当サイトはFactBoard株式会社が運営しています。本ページは一部PRを含みます。この記事では、モンスターラボへの転職を検討している方に向けて、「やばい」「やめとけ」といわれている理由をお伝えします。ネット上の噂の真偽や、その背景にある実態を調査しましたので、ぜひ本記事で正しい企業理解につなげてください。
目次
当サイトはFactBoard株式会社が運営しています。本ページは一部PRを含みます。この記事では、モンスターラボへの転職を検討している方に向けて、「やばい」「やめとけ」といわれている理由をお伝えします。ネット上の噂の真偽や、その背景にある実態を調査しましたので、ぜひ本記事で正しい企業理解につなげてください。
目次
モンスターラボは、企業や自治体のDXを伴走支援する「デジタルコンサルティング事業」をメインに展開する企業です。AI活用構想の策定から顧客体験(CX)の変革、デジタルプロダクト開発やシステムのモダナイゼーションまで一貫して手掛けています。
また、これらで培った知見を生かし、店舗向けBGM配信「モンスター・チャンネル」やRPAツール「RAX」などのプロダクト事業も周辺事業として展開。「多様性を活かし、テクノロジーで世界を変える」というミッションのもと、グローバルな開発体制と先進AI技術で顧客の変革を支えています。
本記事では、公式データと客観的な事実から評判の真相を徹底解明します。
モンスターラボが「やばい」といわれている理由には、「赤字や事業撤退で将来性に不安がある」「過去にリストラや早期退職の募集があった」などさまざまな内容があるようです。ただし、憶測やイメージから噂が広がっている場合もあるため、公式情報から「モンスターラボがやばいといわれている理由」と「その真偽」を確かめていきましょう。
モンスターラボ
やばいといわれている理由
「赤字や事業撤退で将来性に不安がある」という噂は、一部事実です。モンスターラボは2021年12月期から2025年12月期まで5期連続で連結営業損失を計上しています。2024年12月期には大幅な赤字と債務超過に陥り、海外事業の縮小・撤退もありました。一方で2025年12月期には損失が大幅に縮小し、財務基盤の立て直しが進んでいます。
決算期 | 売上高 | 営業利益率 | 自己資本比率 |
|---|---|---|---|
| 2021年12月期 | 93億4,642万4,000円 | −34.48% | 37.87% |
| 2022年12月期 | 142億7,093万2,000円 | −2.73% | 35.31% |
| 2023年12月期 | 133億4,696万2,000円 | −15.41% | 25.66% |
| 2024年12月期 | 100億329万2,000円 | −102.66% | −62.44%(債務超過) |
| 2025年12月期 | 77億9,527万円 | −2.41% | 7.61% |
出典:モンスターラボ「有価証券報告書」
有価証券報告書(2025年12月期)によると、2025年12月期は売上高が77億9,527万円へ減収となったものの、営業損失を102.7億円から1億8,754万円へと大幅に縮小しました。また、山陰合同銀行を引受先とする第三者割当による種類株式発行(33億円)や欠損填補の実施により、自己資本比率は−62.44%から7.61%へ回復し債務超過を解消しています。一方で、財務省によると、全国平均の自己資本比率は42.1%であり、モンスターラボの自己資本比率はそれを下回る水準にとどまっています。
2024年12月期の巨額赤字(約102.7億円)は、デンマーク子会社(MLDK)の破産等に伴う減損損失(41.4億円)に加え、欧米地域での人員削減や拠点縮小といった構造改革費用が主因です。2025年12月期の営業損失(約1.9億円)は保有株式の評価損によるもので、本業自体は利益を確保していたと説明されています。さらに、2026年12月期第1四半期決算短信〔IFRS〕(連結)によると、2026年1〜3月期は親会社の所有者に帰属する当期利益5,521万7,000円と黒字化しており、利益体質への転換が進んでいることが分かります。
5期連続の営業損失、とりわけ2024年に発生した大幅な赤字・債務超過や海外事業の縮小・破産という事実そのものはインパクトが大きく、当時の状況を知る人を中心に「将来性が不安」というイメージが定着しやすかったと考えられます。一方で、財務データを追うと、2025年以降は損失縮小・資本増強・直近四半期の黒字化と、状況は改善方向にあります。転職を検討する際は、単年の数値だけでなく、直近数期の推移まで確認しておくと安心でしょう。
参考:
モンスターラボ「有価証券報告書」
モンスターラボ「決算短信」
財務省「法人企業統計調査 調査の結果」
「過去にリストラや早期退職の募集があった」という噂は、一部事実です。2024年に公式にグループ全体での人員削減を実施した事実は確認できますが、これは主に海外子会社の整理・破産・支配喪失に伴うものであり、国内で「早期退職者」を募集したことは公式資料からは確認できません。
2025年12月期第2四半期決算短信〔IFRS〕(連結)によると、「2024年5月31日付で、EMEA(欧州及び中東)事業の大幅な縮小など、グループ全体での人員削減と共に、オフィスの縮小やITコストの見直しを実施した」と明記されています。また、2025年12月期決算短信〔IFRS〕(連結)によると、2024年9月には海外子会社MLDK(デンマーク)の破産手続き開始、および英国・チェコ・ドイツ・オランダ・UAEの子会社6社の支配喪失があり、それに伴う人員削減・構造改革(販売費及び一般管理費を前期比36億7,400万円削減)が行われました。一方で、これらの資料のいずれにも、国内従業員を対象とした「希望退職者の募集」という制度実施を示す記載は見当たりません。
2024年の大規模な人員削減・海外子会社の破産という事実が一度公表されると、規模の大きさから「リストラ」「早期退職」という言葉と結び付けて語られやすくなったと考えられます。転職を検討する際は、削減の対象が海外拠点中心であった点まで踏み込んで確認しておくと、実態に近いイメージをつかめるでしょう。
参考:モンスターラボ「決算短信」
「残業時間が長い」という噂は、一部事実です。モンスターラボの残業時間は全産業平均を上回る一方で、同じ情報通信業界の平均は下回る水準にあるためです。
有価証券報告書(2025年12月期)によると、モンスターラボの平均残業時間は月14.0時間と発表されています。厚生労働省によると、情報通信業の月間所定外労働時間は16.4時間であるため、モンスターラボの月14.0時間はこれを2.4時間下回る水準にあります。全産業平均の月間所定外労働時間は10.0時間であり、モンスターラボの月14.0時間はこれを上回るものの、同じ情報通信業界の平均(16.4時間)よりは短いことが分かります。
グローバルにデジタルコンサルティング事業を展開するIT・コンサル業界は、繁忙期のプロジェクト対応などから「激務」というイメージをもたれやすい業界であり、そのイメージが個社の評判にも投影された可能性が考えられます。転職を検討する際は、担当プロジェクトの繁忙期によって残業時間に波が出やすい点も踏まえて選考に臨むと良いでしょう。
参考:
モンスターラボ「有価証券報告書」
厚生労働省「毎月勤労統計調査 2025(令和7)年11月分結果速報」
「年収が低い」という噂は、一部事実です。モンスターラボの平均年収は711万5,000円であり、同じデジタルプロダクト開発・UI/UXデザイン領域の上場企業であるグッドパッチと比べるとやや下回ります。一方で、厚生労働省の統計による情報通信業界平均・全国平均のいずれと比べても大きく上回る水準にあります。
比較対象 | 平均年収 | モンスターラボとの差 |
|---|---|---|
| モンスターラボ | 711万5,000円 | — |
| グッドパッチ | 784万1,000円 | +72万6,000円 |
| 情報通信業平均 | 469万2,000円 | −242万3,000円 |
| 全国平均 | 396万4,800円 | −315万200円 |
出典:
モンスターラボ「有価証券報告書」
グッドパッチ「有価証券報告書」
厚生労働省「令和6年賃金構造基本統計調査 結果の概況」
有価証券報告書(2025年12月期)によると、モンスターラボの平均年収は711万5,000円(2025年12月時点)です。グッドパッチの有価証券報告書(2025年8月期)によると、平均年収は784万1,000円であり、比較競合として同じ情報・通信業に属する上場企業と比べるとやや下回る水準です。一方、厚生労働省における情報通信業の平均年収は469万2,000円、全国平均は396万4,800円であり、モンスターラボの711万5,000円はいずれも大きく上回っていることが分かります。
2024年の大幅な赤字や債務超過が公表されたことで、業績の厳しさから「年収も低いのでは」という連想が働き、噂として広がった可能性が考えられます。実際には競合上場企業とは大きく変わらない水準であるため、転職を検討する際は、応募する職種・等級ごとの給与レンジを求人票や面接で確認しておくことが重要です。
参考:
モンスターラボ「有価証券報告書」
グッドパッチ「有価証券報告書」
厚生労働省「令和6年賃金構造基本統計調査 結果の概況」
「離職率が高い」という噂は、必ずしも事実とはいえません。モンスターラボは公式に離職率そのものを開示しておらず、直接の裏付けとなる公式データは確認できないからです。
参考データとして、有価証券報告書(2025年12月期)によると、単体の平均年齢は39.0歳、平均勤続年数は4.27年です。ただし、これらの数値だけで「若手が多いため勤続年数が短い」、あるいは「勤続年数が短い=離職率が高い」と結論づけることはできません。
また、同資料によると、2025年12月末の従業員数(単体)は237名増加していますが、これは2025年4月・10月に実施した完全子会社の吸収合併によるものであり、新規採用による純増を示すものではありません。前事業年度末の従業員数も開示されていないため、採用状況と従業員数の増減から離職動向を推測することも困難です。
2024年に海外子会社の破産や大規模な人員削減があったことが知られており、その影響で「人の入れ替わりが激しいのでは」というイメージが離職率に関する噂につながった可能性が考えられます。転職を検討する際は、面接の逆質問などを通じて、配属予定チームの在籍状況を直接確認してみると良いでしょう。
参考:モンスターラボ「有価証券報告書」
「上場廃止になる」という噂は、誤りです。モンスターラボは現在も東京証券取引所(グロース市場)に上場しています。
上場維持基準(純資産基準)への適合に向けた計画(改善期間入り)について(2025年3月31日付)によると、モンスターラボは2024年12月期末に47億7,600万円の債務超過へ陥り、東証の上場維持基準に抵触したため、2025年3月に改善期間(2025〜2027年)に入る計画を提出しました。
上場維持基準(純資産基準)への適合見込みに関するお知らせ(2026年2月27日付)によると、第三者割当増資による資本調達や3四半期連続の営業黒字化により、2025年12月末時点で純資産は6億5,744万5,000円のプラスへ回復しました。その後、上場維持基準(純資産の額)への適合に関するお知らせ(2026年3月31日付)により、上場維持基準への適合が正式に確認されています。
2024年の巨額損失・債務超過に加え、2025年3月の「改善期間入り」という公式開示自体が「上場廃止」という言葉と直接結び付きやすい制度であるため、事情を知らない人からは「上場廃止になるのでは」という噂として広がりやすかったと考えられます。
参考:モンスターラボ「IRニュース」
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モンスターラボに向いている人は、稼働中の基幹システムを止めずに段階的に刷新していきたい人です。また、海外拠点のエンジニアと仕様の曖昧さを一つずつすり合わせていきたい人や、UI/UXの範囲にとどまらず事業モデル設計まで踏み込みたい人も、モンスターラボで活躍しやすいでしょう。
モンスターラボに向いているのは、ゼロから新しく作るのではなく、稼働中の基幹システムを止めずに段階的に刷新していきたい人です。
2026年12月期 第2四半期決算説明資料によると、モンスターラボは「システムのモダナイゼーション」を提供サービスの柱の一つに掲げています。また、お客さまインタビューでは、モンスターラボは金融・エネルギー・製造業など、稼働中の基幹システムを止められない大手企業を中心にオフショア開発や内製化支援を行っていることが分かります。稼働を止められないシステムを主要な対象に据えている以上、ゼロから新しく作るのではなく、稼働中の基幹システムを止めずに段階的に刷新していく進め方が中心です。実際、エンジニアリングブログでは、稼働中のシステムを停止せずにミドルウェアのバージョンを上げていく手順が蓄積されています。
稼働中のJava/Spring Bootアプリケーションを、サービスを止めずに段階的にバージョンアップする実務を経験できる点は、新規のゼロイチ開発が中心の環境では得にくい経験です。大手企業の基幹システムという、止められない前提の中で刷新を進める設計判断力が磨かれ、個別システムのバージョンアップ担当から、複数クライアントの基幹刷新を横断的に見るソリューションアーキテクトへとキャリアを広げていける環境といえます。
参考:
モンスターラボ「決算説明資料」
モンスターラボ「お客さまインタビュー」
モンスターラボ「複数案件の経験から得た Java / Spring Boot バージョンアップ実践ガイド」
海外拠点のエンジニアと仕様の曖昧さを一つずつすり合わせていきたい人も、モンスターラボに向いているといえます。
会社概要によると、モンスターラボは「世界12カ国・地域でデジタルコンサルティング事業を実施」しており、海外拠点のエンジニアと日本側の担当者が同じプロジェクトを進める体制です。このような体制では、言葉にしなくても伝わる前提やニュアンスが共有しにくいため、仕様の曖昧さを残さず明確に言語化する姿勢が求められます。具体例として、エンジニアリングブログでは、仕様段階で既存コードとの整合性をチェックする「Spec-Code Consistency Check」を導入し、実装前に認識のズレを一つずつ解消していく手順を設けることで、仕様設計プロセスそのものを改善する取り組みが紹介されています。
このようなオフショア開発でのプロセス設計・運用は、単一拠点・単一言語のチームが中心の環境では得にくい経験です。海外拠点のエンジニアに向けて、暗黙の前提を含む仕様を一問一答形式で言語化し直す力が磨かれ、個別プロジェクトの仕様調整担当から、複数の海外拠点をまたいだ開発プロセスの設計を担うポジションへとキャリアを広げていけるでしょう。
参考:
モンスターラボ「会社概要」
モンスターラボ「『ビジネスアナリストが仕様を書き、エンジニアが実装する』をAI時代に再設計する」
UI/UXの範囲にとどまらず事業モデル設計まで踏み込みたい人も、モンスターラボに向いているといえるでしょう。
社員インタビューによると、UIデザイナーとして入社した社員が、「リードデザイナーになったタイミングで、徐々に上流の体験設計や要件定義、戦略策定へと踏み出していきました」と振り返っています。2025年1月には新設の「プロダクトストラテジーチーム」のリーダーに就任し、「私たちのチームは、プロダクトを成功に導くため、ビジネス、デザイン、開発という3つの視点を持ち、戦略を立てる段階から体験設計、要件定義まで一貫したサポートを提供します」と説明しています。また、「要件定義フェーズから入る案件が多く、お客さまのやりたいことの明確化に加え、『やるべきこと』を提案し、その優先度をつけてプロダクトに落とし込んでいます」と述べており、デザインの成果物にとどまらず、案件の上流工程そのものを担う役割が生まれていることがうかがえます。
UIデザイナーとして入社しても、案件によっては戦略策定や要件定義といった上流工程にまで担当領域が広がる点は、デザイン単体の専門組織をもつ同業他社では得にくい経験といえます。ビジネス・デザイン・開発を統合した提案力を培うことで、UI/UXデザインにとどまらず、プロダクトの戦略立案まで幅広く担えるポジションへとステップアップできる環境です。
参考:モンスターラボ「個人から組織へ。モノづくりの可能性を広げる、デザイナーの新たな挑戦」
モンスターラボに向いていない可能性がある人の特徴は、成果物の完成ごとに区切りをつけ、新しい挑戦を選んでいきたい人です。また、同じ拠点のメンバーと目の前のプロジェクトに長く向き合いたい人や、自社の名前で世に出すプロダクトを自分たちの手で育てたい人も、モンスターラボの事業構造とは馴染みにくいでしょう。
モンスターラボに向いていない可能性があるのは、成果物の完成ごとに区切りをつけ、新しい挑戦を選んでいきたい人です。
有価証券報告書(2024年12月期)によると、モンスターラボのデジタルコンサルティング事業は大多数が「準委任契約(クライアントにサービスを提供する人材の時間あたり単価と稼働時間をベースに請求)」であり、人員が増加するごとに売上が上がっていく構造です。準委任契約では、決まった成果物の完成をもって契約が終了する請負契約とは異なり、稼働時間に応じて契約を継続し、人員を増やしながら関わり続けることを前提としています。プロジェクトが節目を迎えても契約自体は稼働継続を前提に続いていくため、「この案件は完了」という区切りの実感を持ちにくく、次々に新しい案件へ移りたい人にとってはメリハリの少なさを感じやすい環境といえます。
同業他社のなかには、機能単位や案件単位で成果物を定め、その完成・納品をもって契約が完了する請負型の契約を中心に据える企業もあります。成果物の完成ごとに区切りをつけ、新しい挑戦を選んでいきたい人には、そうした契約形態の環境のほうが力を発揮しやすいでしょう。
参考:モンスターラボ「有価証券報告書」
同じ拠点のメンバーと目の前のプロジェクトに長く向き合いたい人も、モンスターラボに向いていない可能性があります。
会社概要によると、モンスターラボは「世界12カ国・地域でデジタルコンサルティング事業を実施」しており、アジアや欧州、中東、米州など多数の拠点をもっているのが特徴です。国をまたいだ拠点網を前提に案件ごとの体制を組む設計である以上、担当するエンジニアやデザイナーの組み合わせも、案件の技術要件や稼働状況に応じて変わりやすいと考えられます。特定の拠点・チームの組み合わせを固定して同じプロジェクトに長期間関わり続ける形を主流に据えているわけではないため、担当範囲の区切り方が想定と異なる可能性があります。
自らを「デジタル・クリエイティブスタジオ」と位置づけ、特定のスタジオ単位を軸に据えたチームで案件に伴走する同業他社もあります。拠点やチームを固定した環境で、一つのプロジェクトと長く向き合いたい人には、そうした体制のほうが力を注ぎやすいといえるでしょう。
参考:モンスターラボ「会社概要」
自社の名前で世に出すプロダクトを自分たちの手で育てたい人も、モンスターラボに向いていないといえるでしょう。
有価証券報告書(2024年12月期)によると、モンスターラボの主要事業は「デジタルコンサルティング事業」であり、「大多数は準委任契約」によってクライアント企業のプロダクト・サービスを支援する立場にあります。自社ブランドのプロダクト事業は主要事業とは別枠に位置づけられており、収益の主軸はクライアント企業の事業を支援することに置かれています。担当する成果物の多くはクライアントの名前で世に出るものであり、自分たちのチームが企画から名前まで背負うプロダクトを主軸に据えているわけではないといえるでしょう。
同業には、自社開発のデータ分析ツールやSaaS型プロダクトを保有し、自社ブランドとして展開・拡販することを事業の主軸に据える会社もあります。自分たちの名前で世に出すプロダクトを育てたい人には、そうした自社プロダクト型の環境のほうが力を注ぎやすいと考えられます。
参考:モンスターラボ「有価証券報告書」
モンスターラボへの転職でよくある質問を洗い出しました。「評価制度はある?」「破産や倒産の心配はありますか?」など、気になることがある方はチェックしてみましょう。
モンスターラボでは、半期に一度の成果や能力の棚卸しをもとに見直しが行われる等級評価制度を採用しています。
評価サイクルは半期に一度(年2回)で、成果・スキル棚卸しに基づき給与改定を実施しています。評価は各等級の役割に応じ、「1.スキル」「2.スタンス」「3.プロジェクトパフォーマンス」「4.事業戦略への貢献」の4観点から総合的に行われます。また、問題解決力を示す「コンサルティングスキル」と職種ごとの「サービスラインスキル」を掛け合わせることで、個人の志向に応じた柔軟なキャリアプランをサポートする仕組みです。
参考:モンスターラボ「求人一覧」
モンスターラボの中途採用では、コンサルティング、エンジニアリング、デザイン、コーポレートなどの多様な領域で募集が行われています。(2026年9月現在)
コンサル・PMおよびエンジニア領域では、AIコンサルタントやAI駆動開発エンジニア、レガシー刷新を担うシステムアーキテクトなどの求人が公開されています。また、ソリューションアーキテクト領域のDX設計や、UI/UXデザイナーやプロダクトデザイナーといったクリエイティブ職の求人も掲載。コーポレート・事業企画領域でも、AI活用の経理やBPOリーダー、音楽Techの営業企画など多様なポジションが展開されています。
参考:モンスターラボ「求人一覧」
モンスターラボに、破産・倒産の心配はほぼないと考えられます。ただし、財務基盤が盤石とまでは言い切れない状況です。
2024年12月期は大幅な赤字(営業損失約102.7億円)と債務超過(自己資本比率マイナス62.44%)に陥り、東証グロース市場の上場維持基準(純資産基準)に抵触して「改善期間入り」しましたが、2025年に第三者割当増資(33億円)と欠損填補(約161億円)を実施し、2025年12月期末には自己資本比率7.61%まで回復、債務超過を解消しています。
営業損益も2024年の大幅赤字から2025年は約1.9億円の損失まで縮小し、2026年1〜3月期には親会社帰属利益が黒字転換しました。ただし、自己資本比率は全国平均(42.1%)をなお大きく下回っており、財務基盤が万全とはいえない状況です。総じて「危機は実在したが、現時点では回復途上」というのが実態です。
モンスターラボへ転職するにあたって、面接の最後にある「逆質問」はアピールの場であると同時に、あなた自身が企業を評価する貴重なチャンスです。ここでは、モンスターラボの面接時に聞いておくべき質問を3つご紹介します。
キャリア入社の方はどのように活躍されていますか?
AI活用戦略のロードマップ設計では、活躍しているメンバーに共通する特徴はありますか?
1つ目は、「活躍しているメンバーの共通点」に関する質問です。
NG例は、どの会社の面接でも成立してしまう質問であり、事前準備が足りない印象を与えるため避けたほうが良いでしょう。
ポイントは、「AI活用戦略の立案では、適切なAI技術をマッピングしながら価値検証のロードマップを設計されると伺いました」という前提を一言添えたうえでお手本例のように聞くことです。こうすることで、AI技術の選定からロードマップ設計までを自分がリードする前提で考えている人だと伝わり、入社後すぐに構想段階から価値を出せる人物だと期待してもらえます。
AIプロジェクトマネージャー/AIコンサルタントの求人によると、業務の中核として「適切なAI技術をマッピング。価値検証のためのロードマップを設計します」と明記されています。モンスターラボは構造改革を経て、AI活用が「実証」から「実装」へと進む過渡期にあるといえるでしょう。このような移行期には、AI活用の巧拙を測る基準や活躍する人材像がまだ社内で固まりきっていない側面があります。実際に成果を出している人の共通点を確認しておくことで、入社後の動き方をより具体的にイメージしやすくなります。
参考:
モンスターラボ「AIプロジェクトマネージャー/AIコンサルタント 求人」
モンスターラボ「プレスリリース」
前職では実行までを担当していたのですが、御社は違いますか?
AI活用プロジェクトの収支管理において、中途で入られた方が最初に苦労されるのはどんな部分ですか?
2つ目は、「業務の最初の壁」に関する質問です。
この聞き方がNGなのは、前職で担当していた範囲を引き合いに出して自社との違いを確認する形になり、転職理由を裏返したような印象を与えてしまうためです。
コツは、「シニアクラスでは、要件定義から本番リリースまでを一貫してリードしながら、QCDS・PL(収支)を含めた総合的なプロジェクト運営まで任される」という点を前提として質問に織り込むことにあります。そうすることで、収支まで含めた運営を前提に、この会社ならではの進め方の難所を具体的に見極めようとしている人だと伝わり、持ち込んだ経験をすぐ使える人物だと判断してもらいやすくなります。
AIプロジェクトマネージャー/AIコンサルタント(シニア)の求人によると、シニアクラスの業務には「QCDS・PL(収支)を含めた総合的なプロジェクト運営」が明記されています。モンスターラボは「複数のAIエージェント活用による高速デリバリー」を前提としたプロジェクト運営を志向しており、収支管理の進め方も一般的な受託開発とは異なる可能性があります。中途入社者にとっては、この会社ならではの収支管理の勘所が入社前には見えないという不確実性があるからこそ、最初に苦労しやすい部分を尋ねる価値があるといえるでしょう。
参考:モンスターラボ「AIプロジェクトマネージャー/AIコンサルタント(シニア) 求人」
AI活用プロジェクトを任される中途入社の方は多いですか?
要件定義からリリースまでの対応を一気通貫で担う場合、入社3か月で任される範囲はどの程度になりますか?
3つ目は、「配属後の期待成果」に関する質問です。
NG例は、Yes/Noで終わってしまい、具体的な業務理解につながらない質問です。
一方で、お手本例のように「シニアクラスは、要件定義からリリースまでの対応を一気通貫で担う役割を任される」という前提を踏まえて質問すると、入社後にどこまでの範囲を任せてもらえるかを具体的に把握しようとしている人だと伝わります。早い段階から成果を取りにいこうとする人物だと期待してもらえるでしょう。
AIプロジェクトマネージャー/AIコンサルタント(シニア)の求人によると、シニアクラスの業務は「要件定義から本番リリースまでを一気通貫で担う」ことが求められています。モンスターラボは構造改革期を経て持続的な成長フェーズに移行しており、一気通貫でAI活用プロジェクトをリードできる人材の即戦力化を急いでいます。入社後どの段階からどこまでの範囲を任されるのか、中途入社者には読みにくい部分だからこそ、あらかじめ確認しておく意味があります。
参考:
モンスターラボ「AIプロジェクトマネージャー/AIコンサルタント(シニア) 求人」
モンスターラボ「プレスリリース」
モンスターラボは、世界12の国と地域に展開するグローバルネットワークと先進AI技術を強みとするデジタルコンサルティング企業です。日本や米国などの「レベニューセンター」で戦略策定やUX設計の上流工程を担い、海外の「デリバリーセンター」で開発を行う「ボーダレス」な体制を構築しています。「多様性を活かし、テクノロジーで世界を変える」というミッションのもと、AI駆動開発や独自ソリューションで企業のデジタル変革を推進しています。
メイン事業である「AI & Digital Partners事業」では、大企業や自治体を対象に、AI活用構想の策定から顧客体験(CX)の変革、デジタルプロダクト開発、システムのモダナイゼーション、AIエージェント導入までをワンストップで手掛けています。
周辺事業としては、店舗向けBGM配信「モンスター・チャンネル」や業務自動化RPA「RAX」、AIプロトタイピング「MonstarX」を提供する「プロダクト事業」に加え、フリーランスIT人材マッチング「APPSTARS」などの「HR・人材関連事業」を展開しています。
大企業向けコンサルティング支援で培った高度な知見や技術成果をSaaSプロダクトや人材サービスへと還元・汎用化することで、中小企業を含む幅広い市場課題の解決に繋げる強固なシナジーを生み出しています。
事業 | 概要 |
|---|---|
| AI & Digital Partners事業 | デジタル戦略立案、レガシーシステムのモダナイゼーション、CX変革、AIエージェント開発、内製化支援などをワンストップで提供 |
| プロダクト事業 | 店舗向けBGM「モンスター・チャンネル」、業務自動化RPA「RAX」、対話型AIプロトタイピング「MonstarX」等のSaaSプロダクトを提供 |
| HR・人材関連事業 | ITフリーランス案件紹介「APPSTARS」や、高度IT人材の採用・育成支援などの人材ソリューションを提供 |
出典:モンスターラボ「有価証券報告書」
| 会社名 | 株式会社モンスターラボ |
| 設立 | 2006年2月 |
| 代表者 | 代表取締役社長 鮄川 宏樹 |
| 資本金 | 1億円 |
| 本社所在地 | 東京都渋谷区広尾1-1-39 恵比寿プライムスクエアタワー4F |
| 公式Webサイト | モンスターラボ |