当サイトはFactBoard株式会社が運営しています。本ページは一部PRを含みます。この記事では、ファンコミュニケーションズへの転職を検討している方に向けて、「やばい」「やめとけ」といわれている理由をお伝えします。ネット上の噂の真偽や、その背景にある実態を調査しましたので、ぜひ本記事で正しい企業理解につなげてください。
目次
当サイトはFactBoard株式会社が運営しています。本ページは一部PRを含みます。この記事では、ファンコミュニケーションズへの転職を検討している方に向けて、「やばい」「やめとけ」といわれている理由をお伝えします。ネット上の噂の真偽や、その背景にある実態を調査しましたので、ぜひ本記事で正しい企業理解につなげてください。
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ファンコミュニケーションズは、国内最大級のアフィリエイトサービス「A8.net」やスマホアプリ向け広告「A8app」などを提供するCPAソリューション事業をメインに展開する企業です。1999年の設立以来、成果報酬型広告を軸に成長を続け、広告主とメディアをつなぐプラットフォームとして確かな地位を築いています。
「プロシューマー・ハピネス」という企業ビジョンのもと、生産を楽しむ消費者であるプロシューマーの活動を支援しているのが強みです。さらに近年では、LINEを活用したデジタルマーケティング支援ツール「N-INE」やインフルエンサーマーケティング、AI技術の積極的な活用など、新たな領域にも挑戦を広げています。
本記事では、公式データと客観的な事実から評判の真相を徹底解明します。
ファンコミュニケーションズが「やばい」といわれている理由には、「スマホ向け広告サービス『nend』が終了してしまったから」「年収が低いから」などさまざまな内容があるようです。ただし、憶測やイメージから噂が広がっている場合もあるため、公式情報から「ファンコミュニケーションズがやばいといわれている理由」と「その真偽」を確かめていきましょう。
ファンコミュニケーションズ
やばいといわれている理由
「スマホ向け広告サービス『nend』が終了してしまった」という噂は、正しいといえます。
有価証券報告書(2025年12月期)の沿革には、「スマートフォン向け運用型広告サービス『nend(ネンド)』開始(2024年3月終了)」と明記されており、nendが2024年3月に正式終了したことが確認可能です。同資料の沿革からは、nend以外にも「Moba8.net(2017年11月終了)」「adcrops(2019年3月終了)」「nex8(2019年12月終了)」と複数のサービスが順次終了していることも確認でき、現在はA8.netを主力に、GERA・YOOR・N-INEなどの「戦略事業」へ事業を集約してきた経緯がうかがえます。
nendは2010年に開始し、スマートフォン広告市場の拡大とともに成長してきたサービスです。10年以上運営してきた主力サービスの終了は社外からも注目されやすく、「ファンコミュニケーションズがやばい」という評判が広まる直接的な契機になったと考えられます。
一方で、Moba8.netやadcropsなど周辺サービスの終了も含めて見ると、A8.netを中心とした事業集約は一時的な混乱というより、継続的な事業戦略の一環として進められてきたとも捉えられます。転職を検討する際は、こうした過去の事業整理の経緯と、現在の主力事業の状況をあわせて確認しておくと良いでしょう。
参考:ファンコミュニケーションズ「有価証券報告書」
「年収が低い」という噂は、一部事実です。情報通信業の平均年収と比べるとファンコミュニケーションズの年収は上回っていますが、同業競合であるアドウェイズと比べると下回っており、一概に「低い」とも「高い」ともいえません。
有価証券報告書(2025年12月期)によると、2025年12月31日時点の提出会社(単体)における平均年間給与は559万1,000円です。厚生労働省における情報通信業の平均年収は469万2,000円であり、ファンコミュニケーションズの平均年間給与はこれを約90万円上回っています。一方、同じアフィリエイト広告・インターネット広告業界の競合であるアドウェイズの有価証券報告書(2025年12月期)によると、平均年間給与は638万2,000円であり、ファンコミュニケーションズはこれを約79万円下回っている状況です。
「年収が低い」という噂が広まった背景には、転職検討者が同業他社の求人を比較した際、アドウェイズなどの競合と差を感じてしまったことが考えられます。ただし、業種平均との比較では下回っておらず、比較対象によって印象が変わりやすい構造にあるといえるでしょう。
(ここで使用した情報通信業の平均給与は、資料内の平均賃金を年収に換算したものであり、賞与・手当などは含みません)
参考:
ファンコミュニケーションズ「有価証券報告書」
厚生労働省「令和6年賃金構造基本統計調査 結果の概況」
アドウェイズ「有価証券報告書」
「離職率が高い」という噂は、必ずしも事実とはいえません。離職率そのものを示す公式的な数値が確認できず、業界平均との比較による「高い・低い」の判定ができないためです。
有価証券報告書(2025年12月期)によると、連結の従業員数は2021年12月期482名、2022年12月期490名、2023年12月期460名、2024年12月期409名、2025年12月期356名と直近4期で継続的に減少しており、単体でも前事業年度末比で74名減少(393名→319名)しています。この減少の主な要因について、同資料では「グループ戦略事業への注力および体制強化を目的とした子会社への出向のほか、自己都合退職による減少」と説明されています。このように、自己都合退職が一定数生じていることは確認できるものの、離職率そのものの数値は開示されていません。
「離職率が高い」という噂の背景には、nendなどのサービス終了や、従業員数の継続的な減少があります。ただし、従業員数の減少要因には子会社への出向という組織再編も含まれており、すべてが離職によるものとはいい切れません。
参考:ファンコミュニケーションズ「有価証券報告書」
「売上が減少し将来性が不安」という噂は一部事実です。
収益認識基準変更後で比較可能な直近の期間では、売上高が2022年12月期から2024年12月期にかけて減少しており、この点は事実といえます。しかし、2025年12月期は増収に転じており、財務基盤も業界平均を大きく上回る水準にあります。
以下は、有価証券報告書(2025年12月期)に基づく5期分の推移です。
| 決算年月 | 売上高 | 営業利益率 | 自己資本比率 |
|---|---|---|---|
| 2021年12月 | 267億22万9,000円(注1) | 8.68% | 79.64% |
| 2022年12月 | 77億3,752万9,000円 | 31.11% | 74.93% |
| 2023年12月 | 73億9,666万1,000円 | 27.96% | 76.16% |
| 2024年12月 | 69億6,166万3,000円 | 22.91% | 77.08% |
| 2025年12月 | 70億9,665万7,000円 | 27.69% | 76.54% |
参考:ファンコミュニケーションズ「有価証券報告書(2025年12月期)」
(注1)第23期は「収益認識に関する会計基準」(企業会計基準第29号)の適用前のため、第24期以降と売上高の定義が異なり単純比較はできません。
2022年12月期から2025年12月期にかけて営業利益率は31.11%→27.96%→22.91%→27.69%で推移しており、2024年12月期にいったん落ち込んだものの2025年12月期には回復しています。また、財務省における全産業(資本金10億円以上)の自己資本比率は42.1%であり、ファンコミュニケーションズの76.54%はこれを大きく上回る水準です。よって財務基盤は非常に健全であり、倒産などのリスクを懸念しすぎる必要はありません。
売上減少の噂が広まった主な要因は、会計基準変更による業績数値への大きな影響と、複数サービスの終了です。特に、会計基準変更前の2021年12月期の売上高267億円と変更後の2022年12月期の売上高77億円で見かけ上の大きな差が生じたことや、nendなどのサービス終了が重なったことが背景にあります。ただし、変更後の比較可能な期間で見ると2025年12月期は増収に転じており、自己資本比率・営業利益率とも業界平均を大きく上回っていることから、倒産懸念の根拠は乏しいといえるでしょう。
参考:
ファンコミュニケーションズ「有価証券報告書」
財務省「法人企業統計調査 調査の結果」
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ファンコミュニケーションズに向いている人は、成果報酬型広告の仕組みに関心があり、データをもとに広告効果を突き詰める仕事にやりがいを感じられる人です。営業・カスタマーサクセスの実務経験を活かしたい人や、自社プラットフォームの改善に挑みたいエンジニアも活躍しやすいでしょう。
ファンコミュニケーションズに向いているのは、成果報酬型広告の仕組みに関心があり、デジタルマーケティングの費用対効果を突き詰める仕事がしたい人です。
主力サービスのA8.netは、「成果が出た分だけ広告費が発生する」というアフィリエイトマーケティングを事業コンセプトとしており、広告主・メディアの双方に対して成果最大化を支援する業務が中心です。また、事業紹介によると、国内最大級のアフィリエイトサービスプロバイダーとしてA8.netの利用者満足度14年連続No.1を維持しており、提携サイト数は350万超に及びます。広告主の集客コスト最適化とメディアの収益最大化を同時に実現するプラットフォームを自社で企画・開発・運営しているため、社員は成果報酬型広告の仕組みそのものを日々の業務の中心に置きながら、データをもとに広告効果を改善するサイクルを繰り返す働き方ができます。
パフォーマンスマーケティングの意義や面白さに共感できる人にとって、専門性を磨き続けられる環境といえるでしょう。
参考:
ファンコミュニケーションズ「事業紹介」
ファンコミュニケーションズ「経営ビジョン」
インターネット広告・Webマーケティング領域での法人向け営業やカスタマーサクセスの実務経験がある人も、ファンコミュニケーションズに向いているといえます。
求人一覧によると、中途採用の募集職種はエンジニア・セールス・既存顧客運用が中心です。セールス職には広告主担当とメディア(サイト運営者)担当の2ポジションがあり、いずれも既存顧客に対してデータ分析・施策立案・提案を行う「グロースパートナー」型の営業スタイルが求められています。また、数字で見るファンコミによると、中途入社者の前職にはIT業界、人材業界、広告・Web業界出身者が多く見られます。
顧客課題の把握から提案・効果検証まで一気通貫で担当する営業・CS経験があれば、これまでの実務経験をそのまま武器にしながら活躍できる環境です。
参考:
ファンコミュニケーションズ「求人一覧」
ファンコミュニケーションズ「数字で見るファンコミ」
Webアプリケーション開発の実務経験があり、大規模なプラットフォームを継続的に改善していくエンジニアリングに取り組みたい人もファンコミュニケーションズに向いているといえるでしょう。
ファンコミュニケーションズは、A8.netという国内最大級のアフィリエイトプラットフォームを自社開発・運営しています。エンジニア採用ではWebアプリケーションエンジニアを中心に募集しており、Java・PHP・Ruby・Spring Bootなどのバックエンド技術に加え、AWS・Dockerを活用したインフラ整備も担当範囲に含まれます。公式採用ページでは「『How』に責任と裁量をもち、臨機応変に最適な方法を用いて開発している」と明記されており、技術的負債の解消やAIの進化に合わせたビジネスパフォーマンスチューニングなど、事業インパクトに直結する技術課題に主体的に取り組める環境です。
最新技術への関心が高く、技術的チャレンジを求めるエンジニアにとって適した職場といえるでしょう。
ファンコミュニケーションズに向いていない可能性があるのは、テレビCMやマス広告などオフラインのブランディング領域でキャリアを築きたい人です。また、受託開発・客先常駐でスキルを磨きたい人や、専門商材を一つ深く掘り続けるスペシャリスト型の営業に強みをもつ人も、業務内容とのギャップを感じやすいでしょう。
テレビCMやマス広告など、オフライン広告を中心としたブランディング領域でキャリアを築いていきたい人は、ファンコミュニケーションズに向いていない可能性があるでしょう。
ファンコミュニケーションズは、オンライン上の成果報酬型広告(アフィリエイト)やインフルエンサーマーケティングなどのパフォーマンスマーケティングに特化したサービスを展開しています。対して、認知拡大やイメージ向上といったブランドマーケティングに関するサービスは提供していないのが現状です。実際に同社の事業紹介においても、A8.netをはじめとするサービス群はすべてオンライン上のCPA(顧客獲得単価)最適化に特化した設計となっています。
広告クリエイティブや世界観の構築、マスメディアを活用したリーチ最大化といったブランディング領域でのキャリアを築きたい人にとっては、業務内容とのギャップが生じやすいかもしれません。
参考:ファンコミュニケーションズ「事業紹介」
自社プロダクトよりシステム受託開発や客先常駐型のエンジニアリングでスキルを磨きたい人も、ファンコミュニケーションズに向いていない可能性があります。
ファンコミュニケーションズは、A8.netをはじめとする自社プラットフォームを内製開発・運営しているため、エンジニアの業務は自社サービスの改善・進化が中心です。よって、顧客からの多様な受託案件をこなすことで複数のスキルを経験できる働き方ではありません。実際、求人一覧で募集しているエンジニアポジションは、A8.netのシステム基盤改善・新機能開発・クラウドネイティブ化など自社プロダクトに特化した職務内容です。多種多様な顧客の要件を短期間で実装していくSES・受託型の開発スタイルとは、プロジェクトの進め方や目指す成果の質が異なります。
受託開発やSESでさまざまな開発案件に携わりたい、幅広いスキルを短期間で習得したいという志向がある場合は、ミスマッチを感じやすいでしょう。
参考:ファンコミュニケーションズ「求人一覧」
ファンコミュニケーションズに向いていない可能性があるのは、専門商材を一つ深く掘り続けるスペシャリスト型の営業に強みをもつ人です。
セールス職は業界特化型ではなく、全業界を網羅するサービスを担当する構造になっています。選考Q&Aによると、主力のA8.netは全業界を網羅しており、社員はスタートアップ企業から大手クライアントまでさまざまな業界と関わります。実際の社員紹介でも、担当ジャンルは「クリニックや学習系」「買取・暮らし系」など幅広く、ジャンルごとに市場やユーザー理解を深めながら提案を行っているのが特徴です。
そのため、特定商材のドメイン知識を武器に専門性を高めていきたいという志向の強い人には、業務の幅広さがミスマッチに感じられる可能性があります。
参考:
ファンコミュニケーションズ「【セールス職向け|選考Q&A】面接時によくある質問をファンコミ採用担当がお答えします!!」
ファンコミュニケーションズ「【社員紹介】「期待される環境で、ポテンシャルを爆発させる」──自分にしかできない価値を提供し続ける若手営業の信念」
ファンコミュニケーションズ「【社員紹介】広告枠を売るんじゃない、プロダクトの価値を創るんだ。ーーただの営業で終わらない、並走する「パートナー」へ。」
ファンコミュニケーションズへの転職でよくある質問を洗い出しました。「採用大学」「初任給」「福利厚生」など、気になることがある方はチェックしてみましょう。
ファンコミュニケーションズには、全国の大学、大学院、専門学校で採用実績があります。
出身学部・学科は全体の7割が文系学部・学科の出身で、具体的には文学部(12%)、経済学部(10%)、経営学部(6%)、商学部(5%)の順に多くなっています。文系だけでなく、理系学部やWebデザイン、芸術専攻など幅広い分野の出身者も在籍しているのが特徴です。
参考:ファンコミュニケーションズ「数字で見るファンコミ」
ファンコミュニケーションズの初任給(予定給与)は、職種によって異なります。
エンジニア職(27卒)は月給37万5,500円~(基本給27万円~、定額時間外手当10万5,500円~)で、年収は450万6,000円です。セールス職(27卒)は月給32万円~(基本給23万円+定額時間外手当9万円※45時間相当)で、年収は384万円です。いずれの職種にも別途「ハピネス手当」(月1万円)が支給されるほか、決算結果により決算賞与が支給される場合があります。
参考:
ファンコミュニケーションズ「エンジニア職」
ファンコミュニケーションズ「セールス職」
ファンコミュニケーションズでは、社員が安心して長期的に活躍できる手厚い福利厚生・環境を整えています。
完全週休2日制(土日祝)に加え、夏季・年末年始休暇やバースデー休暇、リフレッシュ休暇、産休・育休などを用意。健康・保険面では、定期健康診断やインフルエンザ予防接種、GLTD(団体長期障害所得補償)保険などが整備されています。
また、通勤手当(月上限5万円)やランチ補助、テレワーク・フリーアドレス制度、仮眠室の完備といった働く環境面の支援が充実している点も特徴です。社員公募・JobChange制度や書籍購入補助、事業化権も得られるビジネスコンテスト(9con)、社内表彰制度(FANCOMI AWARD)など、キャリア支援も整備されています。
参考:ファンコミュニケーションズ「福利厚生・支援制度」
ファンコミュニケーションズへ転職するにあたって、面接の最後にある「逆質問」はアピールの場であると同時に、あなた自身が企業を評価する貴重なチャンスです。ここでは、ファンコミュニケーションズの面接時に聞いておくべき質問を4つご紹介します。
自ら積極的に裁量をもって働くことができる環境でしょうか?
裁量をもって働くために成果責任を果たしたいのですが、入社後貴社でどんな目標を追うことになるのでしょうか?
1つ目は、「商談プロセスと裁量のバランス」に関する質問です。
NG例は自らの裁量をもって働きたいという要望を企業側にゆだねてしまっています。これは環境に頼りきりの印象を与え、ネガティブに働いてしまう可能性が高いです。対して、お手本例は自らの要望を話したうえで、具体的に会社に入ってからの動き方を示せています。あくまで自立して成果を出し、裁量を得るという自主性と、面接時から入社後の働くイメージを湧かせる熱意を伝えることができます。
会話例
「前職では、まずは既存のフローを忠実に実行しながら実績を積み、成果を出した後で少しずつ自分なりのやり方を任せてもらう、という経験をしてきました。御社のようにA8.netやN-INEなど複数のサービスを横断的に扱う営業体制であれば、まず型を身につけたうえで、成果を出した人から順に裁量を広げていくような仕組みがあるのではと仮説をもっています。実際には、入社後どのくらいの期間で、どのような成果を出すと裁量が広がっていくものなのでしょうか」
社員インタビューでは、成果を出し責任を果たすことで所属部署以外の業務にも挑戦でき、裁量が拡大してきたという実体験が語られています。商談の進め方も、型に沿うだけでなく成果次第で任される範囲が変わる可能性がうかがえます。どういった目標を達成すれば裁量を得られるのかを確認しておくと、入社後にどこまで自分のスタイルを発揮できるかのイメージをもてるでしょう。
出典:ファンコミュニケーションズ「【社員紹介】求められる責任を果たしているか?常に意識して業務に向き合う」
配属後のキャッチアップはどのように進めるのが一般的でしょうか?
研修中のキャッチアップの重点、実務でも同じ流れでしょうか?
2つ目は、「配属後のキャッチアップ体制」に関する質問です。
NG例の問題は、「一般的でしょうか」という聞き方で、説明の範囲を丸ごと相手に委ねてしまっている点にあります。面接官はどこまで具体的に話せばよいか絞りにくく、制度紹介の域を出ない回答になりがちです。
一方でお手本例は、研修期間中に経験する内容を踏まえたうえで、それが実務でも継続するのかという仮説をぶつける形になっており、単なる制度確認以上の踏み込んだ回答を引き出せる構成になっています。
会話例
「これまで異業種で新しい商材知識を独学とOJTの両方でキャッチアップしながら、早期に成果を出してきました。御社の新規営業・コンサルティング営業・メディア営業といった複数部署をローテーションする研修体制であれば、実務を通じて段階的に知識を身につけていく形になるのではと考えています。私のイメージと実際の現場での運用にギャップがないか、ぜひ現場の実感をお伺いしたいです」
セールス職の新入社員研修では、新規営業・コンサルティング営業・メディア営業を順に経験する2ヶ月間の仮配属期間が用意されています。架電や商談準備、改善提案資料の作成など実務に近い環境で学びながら、先輩社員のフォローを受けて顧客対応を経験できる環境です。この研修後の実務でキャッチアップがどのように継続されるのかを確認しておくと、入社後の学び方を具体的にイメージできます。
参考:ファンコミュニケーションズ「【25卒セールス職|新入社員研修】仮配属で各部署の業務を経験!2ヶ月間の取り組み」
開発プロセスやレビュー文化はどう進められていますか?
モブプロでの品質担保と個人裁量は、両立している理解で合っていますか?
3つ目は、「開発プロセスとコードレビュー文化」に関する質問です。
NG例は「どう進められていますか」と範囲を絞らずに尋ねているため、面接官も何を中心に答えればよいか判断しにくく、表面的な制度紹介で終わりやすくなります。
一方、お手本例は、自身が感じてきた課題を踏まえて「品質担保と個人裁量が両立しているのではないか」という具体的な仮説を投げかける形になっており、実際のチーム運営の実態に踏み込んだ回答を引き出しやすい聞き方です。
会話例
「これまでの開発では、レビュー体制が属人化しやすく、知識共有に課題を感じる場面がありました。御社のように重要な設計をモブプログラミングで進める体制であれば、個人の裁量と品質担保のバランスを保ちながら開発を進められるのではと感じています。実際にこの体制で設計を進めるなかで、『個人の裁量と品質担保の両立』において、現場で意識されている工夫や、運用面の難しさなどはありますか」
社員インタビューでは、毎朝の朝会で前日の共有と当日の予定を擦り合わせるほか、重要な実装・設計は完全分業にせず複数人で考えるモブプログラミングを取り入れていることが紹介されています。個人作業だけで完結させず、チームで理解を揃える文化がうかがえます。こうした共有・レビューの仕組みが日々どこまで徹底されているかを確認しておくと、入社後の働き方をイメージしやすくなるでしょう。
参考:ファンコミュニケーションズ「【エンジニア部門:社員紹介】先輩後輩がリスペクトし合える環境で自分に出来る最大限の努力をする」
エンジニアはプロダクト間を異動する機会がありますか?
複数プロダクトへの関与は、成果や希望に応じて広がりますか?
4つ目は、「プロダクト間の異動・関与機会」に関する質問です。
NG例は「機会がありますか」という聞き方で有無を尋ねるだけの質問になっており、面接官としても「あります」の一言で終わってしまいやすく、実態に踏み込みにくい構造です。
これに対してお手本例は、視野の偏りという自身の経験を踏まえたうえで「成果や希望に応じて横断的に関われるのではないか」という仮説を提示しており、実際の異動・関与の実態を引き出しやすい聞き方になっています。
会話例
「前職では、一つのプロダクトに長く携わる中で、視野が偏ってしまうのではないかという懸念がありました。御社のようにA8.netやnendといった複数の自社サービスをもつ環境であれば、成果や希望に応じて別プロダクトへ挑戦し、経験を広げていけるのではないかと考えております。実際に現場では、プロダクトを横断するような異動や挑戦(JobChange制度など)はどのくらいの頻度やステップで行われているのでしょうか」
社員インタビューでは、新規事業のリターゲティング広告配信サービス開発からnendの開発チームへ異動し、部長職を経て現在はA8.netのプロダクト開発部で業務を行うというキャリアが紹介されています。一つのプロダクトに固定されず、複数サービス間を渡り歩きながら経験を積む実態がうかがえるため、異動・関与の機会がどのような基準で生まれるのかを確認しておくと、入社後のキャリアの広がりをイメージしやすくなるでしょう。
参考:ファンコミュニケーションズ「【社員紹介】遊び心と積極的なコミュニケーションを取り入れて業務を活発に」
ファンコミュニケーションズは、現在「第二創業期」を掲げ、従来の「アドネットワーク・プロバイダー」から、個人や企業の成長を一気通貫で支援する「プロシューマー支援企業」への進化を推進している企業です。
「つくる、信じる、コツコツと。」という企業理念のもと、中小企業(SMB)を主要なターゲットとし、集客から顧客育成までのデジタルマーケティング全体を、ツールと運用支援(BPO)の両面からサポートしています。自社開発の強みを活かし、エンジニアとビジネスサイド(営業など)が一体となって市場の変化や顧客の要望にスピード感をもって応える柔軟な組織風土が特徴です。
ファンコミュニケーションズでは、広告主の集客支援にとどまらず、個人の発信力を収益化するファンコミュニティの形成や、SNSを活用した販促支援など、多角的なサービスを展開しています。
主な事業は以下のとおりです。
| 事業 | 概要 |
|---|---|
| CPAソリューション事業 | 日本最大級のアフィリエイトサービス「A8.net」や、スマホアプリ向けCPI広告「A8app」の運営・提供 |
| インフルエンサーマーケティング事業 | 約5,000人のクリエイターを抱えるショート動画MCN「LUMOS」を通じたマーケティング支援 |
| デジタルマーケティング支援事業 | LINEを活用したCRMやミニアプリなど、デジタルマーケティングのプロセスを最適化するツール群「N-INE」の提供と運用支援 |
| ファンマーケティング事業 | お笑いラジオアプリ「GERA」や、オンラインサロンプラットフォーム「YOOR」など、個人の発信を支援し収益化するサービスの企画・開発・運営 |
参考:ファンコミュニケーションズ「事業紹介」
| 会社名 | 株式会社ファンコミュニケーションズ |
| 設立 | 1999年10月 |
| 代表者 | 代表取締役 二宮 幸司 |
| 資本金 | 11億8,956万円 |
| 本社所在地 | 東京都渋谷区渋谷1-1-8青山ダイヤモンドビル |
| 公式Webサイト | ファンコミュニケーションズ |