【転職難易度A】カゴメの転職・中途採用情報!求める人物像や選考対策をIR資料から徹底解説!

カゴメの企業研究レポートのメインビュー画像当サイトはFactBoard株式会社が運営しています。本ページは一部PRを含みます。

カゴメへの転職を検討している方に向けて、有価証券報告書(有報)や公開データの数字をもとに企業の経営状況から年収水準・将来性、さらに働く環境としての魅力を調査しました。

専門的な視点で、転職難易度や平均年収、福利厚生、中途採用(キャリア採用)の選考フロー・対策方法など幅広い転職情報を整理してお伝えしていきます。

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カゴメはどんな会社?——難易度・事業・会社規模

この記事では、カゴメへの転職を検討している方に向けて、平均年収や福利厚生、中途採用(キャリア採用)の選考フロー・対策方法など、転職情報をお伝えしていきます。

カゴメ株式会社の転職の難易度はSランク

カゴメ株式会社 転職情報

S

転職難易度

平均年収

903

万円

2025年12月

0

2,000

業界水準

573

万円

平均年齢

42.4

歳

2025年12月

20

70

業界水準

44.1

歳

平均残業時間

14.3

時間

2025年12月

0

100

業界水準

14.7

時間

離職率

1.2

%

2025年12月

0

100

業界水準

9.2

%

有休取得率

81

%

2025年12月

0

100

業界水準

72.8

%

※上記数値は全て該当企業の有価証券報告書、決算資料、公式ホームページといった公的な情報源より引用しております。

カゴメの転職難易度はAランクです。2025年12月期の中途採用者数は23名と、年間の採用枠が限られています。枠が少ない分、募集ごとに応募が集中し、求められる経験の水準も高くなりやすいでしょう 。

選考では、「社会人経験3年以上」を必須条件とし、総合職・技能職の2つのコースで募集が行われます。特定の役職経験や業界経験は不問とされていますが、そのぶん門戸が広く、限られた椅子を全国の優秀な層が争うことになります。

最終的には「カゴメで何を実現したいか」という熱いビジョンと、それを形にするバイタリティを自身のスキルと結びつけて言語化できるかが、選考突破の鍵となります。

参考:カゴメ「ESGデータ」

カゴメの事業と収益の仕組み

カゴメは、1949年(昭和24年)に設立された 、トマトケチャップや「野菜生活100」をはじめとする飲料や調味料の製造・販売をメイン事業とする食品メーカーです。

  • 一般消費者や法人の顧客(外食チェーン等)に、野菜飲料、調味料、トマトの一次・二次加工品などの製品を販売する
  • 製品の販売代金をカゴメが受け取る
  • 種子の開発から野菜の栽培・調達、製品の開発・製造・販売にかかるコストを差し引いた金額が利益となる

このモデルが成り立つ理由は、野菜の種子開発から農業生産、加工、販売までを一気通貫で手掛ける「農から価値を形成するグローバル・バリューチェーン」という独自の強みがあり、競合他社には模倣できない圧倒的な調達・加工ネットワークとブランド力を築いているためです。
市場環境としては、国内での人口減少が進む一方で、人々の健康志向や環境問題に対する意識が高まっています。今後は、海外のフードサービス企業向けを中心とした国際事業の拡大に加え、「農と食のウェルビーイング事業」や「環境負荷の低いトマトビジネス」といった新規領域への投資を加速し、社会課題の解決を起点としたさらなる事業拡大が見込まれます。

カゴメの売上・社員数・拠点数

カゴメの連結売上収益は2,942.6億円、単体社員数は1,737名、本社・工場6カ所・支店8カ所などを国内に展開する中規模の食品メーカーです。

  • 売上収益(売上高):2,942.6億円(連結)/1,596.6億円(単体)
  • 社員数:1,737人(単体)
  • 拠点数:本社、工場6カ所、研究所1カ所、支店8カ所など
  • 現預金:268.4億円(連結)

※カゴメは国際会計基準(IFRS)に基づいて連結財務諸表を作成しています。

強固なブランド力を背景に国内で安定した収益基盤を持ちつつ、国際事業の拡大によってグループ全体で3,000人規模の組織へと成長しています。十分な手元資金を確保しており、中長期的な成長投資やM&Aを支える健全な財務体質であることがわかります。

参考:カゴメ「有価証券報告書」

直近5年の売上推移

直近5年の売上は、海外企業の買収や機能性商品の好調により大幅に成長し、事業の構造転換が進むフェーズにあります。

期売上高前期比
第78期(2021年12月期)1,896億5,200万円—
第79期(2022年12月期)2,056億1,800万円+8.4%
第80期(2023年12月期)2,247億3,000万円+9.3%
第81期(2024年12月期)3,068億6,900万円+36.5%
第82期(2025年12月期)2,942億6,400万円-4.1%

※売上高(売上収益)は連結の数値を記載しています。

この成長と変化の主な要因は、以下が考えられます。

  • 国際事業の拡大:米国の加工会社(Ingomar Packing Company, LLC)の買収や、トマト二次加工品の販売強化によりグローバルな収益基盤を拡大しています。
  • 高付加価値商品の好調:国内において、健康志向の高まりを背景としたトマトジュースなど機能性を訴求した商品の販売が大きく伸びています。
  • 新規領域への挑戦:生鮮野菜の展開や、野菜摂取量を可視化する「ベジチェック」を活用した健康事業など、社会課題解決型の新たなビジネスモデルを開拓しています。

カゴメのように、国内で強固なブランドを持ちつつグローバル展開や新規事業を加速させている企業では、携わる事業領域によって入社後に積める経験やキャリアが異なります。
たとえば、成長をけん引する国際事業や新規事業(農と食のウェルビーイング事業など)では、新たなプロジェクトが次々と立ち上がるため、若手のうちから裁量を持ち、変化の最前線で事業をドライブさせる経験を積むチャンスがあります。
一方で、安定した収益基盤である国内加工食品事業においては、充実したリソースや長年培われた顧客基盤を活かし、マーケティングや需要創造のスペシャリストとして専門性を深く磨くことが可能です。

参考:カゴメ「有価証券報告書」

カゴメの平均年収はいくら?

カゴメの平均年収は903万6,730円(2025年12月期・有報ベース)で、全国平均の約1.9倍にあたる高水準です。以下、推移や業界平均との比較データを詳しく解説します。

カゴメの平均年収は903万6,730円

全国平均を大きく上回っており、待遇水準は高い部類に入ります。

比較対象平均年収カゴメとの差
カゴメ903万6,730円-
全国平均(国税庁)486万6,000円+417万730円
製造業界平均573万円+330万6,730円

差額を月換算すると約34万7,560円、10年間では約4,170万7,300円の違いになるでしょう。

出典:カゴメ「有価証券報告書」
国税庁「令和7年分 民間給与実態統計調査」

直近の年収推移

直近で平均年収は上昇傾向にあります。なお、この数値は全社員の平均であり、個人の昇給を保証するものではありません。人的資本への投資強化や業績好調を背景に会社全体の処遇水準が引き上げられている状況です。

年度平均年収前年比
第78期(2021年12月期)766万1,055円-
第79期(2022年12月期)754万5,185円-11万5,870円
第80期(2023年12月期)799万9,018円+45万3,833円
第81期(2024年12月期)891万7,248円+91万8,230円
第82期(2025年12月期)903万6,730円+11万9,482円
  • 人的資本への投資強化:「人の成長がカゴメの成長につながる」という考えのもと、従業員の処遇改善や能力開発への投資を積極的に行っています。
  • 業績の好調:主力事業の堅調な推移や国際事業の成長が、従業員への還元に結びついています。

参考:カゴメ「有価証券報告書」

カゴメの働く環境は?

カゴメは、財務基盤の安定性と柔軟な働き方制度を兼ね備えた、長く定着しやすい職場環境が整っています。フレックス・テレワークの標準化、離職率1.2%という高い定着率、そして男性育休取得率79.3%と、制度面の実績が数字に表れています。

財務データから見る経営の安定性と成長性

カゴメは、国際事業への構造転換を進める成長企業です。有価証券報告書(2025年12月期)の連結売上収益は2,942.6億円です。主力は「野菜生活100」などの飲料や調味料を展開する国内加工食品事業(構成比54.9%)です。もう一つの柱が、農業生産からトマトペーストやピザソース等の加工までを手掛ける国際事業(構成比44.1%)です。国内の強固な基盤を持ちつつグローバル展開を加速させています。

財務基盤は強固であり、安定した環境が整っているといえるでしょう。親会社所有者帰属持分比率(会社が自前のお金で賄っている割合。自己資本比率に相当)は50.7%と安定した水準です。また、現金及び現金同等物として268.4億円を手元に確保しています。本業で実際に手元に入ってきた現金を示す営業キャッシュフローは269.3億円のプラスであり、親会社の所有者に帰属する当期利益も148.0億円と着実に利益を出しています。短期的な支払い能力に十分な余力がある土台があります。

財務基盤の安定性を保ちながら、将来の事業成長と人的資本(従業員が持つスキルや能力を資本と捉える考え方)への投資を積極化しています。投資活動によるキャッシュフロー(設備投資やM&A等に使った現金)は114.9億円のマイナスとなっており、前期の米国企業買収(約360億円)などに続き積極的な投資が行われています。従業員数も3,184名から3,253名へと拡大しています。

これらの数字から、国際事業と新規領域を成長ドライバーに中長期で持続的な成長を維持していくことが見込まれます。単体の売上高は直近5期で1,380.2億円から1,596.6億円まで5期連続で増収し、CAGR(年平均成長率)は3.7%と成長トレンドにあります。国内の人口減少といった逆風はありますが、今後は国際事業の拡大や、「農と食のウェルビーイング事業」などの新領域が成長をけん引すると考えられます。

参考:カゴメ「有価証券報告書」

育休取得率・管理職女性比率・男女賃金差異

カゴメは、多様な人材が活躍できる環境づくりに注力しており、各種指標からも制度が実際に機能していることがうかがえます。

指標男性育休取得率管理職女性比率男女賃金差異(女÷男)
カゴメ79.3%12.0%67.6%

※単体(カゴメ)の数値を記載しています。

参考:カゴメ「有価証券報告書」

男性育休取得率79.3%は厚生労働省の公表する全国平均50.9%を上回り、制度が実際に機能していることを示します。一方、管理職女性比率12.0%は同調査による製造業平均9.7%より2.3ポイント高い水準ですが、まだ改善余地があります。男女賃金差異67.6%については、女性に占める勤続年数の短い層や非管理職の割合が影響していると考えられ、継続的な改善が課題です。

福利厚生

カゴメの福利厚生は、専門性を高める「野菜マエストロ検定」や、健康管理機器「ベジチェック」など、自社の強みを活かした専門性向上と健康支援が最大の特徴です。さらに、キャリア研修などの教育施策も手厚く、社員の心身の充実と成長を多角的に支えています。

カテゴリ福利厚生
住宅関連・寮社宅(一部事業所、入寮規定あり)
・住宅手当(規定に基づく方のみ支給)
・転居転勤、単身赴任支援の拡充
活動学習関連・カフェテリア型教育
・研修(通信教育など)
・キャリアデザイン研修、年代別キャリア研修、ライフプラン研修
・「野菜マエストロ検定」や「野菜の先生」などの教育施策
・デジタルスキル向上のための研修や公募型のIT課題解決体験
育児・介護等に関する制度・産前、産後休暇
・育児休業
・育児短時間勤務
・子供の看護休暇
・看護休暇
・介護休暇の時間単位取得
休暇に関する制度・週休2日制(年間休日123日 ※工場は別カレンダー)
・年次有給休暇
・メモリアル休暇
・リフレッシュ休暇
・慶弔休暇
働き方に関する制度・フレックスタイム制度
・テレワーク勤務制度
・在宅勤務手当
・副業制度
・地域カード制度
その他・各種社会保険制度
・福利厚生倶楽部
・社員持株会
・財形貯蓄制度
・共済会
・各種手当(時間外業務手当、通勤手当など)
・健康経営に基づく取り組み(健康診断、ストレスチェックなど)

参考:カゴメ「サステナビリティに関する考え方及び取り組み」
カゴメ「キャリア採用情報」

働き方

カゴメは、コアタイムのないフレックス制やテレワークを標準とし、場所や時間に縛られない自律的な働き方を推進していることが特徴です。従業員のライフスタイルの変化に合わせて期間限定で勤務地を選択できる「地域カード制度」や、業務の効率化で生み出した可処分時間を社外での越境学習に充てられる「副業制度」を完備しています。

働き方制度運用の有無内容
テレワーク勤務制度あり基本的に全従業員を対象としており、場所や時間に縛られない働き方を推進している
短時間勤務制度あり育児や介護の際に利用できる
フレックスタイム制ありコアタイムなしのフレックスタイム制度を導入している
地域カード制度あり育児や介護、共働きなど多様化する働き方に応じ、期間限定で自分が働く地域を選択できる
副業制度あり業務の効率化によってできた自由な時間を、副業を通じた社外での「越境学習」などに充てることができる

出典:カゴメ「多様な人材の尊重と働き方の進化」
カゴメ「有価証券報告書」

社風・カルチャー

カゴメには、誠実で温かな社風のもと、若いうちから大きな裁量をもって挑戦できる文化があります。カゴメの平均年齢は42.4歳、平均勤続年数は18.0年となっており、社員が長く定着して働ける基盤があります。

感謝の気持ちを重んじる温かな人間関係
若手から大きな裁量が与えられる「挑戦」の文化
自社商品への愛着と誇り

感謝の気持ちを重んじる温かな人間関係

企業理念の筆頭に「感謝」を掲げるカゴメには、社内外へ敬意を払う温かな文化が根付いています。社内では「サンクスバッジキャンペーン」を通じ、部署を越えて多数の社員が感謝を送り合い、心理的安全性を高めています。その姿勢は社外へも向けられ、物流パートナーへ商品を直接手渡し感謝を伝える企画も実施するなど、互いを尊重し助け合う人間性を重視する姿勢が、心地よい関係性を築いています。

若手から大きな裁量が与えられる「挑戦」の文化

カゴメは年次に関係なく、責任ある仕事を裁量をもって進められるエネルギッシュな職場です。組織全体で「失敗を恐れないチャレンジ」を推奨し、個人のアイデアを形にするプロセスを大切にしています。社員インタビュー(カゴメ採用サイト)では、入社数年目の社員が新規事業の立ち上げや海外プロジェクトのメンバーとして抜擢された事例が紹介されています。年次・役職に関係なく手を挙げた人間に機会が開かれる点が、カゴメの「挑戦」文化の実態です。

自社商品への愛着と誇り

カゴメでは、「野菜」という素材の力を信じ、その価値を最大限に引き出したいという探求心が全社員の誇りとなっています。

その背景には、社員が自社の野菜飲料や調味料を日常的に試飲・試食する機会が設けられており、商品の改善アイデアを社内で提案できる仕組みがあります。また、『野菜マエストロ検定』などの制度を通じて全社員が野菜の専門知識を習得しており、商品への深い理解が誇りの土台となっています。

お客さまの健康増進に真に貢献できる商品を届けたいという熱い使命感が、職種を問わず共通の土台となっています。

参考:カゴメ「有価証券報告書」
カゴメ「カゴメの人」

離職率

カゴメの離職率は1.2%と、業界平均と比較しても低い水準を維持しています。厚生労働省の調査では製造業の離職率が9.2%であるのに対し、カゴメは高い定着率を誇っています。

この背景には、テレワークや副業、勤務地を選べる「地域カード制度」など、一人ひとりの「生き方」に寄り添った柔軟な仕組みが整っていることが挙げられます。ライフステージが変化してもキャリアを断念せずに済む手厚いサポートが、社員の長期的なエンゲージメントに直結しているといえるでしょう。

参考:カゴメ「ESGデータ」
厚生労働省「令和7年 雇用動向調査結果の概要」

カゴメの転職・中途採用情報

カゴメの中途採用は2025年12月期で23名と枠が少なく、難易度は高めです。 採用は通年の「登録制」で、常時応募を受け付ける一方、欠員や増員が出たときにだけ声がかかる仕組みのため、登録しても選考に進めるとは限りません。必須条件は「社会人経験3年以上」で、業界や職種は問わないのが特徴です。経歴の中身で絞らない分、選考では「バイタリティと企業理念への共感」が重視され、人物面で見極められるといえます。

求める人物像と職種別スキル

カゴメが中途採用で求めるのは、異なるバックグラウンドを持ち・失敗を恐れず挑戦し・チームで困難をやり抜ける人材の3タイプです。特定の業界経験や専門知識は問わず、『自分の経験を変化に繋げられるか』という再現性の高さが最も重視されます。

スキルにおいては、業種を問わず社会人経験3年以上であることが唯一の必須条件です。特定の専門知識の有無以上に、「自らの経験をどう変化に繋げるか」という再現性の高さが合否を分ける重要な基準となります。

カゴメ

求める人物像

カゴメにはないユニークな考え方や特殊なバックグラウンドを持つ人
失敗を恐れず、何度でも立ち向かえるバイタリティのある人
チームカゴメの一員としての自覚を持ち、困難をやり抜ける人

カゴメが最も重視するのは、事業の進化を加速させる挑戦心をもつ人材です。新たな領域へ踏み出すには、既存の枠に捉われない視点が不可欠だからです。

職種仕事内容求めるスキル・経験
総合職新規事業開発や海外事業など多岐にわたる業務海外を含む全国への転勤を伴いながら幅広い職種を経験し、多角的な視点で組織の成果に貢献する。自律的にキャリアを切り拓く姿勢が求められる
技能職工場における生産体制の維持・向上に関する業務特定の工場において専門的な技能や知識を蓄積し、現場のスペシャリストとして組織を支える。確かな技術力と継続的な改善への意欲が期待される

参考:カゴメ「キャリア採用情報」

選考の流れと面接のポイント

カゴメの中途採用は『登録制』が基本で、適したポジションが空いた時点で選考が進む仕組みです。書類・適性検査・複数回の面接を経て内定まで最短2〜3ヶ月を要します。

選考フロー

 
01
キャリア登録(エントリー)
02
書類選考
03
Web適性検査
04
面接(複数回)
05
内定

カゴメの中途採用では、まず採用サイトからキャリア登録を行い、適したポジションがある場合に選考が進む「登録制」が基本です。書類選考・Web適性検査を経て、複数回の面接(オンライン・対面併用)が実施されます。職種によりフローは異なりますが、応募から内定までは最短で2〜3ヶ月程度を要します。

参考:カゴメ「キャリア採用情報」

面接のポイント

カゴメの面接では、企業理念(カゴメイズム)を「自分事」として捉え、本気で惚れ込んでいると示すことがポイントです。その理由は、カゴメが「感謝」「自然」「開かれた企業」といった理念を何よりも大切にしており、スキルや経験以上に、カゴメの価値観や商品を同じ熱量で愛してくれる人材を求めているからです。表面的な志望動機ではなく、これまでの人生観と企業理念をリンクさせ、深い愛情と共感を自分の言葉で熱く語れる熱量が何より求められています。

実際の面接では、「あなたが誰かにカゴメの商品を心からお勧めするとしたら、どの商品や活動を、どのような想いで伝えますか?」や「『感謝・自然・開かれた企業』の中で、ご自身のこれまでの人生において最も大切にしてきたものはどれですか?」といった、企業理念とあなたの価値観の結びつきを深掘りする質問が想定されます。

準備のポイントは、過去の経験をカゴメの理念(感謝・自然・開かれた企業)の3軸と照合し、自分の人生観がどの軸と最も重なるかを事前に言語化しておくことです。『なぜカゴメでなければならないのか』を競合他社(他の食品メーカー)との比較で語れるようにしておくと、熱量の深さを伝えやすくなります。

参考:カゴメ「キャリア採用情報」

第二新卒での転職のポイント

第二新卒でカゴメを目指す場合の最重要ポイントは、『前職で何を学び・どんな壁に当たり・どう乗り越えたか』というプロセスをカゴメの理念と結びつけて語れるかどうかです。経験の長さではなく、短い期間での学習・変化の再現性が評価されます。

カゴメの中途採用は社会人経験が3年未満の方は対象外となるため、焦って転職活動を始めるのではなく、今の環境で「自分にしかできないユニークな経験や実績」を積み上げることが、カゴメが求める人材像に近づく第一歩となります。これは、カゴメの選考において特定の専門知識の有無以上に、事業の進化を加速させる「バイタリティ」や「既存の枠に捉われない視点」が強く求められるからです。

将来の面接に向けて、現職での課題解決の経験を語れるよう準備しておきましょう。たとえば、「前例のない課題に対し、失敗を恐れず何度でも立ち向かい、チームを巻き込んで解決した経験」を積むことが有効です。アピールする際は結果の大きさよりも、「困難な状況でどのように思考を切り替え、カゴメの理念に通じる『感謝』の姿勢を持ってどう動いたか」というプロセスを具体的に語れるようにしておくと効果的です。

参考:カゴメ「キャリア採用情報」

中途採用の倍率や期限

中途採用の倍率は非公開ですが、採用人数が2025年12月期は23名と少数であるため、競争率は非常に高いと予想されます。中途採用比率は25.8%と一定の水準を維持しているものの、新規事業の拡大やサプライチェーン改革といった経営課題を解決できる高度な専門スキルに加え、自ら組織に変革をもたらすようなバイタリティが求められるため、人物面での要求水準も非常に高いといえます。

中途採用(キャリア登録)の有効期限は、登録からおよそ1年間です。この期間内であれば、自身の経歴に適したポジションの募集が開始されたタイミングで随時案内が届く仕組みとなっています。

参考:カゴメ「ESGデータ」

カゴメに採用された人の出身大学

カゴメは全国の国公立・私立大学から幅広く採用を行っています。学歴以上に「野菜の力で社会に貢献したい」という強い志が重視され、海外大学からも多様な人材が集まっています。

地域大学名
北海道・東北北海道大学、小樽商科大学、東北大学、山形大学
関東筑波大学、東京大学、東京工業大学、東京農工大学、東京理科大学、東京家政大学、千葉大学、一橋大学、横浜国立大学、埼玉大学、東京都立大学、早稲田大学、慶應義塾大学、上智大学、立教大学、明治大学、法政大学、中央大学、青山学院大学、国際基督教大学、学習院大学、国学院大学、工学院大学、日本女子大学
中部名古屋大学、名古屋工業大学、南山大学
近畿京都大学、大阪大学、大阪市立大学、大阪府立大学、神戸大学、兵庫県立大学、同志社大学、同志社女子大学、立命館大学、関西学院大学、関西大学、神戸外国語大学、奈良女子大学
中国・四国徳島大学、広島大学、県立広島大学、岡山大学
九州・沖縄九州大学、長崎大学、宮崎大学、鹿児島大学、立命館アジア太平洋大学、琉球大学、西南学院大学
海外北京大学、清華大学、上海交通大学、復旦大学、中国農業大学、山東大学、エディンバラ大学、ジェームスクック大学、ピッツァー大学

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人事と採用のプロはこう読み解く!

安藤 健

株式会社人材研究所 ディレクター

安藤 健

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実は、トマトの栽培から手がける。農と食の力で健康価値を創出する企業

カゴメは単に商品を販売するだけでなく「人と自然をつなぐ循環を生み出し続ける」という使命感を持つ企業です。トマトケチャップや「野菜生活100」など加工食品のイメージが強いですが、実は生鮮トマトの栽培・収穫・出荷などの農事業も展開しています。品種開発から栽培システムの開発、生態系に配慮した必要最低限の農薬使用など、商品へのこだわりが同社の特徴です。さらに、健康管理機器「ベジチェック」を活用した健康増進ソリューションも提供するなど、新しい「農と食のウェルビーイング」を提案し続けています。また、国内の食品会社という印象を持たれがちですが、実はグローバル展開にも意欲的です。米国加工会社の買収などを通じて国際事業(売上構成比約44%)を拡大しており、若手のうちからグローバル案件のメンバーに抜擢されたり、新規事業の立ち上げを行ったりなど、若くして活躍できる風土です。

自己啓発学習の補助や、社外の方とともに学ぶ「越境研修」制度など成長環境も整っているため、若いうちから裁量を持って挑戦したい方や、農と食の力を活かして世の中にまだない価値を創出したい方に向いていると思います。

カゴメに関してよくある質問

カゴメに転職を検討するにあたり、よくある質問をまとめました。ぜひとも参考にしてみてください。

Q1. カゴメに転職した人の口コミは?

カゴメは「誠実で風通しが良い」という声が多くあります。役職に関わらず「さん」付けで呼び合う文化が浸透しており、中途入社者であっても「ありのまま」を尊重される心理的安全性の高さが魅力です。また、自社商品への愛着が強い社員が多く、ビジネスを通じて社会貢献を実感できる点に満足している人が多いようです。
一方で、伝統ある企業ゆえに、意思決定における合意形成に時間を要する側面もあり、スピード感を重視する方には慎重なプロセスに感じられる場合もあるようです。

Q2. カゴメで転勤を要請されたら拒否できる?

完全な拒否は困難ですが、個人の事情を尊重する「地域カード制度」により、期間限定で自分が働く地域を選択することは可能です。また、カゴメは社員のキャリア自律を推進しているので、会社からの一方的な命令ではなく、個人の希望と事業ニーズをすり合わせるプロセスが重視されています。

カゴメが気になるあなたに、製造業のおすすめ転職サイト

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※1 2024年度中途採用シェア タイズ調べ(2025年3月までを含む) ※2 2022年〜2024年ベストエージェント賞受賞 ※3 2023年4月~2024年3月の実績 ※4 調査委託先:GMOリサーチ&AI株式会社/調査方法:インターネットリサーチ/調査対象:一都三県居住・20-49歳・男女・IT専門職/回答者数:4172名/調査期間:2024年12月5日~13日 ※5 面接実施した求職者のうち内定が出た求職者の割合80.6%(2023年12月~2024年1月) ※6 就職した求職者のうち社員数1,000名以上の企業に入社した方の比率78.8%(2023年1月~2024年2月) ※7 2025年度実績 ※8 2025年度のご利用者で選考対策の実施有無を比較

カゴメの会社概要

項目内容
会社名カゴメ
設立1949年8月
代表者代表取締役社長 奥谷 晴信
資本金199億8,500万円
本社所在地愛知県名古屋市中区錦三丁目14番15号
公式Webサイトカゴメ
採用ページカゴメ 採用情報

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