXや防災・まちづくりの現場で質の高い提案スキルを磨き、行政課題の解決に貢献したい人にとって最適な環境です。
参考:
ゼンリン「ZENRIN GROWTH PLAN 2030」
ゼンリン「IR情報」
「自動運転向け高精度3D地図基盤のシステム開発に携わりたい人」も向いている特徴の1つです。
これは、「ZENRIN GROWTH PLAN 2030」において、センチメートル単位の高精度3D地図や次世代ドライバー支援システム(AD/ADAS)向けコンテンツの採用拡大が成長戦略の柱として掲げられているからです。
実務では、PostgreSQL・C++・Pythonなどの技術スタックを用い、時空間データベースの変換・検査システムやデータ作成基盤の開発に要件定義から実装まで一貫して携わります。大規模な地図データ基盤を設計・運用する技術力が身につき、将来はリードエンジニアとしての活躍が期待できます。また、高精度測位や時空間データを扱った経験は、自動車メーカーやMaaS事業者など、最新テクノロジー領域でも非常にニーズの高いキャリアとなります。
このように最先端のデータ技術を駆使し、要件定義から実装まで自らの手で地図基盤を作り込みながら、自動運転やデジタルツインの未来を支えたい人にぴったりの環境です。
参考:
ゼンリン「ZENRIN GROWTH PLAN 2030」
ゼンリン「IR情報」
3つ目の特徴は、「圧倒的なブランド力を活かした法人向け広告営業の経験を積みたい人」です。
これは、ゼンリンのマーケティングソリューション事業は売上高約65億円(全社売上高の約10%)を占める主力事業の1つであり、「ZENRIN GROWTH PLAN 2030」で2030年3月期までに85億円規模への拡大を目指しているからです。
個店や法人への広告提案からキャリアを始め、徐々に複数業種を横断するマーケティング企画へと役割を広げます。信頼度の高いブランド名を背負って営業を行うため、クライアントとの深い関係構築力や説得力のある提案力が自然と磨かれます。将来的に事業部内の商品企画や営業リーダーを目指せるほか、地域に根ざした法人営業の実績は、大手広告代理店や地域創生事業を手がける企業でも強く評価される強みとなります。
このように高いブランド価値をフルに活用し、多様な業種の課題に応えるマーケティング営業を通じて、将来どこでも通用する営業力と企画構築力を身につけたい人に最適な環境です。
参考:
ゼンリン「ZENRIN GROWTH PLAN 2030」
ゼンリン「IR情報」
ゼンリンに向いていない可能性があるのは、地図帳や旅行ガイドなど消費者向けコンテンツの企画・編集に携わりたい人です。また、少人数チームでゼロから新規事業を立ち上げたい人も、ゼンリンの風土にギャップを感じる場合があります。
ゼンリンに向いていない可能性があるのは、「地図帳や旅行ガイドの企画編集に携わりたい人」です。
これは、ゼンリンの主力事業が法人・自治体向けの住宅地図やGIS商品の提案営業であり、一般消費者向けの出版物を扱っていないためです。
IR情報によると、対象顧客は建設業・不動産業・官公庁など法人が中心であり、求められるのは商品を自ら作り込む編集力よりも、既存のデータベース商品を法人に提案し届ける営業力です。
一方、出版・旅行ガイドブックを主力とする企業であれば、紙面の編集や旅行コンテンツの企画そのものが主業務となり、消費者に直接届く書籍・アプリコンテンツの制作に携わることができます。
そのため、自らコンテンツを企画・編集する仕事を望む人には、ゼンリンの事業構成が合わない場合があります。
参考:ゼンリン「IR情報」
「消費者向け地図アプリのUI/UXデザインを手がけたい人」も、ゼンリンに向いていない可能性があります。
これは、ゼンリンのシステム開発が自治体・企業向けのGISソフトや時空間データベース基盤の開発を中心としているためです。
中期経営計画「ZENRIN GROWTH PLAN 2030」によると、エンジニアや開発職に求められる主な役割は、PostgreSQL・C++・Pythonなどを用いたバックエンド開発やデータベース基盤の構築です。BtoCプロダクトを主軸とするIT企業のように、一般ユーザーが日常的に触れる画面のUI/UX改善や、消費者向け施策の意匠デザインに直接携わる機会は限られています。
そのため、消費者が直接使うアプリのUI/UXデザインやフロントエンド制作を主体的に行いたい人には、ゼンリンの開発環境や担当領域が適さない場合があります。
参考:ゼンリン「ZENRIN GROWTH PLAN 2030」
3つ目の特徴は、「少人数チームで新規事業の立ち上げを担う事業開発を目指す人」です。
これは、ゼンリンの成長戦略は、既存の強みである膨大な地図データベースや顧客基盤を土台とし、それらを拡張・発展させていくアプローチが中心だからです。
「ZENRIN GROWTH PLAN 2030」では、2026〜2027年3月期を「土台づくり」、2028〜2030年3月期を「利益拡大」の期間と位置づけ、売上高780億円、ROE10%以上を目指しています。スタートアップや構造改革中の企業のように、経営体制を一新してゼロから新規事業を立ち上げる環境に比べ、既存アセットを最大化する着実な事業展開が求められます。
このように既存の基盤に縛られず、少人数で裁量を持って完全に新しい事業を創出したいと考える人には、ゼンリンの事業開発プロセスが理想と異なる場合があります。
参考:ゼンリン「ZENRIN GROWTH PLAN 2030」
ゼンリンへの転職でよくある質問をまとめました。「就職難易度はどのくらい?」「ホワイト企業?」など、気になることがある方はチェックしてみましょう。
ゼンリンの就職難易度は、やや高めといえます。
人的資本(データ指標・実績)によると、中途採用人数は62名(2026年3月度)、中途採用比率44.6%と、採用比率89%の競合ジオテクノロジーズに比べて採用の間口が狭くなっています。経験年数も一般職・管理職問わず「2〜5年」の手堅い実務経験を求める傾向があり、ジオテクノロジーズの「未経験歓迎」求人とは対照的です。スキル面でもゼンリンは顧客折衝や上流工程の連携力を広く求める一方、ジオテクノロジーズは機械学習やGIS設計など特定分野の専門性を重視するポジションが目立ちます。
参考:
ゼンリン「人的資本(データ指標・実績)」
ジオテクノロジーズ「採用情報」
ゼンリンは、働きやすさの整った企業といえるでしょう。
人的資本にあるとおり、女性活躍を評価する「えるぼし」や健康経営に取り組む企業への「健康経営優良法人」を取得しており、こうした制度面の整備は数値にも表れています。人的資本(データ指標・実績)によると、有給休暇取得率は70.6%(2026年3月度)で、厚生労働省による情報通信業平均63.2%を上回ります。また、有価証券報告書(2026年3月期)による平均勤続年数も18.39年と、業界平均11.9年を上回っています。休暇の取りやすさと定着率の高さがともに業界平均を超えている点から、働きやすさを大切にする企業の姿勢がうかがえます。
参考:
ゼンリン「人的資本」
ゼンリン「人的資本(データ指標・実績)」
厚生労働省「令和4年就労条件総合調査 結果の概況」
厚生労働省「令和6年賃金構造基本統計調査 結果の概況」
ゼンリンは、難関大学から地方大学まで全国の幅広い人材を採用している点が特徴です。東京大学・京都大学などの難関国立に加え、早慶・MARCH・関関同立をはじめとする主要私立大学が手厚く網羅されています。同時に、全国各地の地方国公立大学や、外国語・芸術・理系などに強みを持つ専門性の高い大学もバランスよく含まれており、学力水準だけでなく多様なバックグラウンドを持つ層を採用していることがうかがえます。
| 地域 | 大学名 |
|---|---|
| 北海道 | 北海道大学 |
| 東北 | 東北大学、弘前大学、福島大学 |
| 関東 | 青山学院大学、茨城大学、お茶の水女子大学、学習院大学、神奈川大学、群馬大学、慶應義塾大学、駒澤大学、成蹊大学、専修大学、千葉大学、中央大学、筑波大学、東海大学、東京大学、東京外国語大学、東京造形大学、東京都立大学(首都大学東京)、東京農業大学、東京薬科大学、東京理科大学、東洋大学、日本大学、一橋大学、フェリス女学院大学、法政大学、明治大学、横浜市立大学、立教大学、早稲田大学 |
| 中部 | 愛知大学 |
| 近畿 | 大阪大学、大阪経済大学、関西大学、関西外国語大学、関西学院大学、京都大学、京都女子大学、近畿大学、神戸大学、神戸市外国語大学、滋賀県立大学、同志社大学、兵庫県立大学、立命館大学、龍谷大学、和歌山大学 |
| 中国・四国 | 愛媛大学、岡山県立大学、高知大学、高知工科大学、下関市立大学、山口大学 |
| 九州・沖縄 | 大分大学、鹿児島大学、北九州市立大学、九州大学、九州工業大学、熊本大学、熊本県立大学、佐賀大学、西南学院大学、長崎大学、福岡大学、福岡女子大学、宮崎大学、立命館アジア太平洋大学、琉球大学 |
ゼンリンへ転職するにあたって、面接の最後にある「逆質問」はアピールの場であると同時に、あなた自身が企業を評価する貴重なチャンスです。ここでは、ゼンリンの面接時に聞いておくべき質問を3つご紹介します。
御社はAI活用を進めているとのことですが、今後さらにAI技術に力を入れていくというイメージで合っていますか?
ZGP2030のAI活用による空間情報拡張は、どの工程から中途人材の知見を取り入れることを想定されていますか?
1つ目は、「AI活用による空間情報拡張・生産性向上」に関する質問です。
NG例のように、すでに中期経営計画などで公表されている事業方針を「~で合っていますか?」と確認するだけでは、調べればわかる情報をなぞっている印象を与えます。企業研究の浅さや受け身な姿勢が目立ち、自分の強みをどう活かすかという主体的な意欲が伝わりません。
一方、お手本例は「ZENRIN GROWTH PLAN 2030」の内容を踏まえ、自らの参画フェーズや役割を問いかけています。こうした質問からは、事業戦略を深く読み込んでいることだけでなく、入社後にどの工程で即戦力として貢献できるかを具体的にイメージして面接に臨んでいる姿勢も面接官に伝わります。
ZENRIN GROWTH PLAN 2030および価値創造プロセスでは、技術面の柱として「AI活用による空間情報の拡張と生産性向上」が公式に掲げられています。中途入社者としてどの工程・フェーズから即戦力として関与できるかを事前に把握しておくことで、入社後のミスマッチを防ぐことができます。
参考:
ゼンリン「ZENRIN GROWTH PLAN 2030」
ゼンリン「価値創造プロセス」
地図データ作成システムの基盤開発は要件定義から実装まで携わるとのことですが、具体的にはどのような業務の流れになりますか?
要件定義〜実装を担う中で、中途入社者にはどのような役割を期待されますか?
2つ目は、「地図データ作成システムの基盤開発」に関する質問です。
NG例のように、単に「業務の流れ」を聞くだけでは、会社案内や求人票の記載内容を追認するだけの質問になってしまいます。自発的に働く姿勢が見えず、「説明を待つだけの求職者」という印象を持たれてしまうリスクがあります。
一方、お手本例は、開発プロセス全体(要件定義〜実装)を把握したうえで、中途採用者に求められる具体的な期待値や役割に焦点を当てている点が特徴です。立ち上がりの早さや成果へのコミットを意識している姿勢が示せ、即戦力としての熱意をアピールできます。
地図データ作成システムの基盤開発では、要件定義から実装までを一貫して担う体制です。入社直後にどの工程から関与するかを把握しておくことで、即戦力としての立ち上がり方やキャッチアップに必要な準備を具体化できます。
自動運転やMaaSなど次世代モビリティ社会を支える空間情報基盤を提供されているとのことですが、今後も注力していく分野なのでしょうか?
自動運転やMaaS向けの空間情報基盤を提供されているとのことですが、モビリティ領域で中途エンジニアが活躍する事例があれば伺いたいです。
3つ目は、「自動運転・MaaS等次世代モビリティを支える空間情報基盤」に関する質問です。
NG例のように注力分野かどうかを問う質問は、企業のIR情報やニュースリリースを見れば一目瞭然であり、企業分析の不足を感じさせます。また、質問自体が抽象的で、面接官側も「注力しています」としか答えようがありません。
一方、お手本例は、成長領域であるモビリティ分野を特定したうえで、自身と近い立場である「中途エンジニア」の具体的な活躍事例を求めています。自分が参画した際のキャリアパスを真剣に描いていることが伝わり、成長意欲の高い人材として好評価につながります。
自動運転やMaaSなど次世代モビリティ社会を支える空間情報基盤の提供は、ゼンリンが担う事業領域の一つです。モビリティ関連の業務範囲のうち、入社後最初に任される部分を把握しておくことで、必要な準備や立ち上がりのイメージが明確になります。
ゼンリンは、地図・位置情報データベースの整備からその活用までを一貫して手がける空間情報企業です。長年の現地取材で培った独自データと高精度な地図制作技術を、カーナビゲーションから自動運転、マーケティング、行政サービスまで幅広い分野に応用できる点に強みがあります。
ゼンリンのメイン事業は、詳細な住宅地図データを中核とした、高精度・高鮮度な空間情報データベース基盤の構築・提供です。全国約2,200タイトルの住宅地図帳を紙媒体・デジタル配信の両方で届けるほか、地方公共団体情報システム機構のネットワークで利用できる「ゼンリン住宅地図 LGWAN」や、地図データを外部システムに組み込める「ZENRIN Maps API」など、企業や自治体のニーズに応じた多様な形態で地図データを取り扱っています。
周辺事業では、カーナビゲーション向け地図データの供給や自動運転車向けの高精度3次元地図データの開発を行うモビリティソリューション事業(国内カーナビ地図データで約7割のシェア、2026年6月時点)、位置情報を活用した調査から効果検証までを支援するマーケティングソリューション事業、中央省庁や地方自治体のデジタル化・市民サービス向上を支援する公共ソリューション事業、建設・物流・交通業界向けに位置情報ソリューションを手がけるインフラソリューション事業を展開しています。
いずれの事業も、メイン事業で整備してきた全国規模の地図・位置情報データベースと、長年の現地取材で培った情報の正確性・網羅性を土台としており、住宅地図で培った基盤データを自動車業界向けサービスや官公庁向けデジタル化支援、法人向けマーケティング支援へと横展開することで、位置情報分野全体で事業シナジーを生み出しています。
| 会社名 | 株式会社ゼンリン |
| 設立 | 1961年4月 |
| 代表者 | 代表取締役社長 竹川道郎 |
| 資本金 | 65億5,764万円 |
| 本社所在地 | 福岡県北九州市戸畑区中原新町3番1号 |
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