当サイトはFactBoard株式会社が運営しています。本ページは一部PRを含みます。この記事では、クックパッドへの転職を検討している方に向けて、「やばい」「やめとけ」といわれている理由をお伝えします。ネット上の噂の真偽や、その背景にある実態を調査しましたので、ぜひ本記事で正しい企業理解につなげてください。
目次
当サイトはFactBoard株式会社が運営しています。本ページは一部PRを含みます。この記事では、クックパッドへの転職を検討している方に向けて、「やばい」「やめとけ」といわれている理由をお伝えします。ネット上の噂の真偽や、その背景にある実態を調査しましたので、ぜひ本記事で正しい企業理解につなげてください。
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クックパッドは、「毎日の料理を楽しみにする」をミッションに掲げ、料理レシピ投稿・検索サービス「クックパッド」を国内外で運営する企業です。
検索データを法人向けに可視化した分析サービス「たべみる」や、生鮮食品EC「クックパッドマート」など、レシピサービスを起点とした周辺事業も展開しています。サービスは世界70カ国以上に広がっています。
本記事では、公式データと客観的な事実から評判の真相を徹底解明します。
クックパッドが「やばい」といわれている理由には、「業績が悪化して将来性に不安があるから?」「希望退職者の募集と人員削減が繰り返されたから?」 などさまざまな内容があるようです。ただし、憶測やイメージから噂が広がっている場合もあるため、公式情報から「クックパッドがやばいといわれている理由」と「その真偽」を確かめていきましょう。
クックパッド
やばいといわれている理由
「業績が悪化して将来性に不安があるから?」という噂は、必ずしも事実とはいえません。売上収益が5期連続で減っていることは公式資料で確認できますが、営業損益は直近2期で黒字に転換し、財務基盤の安定度を示す指標も高い水準にあるため、減収という一面だけで将来性の有無を判断できないためです。
| 決算期 | 売上収益 | 営業損益 | 営業利益率 |
|---|---|---|---|
| 2021年12月期 | 100億425万8,000円 | -26億3,258万8,000円 | -26.31% |
| 2022年12月期 | 90億8,698万4,000円 | -35億2,052万9,000円 | -38.74% |
| 2023年12月期 | 76億732万5,000円 | -27億9,984万5,000円 | -36.80% |
| 2024年12月期 | 58億7,663万1,000円 | 6億7,362万7,000円 | 11.46% |
| 2025年12月期 | 53億3,673万3,000円 | 2億6,436万7,000円 | 4.95% |
出典:クックパッド「有価証券報告書」
有価証券報告書(2025年12月期)によると、クックパッドの売上収益は5期で約46.7%縮小しています。一方で営業損益は3期連続の赤字を経て、2024年12月期に黒字転換しました。ただし、2025年12月期の営業利益は前期比60.8%減となっており、黒字化後も利益の規模自体は小さくなっている点に注意が必要です。
財務面を見ると、自己資本比率にあたる親会社所有者帰属持分比率は2025年12月期で91.5%と高い値を記録しています。財務省による日本企業の平均値42.10%(2024年度)を約49.4ポイントも上回っており、潰れにくい体制であることがわかります。
「将来性に不安がある」とされる理由は、売上減少のニュースだけが強く印象に残るためと考えられます。減収の主な原因はレシピサービスの有料会員減少(2023年末で152.5万人)です。選考を受ける際は、売上だけでなくどの事業に注力しているかを資料で確かめるとよいでしょう。
出典:
クックパッド「有価証券報告書」
財務省「法人企業統計調査 調査の結果」
結論からいえば、「希望退職者の募集と人員削減が繰り返されたから?」という噂は、一部事実です。
2023年の1年間に3回にわたって大規模な人員削減が公表されたため、何度もリストラを行っているという印象を与えました。ただし、2024年以降は同様の公表や特別退職金の計上はなく、削減の動きは2023年で終了しています。
希望退職者募集の実施結果及び営業損失の計上に関するお知らせ(2023年3月)によると、2023年2月に一部事業の廃止に伴い46名が応募(損失1.3億円)、3月には希望退職や解雇により73名が退職(損失3億円)、6月にもグループ全社で110名の人員削減(損失約3.5億円を見込む)が決定されました。これら3回の削減対象者を合わせると合計229名に達します。
有価証券報告書(2025年12月期)を見ても、従業員数は2021年の376名から87名へと5期で約76.9%減少しました。2023年12月期には特別退職金として6億8,395万円が計上されています。一方で、2025年12月期の販売管理費の減少は自然減によるものと説明されており、特別な退職金の発生もありません。
噂が広まった背景には、2023年上半期の短い期間に削減が集中したことが挙げられます。現在は落ち着いているため、選考の際は現在の体制でどの職種が募集されているかを確認しておくと安心です。
出典:
クックパッド「IRニュース」
クックパッド「有価証券報告書」
「人の入れ替わりが激しく定着しないから?」という噂は、必ずしも事実とはいえません。定着度を直接示す離職率が公式資料で開示されておらず、噂を裏付けることも否定することもできないためです。
有価証券報告書(2025年12月期)で開示されているのは従業員数や平均給与などで、離職率や女性管理職比率などの人的資本データは記載されていません。補足として平均勤続年数を見ると、クックパッドは5.6年です。厚生労働省が発表する情報通信業の平均11.9年(2024年)と比べると6.3年低い水準です。
しかし、レシピ動画サービスで競合するクラシルの有価証券報告書(2026年3月期)によると、平均勤続年数は2.8年(2026年3月期)となっており、クックパッドは2倍以上長いことがわかります。また、大規模な人員減があった後でも勤続年数は2023年の5.4年から5.6年へと伸びています。
定着しないと噂される理由は、5期で社員が376名から87名へ急減したことや、業界平均より勤続年数が短いためです。ただし社員の減少は事業見直しによる組織再編が要因であり、自主的な離職が急増したわけではありません。気になる方は面接で配属先の在籍年数を聞いておくとよいでしょう。
出典:
クックパッド「有価証券報告書」
クラシル「有価証券報告書」
厚生労働省「令和6年賃金構造基本統計調査 結果の概況」
結論からお伝えすると、「年収が上がりにくいから?」という噂は、誤りです。クックパッドの平均年間給与は直近2期で約13.2%増加しており、全国平均や業界平均、競合他社を大きく上回る高い水準を維持しているためです。
有価証券報告書(2025年12月期)によると、平均年間給与は1,007万1,000円です。2023年12月期の890万円から2年間で117万1,000円アップしています。厚生労働省によると、全国の平均年収は396万4,800円、情報通信業の平均は469万2,000円(いずれも2024年)であるため、クックパッドの給与は全国平均の約2.54倍、業界平均の約2.15倍に相当します。
競合のクラシル(平均給与641万7,000円)と比較しても365万4,000円高く、伸び率もクックパッドが上回っています。さらに、一部の社員には新株予約権(ストックオプション)による報酬機会も付与されています。
それにもかかわらず噂が出た背景には、売上減少やリストラのニュースから「給与も低いのでは」と推測されたことが挙げられます。ただし平均年齢が37.5歳へと上昇した影響も含まれるため、実際の昇給ルールは面接で確認することをおすすめします。
出典:
クックパッド「有価証券報告書」
クラシル「有価証券報告書」
厚生労働省「令和6年賃金構造基本統計調査 結果の概況」
「経営トップや経営方針が頻繁に変わるから?」という噂は、一部事実です。創業者である佐野陽光氏の代表復帰や役員の総入れ替え、事業構造の大幅な見直しが2023年前後に集中して行われたためです。ただし、2023年10月以降は体制が定着しており、企業のミッション自体もぶれていません。
有価証券報告書(2025年12月期)によると、佐野氏は2023年10月に約11年ぶりに代表執行役に復帰しました。取締役の構成も変わり、社外取締役3名を含め顔ぶれが刷新されています。
有価証券報告書(2023年12月期)によると、事業面でも、広告事業の停止やライブ事業の譲渡、子会社6社の清算などが立て続けに実施されました。また、3年間で2回の本社移転を行うなど環境の変化も大きく見られました。一方で「毎日の料理を楽しみにする」という基本理念は定款にも掲げられ、一貫して守られています。
方針が変わりやすいと思われる背景には、2023年前後に集中した赤字脱却に向けた構造改革が、外部から見ると急激な路線変更に映ったことが挙げられます。決して無計画に変えているわけではないため、転職を検討する際は最新の決算説明資料で現在の集中事業を確認しておくと安心です。
出典:クックパッド「有価証券報告書」
「非正規・派遣の雇用が不安定」という噂は、一部事実です。全社的な人員削減の局面で、臨時雇用の枠も大きく縮小しているためです。ただし、雇止めや契約更新の実態を示す公式データはなく、直近は増加に転じています。
| 決算期 | 連結 | 単体 |
|---|---|---|
| 2021年12月期 | 107名 | 58名 |
| 2022年12月期 | 108名 | 51名 |
| 2023年12月期 | 59名 | 34名 |
| 2024年12月期 | 15名 | 15名 |
| 2025年12月期 | 17名 | 17名 |
出典:クックパッド「有価証券報告書」
有価証券報告書(2025年12月期)によると、臨時雇用者数は5期で約84.1%減少しており、組織の縮小期に非正規の採用枠も減ったことが分かります。しかし、2024年期を底として再び増加傾向へ転じており、削減が続いているわけではありません。また、全体に占める臨時雇用の割合は2021年の約22.2%から2025年には約16.4%へ低下しており、非正規雇用に過剰に頼らない体制へと変化しています。
噂が広まった理由は、2023年から2024年にかけて臨時雇用者が59名から15名へ激減した際、離職した人の印象が強く残ったためと考えられます。非正規や派遣での応募を考えている場合は、実際の契約期間や更新の基準について選考時にしっかり質問しておくと良いでしょう。
出典:クックパッド「有価証券報告書」
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キャリアチケット転職は、成長業界へのキャリアアップを目指す20代の営業職に強い支援サービスです。IT・人材・コンサルを中心に、若手が裁量を持って活躍できる求人を厳選して提案しています。その強みは、将来像から逆算した精密なマッチングにあります。各社の営業スタイルを熟知したアドバイザーが選考を対策し、高い内定率を実現。関東エリアの大卒層を対象に、中長期でのキャリア形成まで伴走する支援を提供しています。
クックパッドに向いている人は、ユーザー投稿型のコミュニティを軸にプロダクトを育てていきたい人です。生活者のリアルな食のデータを起点にマーケティングや事業開発に取り組みたい人、ユーザーの利用文脈まで踏み込んでUI/UXを設計したい人も、クックパッドで活躍しやすいでしょう。
クックパッドに向いている人は、ユーザーの投稿によって成り立つプラットフォームを設計・運営したい人です。
これは、競合の「クラシル」や「デリッシュキッチン」がプロや専属スタッフによる動画コンテンツ供給型(メディア型)を中心とするのに対し、クックパッドは圧倒的な投稿数を誇るユーザー参加型のCGM(消費者生成メディア)構造を持っているからです。
採用情報によると、プロダクト開発はユーザーの投稿とその反応を前提に組み立てられており、コンテンツの受発信を通じてコミュニティを活性化させながら巨大プラットフォームの意思決定を行う環境は、他社にはない特有のものといえます。
具体的には、ユーザーの投稿インセンティブ設計やコミュニティエンゲージメントを高めるスキル、投稿レシピデータや検索ログなどの膨大なデータに基づくUX設計とプロダクトマネジメントの経験が積めます。
このように、生活者視点のCtoCコミュニティを成長させた実績が得られるため、CtoCサービスやコミュニティ型プラットフォームの事業責任者・プロダクトリーダーを目指す人に適した環境です。
参考:クックパッド「採用情報」
クックパッドに向いているのは、データを起点に商品開発や販売戦略へ踏み込みたい人です。
これは他社メディアが「レシピ動画の閲覧・再生データ」を強みとする一方で、クックパッドはユーザーが日常的に検索・保存・投稿するリアルな食卓のニーズデータを膨大に蓄積しているからです。
「たべみる」は、この検索データを法人が活用できる形に可視化した分析サービスであり、「どの食材が」「いつ」「誰に」「どんなキーワードと一緒に」検索されたかを詳細に分析できる点が特徴です。単なるコンテンツ消費データではなく、実際の購買・調理行動に直結するデータを扱える環境が整っています。
クックパッド公式noteのインタビューでは、入社して間もないエンジニアの視点から、デザイナーやディレクターまでもがSQLを書いて施策の分析まで行っている組織カルチャーが紹介されています。iOSエンジニアがバックエンドの設計まで担うなど職域を超えて活躍する環境があり、このエンジニア自身も入社後すぐに施策評価のためSQLを学び、経験の幅を広げています。また、募集職種では「たべみる」の事業責任者/プロダクトオーナーやデータアナリストといったポジションも用意されています。
このように、膨大なログから消費者トレンドを可視化するアナリティクススキルに加え、食品メーカーや流通企業に向けたBtoBソリューションの提案力も磨けるため、データマーケティングのスペシャリストやコンサルタントを志向する人に最適です。
参考:
クックパッド「たべみる」
クックパッド公式note「クックパッドに入社したばかりのメンバーにインタビュー」
クックパッドに向いている人は、ユーザーの利用文脈を深掘りしながらプロダクトを磨き込みたい人です。
これは、他社が効率的・一律的な動画コンテンツの視聴体験を提供する傾向にあるのに対し、クックパッドは「毎日の料理を楽しみにする」というミッションを掲げ、多様なユーザーの行動文脈に応じたUI/UXを追求しているからです。
採用情報では、デザインスプリントや高い頻度で実施するユーザーインタビューを通じた開発の進め方が示されており、定量的なテストと定性的な行動観察を掛け合わせる文化が現場に根付いていることがうかがえます。
クックパッド公式noteのインタビューによると、カスタマーサポート(クオリティサポート)の部署では、のべ4万件におよぶ問い合わせ対応の知見をもとに、利用時の労力を減らす「エフォートレス」を指針とした改善活動が進められています。独自の「ゴール達成率」という指標を設け、解決が難しい問い合わせの種別を可視化した上で、ヘルプページの記事内容やログイン画面の改善にまで踏み込んだ事例があります。
職務の枠を超えてサービス改善に関われるため、調理中の操作性や検索性といった利用文脈を掘り下げたHCD(人間中心設計)に基づくデザインスキルや、定量・定性情報を融合させた改善手法が身につきます。
このように、ユーザーの課題解決に直結する高度な改善手法を実践できるため、大規模プロダクトのリードUXデザイナーやプロダクトデザイナーを目指す人にとって力を発揮できる環境です。
参考:
クックパッド「クックパッドについて」
クックパッド公式note「対応した問い合わせメールは4万件以上 クックパッドで一番ユーザーさんに近い クオリティサポートグループの人に聞きました」
クックパッドに向いていない可能性のある人の特徴は、グローバル市場を主戦場としてキャリアを築きたい人です。また、食の領域を超えてライフスタイル全般を扱いたい人や、先端技術そのものを主軸に新規事業を立ち上げたい人も、クックパッドの事業構造には馴染みにくいでしょう。
クックパッドに向いていない可能性がある人は、事業の中心をグローバル市場に置きたい人です。
これは、クックパッドは海外展開を進めているものの、売上や資産の大部分を日本国内が占めており、経営の重心が国内に置かれているためです。
有価証券報告書(2025年12月期・第29期)によると、イギリスやスペイン、インドネシアなどに現地法人を展開しているものの、国内の売上収益が連結全体の大部分を占めるため、地域別の売上収益の記載が省略されています。非流動資産についても同様に国内が大部分を占めています。世界規模のプラットフォーム構築やローカライズ戦略に初期から深く携わりたい場合は、グローバル市場を事業の中心に据えている他社を検討する方が希望するキャリアを実現しやすいでしょう。
グローバルでの市場獲得やプロダクトマネジメントを最優先にしたい人は、投資や収益の重心が国内にある構造上、ミスマッチを感じる可能性があります。
参考:クックパッド「有価証券報告書」
住まい・育児・美容などを含むライフスタイル全般を扱いたい人は、向いていない可能性があります。
これは、クックパッドの事業ドメインは「料理・食」に深く特化しており、他領域へ多角化せず、食に関連する領域へ経営資源を集中させているためです。
会社概要に示されているとおり、「毎日の料理を楽しみにする」という目的に直結するビジョンが掲げられており、有価証券報告書(2025年12月期・第29期)でも単一セグメントとして開示されています。住まいや育児といった他領域を横断する事業区分は存在せず、新人研修で畑の収穫体験を行うなど、全社で「食」を深く掘り下げる文化が徹底されています。衣食住全般を扱うプラットフォームや複数メディアを展開する企業を選べば、暮らし全体にアプローチするサービス設計に携われます。
このように、「食」以外の領域を含む包括的なサービス開発や事業推進に携わりたい人は、特化型であるクックパッドの事業構造と志向が合わない可能性があります。
参考:
クックパッド「会社概要」
クックパッド「有価証券報告書」
クックパッドに向いていない可能性があるのは、技術そのものを起点に事業を立ち上げたい人です。
これは、クックパッドにおいてテクノロジーは「毎日の料理を楽しみにする」というミッションを達成するための「手段」であり、技術の導入自体を目的としていないためです。
募集職種では「Conversational AI Engineer」や「Applied AI Engineer」などが存在し、AI料理学習サービス「moment」のようにマルチモーダルな対話AIを活用したプロダクトを開発しています。しかし、募集要項やデザイナー職の採用情報で求められているのは「技術そのもの」ではなく「技術を使ってどのような料理体験を生み出すか」という視点です。先端技術の社会実装や技術主導のビジネス立ち上げをコア事業とするスタートアップ等の方が、技術起点のキャリアを形成しやすくなります。
最新テクノロジーの活用自体を主軸に置いた事業開発を目指す人は、ユーザーの「料理体験」を最優先とする価値観との間にギャップを感じる可能性があります。
クックパッドへの転職でよくある質問を洗い出しました。「リストラは今も続いているのか」「初任給はいくらか」など、気になることがある方はチェックしてみましょう。
人員削減は2023年に集中して実施され、その後は公表されていません。
2023年は2月10日・3月10日・6月5日の3回にわたって人員削減が公表され、対象は合計229名(うち110名は予定人数)でした。有価証券報告書(2023年12月期・第27期)では、特別退職金6億8,395万円が特別損失に計上されています。
一方、2024年12月期以降は同種の適時開示も特別退職金の計上もなく、有価証券報告書(2025年12月期・第29期)では人件費の減少要因を「従業員数の自然減」と説明しています。
出典:クックパッド「有価証券報告書」
新卒向けの初任給は公表されていません。
採用情報では現在新卒の公開募集を行っていないと明記されており、募集はエンジニアの専門職に限られ、総合職の応募は受け付けていないと案内されています。新卒で入社する経路としては、インターンシップから選考に進む場合があると説明されています。
出典:クックパッド「インターンシップ - 採用情報」
クックパッドへ転職するにあたって、面接の最後にある「逆質問」はアピールの場であると同時に、あなた自身が企業を評価する貴重なチャンスです。ここでは、クックパッドの面接時に聞いておくべき質問を3つご紹介します。
クックパッドの利用者を増やすために、現在どのような広告や集客施策を行っているのですか?
ユーザーの利用頻度や定着率を高めるために、現在サービス開発やUI改善で特に注力している課題は何ですか?
1つ目は、「レシピ事業におけるユーザーエンゲージメント」に関する質問です。
NG例は、広告や集客施策を聞くだけでは、ニュースリリース等の公表情報を追えば把握できる表面的な内容にとどまり、プロダクトそのものへの関心が薄いという印象を与えてしまいます。また、「新規顧客をどう集めるか」という視点に偏っているため、既存ユーザーの体験向上というWebサービスの根幹に対する理解が不足していると捉えられかねません。
お手本例のように質問すれば、集客ではなく「利用頻度」や「定着率」に焦点を当て、開発やUI改善の課題を質問することで、レシピプラットフォームの収益構造を理解した上で企業が真に向き合っている論点を確かめられます。事業への深い理解を示すとともに、入社後に自分がどの指標の改善へ貢献できるかを具体的に考えている姿勢を強くアピールできます。
こうした質問が有効なのは、有価証券報告書(2023年12月期・第27期)によると、減収の主因が国内レシピサービスのプレミアムサービス会員の減少であり、2023年12月末の会員数が前期末から約16万人減となっているためです。会員数の維持がそのまま収益を左右する構造では、新規の訪問者数よりも、既存ユーザーが日常のなかで繰り返し利用する習慣化のほうが事業の健全性に直結します。開発チームがどの指標を課題と捉えているかを聞いておくことで、クックパッドの現在のプロダクトフェーズと、配属後に求められる成果の輪郭を把握できます。
参考:クックパッド「有価証券報告書」
クックパッドが持っている検索データを使って、何か面白そうな新事業を始める予定はありますか?
食トレンド大賞等で活かされる膨大な検索データをBtoB支援や機能開発につなげる際、現場での課題は何ですか?
2つ目は、「検索データや食のトレンド分析を活かした事業展開」に関する質問です。
NG例の新事業の予定を尋ねる聞き方は、自ら仮説を立てずに回答を相手任せにしており、データをどのようにビジネスへ活用したいのかという主体的な視点が見えません。「面白そうなこと」という抽象的な表現も、企業の事業戦略を事前に調べる意欲が低いと判断される要因になります。
お手本例のように、検索データがBtoB支援や機能開発に活用されている前提を踏まえ、実務における課題を質問することで、公表されているデータ活用の実体まで調べ上げたことが伝わります。単なる興味本位ではなく、事業の仕組みや現場の難所を正しく理解しようとするプロフェッショナルな姿勢として高く評価されます。
こうした質問が有効なのは、「たべみる」が、クックパッドの検索データを企業が活用できる形に可視化した法人向けの分析サービスとして提供されているためです。どの食材が、いつ、誰に、どんなキーワードと一緒に検索されたかを分析でき、食品メーカーの商品開発やスーパーの棚割りといった意思決定を支えています。すでに事業として成立している領域だからこそ、データを価値に変換する過程でどこに難しさがあるのかを聞くことで、配属後に携われるデータ活用の幅と、求められる分析の粒度を具体的に把握できます。
参考:クックパッド「たべみる」
普段あまり自分で料理をしないのですが、クックパッドの選考や業務で有利不利はありますか?
社員の皆様が日常の料理で感じる課題や熱量を、プロダクトの機能改善へどのように昇華されていますか?
3つ目は、「日常の食体験とプロダクト開発の結びつき」に関する質問です。
NG例のように、自分のスキルや習慣に対する有利・不利を聞く質問は、自分の免責や安心を求めているように聞こえ、主体的にキャッチアップする意欲が低い印象を与えてしまいます。企業側の評価基準を気にしすぎる姿勢は、入社後に自ら課題を見つけて行動する能力に疑問を持たれる原因になります。
お手本例のように、日常の気づきがプロダクト改善へ還元されている前提を置き、その具体的なプロセスを質問することで、料理の有無という個人的な属性を超えた「生活者視点を成果物へつなげる仕組み」に関心があることを示せます。ユーザー視点を大切にする企業の文化を深く理解し、入社後の具体的な動き方をイメージできていると評価されます。
こうした質問が有効なのは、クックパッド公式noteのインタビューによると、toCプロダクトを主軸とするクックパッドでは日々の繊細な意思決定が求められ、トップダウンですべてを決めるのではなく、現場の一人ひとりがユーザーに向き合い、自分の生活のなかでの発見やインプットを業務に活かすことが重視されていると述べられているためです。普段の料理や買い物で感じたことを常にインプットしてほしいという方針が示されており、その気づきがどのような手順で機能改善へ落とし込まれているのかを聞いておくことで、現場の思考プロセスと自分の適性を照らし合わせられます。
参考:クックパッド公式note「クックパッドのサービス開発における、オフィスと働き方」
クックパッドは、料理レシピ投稿・検索サービス「クックパッド」の運営を中核事業とする企業です。
クックパッドの収益の中心は、有料会員機能「プレミアムサービス」の月額会員費です。加えて、検索データの活用事業も展開しており、「今、食卓で何が求められているか」というデータを食品メーカーに提供することで、商品開発やスーパーの売り場づくりを裏側から支援しています。
このコンサルティング的なデータビジネスは、レシピ動画を中心とする競合にはない独自の強みといえるでしょう。
クックパッドの事業は、レシピサービスを中核に、データ活用・生鮮EC・メディアへと広がっています。
主力の「クックパッド」は、誰でもレシピを投稿・閲覧でき、「つくれぽ」の投稿によって実際に作った人の感想が集まる仕組みがあります。レシピ数は世界で500万品を超え、動画にはないニッチな検索需要もカバー。現在は世界70カ国以上で展開しています。
法人向けの「たべみる」は、膨大な検索データを企業が活用できる形に可視化したサービスです。「どの食材が」「いつ」「誰に」「どんなキーワードと一緒に」検索されたかを分析でき、たとえば豚肉と一緒に検索される野菜の変化から季節のトレンドをつかんだり、検索数の急上昇から流行の兆しを早期に発見したりできます。食品メーカーの商品開発やスーパーの棚割りなど、消費者のリアルな需要に基づいた戦略決定を支えるツールです。
「クックパッドマート」は、アプリで注文した新鮮な食材を街中の専用冷蔵ボックス等で受け取れる生鮮食品ECで、レシピサービスと連動することで「検索した料理の材料がすぐに手に入る」体験を目指しています。「クックパッドニュース」は、話題のレシピや時短テクニック、新作食品のレビューなどを毎日配信するWebメディアで、Yahoo!ニュースやLINEニュースといった外部プラットフォームへの配信力が強く、レシピを検索しない層にもリーチできる点が特徴です。
参考:
クックパッド「サービスのこと」
クックパッド「クックパッド、投稿レシピ数が世界500万品を突破!」
| 会社名 | クックパッド株式会社 |
| 設立 | 1997年10月 |
| 代表者 | 代表執行役 佐野 陽光 |
| 資本金 | 5,000万円 |
| 本社所在地 | 東京都目黒区大橋2-22-44 |
| 公式Webサイト | ・採用情報 |