当サイトはFactBoard株式会社が運営しています。本ページは一部PRを含みます。この記事では、ユナイトアンドグロウへの転職を検討している方に向けて、「やばい」「やめとけ」といわれている理由をお伝えします。ネット上の噂の真偽や、その背景にある実態を調査しましたので、ぜひ本記事で正しい企業理解につなげてください。
目次
当サイトはFactBoard株式会社が運営しています。本ページは一部PRを含みます。この記事では、ユナイトアンドグロウへの転職を検討している方に向けて、「やばい」「やめとけ」といわれている理由をお伝えします。ネット上の噂の真偽や、その背景にある実態を調査しましたので、ぜひ本記事で正しい企業理解につなげてください。
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ユナイトアンドグロウは、中堅・中小企業のコーポレートIT部門向けに、人材や知識を時間単位でシェアする「シェアード社員」サービスをメインに展開する企業です。顧客の社員目線に立ち、IT戦略の立案から日々のシステム運用、ヘルプデスク対応まで一貫してチームで支援しています。
また、現場で蓄積された知恵を共有するQ&A・クローズドナレッジ共有システム「Kikzo」や、企業内大学「UGアカデミー」といった周辺事業も手がけています。「つながり」と「成長」をバリューに掲げ、IT活用を通じて顧客企業の生産性を高め、成長を支え続けているのが強みです。
本記事では、公式データと客観的な事実から評判の真相を徹底解明します。
ユナイトアンドグロウが「やばい」といわれている理由には、「年収が低い」「離職率が高い」などさまざまな内容があるようです。ただし、憶測やイメージから噂が広がっている場合もあるため、公式情報から「ユナイトアンドグロウがやばいといわれている理由」と「その真偽」を確かめていきましょう。
ユナイトアンドグロウ
やばいといわれている理由
「ユナイトアンドグロウは年収が低い」という噂は、誤りです。平均年収は情報通信業界平均や同業他社の水準を明確に上回っており、給与が低いとはいえません。
有価証券報告書(2025年12月期)によると、ユナイトアンドグロウの平均年間給与は640万8,866円です。厚生労働省における情報通信業の平均年収は469万2,000円であり、ユナイトアンドグロウの水準はこれを約172万円上回っています。また、同じくITアウトソーシング・情シス支援領域の上場企業であるセラクの有価証券報告書(2025年8月期)によると、セラクの平均年間給与は410万円であり、ユナイトアンドグロウの640万8,866円はこれを約231万円上回っています。競合と比較しても、給与水準は明確に高い部類に入るといえるでしょう。
給与がシェアード社員個人のスキルレベルに連動する仕組みのため、入社初期など経験の浅い社員は相対的に給与が低くなりやすく、そうした層の実感が発信されることで、組織全体の平均とは異なる「低い」という印象が広がりやすいと考えられます。転職を検討する際は、平均値だけでなく評価制度や昇給の仕組みも確認しておくと安心でしょう。
(ここで使用した情報通信業の平均年収は、資料内の平均賃金を年換算したものであり、賞与・手当などは含みません)
参考:
ユナイトアンドグロウ「有価証券報告書」
厚生労働省「令和6年賃金構造基本統計調査 結果の概況」
セラク「有価証券報告書」
「ユナイトアンドグロウは離職率が高い」という噂は、必ずしも事実とはいえません。離職率そのものは具体的な数値として開示されておらず、公式データから直接の裏付けを確認することはできません。
有価証券報告書(2025年12月期)によると、ユナイトアンドグロウの平均勤続年数は4.2年です。ただし、平均勤続年数はあくまで在籍者の在籍期間を示す指標であり、離職率そのものを直接示すものではありません。同期間で従業員数は前事業年度末に比べて32名増加しており、積極的な採用が続いていることが平均勤続年数の短さに影響している可能性も考えられます。また、同資料では「人材の育成と定着」が優先的に対処すべき課題として挙げられており、株式報酬制度の拡充や社宅制度の導入など、定着率向上に向けた取り組みが進められていることも示されています。
公式に離職率の数値が開示されていないため、平均勤続年数の短さや、IT人材の転職市場が活発であることから「離職率が高いのではないか」というイメージが先行しやすいと考えられます。実際の定着状況が気になる場合は、面接の場で離職率や定着率向上の取り組みについて質問してみるのも一つの方法です。
参考:ユナイトアンドグロウ「有価証券報告書」
「ユナイトアンドグロウは残業が多い」という噂は、誤りです。平均残業時間は業界平均を下回る水準にとどまっています。
女性の活躍推進企業データベースによると、ユナイトアンドグロウの対象労働者における1か月あたりの平均残業時間は11.2時間です。厚生労働省における情報通信業の所定外労働時間は月16.4時間であり、ユナイトアンドグロウの水準はこれを5.2時間下回っています。
IT業界全体に「多忙」「激務」といったイメージが根強いことから、業界平均の実態を確認しないまま、ユナイトアンドグロウにも同様のイメージが当てはめられている可能性が考えられます。応募の際は、募集職種ごとの実際の稼働状況を面接で確認しておくと、入社後のギャップを防ぎやすいでしょう。
参考:
厚生労働省「女性の活躍推進企業データベース」
厚生労働省「毎月勤労統計調査 2025(令和7)年11月分結果速報」
「ユナイトアンドグロウは将来性に不安がある」という噂は、誤りです。なぜなら、売上高は直近5期にわたり増収が続いており、自己資本比率も高水準で安定的に推移しているからです。
有価証券報告書(2025年12月期)によると、売上高は5期で約79.9%増加しています。営業利益率も単調な右肩上がりではないものの、直近の2025年12月期には過去5期で最高の水準まで回復しています。
| 決算期 | 売上高 | 営業利益率 | 自己資本比率 |
|---|---|---|---|
| 2021年12月期 | 19億5,397万4,000円 | 13.59% | 64.7% |
| 2022年12月期 | 22億1,837万2,000円 | 13.77% | 66.5% |
| 2023年12月期 | 25億5,209万5,000円 | 14.50% | 70.1% |
| 2024年12月期 | 29億6,718万3,000円 | 13.32% | 66.3% |
| 2025年12月期 | 35億1,473万1,000円 | 15.94% | 64.5% |
出典:ユナイトアンドグロウ「有価証券報告書(2025年12月期)」
自己資本比率は5期を通じて最低でも64.5%、最高で70.1%の水準で安定的に推移しており、財務基盤の健全性に不安がある状況とはいえません。従業員数も2021年12月期の190名から2025年12月期の307名へと5期で約61.6%増加しており、事業拡大に伴う積極採用が続いていることがうかがえます。
中堅・中小企業向けのニッチ市場を主戦場とする事業モデルであるため、大企業向けITベンダーと比較して事業規模が小さく見え、成長性や将来性に不安を感じる人がいると考えられます。転職を検討する際は、売上高や利益率の推移など、複数期にわたる財務データを確認しておくと、実態に即した判断がしやすくなるでしょう。
参考:ユナイトアンドグロウ「有価証券報告書」
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ユナイトアンドグロウに向いている人は、20〜30代のうちから中小企業のCIO代行というポジションを経験したい人です。また、開発案件に追われない中立な立場でITコンサルティングを行いたい人や、複数業界の知見を同時に吸収したい人も、ユナイトアンドグロウで力を発揮しやすいでしょう。
ユナイトアンドグロウに向いている人は、20〜30代のうちから中小企業のCIO(最高情報責任者)代行というポジションを経験したい人です。
なぜなら、一般的なSIerやSESが特定システムの開発や運用保守などの限定された工程を担当するのに対し、ユナイトアンドグロウの「シェアード社員」は、成長企業のIT課題解決に包括的に関わるからです。業務範囲に制限がなく、経営目線でのIT戦略立案から現場の実務支援までを横断的に一人で担える環境が整っています。
具体的には、システム活用コンサルティングやIT課題の整理、インフラ整備、ヘルプデスク、PCキッティング、さらにはIT担当者の採用・育成支援までを一貫して担当します。また、必要に応じて他社IT業者への外注を提言・統括する裁量も与えられており、経営陣や現場社員と直接対話しながら企業のIT全般を指揮・運用するスキルが身につくでしょう。
そのため、単なる一部工程のエンジニアに留まらず、若手のうちから経営目線でIT部門全体を牽引し、幅広い実務とコンサルティングスキルを身につけたい人にとって、他社にはない最適な環境といえます。
参考:ユナイトアンドグロウ「コーポレートIT部門のタイムシェア」
開発に追われない中立で柔軟な顧客目線のITコンサルを目指す人も、ユナイトアンドグロウに向いているといえます。
なぜなら、自社製品の導入ノルマや大規模開発プロジェクトの受注自体を目的とせず、特定のITベンダー製品を売り込む必要がない支援体制をとっているからです。一般的なコンサル・SIerとは異なり、ユナイトアンドグロウの「シェアード社員」は自社プロダクトをもたない中立的な立場で顧客と向き合います。他社ツールや外注業者を活用すべきだと判断すれば、顧客の利益を最優先にして自ら外部委託を提言できる裁量が与えられています。
この仕組みにより、システム選定から導入・運用定着にいたるまで、客観的な視点で純粋に顧客の課題解決へ集中できます。各企業の実情に合わせて柔軟に運用方法を模索・実行するプロセスを通じて、汎用性の高いヒアリング力と課題解決能力を身につけることが可能です。
そのため、営業ノルマや開発の納期・仕様選定に縛られることなく、本当の意味で顧客に向き合うキャリアを築きたい人にとって、非常に適した環境といえます。
参考:ユナイトアンドグロウ「コーポレートIT部門のタイムシェア」
多種多様な業界知識を同時に吸収するITコンサルを目指す人も、ユナイトアンドグロウに向いているといえるでしょう。
1社常駐が基本となる一般的なSESや人材派遣とは異なり、ユナイトアンドグロウの「シェアード社員」は、同時に複数の顧客企業を担当する働き方を前提としているからです。公式採用サイトの「UGの仕事」でも説明されているとおり、正社員として雇用されながら同時並行で複数社の顧客企業に関わり、社員とともに現場で業務を推進する独自の仕組みをとっています。
同時並行で複数の中堅・中小企業の情シス業務に携わることで、医療、製造、不動産、ITなど、事業内容によって異なるシステム構成や組織文化、会社方針に同時に触れることができます。これにより、特定業界に偏らない汎用的なIT課題解決力と、異業界ごとの特有の商習慣に素早く適応する柔軟性が自然と身につきます。
そのため、一つの会社にいながら業界横断的な知見と実績をスピーディーに蓄積し、対応力の高いITコンサルタントとして成長したい人にとって、非常に恵まれた環境といえます。
参考:ユナイトアンドグロウ「UGの仕事」
ユナイトアンドグロウに向いていない可能性があるのは、エンタープライズ向けのシステム構築・開発スペシャリストを目指す人です。また、特定の高度な技術スタックを深掘りしたいエンジニアや、一つの会社・システムにじっくり向き合いたいSEも、ユナイトアンドグロウの働き方にはなじみにくいでしょう。
ユナイトアンドグロウに向いていない可能性のある人は、エンタープライズ向けのシステム構築・開発スペシャリストを目指す人です。
なぜなら、ユナイトアンドグロウの主なサービス対象は「社員数50〜1,000名の中堅・中小企業」であり、大規模なシステム開発案件自体をほとんど扱っていないからです。業務の軸は顧客企業のコーポレートIT(情シス)部門の支援・運用であり、数十億円規模の予算や大規模チームが動くプロジェクトを経験する機会は基本的にありません。
具体的には、銀行・官公庁・大手通信キャリアなどが導入する数百〜数千人規模の基幹システム開発や、プロジェクトマネージャーとして超大型案件を統括するような業務には携わりません。そのため、大手SIerや大規模SESで得られるようなインフラ構築・大規模開発のキャリアを望む場合は、実務内容に大きなギャップが生じます。
そのため、巨大プロジェクトのITスペシャリストとして実績を重ねたい人や、大規模開発の手腕を磨きたい人にとっては、求める経験が得られにくい環境といえます。
参考:
ユナイトアンドグロウ「サービス案内」
ユナイトアンドグロウ「募集要項」
特定の高度な技術スタックを深掘りするエンジニアを目指す人も、ユナイトアンドグロウに向いていないといえるでしょう。
ユナイトアンドグロウのミッションは顧客企業のIT課題解決であり、自社でゼロからコードを書く開発職ではなく、既存サービスの選定や運用・現場調整が業務の中心だからです。募集職種である「シェアード社員(コーポレートエンジニア)」は、中堅・中小企業の情シス部門全般を支援する役割であり、特定のプログラミング言語や技術を極める環境とは方向性が異なります。
具体的には、クラウドサービスやITツールの選定・導入、ヘルプデスクや運用調整といった業務がメインとなります。そのため、Go・Rust・Pythonなどを用いた高度なバックエンド開発、AIや機械学習モデルの実装、あるいは高度なサイバーセキュリティ解析といった特定技術を突き詰める機会は多くありません。
したがって、プログラミングや特定技術のスペシャリストとして技術力を尖らせていきたいエンジニア志向の人にとっては、物足りなさを感じやすい環境といえるでしょう。
参考:ユナイトアンドグロウ「募集要項」
一つの会社・システムにじっくり向き合うSEとして働きたい人もユナイトアンドグロウに向いていない可能性があります。
ユナイトアンドグロウの「シェアード社員」は、複数の顧客企業を同時に支援するタイムシェア型の働き方を前提としており、特定1社だけに100%の工数を注ぐスタイルではないからです。
公式採用サイトの「UGの仕事」や「よくある質問」によると、1人で2社以上を同時に担当するケースが多く、稼働時間は1時間単位で管理・プランニングされます。さらに、同じ顧客先での支援は2〜3年を目安にローテーションすることが推奨されているため、一つの組織やシステムに長期間コミットし続けるキャリアは築きにくい仕組みになっています。
そのため、事業会社の社内SEのように自社のビジネスやシステムに何年も深く関わり育てていきたい人にとっては、求める働き方やキャリア形成の方向性とギャップが生じやすい環境といえます。
ユナイトアンドグロウへの転職でよくある質問をまとめました。「有休は消化しやすいのか」「福利厚生は充実しているか」「入社後どのようにスキルアップできるのか」など、気になることがある方はチェックしてみましょう。
女性の活躍推進企業データベースによると、ユナイトアンドグロウの有休消化率は77.5%です。
厚生労働省における情報通信業の有休消化率は63.2%であり、ユナイトアンドグロウの水準はこれを14.3ポイント上回っています。ワークライフバランスを大切にしながら、有給休暇を取得しやすい環境が整っていることがうかがえます。
参考:
厚生労働省「女性の活躍推進企業データベース」
厚生労働省「令和4年就労条件総合調査 結果の概況」
ユナイトアンドグロウの福利厚生は、大きく3つの領域に分かれています。
余暇・ヘルスケア支援としては、関東ITソフトウェア健康保険組合の優待(保養所、レストラン、東京ディズニーリゾート割引など)をはじめ、オンライン診療やオフィスでのマッサージ、東京ドームシーズンシートの利用などが可能です。また、子育て・生活支援として、ベビーシッター利用券の配布、社内イベント時の託児所設置、社宅制度が用意されています。資産形成・成長支援として、企業型確定拠出年金(DC)、従業員持株会や株式報酬制度、外部研修の費用補助といった手厚い制度も完備。このほか、新入社員が既存社員100名と対話してサインを集める「ウェルカムラリー」達成時の特別賞与や、社員紹介に伴う各種報酬制度など、独自のインセンティブも設けられています。
参考:ユナイトアンドグロウ「募集要項」
ユナイトアンドグロウでは、「自ら考え、自ら動き、自ら成長する」というモットーのもと、ITスキルに加えソフトスキルやスタンスといったビジネスの土台「ねっこ」を育み、総合的なスキルアップを図っています。
そのための取り組みとして、定期的に担当企業を変える現場ローテーションを通じてビジネスとITの幅広い対応力を鍛えるほか、スクラムと呼ばれるチーム体制や社内Q&Aを活用し、約300名の知恵や全社の事例・ノウハウをいつでも吸収できる環境を整えています。さらに、企業内大学である「UGアカデミー」や、「7つの習慣®」をはじめとするビジネススキル学習への費用補助といった研修制度も充実。加えて、月1回の「フォーラム」における自己開示で人間力を磨きながら、評価レベルによって成長目標を可視化し、着実なステップアップを目指せる職場です。
参考:ユナイトアンドグロウ「キャリアビジョン」
ユナイトアンドグロウへ転職するにあたって、面接の最後にある「逆質問」はアピールの場であると同時に、あなた自身が企業を評価する貴重なチャンスです。ここでは、ユナイトアンドグロウの面接時に聞いておくべき質問を4つご紹介します。
複数社を同時に担当するのは大変そうですが、残業時間はどれくらいですか?
現在、常時4〜5社を掛け持ちするなかで高パフォーマンスを出されている社員の方は、タスク管理や頭の切り替えにおいてどのような工夫をされていますか?
1つ目は、「シェアード社員」のマルチタスク適性に関する質問です。
NG例にあるような「大変そうですが」という切り出しは、まだ経験してもいないのに先に負荷を強調してしまい、面接官には「入社前から不安を抱えている」という前提が伝わりやすくなります。また、「楽をしたいのではないか」「マルチタスクへの耐性がないのではないか」という懸念を面接官に抱かせかねません。
一方、お手本例は、高い当事者意識が伝わるだけではなく、ユナイトアンドグロウの「シェアード社員」に求められる最大のスキルである「マルチタスク管理」や「思考の切り替え」にスポットを当てて質問できており、企業・職種研究がしっかりできていることが伝わります。
社員インタビューでは、開発事業部の仕事とインソーシング事業部での企業支援を両立しながら複数の企業を担当し、自分のスキルだけでは対応しきれない場面ではほかのメンバーを積極的に頼ることで乗り越えてきた様子が語られています。役割や担当先が増えるほど、一人で抱え込まず周囲と協力しながら仕事を回す工夫が重要になることがうかがえます。だからこそ、実際にどのようなペース配分やタスクの優先順位づけで複数の役割・企業を両立しているのかを聞いておくことで、自分自身の働き方をより具体的にイメージできるでしょう。
参考:ユナイトアンドグロウ「【社員紹介】お客様の近くで応えていける仕事に出会えた」
ITの知識があまりない経営層と話すのは難しくないですか?
支援先が中小企業だからこそ『専門用語を使わずに経営層へIT投資の必要性を伝える力』が重要だと考えています。現場で経営陣の意思決定を引き出すために、御社で評価されているコミュニケーションのポイントはありますか?
2つ目は、中小企業経営層との「コミュニケーション能力」に関する質問です。
「ITの知識があまりない経営層」という表現は、相手を評価するようなニュアンスを帯びやすく、面接官には「顧客を下に見ているのでは」という警戒心を抱かせかねません。また、困難に対する不安や愚痴のように聞こえてしまい、「顧客の理解度に応じた歩み寄りができないのではないか」という懸念を抱かせる可能性があります。
一方、お手本例は、「中小企業の経営層には専門用語を使わないアプローチが必要」という本質的な課題を自ら言語化できており、業務に対する解像度の高さとプロ意識をアピールできます。また、単なる「対話」にとどまらず、「経営陣の意思決定を引き出す」という具体的なゴールを見据えて質問できているため、CIO代行としての成果志向が評価されます。
社員インタビューでは、専門用語を並べられると顧客がベンダーの言いなりにならざるを得ない現実に問題意識をもち、開発会社と顧客の間に立つ「通訳」のような役割を担いたいと考えてユナイトアンドグロウに入社した経緯が語られています。実際に50社以上の中小企業を支援し、経営層との橋渡しを続けてきた実績も紹介されています。だからこそ、専門用語を使わずに意思決定を引き出すために現場でどのような伝え方が評価されているかを確認しておくことで、入社後に求められるコミュニケーションの解像度を高められそうです。
参考:ユナイトアンドグロウ「ソフトウェア開発とお客様の間に立つためにキャリアチェンジ」
特定のベンダー製品を売るノルマがないなら、売上の目標設定はどうなっているのですか?
自社製品をもたない『真に客観的なポジション』で提案できる点が御社の魅力だと感じています。過去に、純粋な顧客目線の提案によって顧客企業から特に深く感謝された具体的なエピソードなどはありますか?
3つ目は、「ベンダーフリー(中立性)」の強みの理解に関する質問です。
NG例の「売上の目標設定はどうなっているのですか」という聞き方は、「ノルマがないなら、どうやって評価や売上を管理しているのか」という、企業のビジネスモデルに対する懐疑的な姿勢に見えてしまうリスクがあります。
一方、お手本例は、「特定ベンダー製品のノルマをもたない」という自社独自の価値を正しく理解し、魅力として肯定的に捉えていることが面接官にしっかり伝わります。また、評価や制度ではなく「実際にどのような顧客貢献ができたか」というエピソードを尋ねることで、自分の仕事軸が「顧客の課題解決」にあるというプロ意識をアピールできます。
社員インタビューでは、担当先の公式Webサイト運用を任されるなかで、既存ベンダーの品質に満足できなくなった際は自ら新たなベンダー探しを顧客と一緒に行うといった、特定企業の利害に縛られず顧客本位で動く姿が語られています。社長ブログでも、創業初期に機器販売をやめ「ベンダー中立」を提供価値の柱に据え直した経緯が紹介されています。中立な立場だからこそ踏み込めた提案や顧客からの評価につながった場面を聞いておくことで、ベンダーフリーの強みを自分の言葉で語れるようになるでしょう。
参考:
ユナイトアンドグロウ「コーポレートITの専門集団で働けるのが最大の魅力」
ユナイトアンドグロウ「会社創立20年」
PCの初期設定(キッティング)や問い合わせ対応のような泥臭い仕事もやらなければいけませんか?
IT戦略の立案からPCのキッティングまで一気通貫で対応することが御社の信頼の源泉だと認識しています。現場の運用から経営課題を吸い上げた成功事例があれば教えていただけますか?
4つ目は、幅広い業務範囲(上流〜下流)へのマインドセットに関する質問です。
NG例の「泥臭い仕事もやらなければいけませんか」という聞き方は、下流の業務を面倒なもの・格下のものとして扱うニュアンスを含んでおり、面接官には「上流の仕事だけをやりたい」という業務範囲を限定したい意向として受け取られる可能性があります。
一方、お手本例は、「PCキッティング等の現場作業」と「IT戦略立案」が一連のサービスとしてつながっている価値を理解できているため、企業研究の深さを強力にアピールできます。また、現場作業を「単なる雑務」ではなく「経営課題を発見するための重要なタッチポイント」としてポジティブに解釈できている点が高評価につながります。
社員インタビューでは、入社後にヘルプデスクや入退社対応、PCキッティングといった現場の運用業務を一つひとつ覚えていった新卒社員の様子や、複数の顧客企業で要件定義や提案まで担うようになった中途社員の様子が語られています。下流の運用対応と上流の企画・提案が地続きになっており、現場での気づきがそのまま次の提案に生きる環境です。だからこそ、下流の運用対応で得た気づきがどのように上流の提案や経営支援へとつながっていくのかを聞いておくことで、ユナイトアンドグロウならではの介在価値への理解を深められます。
参考:
ユナイトアンドグロウ「【社員紹介】自分の行動で会社全体に新たな風を吹かせたい」
ユナイトアンドグロウ「【社員紹介】お客様の近くで応えていける仕事に出会えた」
ユナイトアンドグロウは、中堅・中小企業の成長を阻むIT部門の人材・知識・ネットワーク不足を解消することに特化した、コーポレートITの専門家集団です。
特徴は、一般的な「SE派遣」や「システム受託開発(SIer)」とは異なり、顧客企業の「社員目線」に立って主体的にIT利活用を推進する独自の「インソーシング」を提唱している点です。単なる切り離されたIT業務の処理にとどまらず、技術とビジネスの隙間を埋め、現場と経営層をハブのようにつなぐパートナーとして機能しています。
主要事業は、時間課金による準委任契約に基づき、中堅・中小企業のITに関わるあらゆる業務をチーム(スクラム)で包括的にサポートする「シェアード社員」サービスです。システムインフラの整備やアカウント・セキュリティ管理、日々のヘルプデスク対応から、IT中長期計画の策定にいたるまで、柔軟に支援を行います。
加えて、培った事例や知恵を蓄積・共有する周辺事業として、Q&A・クローズドナレッジ共有システム「Kikzo」を提供しています。各現場でシェアード社員が直面した技術課題や他社事例、解決のノウハウを「Kikzo」へリアルタイムに蓄積・全社共有することで、他の現場におけるトラブル解決や外注先選定の時間を短縮し、主要事業である顧客支援のスピードと品質を引き上げるシナジーを確立している点が強みです。
| 事業 | 概要 |
|---|---|
| シェアード社員サービス | IT中長期計画の策定からグループウェア導入、アカウント・セキュリティ管理、ヘルプデスクまで、社内ITに関わるほぼすべてに対応するタイムシェアサービス |
| Kikzo | 約300名の全社員が現場で得た事例やノウハウを相互に伝達し、調査や外注先選定の時間を大幅に短縮するQ&A・クローズドナレッジ共有システム |
参考:ユナイトアンドグロウ「サービス一覧」
| 会社名 | ユナイトアンドグロウ株式会社 |
| 設立 | 2005年2月 |
| 代表者 | 代表取締役社長 須田 騎一朗 |
| 資本金 | 3億4,943万2,900円 |
| 本社所在地 | 東京都千代田区神田駿河台4-3 新お茶の水ビルディング3階 |
| 公式Webサイト | ユナイトアンドグロウ |