当サイトはFactBoard株式会社が運営しています。本ページは一部PRを含みます。DTSへの転職を検討している方に向けて、有価証券報告書(有報)や公開データの数字をもとに企業の経営状況から年収水準・将来性、さらに働く環境としての魅力を調査しました。
専門的な視点で、転職難易度や平均年収、福利厚生、中途採用(キャリア採用)の選考フロー・対策方法など幅広い転職情報を整理してお伝えしていきます。
目次
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目次
DTSは、金融や通信などの社会インフラを支える基幹システムを手がける、売上高1,352億1,300万円(連結)の独立系SIerです。特定のメーカーやグループに属さない立場を活かし、コンサルティングから設計・開発、運用・保守までをワンストップで担っています。転職難易度・事業内容・会社規模・財務状況を解説します。
株式会社DTS 転職情報
A
転職難易度
平均年収
659
万円
2026年3月
0
2,000
業界水準
469
万円
平均年齢
39.7
歳
2026年3月
20
70
業界水準
40.8
歳
平均残業時間
22.25
時間
2025年3月
0
100
業界水準
16.4
時間
離職率
6.08
%
2025年3月
0
100
業界水準
10.2
%
有休取得率
75.7
%
2025年3月
0
100
業界水準
63.2
%
※上記数値は全て該当企業の有価証券報告書、決算資料、公式ホームページといった公的な情報源より引用しております。
DTSの転職難易度は、独立系SIerの中でも上位に入るAランクです。具体的な選考倍率は非公開ですが、東証プライム上場企業としての安定性と、情報通信業界平均よりも低い離職率(6.08%/2024年度)という定着率の高さから、中途採用市場では安定志向のエンジニアを中心に人気が高い企業です。
多くのSIerが「プロジェクトごとの増員」を目的に採用を行うのに対し、DTSは「顧客との長期的な信頼関係の維持と、DX領域への事業シフト」を重視した戦略的採用を行っています。特に強みを持つ金融・通信分野での深いドメイン知識と、上流工程を担うためのマネジメント能力が見極められるため、単なる技術力だけでなく、顧客に寄り添う誠実な姿勢が求められる「質の高い母集団」のなかでの競争となります。
参考:DTS「中期経営計画発表に伴うロングレポート」
DTSは情報サービス業を主力とし、顧客企業から受託したシステムの設計・開発・運用保守によって収益を上げています。事業は「業務&ソリューション」「テクノロジー&ソリューション」「プラットフォーム&サービス」の3つの報告セグメントで構成されています。
DTSの収益モデルは以下のとおりです。
主力の業務&ソリューションは、銀行・保険・証券などの金融分野や製造・流通分野で培った「PM力」と「業界知見」にデジタル技術を組み合わせ、システム導入コンサルティングから設計・開発・運用保守、業界特化型ソリューションの創出までを手がける領域です。テクノロジー&ソリューションは業界・地域横断でデジタル技術に特化した領域、プラットフォーム&サービスは先端IT機器の導入やITプラットフォーム構築、クラウド系サービスの運用設計・監視、サブスクリプションやリカーリングなどの利用料型ビジネスを担っています。
参入障壁となっているのは、止まることが許されないシステムを長年支えてきた実績と、顧客の業務そのものを熟知したドメイン知識です。特定のメーカーやグループに属さない独立系の立場を活かして最適なソリューションを自由に選択・提案できるため、顧客と長期的な信頼関係を築きやすい構造にあると考えられます。
市場環境としては、テクノロジーの進展にともない経営層のアジェンダが顧客との関係強化やデータドリブン経営へ移り、企業のIT投資が情報系・顧客接点系へシフトしていく見込みです。DTSは中期経営計画「Vision2030 2nd Stage」(2025-2027)で「フォーカスビジネスの進化と堅守ビジネスの深化」「戦略的アライアンスの実行」「グループ経営基盤の強化」を3つの柱に掲げ、2028年3月期に連結売上高1,600億円・営業利益187億円を目指す方針を示しています。2025年4月にはGenAIビジネス推進室を新設し、2030年度にAI・生成AI関連で売上高100億円を目指すなど、成長領域への投資を加速させています。
ここからはDTSの会社規模について解説します。以下の企業データを確認することで、「どれくらいの規模の組織に入るか」がイメージしやすくなるでしょう。
これらの数字から、潤沢な手元資金を背景に金融・公共・通信といった社会インフラ領域で長期案件を担う、安定した事業基盤を持つ企業であることがわかります。若手のうちから大規模かつ社会的影響の大きいシステムに関わり、上流工程から運用保守まで一気通貫の経験を積める環境です。
出典:DTS「有価証券報告書」
直近5年の売上は増加傾向にあり、「成長フェーズ」にあります。
期 | 売上高 | 前期比 |
|---|---|---|
第50期(2022年3月期) | 944億5,200万円 | — |
第51期(2023年3月期) | 1,061億3,200万円 | +12.37% |
第52期(2024年3月期) | 1,157億2,700万円 | +9.04% |
第53期(2025年3月期) | 1,259億800万円 | +8.80% |
第54期(2026年3月期) | 1,352億1,300万円 | +7.39% |
出典:DTS「有価証券報告書」
この成長の主な要因は以下のとおりです。
売上が伸びているフェーズと安定期に差し掛かっているフェーズとでは、入社後に積める経験やスキル、キャリアが異なります。拡大フェーズであれば、事業の成長にともない次々と新しいポストが生まれるため、早期にリーダーやマネジメントの経験を積むチャンスがあります。一方で安定期であれば、教育体制やリソースが整った環境で、特定の領域を深く探究し、スペシャリストとしての市場価値を高めることができます。
DTSの平均年収は658万7,000円(2025年度・有報ベース)で、全国平均を262万2,200円、情報通信業界平均を189万5,000円上回る高水準です。以下、推移や比較データを詳しく解説します。
全国平均・業界平均を大きく上回っており、待遇水準は高い部類に入ります。
比較対象 | 平均年収 | DTSとの差 |
|---|---|---|
DTS | 658万7,000円 | — |
全国平均 | 396万4,800円 | +262万2,200円 |
情報通信業界平均 | 469万2,000円 | +189万5,000円 |
なお、DTSの金額は賞与および基準外賃金を含む有報ベースの数値であり、全国平均・業界平均は所定内給与をもとに算出された数値です。比較の際は前提の違いにご留意ください。
出典:
DTS「有価証券報告書」
厚生労働省「令和6年賃金構造基本統計調査 結果の概況」
直近で年収は上昇傾向にあります。入社後も待遇が改善していく可能性も十分にあります。
年度 | 平均年収 | 前年比 |
|---|---|---|
2021年度 | 600万2,000円 | — |
2022年度 | 601万3,000円 | +1万1,000円 |
2023年度 | 612万5,000円 | +11万2,000円 |
2024年度 | 643万6,000円 | +31万1,000円 |
2025年度 | 658万7,000円 | +15万1,000円 |
出典:DTS「有価証券報告書」
直近5年の年収推移を見ると、5期連続で上昇し、この4年間で58万5,000円伸びています。背景としては以下の要因が考えられます。
DTSは自己資本比率74.5%(連結)と財務基盤が安定しているうえ、離職率6.08%と定着率の高さも際立ちます。リモートワークやスーパーフレックスタイム制など柔軟な働き方も整っており、長期的にキャリアを積みやすい環境です。以下、各項目を詳しく解説します。
DTSは、5期連続で増収を続ける独立系の情報サービス企業です。第54期の連結売上高は1,352億1,300万円(前期比7.4%増)で、柱は業務&ソリューション528億1,000万円、テクノロジー&ソリューション459億9,800万円、プラットフォーム&サービス364億500万円の3事業です。企画から運用保守まで一気通貫で担うため、若手のうちから幅広い工程に関わる経験を積めると考えられます。
財務基盤は厚く、腰を据えて挑戦できる土壌が整っています。自己資本比率(会社が自前のお金でまかなっている割合)は74.5%と高い水準にあり、現金及び預金は297億7,500万円と総資産の34.9%を占めます。借入金は6,400万円にとどまり実質無借金です。営業活動によるキャッシュ・フローは89億2,900万円、親会社株主に帰属する当期純利益は116億4,400万円(前期比9.5%増)でした。資金繰りに追われにくい体質は、若手が失敗を恐れず新しい領域へ挑戦できる心理的安全性につながると考えられます。
成長投資と人的資本への投資を両輪で進めている点も特徴です。当期の設備投資は8億4,000万円で、うち2億3,200万円を市場販売目的のソフトウェア開発に投じました。研究開発費は4億2,800万円で、生成AIを活用した開発プロセスの高度化などに充てられました。M&Aによるのれんも45億7,800万円を計上し、投資活動によるキャッシュ・フローは有価証券の売却などにより9,200万円のプラスとなりました。単体の従業員数は5期で2,999名から3,199名へ増え、グループ会社を通じた階層別研修やオンデマンド型の動画研修、プロフェッショナル認定制度を活用してスキルを積み上げられます。
中長期でも成長の維持が見込まれ、若手にとっては先端領域に触れながら伸びられる環境といえます。売上高は第50期944億5,200万円から第54期1,352億1,300万円へと4年間で1.43倍、年平均9.4%で伸びてきました。営業利益は164億3,400万円で16期連続の増益、ROEは19.2%と中期経営計画の目標18%以上を上回っています。成長のドライバーは、データセンター向け生成AIインフラ構築などで22.1%増と伸びたプラットフォーム&サービスで、フォーカスビジネスの売上高比率も62.9%と目標を上回りました。企業のIT投資が情報系・顧客接点系へシフトするなか、2028年3月期に連結売上高1,600億円を目指す計画が示されており、生成AIやクラウドに早くから関われる環境が見込まれます。
参考:DTS「有価証券報告書」
育休取得率・管理職女性比率・男女賃金差異を一覧化したものです。男性の育児休業取得が進む一方で、管理職における女性比率は5.4%にとどまっています。男女間の賃金差異は81.3%となっています。
指標 | 男性育休取得率 | 管理職女性比率 | 男女賃金差異(女÷男) |
|---|---|---|---|
DTS | 69.0% | 5.4% | 81.3% |
DTSの男性育休取得率は69.0%で、全国平均の40.5%(2024年度)と比べて高い水準にあります。管理職女性比率は5.4%で、情報通信業界平均の15.0%(2024年度)を下回りますが、中期経営計画では2028年3月期までに8.5%以上とする目標を掲げ、女性管理職候補の育成を進めています。男女賃金差異は81.3%(正規雇用労働者では80.7%)で、管理職層における女性比率の低さが影響していると考えられます。女性活躍推進に関する取り組みが評価され「えるぼし」の2段階目の認定を取得しており、女性取締役比率は20.0%と2028年3月期目標をすでに達成しています。
出典:
DTS「有価証券報告書」
厚生労働省「令和6年度雇用均等基本調査」
DTSの福利厚生は、社員の教育・成長支援制度が充実している点が特徴です。グループ内に教育専門の会社「MIRUCA(ミルカ)」を保有しており、着実なスキルアップが期待できます。リフレッシュ休暇や資産形成支援といった生活基盤に加え、専属の産業医によるヘルスケア制度も整っています。
カテゴリ | 福利厚生 |
|---|---|
住宅関連 | ・独身寮(首都圏のみ、地方出身者を優先) ・健康保険組合の直営保養所、契約ホテル |
活動学習関連 | ・入社前研修(情報処理技術者試験eラーニング、内定者交流オンラインセミナー) ・新入社員研修(導入研修、IT基礎研修、専門技術研修、プロジェクト演習) ・OJT制度(配属後約1年間の先輩社員による指導 ・フォロー、OJT成果発表会) ・MIRUCA(グループ教育専門会社)による多種多様な研修(管理職、PM、提案力強化、技術研修等) ・プロフェッショナル認定制度 ・資格取得支援(資格試験合格賞) ・自己申告制度 ・社内公募制度 ・社内表彰制度 |
育児・介護等に関する制度 | ・育児休業 ・育児目的休暇 ・介護休業 ・介護休暇 ・看護休暇 ・短時間勤務制度 ・仕事と治療の両立支援 |
休暇に関する制度 | ・年次有給休暇 ・特別休暇(慶弔休暇、永年勤続休暇) ・リフレッシュ休暇(連続3日間) ・通院休暇 |
働き方に関する制度 | ・リモートワーク制度 ・スーパーフレックスタイム制度 ・時差出勤制度(マイセレクトタイム) ・時短勤務制度 |
その他 | ・社会保険完備(健康保険、厚生年金保険、雇用保険、労災保険) ・社員持株会制度 ・財形貯蓄制度 ・退職金制度(確定拠出型年金・確定給付型年金) ・社員向け譲渡制限付株式交付制度 ・専属産業医と保健師の常勤 ・健康推進室、カウンセリングルームの設置 ・健康増進施策(ウォーキングイベント、オンラインヨガなど) ・オンライン診療、禁煙外来、睡眠習慣改善施策 ・大手フィットネスジムの利用 ・ベネフィット・ステーション(各種サービス会員割引) ・慶弔祝金、見舞金 ・社会貢献活動、各種イベント |
多くのSIerが研修を外部委託し、教育を「コスト」と捉えがちな中、DTSは教育を「仕事の質を保証するための投資」と位置づけています。ビジネスマナーからJava・インフラなどの専門技術、システム開発プロジェクトの一連の流れを経験できるため、ビジネス基礎から専門スキルまで習得可能です。経験が少ない状態でも「プロのエンジニア」として自立できるレベルを目指せる内容となっています。
また、資格試験に合格した社員には社内表彰による副賞金が支給されるほか、高い専門性を持つ社員を認定・処遇する「プロフェッショナル認定制度」も用意されています。管理職を目指さずに現場で技術を磨き続けたいエンジニアでも、専門性を評価されながらキャリアを築ける仕組みといえるでしょう。健康面では2026年3月に「健康経営優良法人(ホワイト500)2026」を5年連続で認定取得しており、心身の健康を支える体制も整っています。
参考:
DTS「募集要項」
DTS「育成について」
DTS「人事制度・育成方針」
DTSは客先常駐が多いIT業界にありながら、働く場所と時間を自分で選べる仕組みが現場までしっかり広まっています。DTSの平均残業時間は22.25時間で、情報通信業界平均の16.4時間(2025年度)をやや上回りますが、有給取得率は75.7%と業界平均の63.2%(2022年度)を大きく上回っています。また、始業・終業時間をスライドできる「時差出勤制度」やコアタイムのない「スーパーフレックス制度」により、社員が自分のペースで働き方を調整しやすい仕組みが整っています。
また、残業をせずに就業時間内で成果を出したり、始業・終業時間をスライドできる「時差出勤制度」があったりと、IT業界の「就業時間が長い」「残業が多い」というイメージを覆すような働き方が推奨されています。働く場所や時間を自分で選べる環境は、仕事と私生活を無理なく両立させたい社員にとって大きな魅力です。
働き方 | 制度運用の有無 | 内容 |
|---|---|---|
リモートワーク制度 | あり | 週2回 |
短時間勤務制度 | あり | 育児・介護の場合 |
フレックスタイム制 | あり | コアタイムを設けないスーパーフレックスタイム制 |
時差出勤制度 | あり | 始終業時間のスライドにより、早出・遅出の勤務パターンが選択できる |
参考:
DTS「統合報告書」
DTS「働き方改革」
DTS「募集要項」
厚生労働省「毎月勤労統計調査 2025(令和7)年11月分結果速報」
厚生労働省「令和4年就労条件総合調査 結果の概況」
多くのSIerが客先常駐を理由に出社を義務付ける中、DTSは働く場所を自由に選べる「リモートワーク制度」を導入しています。働く場所を選ばないスタイルは、私生活との両立を可能にするだけでなく、高い採用力と定着率の維持にもつながります。人材不足に直面するIT業界において、社員の満足度を生産性につなげるDTSの姿勢は、事業成長に欠かせない戦略の1つといえるでしょう。
2025年4月期の実績では、全社員の約半数に近い45.1%(1,386名)がリモートワークを利用しています。私生活と仕事の両立を大切にする働き方が、社内に定着しつつあることがわかります。
DTSでは、コアタイムを設けない「スーパーフレックス制度」を取り入れています。また、始業・終業時間をスライドできる「時差出勤制度」も導入。社員が自ら勤務時間を決められるため、「客先への訪問時間に合わせて出勤する」「子どもの迎えに合わせて始業時間を早め、終業時間も前倒しにする」などの働き方が可能です。IT業界にありがちな「拘束時間が長い」というイメージを、自由度の高い制度によって変え、社員の定着率アップや人材確保につなげようとしているのでしょう。
実際にコーポレート部門の86%以上が「スーパーフレックス制度」もしくは「時差出勤制度」を活用しており、形だけの制度ではなく、現場に浸透している様子が伝わります。
参考:DTS「統合報告書」
DTSには、誠実さと堅実さを重んじるカルチャーが根付いています。業界内で「教育のDTS」と呼ばれるほど社員教育に投資し、働く時間や場所の柔軟性を高めて心身の健康を保つ環境を整えているのは、「社員の仕事のクオリティが、顧客の信頼を勝ち取る道」だと考えているためです。現場の努力だけに頼らず、会社が仕組みとして社員の成長を支援し、適切なプロジェクト管理でゆとりを生み出す。この社員の足元を支える姿勢が、DTSの信頼を築き上げ、安定した経営基盤を作り上げています。
DTSには、真面目で堅実なカルチャーが根付いています。一般的なIT企業は価格や納品スピードで競いますが、銀行や通信分野など、止まることが許されないシステムを長年作り続けてきたDTSは、「システムを絶対に止めない安心感」を何より大切にしています。誠実で丁寧な対応の積み重ねによって、他社が入り込めないほどの信頼を顧客と育み、安定した事業成長へつなげているのでしょう。
10年以上にわたり顧客と向き合い続けるなかで、新しいプロジェクトが始まる際に「DTSの担当者にお願いしたい」と名指しで頼まれる社員もいます。社員一人ひとりが誠実に仕事に取り組む姿勢が、DTSの土台となっていることがわかります。
参考:DTS「ITプラットフォームサービス事業本部|インタビュー一覧」
DTSは、業界で「教育のDTS」と呼ばれるほど、社員を育てる環境が整っている企業です。多くのIT企業が現場での教育だけに頼りがちななか、DTSは会社全体でスキルを底上げする仕組みを持っています。最新のAI技術やクラウドに関する研修や資格取得サポートも充実しており、AWSなどの資格を持つ社員も数多く在籍しています。
DTSの教育の核となるのは、充実した階層やスキルごとの研修制度です。現場のニーズを反映したオリジナル教材の開発により、クラウドやAIなどの最新技術を実務レベルで習得できる環境を整えています。研修の講師には、現役のスペシャリストも登壇。知識を得た社員が次の世代を育てる「ナレッジの循環」が起きており、単なる学習を超えた、組織としての団結力と技術継承を支えるエンジンとなっています。
参考:DTS「人事制度・育成方針」
DTSには、時間をかけた分だけ成果が出るとは考えず、限られた時間のなかで質を担保しようとする価値観が根付いています。ミスが許されない金融や通信の分野で信頼を守り続けるには、社員が疲弊した状態で品質を落とすことが最大のリスクになるためです。
その姿勢は制度の外側にも表れています。2018年11月に社会に対して「健康企業宣言」を行い、健康経営優良法人(ホワイト500)には5年連続で認定されました。顧客と直接やり取りをする一次請けの案件が多く、無理な納期での受注を避けてスケジュールをコントロールしやすい構造も、この考え方を支えています。DTSにとって社員の健康管理は、単なる優しさではありません。品質へのこだわりの裏返しといえるでしょう。
DTSの離職率は6.08%(2024年度)で、情報通信業界平均の10.2%(2024年度)や全国平均の14.2%(2024年度)と比べても低い水準を維持しています。平均年齢は39.7歳、平均勤続年数は15.1年で、技術の移り変わりが激しく人材流動性の高いIT業界において、多くの社員が腰を据えて中長期的なキャリアを築いていることがわかります。
低い離職率の裏には、エンジニアが感じやすい「スキルの伸び悩み」を防ぐ手厚い教育体制があります。DTSは研修や資格取得支援など、社員のスキル習得に力を入れているため、成長意欲をもって仕事に取り組めます。また、有給取得率の高さやリモートワークなど柔軟な働き方が可能な点も、低い離職率につながっていると考えられるでしょう。
DTSの中途採用は通年実施で、業界知識と上流工程の経験を持つ即戦力を重視した採用が基本です。2024年度の中途採用比率は18.15%(49名)で、選考は書類選考と面接(1〜3回)を中心に進み、技術力に加えて顧客に寄り添う姿勢やリーダー志向も評価対象となります。
出典:DTS「サステナビリティ」
DTSは、社会インフラを支える責任感を持ち、周囲を巻き込んでプロジェクトを推進できるプレイングマネジャー志向の人材を求めています。金融や通信などの分野で、高い技術力だけでなく顧客の課題に寄り添い抜くプロ意識が評価されるでしょう。中途採用では即戦力となる専門性や上流工程の経験が重視されますが、若手層であればリーダーへの意欲も武器となります。
DTS
求める人物像
たとえばエンジニア職であれば「プレイングマネジャーとして活躍できる人」という人物像が10〜20名規模のリーダー経験や上流工程の設計・管理能力として、営業職であれば「投げ出さずに品質と向き合い続けられる人」という人物像が顧客の複雑な課題を粘り強く聞き取る姿勢として求められます。
職種 | 仕事内容 | 求めるスキル・経験 |
|---|---|---|
アプリケーションエンジニア(ポジションサーチ) | 経験に応じたアプリ開発案件(メガバンク、保険、通信、公共、製造、流通など) | ・上流工程経験 ・アプリ開発経験 ・各種業界知識 ・リーダー志向 |
アプリケーションエンジニア(小売・流通・製造・公共・通信業) | 大手企業向けアプリ開発リーダー/サブリーダーとして開発を推進 | ・Javaでの開発経験 ・10〜20名規模のリーダー経験 ・TERASOLUNA/Springなどの利用経験 |
自動車向け大規模分散開発エンジニア | 自動運転やコネクテッドカー(CASE)向けIoT基盤・周辺システム開発、先進技術検証 | ・5万TPS以上に耐えうる分散コンポーネントの知見 ・新技術への習得意欲 ・リーダー志向 |
大規模スクラム開発エンジニア(リーダー候補) | 大規模アジャイル(SAFeなど)でのスクラムマスターや技術リード、最先端技術検証の推進 | ・アジャイル開発経験 ・リーダー経験 ・新技術への関心 ・特定技術の専門性 |
SAP SuccessFactors技術者(HCM領域) | SAP SuccessFactorsを活用した顧客の人事DX推進(導入・保守・提案) | ・SAP SFの経験 ・人事給与などの業務知識 ・SAP認定資格 ・高いコミュニケーション力 |
SAPコンサルタント・エンジニア・マネージャー候補 | SAP(特にPublic Cloud)を利用したトータルソリューションの企画・導入・マネジメント | ・SAP導入、コンサル経験 ・会計/販売/生産などの業務知識 ・S/4HANA経験 ・PM経験 |
インフラエンジニア(ポジションサーチ) | サーバー・ネットワークの構築、クラウド基盤ソリューション、運用管理、業務設計など経験に応じた案件に配属 | ・インフラの上流工程(要件定義・設計など)の経験 ・PL/PM経験 ・各業界知識 ・ITプロジェクト参画経験 |
インフラエンジニア(通信・情報サービス) | 官公庁・金融機関等のシステム基盤構築、仮想化技術を用いたインフラ設計構築・保守 | ・VMwareなどの仮想化設計構築保守 ・Linux/Windows設計構築保守 ・DB技術、自動化(Ansibleなど)または監視設計 ・リーダー志向 ・コミュニケーション力 |
プリセールス・セールスエンジニア(BI/IoT/DWH/データレイク) | 自社パッケージ(BI、IoT等)やDWH/データレイクソリューションの販促、提案、導入・アフターサポート | ・パッケージ導入/プリセールスなどの経験 ・BI/DWH/データレイクなどの構築経験 ・リーダー志向 ・製造業(自動車関連など)の業務経験 |
クラウドエンジニア(AWS)(リーダー候補) | 大手小売店向けAWS共通基盤の設計構築・維持管理をチームのリーダー/サブリーダーとして推進 | ・リーダー、もしくはサブリーダー以上の経験 ・AWSにおけるインフラ設計/構築の経験 ・Terraform、Ansibleを使ったCI/CDの経験 |
法人営業 | 銀行や保険、官公庁などに対し、DX支援やSI、BPOサービスを組み合わせたソリューションを提案 | ・IT業界での営業経験 ・新しい知識を前向きに学ぶ姿勢 ・顧客と信頼を積み重ねる力 |
DTSのエンジニアには、多くのポジションで即戦力としての経験が求められます。DTSは単なる開発会社ではなく、「業界のプロ」として成長する企業です。技術力重視の一般企業に対し、DTSは特定の業務知識を武器に単価の高い上流工程の仕事を獲得し、利益を増やす仕組みを作っています。そのため、特定の業界や業務ドメインに関する知識や、上流工程における設計・管理能力が重視されるでしょう。また、ポジションサーチのエンジニア職など、ポテンシャルを加味される職種では、スキルや知識と同時にリーダー志向も求められます。担当してきた業界の知識や経験に加え、「将来はマネジメントにも挑戦したい」といったキャリアビジョンを伝えるのも1つの方法です。
法人営業では、銀行や保険会社、公共インフラといった専門性の高い業界が顧客となるため、新しい知識を前向きに学ぶ姿勢や、顧客と向き合って信頼を積み重ねる力が重視されます。DTSがオーダーメイドの提案にこだわる理由は、選ばれ続ける企業になるためです。ただ決まった商品を売るのではなく、顧客の課題を丁寧に聞き取り、エンジニアと相談しながら一つひとつの課題に合った解決策を形にする姿勢が求められます。そのため、「周りの人と協力して目標を達成した経験」「難しい問題にコツコツ取り組んだ経験」があれば、積極的にアピールすると良いでしょう。
参考:DTS「キャリア採用」
DTSの中途採用は、書類選考と面接が中心となった選考フローです。適性検査や筆記試験などはなく、面接対策メインで進めるのがおすすめです。
DTSの選考は、書類選考を通過したのち、面接が行われます。通常フローでの面接は2回ですが、選考状況によって異なる可能性があるため、面接回数の増減があった際も対応できるように準備しておきましょう。選考期間は書類選考から内定まで約1ヶ月が目安となっています。
参考:DTS「採用FAQ」
DTSの面接では、「担当してきた業界の知識」と「チームを引っ張る意志」をセットで語れるかが評価の分かれ目になります。DTSは顧客業界への専門性を強みとし、長く選ばれ続けることで成長した企業です。社員の定着によって知見を蓄積することを目指しているため、目先のスキルの高さだけでなく「この会社で長く価値を出し続けられるか」という視点で見極められると考えられます。
そのため、これまでの経歴やスキルを丁寧に整理したうえで、入社後のキャリアビジョンを具体化しておくと良いでしょう。実際の面接では、次のような質問が想定されます。
回答のコツは、単なるスキルの提供に留まらず、特定の業界や顧客のパートナーとして伴走する姿勢を示すことです。「なぜDTSか」を問われた際は、DTSが誇る「蓄積された知見」をどう活かし、貢献したいかまで踏み込んで言語化しましょう。リーダー経験については、担当人数や役割といった事実に加えて、メンバーの巻き込み方や品質を守るために工夫した点を添えると、プレイングマネジャーとしての適性が伝わりやすくなります。
DTSでは、IT業界で基礎を積んだ第二新卒の採用を行っています。現時点のスキル以上に「成長意欲」と「ポテンシャル」が重視されるため、面接では「何ができるか」よりも「DTSでどう専門性を広げていきたいか」を語れるかどうかが鍵になります。DTSの案件は一次請けが多く、プレイングマネジャーの貢献度が大きいため、プロジェクト全体に関わろうとする意識が歓迎されるためです。
想定される質問としては、「前職ではどのような業務を担当していましたか」「転職しようと思った理由を教えてください」といった経歴の確認から始まり、「業務外ではどのような学習に取り組んでいますか」「5年後、10年後はどうなっていたいですか」と、学習習慣やキャリア展望に踏み込む流れが考えられます。
回答のコツは、「今の自分に足りないものをDTSでどう補い、どう成長したいか」を一貫したストーリーで語ることです。転職理由は不満ではなく「上流工程に挑戦したい」といった前向きな動機に言い換え、学習については資格取得などの具体的な行動と、それを続けられている理由をセットで伝えましょう。そのうえで、アプリケーション開発なら特定業界のスペシャリストやプロジェクトマネージャー、インフラなら設計・構築の上流工程、営業なら顧客のDX推進といった形で、DTSの事業領域に沿ったキャリアプランまで言語化しておくと、長く活躍するイメージを面接官に持ってもらいやすくなります。
DTSの中途採用倍率は公開されていませんが、2024年度の中途採用人数は49名、中途採用比率は18.15%を占めており、DTSは中途採用による人材確保を行っていることがわかります。
また、応募期限については通年採用を行っているため、新卒採用のような特定の期限はありません。ただし、人員の状況によって募集を終了する可能性があるので、気になる職種やポジションがあれば、早めに応募するのがおすすめです。
出典:DTS「サステナビリティ」
DTSに入社した方の出身大学に関する情報をまとめています。東大や京大、早慶、MARCH、関関同立といった難関校に加え、中堅私大や女子大、語学系大学、美術系大学、短大・高専・専門学校まで幅広く、学歴に偏らない採用方針がうかがえます。
地域 | 大学名 |
|---|---|
北海道・東北 | 会津大学、秋田大学、岩手大学、岩手県立大学、小樽商科大学、東北大学、東北学院大学、弘前大学、福島大学、北海学園大学、北海道大学、北海道科学大学、北海道情報大学、室蘭工業大学、山形大学、酪農学園大学 |
関東 | 青山学院大学、亜細亜大学、茨城大学、宇都宮大学、江戸川大学、桜美林大学、大妻女子大学、お茶の水女子大学、学習院大学、神奈川大学、神奈川工科大学、神田外語大学、関東学院大学、北里大学、共立女子大学、杏林大学、群馬県立女子大学、敬愛大学、慶應義塾大学、恵泉女学園大学、工学院大学、國學院大學、国際基督教大学、国士舘大学、駒澤大学、駒沢女子大学、埼玉大学、埼玉工業大学、産業能率大学、実践女子大学、芝浦工業大学、十文字学園女子大学、淑徳大学、順天堂大学、城西国際大学、上智大学、湘南工科大学、上武大学、昭和女子大学、白百合女子大学、駿河台大学、成蹊大学、成城大学、聖心女子大学、清泉女子大学、専修大学、創価大学、大正大学、大東文化大学、高崎経済大学、高千穂大学、拓殖大学、多摩大学、玉川大学、多摩美術大学、千葉大学、千葉経済大学、千葉工業大学、千葉商科大学、中央大学、中央学院大学、筑波大学、筑波学院大学、津田塾大学、帝京大学、電気通信大学、東海大学、東京大学、東京外国語大学、東京経済大学、東京工科大学、東京工業大学、東京工芸大学、東京国際大学、東京情報大学、東京女子大学、東京成徳大学、東京電機大学、東京都市大学、東京都立大学、東京農業大学、東京農工大学、東京薬科大学、東京理科大学、東邦大学、東洋大学、東洋英和女学院大学、獨協大学、二松学舎大学、日本大学、日本工業大学、日本女子大学、一橋大学、フェリス女学院大学、文化学園大学、文教大学、文京学院大学、法政大学、武蔵大学、武蔵野大学、明治大学、明治学院大学、明星大学、横浜国立大学、横浜市立大学、立教大学、立正大学、流通経済大学(茨城)、麗澤大学、和光大学、早稲田大学 |
中部 | 愛知大学、愛知学院大学、愛知淑徳大学、金沢大学、金沢学院大学、金沢工業大学、公立諏訪東京理科大学、静岡大学、信州大学、都留文科大学、豊橋技術科学大学、富山大学、長岡技術科学大学、名古屋大学、名古屋工業大学、新潟大学、新潟県立大学、南山大学、福井県立大学、北陸先端科学技術大学院大学、名城大学、山梨学院大学、山梨県立大学 |
近畿 | 追手門学院大学、大阪大学、大阪教育大学、大阪経済大学、大阪工業大学、大阪公立大学、大阪電気通信大学、関西大学、関西学院大学、京都大学、京都工芸繊維大学、京都産業大学、近畿大学、甲南大学、甲南女子大学、神戸大学、神戸学院大学、神戸女学院大学、滋賀大学、摂南大学、同志社大学、奈良女子大学、阪南大学、兵庫県立大学、佛教大学、武庫川女子大学、桃山学院大学、立命館大学、龍谷大学、和歌山大学 |
中国・四国 | 愛媛大学、岡山大学、尾道市立大学、高知工科大学、島根大学、徳島大学、徳島文理大学、鳥取大学、広島大学、広島工業大学、広島修道大学、広島市立大学、福山市立大学、安田女子大学、山口大学 |
九州・沖縄 | 大分大学、沖縄国際大学、北九州市立大学、九州大学、九州工業大学、佐賀大学、西南学院大学、長崎大学、長崎県立大学、福岡大学、福岡工業大学、宮崎大学、琉球大学 |
DTSのような有名企業・人気企業に転職したい方におすすめのハイクラス転職サイトを、厳選してご紹介します。
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|---|---|---|
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レバテックキャリアは、ITエンジニア特化の経験者向け転職エージェントです。業界最大級の5万件以上の求人※3を保有し、転職成功率は96%※4を達成。「ITエンジニア向け仕事探し支援サービス登録率・認知率No.1」※5にも選ばれています。最大の強みは情報の質です。年間10,000回以上の企業訪問で現場のリアルな情報を収集。開発文化やスキルスタックなど、エンジニアが真に求める詳細な情報をアドバイザーが提供し、納得感のあるキャリア形成を強力に支援します。
※3 2026年1月の実績 ※4 2023年4月~2024年3月の実績 ※5 調査委託先:GMOリサーチ&AI株式会社/調査方法:インターネットリサーチ/調査対象:一都三県居住・20-49歳・男女・IT専門職/回答者数:4172名/調査期間:2024年12月5日~13日

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DTSの転職に関して、よくある質問をまとめています。
DTSでは、東京八丁堀にある本社のほか、都内の開発センター、関西・九州・中京の各支社、プロジェクト先のオフィスなどが主な勤務地となります。
参考:DTS「有価証券報告書」
DTSの公式サイトに家賃補助の記載はありませんが、首都圏に独身寮があります。地方出身者優先で入寮が可能です。
参考:DTS「募集要項」
DTSが「やばい」と言われる理由は、SIer特有の「客先常駐による環境の格差」や、「残業の多さ・保守的な社風」を懸念する声が要因と考えられます。ただ、有給取得率は75.7%と業界平均を大きく上回り、生成AIを活用した開発プロセスの高度化やGenAIビジネス推進室の新設など、新技術への取り組みも進めています。保守的なイメージだけでなく、挑戦的な側面も持つ企業といえるでしょう。
参考:DTS「有価証券報告書」
会社名 | 株式会社DTS |
設立 | 1972年8月 |
代表者 | 代表取締役社長 北村 友朗 |
資本金 | 61億1,300万円 |
本社所在地 | 東京都中央区八丁堀2-23-1エンパイヤビル |
公式Webサイト | |
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