「兼松エンジニアリングはやばい」は事実と異なる!やめとけといわれる評判の理由を徹底解説

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この記事では、兼松エンジニアリングへの転職を検討している方に向けて、「やばい」「やめとけ」といわれている理由をお伝えします。ネット上の噂の真偽や、その背景にある実態を調査しましたので、ぜひ本記事で正しい企業理解につなげてください。

目次

兼松エンジニアリングはどんな会社?

兼松エンジニアリングは、高知県高知市に本社を置く、環境整備機器の設計・製造・販売を行う機械メーカーです。「なくてはならないに技術で挑む」をブランドコアに掲げ、社会インフラの整備や災害復旧を支えるモノづくりを展開しています。

主力の強力吸引作業車は国内シェア約90%、高圧洗浄車は国内シェア約80%を占めるトップメーカーであり、産業廃棄物処理業者や鉄鋼・電力・造船会社、官公庁(国土交通省など)、地方自治体といった国内外の幅広い顧客に製品と技術サービスを提供しています。

近年は既存の吸引・洗浄技術にとどまらず、バイオマス再資源化・減容化装置の開発や、中国・インドネシアを中心とした海外市場での実証事業にも着手し、環境保全に貢献する事業を推進しています。

本記事では、公式データと客観的な事実から評判の真相を徹底解明します。

兼松エンジニアリングがやばいといわれている理由とは?

兼松エンジニアリングが「やばい」といわれている理由には、「離職率が高い」「残業・出張対応が負担になっている」「平均年収が低い」などさまざまな内容があるようです。ただし、憶測やイメージから噂が広がっている場合もあるため、公式情報から「兼松エンジニアリングがやばいといわれている理由」と「その真偽」を確かめていきましょう。

兼松エンジニアリング

やばいといわれている理由

離職率が高いから?
残業・出張対応が負担になっているから?
平均年収が低いから?
人事評価が不公平だから?
社風が古く、変化や新しい挑戦に消極的だから?
入社後に放置されやすいから?

離職率が高いから?

「兼松エンジニアリングは離職率が高い」という噂は、兼松エンジニアリング単体の離職率そのものを示す公式な数値は確認できないことから、必ずしも事実とはいえません。ただし、平均勤続年数が13.5年である点と、単体従業員数が4期連続で増加しているという離職率に関連するデータは公式資料から確認できます。

有価証券報告書(2026年3月期)によると、兼松エンジニアリングの平均勤続年数は13.5年です。厚生労働省の調査によれば、製造業の平均勤続年数は14.9年であり、兼松エンジニアリングの水準はこれをわずかに下回っています。

一方で、兼松エンジニアリング単体の従業員数は2022年3月期の231人から2026年3月期の272人まで4期連続で増加しています。単体従業員数の推移は以下のとおりです。

決算期従業員数(単体)前期比
2022年3月期231名-
2023年3月期239名+8名
2024年3月期256名+17名
2025年3月期266名+10名
2026年3月期272名+6名

出典:兼松エンジニアリング「有価証券報告書

兼松エンジニアリング単体の離職率を示す公式な開示は確認できないものの、勤続年数と従業員数の推移を合わせて見ると、少なくとも組織全体として人員が縮小しているという事実は見当たりません。

平均勤続年数(13.5年)が製造業平均(14.9年)をやや下回る点についても、採用を継続的に進めている場合は、その影響で平均勤続年数が短く出やすいため離職率の高さを示すものとは言い切れません。

「離職率が高い」という噂が広まった背景には、本社以外に東京・東北北海道・札幌・名古屋・大阪・中四国・福岡・四国の全国8営業拠点を少人数体制で展開しているため、特定拠点での退職事例が、外部から「人が抜けている」という印象につながりやすいと推測されます。就業を検討する際は、平均勤続年数や拠点別の体制とあわせて、実際の職場環境を面接で直接確認されることをおすすめします。

参考: 
兼松エンジニアリング「有価証券報告書」 
兼松エンジニアリング「事業所案内」 
厚生労働省「令和6年賃金構造基本統計調査 結果の概況

残業・出張対応が負担になっているから?

「兼松エンジニアリングは残業・出張対応が負担になっている」という噂は、必ずしも事実とはいえません。時間外労働の削減や関連制度の利用促進に取り組む方針は公式に示されているものの、平均残業時間や出張の頻度・実態そのものを示す具体的な数値は開示されておらず、公式情報からは確認できないためです。

女性の活躍推進企業データベース内の一般事業主行動計画(2025年4月~2028年3月)では、「DX推進による業務の効率化と明確化により、時間外労働の削減に繋げる」ことが目標に掲げられています。また、「育児短時間勤務制度または所定外労働の制限の制度の利用向上を図る」ことも目標とされ、対策として「チラシ等を作成し、イントラネット等に掲載し全従業員に周知する」「対象従業員には個別に資料を配布する等により取得促進の働きかけを行う」ことが示されています。時間外労働の削減に向けた具体的な施策が動いている一方、その効果を裏付ける残業時間や出張実態の実績値は明らかにされていないため、負担の大小を外部から判断する材料は限定的です。

噂の背景には、全国8拠点で官公庁・自治体向けの特殊車両を販売・サポートしているため、担当エリアが広い拠点では客先対応や出張が発生しやすいと考えられます。就業を検討する際は、面接時に配属予定エリアの出張頻度を具体的に確認しておくとよいでしょう。

参考:女性の活躍推進企業データベース「兼松エンジニアリング

平均年収が低いから?

「兼松エンジニアリングは平均年収が低い」という噂は、誤りといえます。兼松エンジニアリングの平均年間給与は794万3,000円であり、製造業平均382万3,200円を大きく上回っているほか、同業の極東開発工業の平均年収714万2,000円と比べても高い水準にあるためです。

有価証券報告書(2026年3月期)によると、兼松エンジニアリングの平均年間給与は794万3,000円です。厚生労働省の調査によれば、製造業の平均年収は382万3,200円であり、兼松エンジニアリングは411万9,800円上回る水準にあります。さらに、ダンプ車・塵芥車などの特装車を製造する同業の極東開発工業の有価証券報告書(2026年3月期)によると、平均年間給与は714万2,000円であり、兼松エンジニアリングはこの同業他社と比べても80万1,000円高い給与水準にあることがわかります。

参考: 
兼松エンジニアリング「有価証券報告書」 
厚生労働省「令和6年賃金構造基本統計調査 結果の概況」 
極東開発工業「有価証券報告書

人事評価が不公平だから?

「兼松エンジニアリングは人事評価が不公平だ」という噂は、必ずしも事実とはいえません。2024年4月に新たな人事制度を導入したことは公式に発表されていますが、評価の公平性そのものを示す具体的な指標やデータは公式情報から確認できないためです。

有価証券報告書(2026年3月期)によると、2024年4月から新人事制度をスタートさせ、「社員育成を効果的に進めることで人財の面での経営基盤の確立を目指す」としています。制度の存在自体は確認できるものの、評価の公平性・納得度に関する社内調査結果やアンケートスコアなどの記載は公式資料からは確認できません。

「人事評価が不公平」という噂が広まった背景には、評価制度が刷新されて間もないことに加え、評価基準や運用の詳細が社外から見えにくいことがあると考えられます。就業を検討する際は、面接時に評価制度の運用方法や評価基準の周知方法について直接質問してみるとよいでしょう。

参考:兼松エンジニアリング「有価証券報告書

社風が古く、変化や新しい挑戦に消極的だから?

「兼松エンジニアリングは社風が古く、変化や新しい挑戦に消極的だ」という噂は、誤りといえます。日本初のEV吸引車の完成やマイクロ波炭化技術の特許出願、新人事制度の導入など、近年複数の新しい取り組みが公式に発表されているためです。

有価証券報告書(2026年3月期)によると、技術面では「日本初のEV吸引車」を完成させたほか、バイオマス再資源化装置向けの「マイクロ波炭化技術」で特許を出願しています。また組織面では、2024年4月に新人事制度を導入し、中期経営計画でも生産性向上や技術伝承といったテーマに継続的に取り組んでいます。これらの具体的な変化が複数の領域で同時に進んでおり、少なくとも技術・制度面で停滞している状況ではないことがうかがえます。

「社風が古く、変化や新しい挑戦に消極的だ」という噂が広まったのは、長年同じ主力製品(吸引車・高圧洗浄車)を扱ってきたという印象が先行し、実際の技術開発や制度改革の動きが外部に伝わりにくいからだと考えられます。実際は、主力製品の技術革新から社内インフラの刷新に至るまで、時代の変化に応じた変革を積極的に推進しています。

参考:兼松エンジニアリング「有価証券報告書

入社後に放置されやすいから?

「兼松エンジニアリングは入社後に放置されやすい」という噂は、誤りといえます。新入社員には3ヶ月間の研修期間が設けられているほか、配属後も先輩社員によるマンツーマンのサポート体制が公式に案内されているためです。

高知県公式の企業紹介ページによると、兼松エンジニアリングにおける新入社員研修の期間は3ヶ月間です。ビジネスマナーや製品知識の理解に加え、各部署や工場での現場実習などを通じて、会社の全体像を総合的に学ぶプログラムとなっています。配属後は、配属先の先輩社員が一人ひとりをサポートし、日次の「研修日誌」でのやり取りが制度化されており、新入社員が孤立しないよう丁寧なフォロー体制が整えられていることがわかります。

「放置されやすい」という噂が広まった背景には、本社(高知県)以外に全国7つの営業拠点を少人数体制で展開しているため、拠点によってはこうした研修・フォロー体制の実感に差が出やすいことがあると考えられます。就業を検討する際は、面接時に配属予定拠点でのOJTの運用実態について具体的に確認しておくとよいでしょう。

参考: 
高知県企業誘致ガイド「兼松エンジニアリング」 
兼松エンジニアリング「有価証券報告書

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兼松エンジニアリングに向いている人の特徴

兼松エンジニアリングに向いているのは、顧客の課題を直接ヒアリングして仕様に落とし込むソリューション型の働き方を志向する人です。車両一台全体の設計に携わりたい人や、一品モノの組み立て・現場対応を担う熟練クラフトマンを目指す人も、兼松エンジニアリングで力を発揮しやすいでしょう。

顧客の欲しいをゼロから形にするソリューション型営業を希望する人
車両1台全体のシステム全体設計者を目指す人
ラインの作業員ではなく、特殊車両の熟練クラフトマンを志望する人

顧客の欲しいをゼロから形にするソリューション型営業を得意とする人

兼松エンジニアリングに向いているのは、カタログ品を並べて販売する代理店営業ではなく、顧客の作業現場の困りごとを直接聞き出し、その場で特注仕様に落とし込む「ソリューション型営業」を得意とする人です。

なぜなら兼松エンジニアリングは、「お客様の要望を徹底的に追求した製品作りの姿勢及びそれを可能にする技術力と個別受注生産体制」を強みとしており、既製品を選ぶだけの販売とは異なり、顧客ごとの仕様設計に踏み込む営業スタイルを取っているからです。

実際に、東日本大震災の除染作業向けに専用の路面清掃車を設計・製造した実績や、東京消防庁の要望に応じて災害対応用吸引作業車「NS-06CVP(S)」を開発した実績があり、顧客の課題そのものが製品企画の起点になっています。営業担当者が顧客・自社の設計担当・製造現場の間に入り、仕様の構想段階から関わる働き方になると考えられます。

このように、既製品の提案にとどまらず、顧客の困りごとを起点に特注仕様をゼロから組み立てていく働き方に魅力を感じる人にとって、兼松エンジニアリングはやりがいのある環境といえます。

参考: 
兼松エンジニアリング「有価証券報告書」 
兼松エンジニアリング「SDGsへの取り組み」 
兼松エンジニアリング「K&Eニュース|115号|東京消防庁様向け 災害対策用 空冷式強力吸引作業車

車両1台全体のシステム全体設計者を目指す人

兼松エンジニアリングに向いているのは、分業化された部品の一部分だけでなく、車両一台全体の構想・設計に携わりたい人です。

なぜなら兼松エンジニアリングは個別受注生産体制のもと、シャーシ選定からポンプ・タンクの配置、油圧・電気回路まで一連の設計が必要になる車両づくりを行っているからです。

実際に、東京消防庁向けの災害対策用吸引作業車NS-06CVP(S)では、連続運転を可能にする空冷式ブロワーの採用や資機材収納棚の配置、複数アタッチメントへの対応など、車両全体の構成に踏み込んだ設計が行われています。入社後は先輩の支援を受けながら実際の受注案件を担当し、経験を積むにつれて特殊車両のカスタム設計を単独で主導する立場に近づいていくキャリアが想定されます。

このように、部品の一部分ではなく車両全体を俯瞰した設計に携わりたい人にとって、個別受注生産体制を持つ兼松エンジニアリングは経験を積みやすい環境といえるでしょう。

参考: 
兼松エンジニアリング「有価証券報告書」 
兼松エンジニアリング「K&Eニュース|115号|東京消防庁様向け 災害対策用 空冷式強力吸引作業車

ラインの作業員ではなく、特殊車両の熟練クラフトマンを志望する人

兼松エンジニアリングに向いているのは、ベルトコンベアによる量産ラインでの単一工程の繰り返しではなく、一台ごとに配管・配線・機器の架装が異なる「一品モノ」の組み立てや、現場でのメンテナンス対応に携わりたい人です。

なぜなら兼松エンジニアリングの製品は個別受注生産のため、量産ラインの単一工程を繰り返す組み立てとは異なり、図面を読み解きながら車両ごとに異なる架装を組み上げる工程が発生すると考えられるからです。

実際に、災害対策用の吸引作業車(東京消防庁向けNS-06CVP(S))や、東日本大震災の除染作業で活躍した専用路面清掃車のように、災害・インフラの現場で稼働する製品を手がけているため、アフターサービスやメンテナンス対応の実用性も重視されます。南海トラフ地震対策への支援やBCP対策としての新工場建設など、災害に備えた事業継続の取り組みも進められています。

このように、一台ごとに異なる仕様と向き合いながら、ものづくりの技術を磨いていきたい人にとって、兼松エンジニアリングは適した環境といえるでしょう。

参考: 
兼松エンジニアリング「有価証券報告書」 
兼松エンジニアリング「SDGsへの取り組み」 
兼松エンジニアリング「K&Eニュース|115号|東京消防庁様向け 災害対策用 空冷式強力吸引作業車

兼松エンジニアリングに向いていない人の特徴

兼松エンジニアリングに向いていない可能性があるのは、基礎研究や先端技術そのものの開発に専念したい人です。また、グローバル規模でビジネスを動かす国際派キャリアを目指す人や、大量生産の効率化を追求したい人も、兼松エンジニアリングの事業モデルとは馴染みにくいでしょう。

基礎研究や先端技術の開発のスペシャリストを目指す人
「グローバル規模」でビジネスを動かす国際派キャリアを志望する人
量産・標準化・サプライチェーン最適化のプロフェッショナルを目指す人

基礎研究や先端技術の開発のスペシャリストを目指す人

兼松エンジニアリングにあまり向いていない可能性があるのは、既存技術の組み合わせによる応用設計ではなく、電動化(EV)・自動運転・AI画像認識・次世代素材・水素燃料電池といった基礎研究や先端技術そのものの開発に専念したい人です。

なぜなら兼松エンジニアリングの独自技術は、NEDO助成事業を通じたマイクロ波炭化技術のパイロット試作機開発、既存の空冷式ブロワの改良による低騒音化、CAN通信を活用した電子制御プラットフォームの構築など、既存技術を組み合わせて特殊車両に応用する「応用設計」が中心だからです。

このように、基礎研究や先端技術そのものの開発に専念したい人にとっては、実用化や応用設計に重きを置く兼松エンジニアリングの環境は、自身のキャリアプランと合いにくい可能性があります。

参考:兼松エンジニアリング「有価証券報告書

「グローバル規模」でビジネスを動かす国際派キャリアを志望する人

兼松エンジニアリングにあまり向いていない可能性があるのは、新興国のインフラ整備プロジェクトや北米・欧州・アジア市場向けの製品開発・営業、多国籍チームのマネジメントなど、グローバル規模でビジネスを動かす国際派キャリアを志望する人です。

なぜなら兼松エンジニアリングは、海外展開を中国における新市場開拓の継続とインドネシアでの下水道維持管理ビジネス化の実証事業にとどめており、事業の主軸を国内のインフラ・環境整備現場に置いているからです。

このように、大規模な海外進出や国際的なプロジェクトを主導したい人にとって、特定地域での限定的な取り組みにとどまる兼松エンジニアリングでは、求める挑戦機会を得にくい可能性があります。

参考:兼松エンジニアリング「有価証券報告書

量産・標準化・サプライチェーン最適化のプロフェッショナルを目指す人

兼松エンジニアリングにあまり向いていない可能性があるのは、年間数万〜数十万台規模の量産・標準化やグローバル購買網の構築など、大量生産の効率化を追求するプロフェッショナルを目指す人です。

なぜなら兼松エンジニアリングは「個別受注生産体制」を強みとしており、顧客ごとに異なる仕様の車両を一台単位で作り上げるビジネスモデルだからです。

実際に、有価証券報告書(2026年3月期)には、2016年4月に累計出荷台数が1万台を突破し、2025年4月に1万5,000台を突破した旨が記載されています。9年間で5,000台(年平均約556台)の増加であり、量産車・汎用機械メーカーが手がける年間数万〜数十万台規模の生産とは、桁の異なる一台単位の受注生産であることがわかります。

このように、大規模な量産体制の効率化やメガサプライヤーとの交渉などを志向する人にとって、年間数百台規模のオーダーメイド生産を行う兼松エンジニアリングの環境は、求める経験が得られず物足りなさを感じる可能性があります。

参考:兼松エンジニアリング「有価証券報告書

兼松エンジニアリングによくある質問

兼松エンジニアリングへの転職でよくある質問を洗い出しました。「中途採用の実績」「勤務地や異動の決まり方」「年間休日・福利厚生」など、気になることがある方はチェックしてみましょう。

中途採用(キャリア採用)の実績はどのくらいありますか?

兼松エンジニアリングは、毎年継続して中途採用を行っており、直近5年間で合計41名(2022年度10名、2023年度11名、2024年度5名、2025年度8名、2026年度7名)の採用実績があります。タイミングによっては一時的に中途募集を休止している場合もありますが、毎年コンスタントに中途入社者が加わっています。

参考:兼松エンジニアリング「採用情報|新卒採用情報|2027卒採用情報(採用実績)

入社後の勤務地や、将来的な異動・転勤はどのように決まりますか?

勤務地は本社(高知)または全国の各支店・営業所となり、適性に応じて決定されます。勤務地の対象となるのは、本社・工場がある高知県高知市のほか、東京・宮城・愛知・大阪・広島・福岡にある各支店、札幌にある営業所です。他部門を経験して成長してもらうため、計画的な「社内ローテーション制度」を導入しており、これに伴う部門間異動や転勤の可能性があります。決定にあたっては「年に1回異動の希望を会社に提出」する制度が用意されており、本人の希望、組織体制、人員配置、本人の適性を総合的に考慮して最終決定される仕組みです。

参考: 
兼松エンジニアリング「有価証券報告書」 
兼松エンジニアリング「採用情報|新卒採用情報|2027卒採用情報

年間休日や福利厚生はどのようになっていますか?

年間休日は平均126日で完全週休2日制が徹底されており、福利厚生は住宅・生活支援から自己啓発、独自の家族サポートまで幅広く整っています。

カテゴリ内容
生活・住宅支援借上社宅、寮
資産形成退職金制度、財形貯蓄、従業員持株会
教育・自己啓発自己啓発援助(資格取得や通信教育・セミナーなどの費用を原則全額会社負担)
その他社会保険完備、社内クラブ補助、レクリエーション補助、特別表彰、永年勤続賞、互助会制度(まほろば会)、母の日プレゼント

兼松エンジニアリングの面接時に聞いておくべき質問

兼松エンジニアリングへ転職するにあたって、面接の最後にある「逆質問」はアピールの場であると同時に、あなた自身が企業を評価する貴重なチャンスです。ここでは、兼松エンジニアリングの面接時に聞いておくべき質問を3つご紹介します。

現場理解を深めるためのフィードバック体制について

聞き方のNG例

内勤(デスクワーク)と外出の比率はどのくらいですか?

聞き方のお手本例

個別受注生産である以上、現場への訪問頻度や、そこで得た情報を設計へ還元する仕組みはどうなっていますか?

面接で聞いておくべき質問の1つ目は、現場理解を深めるためのフィードバック体制に関する質問です。

NG例のように「内勤と外出の比率はどのくらいか」と聞くと、単なる勤務形態・労働条件の確認にとどまり、企業研究の深さが伝わりません。

一方でお手本例は、兼松エンジニアリングが「受注生産が原則」であり、顧客ごとの使用環境・現場条件を踏まえたオーダーメイド設計を行っていることを理解したうえでの質問になっています。単に訪問の有無を聞くのではなく、現場で得た情報が設計にどう還元される仕組みになっているかという運用面に踏み込んでおり、技術者・営業担当としての解像度の高さを示すことができます。

有価証券報告書(2026年3月期)には「受注生産を原則としております」と記載されており、顧客ごとの使用環境・現場条件を踏まえたオーダーメイド設計が事業の前提となっています。現場からのフィードバックがどう業務プロセスに組み込まれているかを尋ねることで、中途入社後に自身の現場感覚をどう発揮できるかを見極めることにもつながります。この質問により、「現場主義を理解し、ものづくりへの当事者意識が高い候補者」という印象を面接官に与えられます。

参考:兼松エンジニアリング「有価証券報告書

ニッチトップ市場と強みの理解について

聞き方のNG例

強力吸引作業車でシェアが高いとのことですが、今後倒産リスクはありますか?

聞き方のお手本例

強力吸引作業車について、既存顧客のリプレイス需要と新規特注ニーズ、どちらに技術的な挑戦が求められていますか?

2つ目は、ニッチトップ市場と強みの理解に関する質問です。

NG例のように「今後倒産リスクはあるか」と聞くと、圧倒的シェアという強みをリスクの文脈でしか捉えられておらず、後ろ向きな印象を与えかねません。

一方でお手本例は、強力吸引作業車に関する今後の販売拡大には、既存シェアの維持と新市場開拓の両立が課題になるという構造を理解したうえでの質問になっています。既存顧客のリプレイス案件と新規の特注案件のどちらに、より高い技術的難易度や工夫が求められているかを尋ねることで、実務内容への解像度の高さを示すことができます。

有価証券報告書(2026年3月期)には「強力吸引作業車・高圧洗浄車は国内で既に高いシェアを占めており、今後の販売に大きな伸びが期待できないため、製品と市場の幅を更に拡げることが不可欠」との課題認識が明記されています。高いシェアの維持と新市場開拓のバランスのなかで自身が携わる仕事の解像度を上げることにもつながります。この質問により、「市場構成を理解したうえで、実務の難易度や面白さを引き出そうとする候補者」という印象を面接官に与えられます。

参考:兼松エンジニアリング「有価証券報告書

業界課題(電動化・環境対応)への意識について

聞き方のNG例

将来EV化されたら会社は大丈夫ですか?

聞き方のお手本例

特装車という架装部分において、電動化に向けて現在取り組まれている技術的テーマや今後の展望を伺えますか?

3つ目は、業界課題(電動化・環境対応)への意識に関する質問です。

NG例のように「会社は大丈夫か」と聞くと、企業の存続そのものを心配するニュアンスが強く出てしまい、後ろ向きな印象を与えかねません。

一方でお手本例は、兼松エンジニアリングがすでに日本初のEV吸引車を完成させていることを理解したうえで、特装車という特殊な架装部分の電動化という、より具体的な技術テーマに焦点を当てています。単に電動化の是非を尋ねるのではなく、今後の実用化に向けた展望まで踏み込んでおり、業界動向への理解の深さを示すことができます。

有価証券報告書(2026年3月期)には「2023年度に、主力製品である強力吸引作業車のトップメーカーとして、日本初のEV吸引車を完成」と、すでに研究開発に着手していることが公表されています。業界全体で進む電動化・環境対応の潮流のなかで、自身が関わりうる技術開発の方向性を具体化することにもつながります。この質問により、「業界の潮流を踏まえ、技術開発の未来に真剣な関心を持っている候補者」という印象を面接官に与えられます。

参考:兼松エンジニアリング「有価証券報告書

兼松エンジニアリングについての詳細

兼松エンジニアリングは、1971年の設立以来、「環境をキレイにする製品」の開発・提供を通じてアメニティ豊かな社会の創造に貢献してきた機械メーカーです。

最大の強みは、顧客それぞれのこだわりや現場の課題を徹底的にヒアリングし、それを具現化する「一品一様」の完全受注生産(オーダーメイド)体制にあります。製品の設計・開発から図面作成、部品調達、組立、塗装、検査、そして納品後のアフターサービスに至るまでを自社で一貫して行う「総合的なモノづくり・バリューチェーン体制」がこれを支えています。「技術の兼松」として、対応力の高いセールスエンジニア集団が迅速かつ緻密なサービスを提供することで、揺るぎない信頼を獲得してきました。

事業・仕事内容

兼松エンジニアリングは、吸引・洗浄・脱水などの環境技術をベースに、インフラの維持管理や産業廃棄物処理、災害復旧の最前線で使われる環境整備機器の設計・製造・販売、およびアフターサービスを行っています。

一貫体制を誇る兼松エンジニアリングでは、職種が大きく「営業」「設計」「事務」の3つに分類され、各部署が緊密に連携してお客さまの思いをかたちにしています。お客さまの課題を現場で聞き取り、最適な性能と仕様を一緒に考える「営業」、その要望を図面へと具現化し「世界に一つの一品」を検討し実現する「設計」、そして調達・管理をはじめとして全体の円滑な操業を支える「事務・管理部門」が連動して高品質な製品を生み出しています。

事業区分事業内容・特徴製品例・サービス例
強力吸引作業車・汚泥吸引作業車部門

・国内約90%の圧倒的なトップシェアを占める最主力事業

・高い吸引力と安全性、抜群の使いやすさを兼ね備え、汚泥や廃棄物の長距離・高揚程回収、災害復旧現場での土砂の吸引など幅広く稼働

パワープロベスター、スーパーモービル、モービルバック、ネオモービル、トランスモービル(汚泥吸引作業車)など
高圧洗浄車・ビルメンテナンス清掃部門

・第2の主力製品であり、高性能と高い浸透力を誇る事業

・超強力な水圧により、下水道管やビル配管の洗浄、熱交換器の清掃など、都市生活に不可欠な配管メンテナンスや清掃を迅速に行う

モービルジェット(高圧洗浄車)、急太郎(ビルメンテナンス用清掃車)など
粉粒体吸引・圧送車、脱水機部門

・吸引機能と加圧圧送機能を兼ね備え、セメントや石灰など粉粒体の長距離・高所搬送や効率的な回収を実現

・現場で汚泥をろ過し脱水(減容化)して処理コストを低減する移動式・定置式脱水機も展開

パウダークリーン(粉粒体吸引・圧送車)、モービルバスケット(移動式汚泥脱水車)、グランドバスケット(定置式脱水機)など
環境・新領域(特殊機種・乾燥装置等)部門

・21世紀の環境・リサイクル課題に正面から取り組む事業

・先端の「マイクロ波加熱技術」を用いた乾燥・再資源化ソリューションや、日本初の除染作業用路面清掃車の開発など、高度な技術進化を追求

マイクロ波抽出装置・乾燥装置、リムーバー3000(除染・路面清掃専用車)、空冷式強力吸引作業車、超高圧洗浄・吸引型路面清掃車など
部品販売・技術サービス部門

・全国の支店・営業所および協力関係にあるサービス工場と密に連携

・製品導入後の消耗部品販売、定期メンテナンス、迅速なトラブル対応など、購入後も長期にわたり稼働を支えるきめ細やかなサポートを提供

補修部品、2次付きアタッチメント、パワースライドノズル、メスリング付差込ジョイント、アフターサービス網、保守点検

出典: 
兼松エンジニアリング「会社概要」 
兼松エンジニアリング「有価証券報告書」 
兼松エンジニアリング「採用情報」 
高知県企業誘致ガイド「兼松エンジニアリング

兼松エンジニアリングの会社概要

会社名兼松エンジニアリング株式会社
設立1971年9月
代表者代表取締役社長 山本 琴一
資本金3億1,370万円
本社所在地高知県高知市布師田3981番地7
公式Webサイト

兼松エンジニアリング株式会社

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