当サイトはFactBoard株式会社が運営しています。本ページは一部PRを含みます。この記事では、高砂熱学工業への転職を検討している方に向けて、「やばい」「やめとけ」といわれている理由をお伝えします。ネット上の噂の真偽や、その背景にある実態を調査しましたので、ぜひ本記事で正しい企業理解につなげてください。
目次
当サイトはFactBoard株式会社が運営しています。本ページは一部PRを含みます。この記事では、高砂熱学工業への転職を検討している方に向けて、「やばい」「やめとけ」といわれている理由をお伝えします。ネット上の噂の真偽や、その背景にある実態を調査しましたので、ぜひ本記事で正しい企業理解につなげてください。
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高砂熱学工業は、空調設備の技術を核として、オフィスビルや商業施設、工場、データセンターなどの空気調和設備の設計・施工を行う企業です。1923年の創業以来、100年以上にわたり空調エンジニアリングの分野で技術と実績を積み重ねてきました。
有価証券報告書(2026年3月期)によると、売上高は4,239億2,300万円、営業利益は477億4,500万円、自己資本比率は55.0%です。(2026年3月期)空調設備事業を核として、建設事業・設備保守管理事業・カーボンニュートラル事業・環境機器製造販売事業という4つの事業ドメインをDXで連携させながら、環境クリエイターとしての企業価値向上を目指しています。
本記事では、公式データと客観的な事実から評判の真相を徹底解明します。
参考:高砂熱学工業「有価証券報告書」
高砂熱学工業が「やばい」といわれている理由には、「残業が多くブラックだ」「談合や横領といった不祥事があった」などさまざまな内容があるようです。ただし、憶測やイメージから噂が広がっている場合もあるため、公式情報から「高砂熱学工業がやばいといわれている理由」と「その真偽」を確かめていきましょう。
高砂熱学工業
やばいといわれている理由
「残業が多くて激務」という噂は、一部事実といえるでしょう。月間の平均残業時間は建設業平均のおよそ2倍にのぼる一方、有給休暇の取得率は全国・建設業平均を上回っており、働き方の実態は一面的ではありません。
高砂熱学工業の女性の活躍推進企業データベースによると、平均残業時間は月26.1時間(2026年3月期)です。厚生労働省の調査による建設業の平均残業時間は月13.3時間であるため、高砂熱学工業の残業時間は建設業平均の約2倍の水準にあることがわかります。一方で、公式サイトの人的資本の強化によると、有給休暇取得率は71.80%(2025年3月期)です。厚生労働省 の調査による全国平均は66.9%、建設業平均は60.7%であり、高砂熱学工業はいずれも上回っていることがわかります。
「残業が多い」という噂が広まった背景には、空調設備工事という業界特性上、竣工期限に合わせて繁忙期に業務が集中しやすいことが考えられます。転職を検討する際は、配属予定の部署や繁忙期の実態について、面接等で具体的に確認しておくと良いでしょう。
参考:
高砂熱学工業「人的資本の強化」
厚生労働省「毎月勤労統計調査 2025(令和7)年11月分結果速報」
厚生労働省「令和7(2025)年就労条件総合調査 結果の概況」
出典:女性の活躍推進企業データベースオープンデータ(2026年3月時点)
「炎上した過去がある」という噂は、必ずしも真実とはいえないでしょう。高砂熱学工業の公式採用サイトを確認したところ、現時点で該当するような若手社員の1日のスケジュール紹介ページは掲載されておらず、過去の内容についても公式・一次情報から確認することができません。
公式サイトの採用情報で現在紹介されている社員インタビューは、施工管理・設計企画・研究開発・DX推進など複数職種にわたるものであり、過酷なスケジュールを強調するような内容は確認できません。過去に一時的にそうしたページが存在していたかどうか、内容がどのようなものであったかについて、公式に確認できる情報は現時点でありません。
過去のインターネット上の反応が検索結果やまとめ情報として残り続けたことで、現在も検索時に噂として目に触れやすくなっていると考えられます。転職を検討する際は、こうした過去の噂よりも、現在の公式情報や社員インタビューを確認することが有効です。
参考:高砂熱学工業「採用情報」
「労働基準法違反での書類送検があった」という噂は、正しいです。2026年3月、36協定を超える時間外労働をさせたとして、高砂熱学工業は労働基準監督署から書類送検されたことを自ら公表しています。
公式サイトの労働基準法違反による書類送検についてによると、2023年10〜12月の期間、従業員に対し36協定を超える時間外労働を行わせたとして、長野労働基準監督署から書類送検されたとのことです。同資料では、労働基準監督署の調査に全面的に協力してきたこと、また今後も関係法令の遵守徹底と労務管理体制の強化に取り組むことが述べられています。
書類送検という司法手続きに関わる事実が自ら公表され、かつ発生時期が比較的最近であることから、労働環境や定着率への不安として語られやすくなっていると考えられます。転職を検討する際は、こうした過去の事案に対して、どのような再発防止策が講じられているかを確認しておくと良いでしょう。
参考:高砂熱学工業「労働基準法違反による書類送検について」
「従業員による横領事件があった」という噂は、正しいです。2023年、大阪支店の複数の従業員が架空の経費計上によって私的に物品を受領していたという不正行為を、高砂熱学工業自ら公表しています。
IRニュース(2023年8月9日 適時開示「当社従業員による不正行為に関するお知らせ」)によると、大阪支店において複数の従業員が架空の経費計上により私的使用を目的に物品を受領していたことが確認され、2018〜2022年度の期間で総額約1,500万円の損害が生じました。同資料では、当該従業員への損害回収と厳正な対処、決裁プロセスの見直しやコンプライアンス教育など内部管理体制の強化に努める方針が示されています。
経費の私的流用という従業員個人による不正行為であっても、上場企業自らが適時開示として公表する重大な事案であったことから、「やばい」という噂として広まりやすかったと考えられます。
参考:高砂熱学工業「IRニュース」
「談合による営業停止処分を受けたことがある」という噂は、正しいです。高砂熱学工業は2014〜2015年、北陸新幹線の設備工事入札をめぐる談合行為により、公正取引委員会から課徴金納付命令を、国土交通省から建設業法に基づく営業停止処分を、それぞれ受けています。
公正取引委員会の北陸新幹線消融雪設備工事の入札参加業者らに対する排除措置命令及び課徴金納付命令についてによると、ダイダン及び高砂熱学工業は、新日本空調と共同して談合行為を企て、他の事業者に当該行為をさせたことが認められ、5割加算した算定率で課徴金納付命令の対象となりました。また、コーポレートレポート(CSR報告書2015)によると、この件に関して国土交通省(関東地方整備局)より建設業法第28条第3項に基づく60日間の営業停止処分(2015年1月29日〜3月29日)を受けています。
談合事件は国の重要インフラ工事に関わる案件であったこと、また営業停止という重い行政処分を伴ったことから社会的な注目を集めやすく、その後も「やばい」というイメージとして語り継がれやすいと考えられます。転職を検討する際は、この事案以降にどのような再発防止・コンプライアンス強化策が取られてきたかを確認しておくと安心です。
参考:
公正取引委員会「北陸新幹線消融雪設備工事の入札参加業者らに対する排除措置命令及び課徴金納付命令について」
高砂熱学工業「コーポレートレポート(統合報告書)」
「全国転勤が多く、私生活への影響が大きい」という噂は、一部事実といえるでしょう。高砂熱学工業の総合職には全国転勤が伴う雇用区分がある一方、事情により転勤できない社員向けに転勤のない「エリア勤務社員」への転換制度も公式に設けられており、転勤の有無を一律に語ることはできません。
公式サイトの働き方改革によると、育児や介護と仕事の両立を支援するため、転勤がないエリア勤務社員への転換制度や在宅勤務制度を設けているとのことです。同様に、ワーク・ライフ・バランスでも、事情により転勤できない社員を対象に、転勤のない「エリア勤務社員」への転換制度を設けていることが確認できます。
全国に事業所・現場を展開する総合設備工事会社という事業特性上、総合職には転勤を伴う配属が標準的にあり得ることが、噂の背景にあると考えられます。転職を検討する際は、応募する職種・区分ごとの転勤有無について、選考の早い段階で確認しておくことをおすすめします。
参考:
高砂熱学工業「働き方改革」
高砂熱学工業「ワーク・ライフ・バランス」
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高砂熱学工業に向いている人は、空調・環境技術の専門性を極めたい人です。最先端の超大型プロジェクトにコミットしたい人や、T-Base®に代表される建設DXで施工の在り方を変えたい人も、高砂熱学工業で活躍しやすいでしょう。
高砂熱学工業に向いているのは、キャリアの早い段階から空調・環境技術のスペシャリストとして実力をつけていきたい人です。
高砂熱学工業は「環境クリエイター」を掲げ、事業の中心を空調設備とその周辺技術(クリーンルーム、水素エネルギーなど)に据えています。
有価証券報告書(2026年3月期)によると、空調設備事業を核として、建設事業・設備保守管理事業・カーボンニュートラル事業・環境機器製造販売事業の4つの事業ドメインをDXで連携させる戦略を掲げており、研究開発への投資も継続的に行われています。一方、競合である三機工業は、空調に加えて物流倉庫のコンベアなどの搬送システムや、ゴミ処理場・上下水道などの環境施設まで幅広く手掛ける総合エンジニアリング企業です。そのため、社内での異動や関わるプロジェクトの幅が広く、一つの分野を突き詰めたい人にとっては、リソースが分散しているように感じられる可能性があります。
技術・環境の一分野に深く向き合える環境が整っているため、「空調・環境技術の専門性を極めたい人」は高砂熱学工業に向いているといえます。
参考:
高砂熱学工業「有価証券報告書」
三機工業「事業内容」
三機工業「環境システム事業」
高砂熱学工業に向いているのは、業界最高難度の現場でキャリアを積みたい人です。
高砂熱学工業は、最先端の半導体工場や医薬品のクリーンルーム、超高層ビルの再開発など、技術難易度が最高峰の超大型案件で強みを発揮しています。一方、競合他社の三機工業も大型案件を手掛けますが、三井グループのネットワークを活かした安定的な案件や、既存ビルのリニューアル(改修)工事、搬送や環境プラント案件も多いのが特徴です。そのため、最先端のハイテク工場空調や大規模開発の空調に集中して携わりたい人にとっては、配属や案件の巡り合わせでギャップが生まれる可能性があります。
常に業界最前線・最高難度の現場に携われる環境があるため、「最先端の超大型プロジェクトにコミットしたい人」にとってやりがいのある環境といえるでしょう。
高砂熱学工業に向いていない可能性のある人の特徴は、空調以外の社会インフラに興味がある人です。また、ワークライフバランスや改修案件で安定して経験を積みたい人も、高砂熱学工業の風土には馴染みにくいでしょう。
高砂熱学工業に向いていない可能性があるのは、幅広いインフラビジネスに携わりたい人です。
競合他社である三機工業は、ビル空調(建築設備)だけでなく、物流倉庫の自動搬送システム(機械システム事業)や、自治体向けのごみ処理場・上下水道施設(環境プラント事業)を自社で持っています。社会インフラを多角的に支えたい、多様なビジネスや技術に触れたいという人には適した環境といえます。
一方で高砂熱学工業は、有価証券報告書(2026年3月期)によると空調設備の技術を核とした設備工事事業・設備機器の製造・販売事業 を主な事業内容としており、事業の軸足は空調に特化しています。そのため、空調以外のインフラビジネスにも挑戦してみたいと考えても、社内にそのフィールドがほとんどない点には留意が必要です。
事業ドメインが空調関連に特化しているという特性から、「空調以外の社会インフラに興味がある人」には高砂熱学工業はあまり向いていない可能性があります。
参考:
高砂熱学工業「有価証券報告書」
三機工業「事業内容」
三機工業「環境システム事業」
高砂熱学工業にあまり向いていない可能性があるのは、突発的な負荷が少ない環境で着実にキャリアを積みたい人です。
高砂熱学工業は、有価証券報告書(2026年3月期)において最先端の半導体・医薬品工場(クリーンルーム)や超高層ビル再開発など、技術難易度が最高峰の超大型案件を主力事業として位置づけています。これらは数日・数時間の遅れも許されない案件が多く、技術・スケジュールの両面で大きなプレッシャーがかかりやすい環境といえます。一方、競合他社の三機工業は新築大型案件に加えてオフィスビルや施設のリニューアル(改修・メンテ)案件にも強みを持つなど、案件の幅と負荷の分散のし方が異なります。
極限状態のプロジェクトに携わる機会が多い環境であるため、「ワークライフバランスや改修案件で安定して経験を積みたい人」にとっては、高砂熱学工業の環境はハードに感じられる可能性があります。
高砂熱学工業への転職でよくある質問を洗い出しました。「中途採用者が感じるギャップ」「学歴フィルターの有無」「住宅手当の実態」など、気になることがある方はチェックしてみましょう。
高砂熱学工業への中途採用では、「オフサイトでの生産管理」への移行意識の高さと、「現場知識の自発的なキャッチアップ」の必要性という2点でギャップを感じる可能性があります。
高砂熱学工業は、生産性向上拠点「T-Base®」の活用などにより、現場ごとの「施工管理」からプラットフォームによる「生産管理」への変革を進めています。有価証券報告書(2026年3月期)によると、T-Base®はこうした施工の在り方の変革を進めるプロジェクトと位置づけられており、昔ながらの完全現場主義に慣れていた人はここに戸惑う可能性があるでしょう。
また、事務職やIT専門職の中途採用もありますが、会社全体で空調・建築設備をベースにしたDX推進を重視しているため、どの部署でも現場や環境・建設系の専門用語を自発的にキャッチアップする姿勢が求められます。
参考:高砂熱学工業「有価証券報告書」
高砂熱学工業は、建築・機械・電気・環境系の専攻を中心に採用していますが、高専卒などを含む多様な層からの採用実績もあり、特定の学歴に限定した募集ではありません。公式サイトの採用情報では、女性の施工管理・技術職の採用や、文系出身者向けの施工管理職採用にも力を入れていることが確認できます。
従来の「ガテン系・理系」のイメージにとらわれず、多様な人財を確保しようとする姿勢がうかがえるため、専攻や性別にかかわらず、応募を検討する価値はあるといえるでしょう。
参考:高砂熱学工業「採用情報」
はい、住宅関連の支援制度は複数用意されており、充実しているといえます。公式サイトの福利厚生によると、借上げ独身寮や、結婚・転勤に伴う転勤者社宅、現場宿舎などの制度が確認できます。全国転勤が伴う総合職では住居環境の変化が生じやすいため、こうした手厚い住宅支援制度が整備されていると捉えることができます。
参考:高砂熱学工業「福利厚生」
「残業時間が建設業平均の約2倍(月26.1時間)」「2026年公表の労働基準法違反による書類送検」「2015年の談合による営業停止処分」「2023年公表の従業員による横領事件」などが主な理由として挙げられます。
ただし、有給休暇取得率は全国・建設業平均を上回っており、各不祥事についても会社自らが公表・再発防止策を講じているなど、一律に「やめとけ」と断定できるものではありません。転職を検討される方は、本記事の各噂検証を参考にしたうえで、公式サイトや選考の場で最新情報を確認することをおすすめします。
参考:
女性の活躍推進企業データベースオープンデータ
厚生労働省「毎月勤労統計調査」
高砂熱学工業「労働基準法違反による書類送検について」
高砂熱学工業「IRニュース」
公正取引委員会「北陸新幹線消融雪設備工事の入札参加業者らに対する排除措置命令及び課徴金納付命令について」
高砂熱学工業「人的資本の強化」
厚生労働省「令和7(2025)年就労条件総合調査 結果の概況」
高砂熱学工業へ転職するにあたって、面接の最後にある「逆質問」はアピールの場であると同時に、あなた自身が企業を評価する貴重なチャンスです。ここでは、高砂熱学工業の面接時に聞いておくべき質問を3つご紹介します。
御社の統合報告書を拝見し、月面での水素生成プロジェクトといった宇宙事業に大変感銘を受けました。私は最先端の環境技術に携わりたいと考えているのですが、こうした新規事業の部署には、入社後どの程度の期間やステップを経れば挑戦させてもらえるチャンスがあるのでしょうか?
前職では建築設備の施工管理として竣工後の省エネ改修提案に携わってきたため、「現場の環境性能をより高い技術水準で実現するにはどうすればよいか」という課題意識を持っています。御社は約20年にわたり地上での水電解技術を積み上げ、宇宙領域の水素・酸素生成という最先端の環境制御技術にまで発展させてきたと理解しています。その知見を、私が配属される一般の建築設備施工現場でのZEB・脱炭素化提案にどのように具体的に活かしていけるか、若手の施工管理職として入社後に期待される役割を教えていただけますでしょうか。
1つ目は、宇宙・水素事業で培う環境制御技術の現場応用スコープに関する質問です。
NG例は「いつになったらその部署に行けるか」というキャリアの要求に映り、本業であるビル空調の現場を軽視している印象を与えかねません。一方、お手本例は自身の施工管理としての実務経験と課題意識を前提に、宇宙・水素事業の技術を配属予定の現場でのZEB・脱炭素化提案という具体的な業務に結びつけて質問しており、単なる憧れではなく実務上の接点を自分の言葉で示せている点が優れています。
高砂熱学工業「宇宙への挑戦」によると、約20年前から建物で利用するエネルギーとして水素に着目し、地上での水電解技術の研究開発を積み重ねてきたことが、月面での水素・酸素生成という宇宙領域への挑戦につながっています。つまり、宇宙事業は空調設備事業で培った環境制御技術の延長線上にあり、その知見を国内の建築設備工事に還元することが本来の狙いです。
前職の実務経験や課題意識を土台にして、会社の先端技術と自分が担う現場業務との接点を具体的に言語化しておくことが、この質問を活かす鍵になります。
参考:高砂熱学工業「宇宙への挑戦」
御社は他社に先駆けて「t-base」を設立するなど、業界内で最もDXや働き方改革が進んでいると認識しております。こうした全社的な取り組みによって、現場で働く社員の皆様の月間の平均残業時間は、ここ数年で具体的にどれくらい削減されたのでしょうか?
前職では施工管理として、職人さんとの段取り調整や手戻り対応に多くの時間を取られた経験があり、「現場の標準化でこの非効率を根本から解決したい」という課題意識を持っています。御社のT-Base®という仕組みを、入社後に私が担当する現場でどのように具体的に使いこなせば職人さんの手戻りを減らし現場の省力化に最も貢献できるか、実際の活用事例も踏まえて教えていただけますでしょうか。
2つ目は、T-Base®を活用した現場省力化の具体的な進め方に関する質問です。
NG例は「残業がどれくらい減ったか」という待遇面の確認に終始し、働き方改革の恩恵を受けたいだけという受け身な印象を与えます。一方、お手本例は前職での段取り調整や手戻り対応という具体的な実務経験と課題意識を前提に、T-Base®を自分が担当する現場でどう使いこなせるかを尋ねており、制度を主体的に活用しようとする現場目線の姿勢が伝わります。
有価証券報告書によると、T-Base®は「これまでの現場ごとの『施工管理』からプラットフォームによる『生産管理』へと、施工の在り方の変革を進めるプロジェクト」と位置づけられており、その目的は現場の手作業や段取りの無駄を排除し、標準化することにあります。
制度そのものへの評価を尋ねるのではなく、自身の実務経験に根ざした課題意識をもとに、入社後にその制度をどう使いこなすかという視点で質問を組み立てると、主体性が伝わりやすくなります。
参考:高砂熱学工業「有価証券報告書」
競合の新菱冷熱工業様などは非上場を貫いておられますが、御社は東証プライムに上場されており、テレビCMも含めて社会的認知度が非常に高い点に魅力を感じています。上場企業として常に安定した経営や株主への還元を続けられる、他社にはない一番の強みは何でしょうか?
前職では施工管理として、自分のミスが下請け職人さんのスケジュールにも波及することを痛感しており、「現場一つ一つで品質・安全を守ることが会社の信頼そのものだ」という意識を持ち続けてきました。御社は東証プライム上場企業として社会や市場から常に品質・コンプライアンスをオープンに評価される立場にある一方、競合の新菱冷熱工業は非上場を貫いており、両社の社会的責任の担い方には違いがあると認識しています。私が担当する施工現場で「御社の顔」として安全・品質管理を行い地域の信頼を積み上げていくうえで、入社直後から心がけるべき具体的な行動規範や現場での振る舞い方を教えていただけますでしょうか。
3つ目は、東証プライム上場企業として現場レベルで果たすべき品質・安全管理の責任に関する質問です。
NG例は「なぜ安定して株主に還元できるのか」という経営陣へのインタビューのようになり、当事者意識が薄い印象を与えます。一方、お手本例は前職で品質・安全管理の重みを痛感した実務経験を土台に、上場企業としての社会的責任を自分が担当する現場での行動規範にまで落とし込んで尋ねており、地に足の着いた責任感が伝わります。
高砂熱学工業「会社概要」によると、東証プライム市場に上場しています。競合である新菱冷熱工業「会社概要」を見ると非上場を貫いており、社会や市場から常に品質やコンプライアンスをオープンに評価される環境にあるかどうかという点で、両社の立場は異なります。
企業全体のガバナンスを評価する視点ではなく、自身の実務経験に根ざした問題意識をもとに、自分自身がその看板をどう背負って現場で振る舞うかという視点で質問すると、誠実さが伝わりやすくなります。
高砂熱学工業は、空調設備の技術を核として、あらゆる用途のビル・工場・施設等の環境制御を行う企業です。
有価証券報告書(2026年3月期)によると、事業は設備工事事業と設備機器の製造・販売事業で構成され、国内のみならず中国、東南アジア、インド、メキシコなど海外でも事業を展開しています。
収益は、顧客である建設会社や施主からの工事請負代金および保守メンテナンス料などから得ています。運営は、国内では主に高砂熱学工業と連結子会社のTMES、関連会社の日本設備工業が担い、海外においては高砂建築工程(中国)有限公司やタカサゴシンガポールPte.Ltd.などの在外子会社が設計・施工を担っています。
参考:高砂熱学工業「有価証券報告書」
高砂熱学工業の事業内容は、空調設備の設計・施工を中心に、保守メンテナンスや設備機器の製造・販売まで幅広く展開しています。
| 事業分野 | 主な内容 |
|---|---|
| 設備工事事業 | 空調設備の技術を核とした一般設備・産業設備の設計・施工、保守メンテナンス、設備総合管理 |
| 設備機器の製造・販売事業 | 空調機器等の設計・製造・販売(連結子会社:日本ピーマック) |
| その他 | 保険代理店等の事業(連結子会社:ヒューコス) |
参考:高砂熱学工業「有価証券報告書」
| 会社名 | 高砂熱学工業株式会社 |
| 設立 | 1923年11月16日 |
| 代表者 | 代表取締役社長 小島和人 |
| 資本金 | 131億3,400万円 |
| 本社所在地 | 東京都新宿区新宿6丁目27番30号 |
| 公式Webサイト | 高砂熱学 |