当サイトはFactBoard株式会社が運営しています。本ページは一部PRを含みます。この記事では、THECOOへの転職を検討している方に向けて、「やばい」「やめとけ」といわれている理由をお伝えします。ネット上の噂の真偽や、その背景にある実態を調査しましたので、ぜひ本記事で正しい企業理解につなげてください。
目次
当サイトはFactBoard株式会社が運営しています。本ページは一部PRを含みます。この記事では、THECOOへの転職を検討している方に向けて、「やばい」「やめとけ」といわれている理由をお伝えします。ネット上の噂の真偽や、その背景にある実態を調査しましたので、ぜひ本記事で正しい企業理解につなげてください。
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THECOOは、アイコン(配信者・アーティスト)とファンをつなぐ月額会員制アプリ「Fanicon」の運営と、インフルエンサーを活用したデジタルマーケティング支援を行う企業です。2014年に設立され、2021年に東京証券取引所へ上場しました。事業は、成長事業と位置づけるファンビジネスプラットフォーム事業と、祖業であるデジタルマーケティング事業の2つで構成され、後者では広告主向けのインフルエンサー起用提案やオンライン広告コンサルティングに加え、インフルエンサーの価値を可視化するツール「iCON Suite」も運営しています。
本記事では、公式データと客観的な事実から評判の真相を徹底解明します。
THECOOが「やばい」といわれている理由には、「年収が低い」「残業時間が長い」などさまざまな内容があるようです。ただし、憶測やイメージから噂が広がっている場合もあるため、公式情報から「THECOOがやばいといわれている理由」と「その真偽」を確かめていきましょう。
THECOO
やばいといわれている理由
「年収が低い」という噂は、一部事実です。平均年収は全国平均と情報通信業平均をどちらも上回る一方、同じファンビジネス領域の競合と比べると下回っているためです。
有価証券報告書(2025年12月期)によると、THECOOの平均年収は587万9,000円です。厚生労働省による全国の平均年収は396万4,800円、情報通信業の平均年収は469万2,000円です。THECOOは全国平均を191万4,200円、情報通信業平均を118万7,000円上回っています。
一方で、ファンクラブ運営を手がける競合のスペースシャワーSKIYAKIホールディングスは、有価証券報告書(2026年3月期)によると平均年収680万1,661円です。THECOOはこれを92万2,661円下回ります。ただし、この数値は持株会社であるスペースシャワーSKIYAKIホールディングスの実績であり、事業会社であるTHECOOとは対象範囲が異なります。SKIYAKIホールディングスの数値は、グループ経営管理を担う持株会社単体の平均であり、実際に事業を担う子会社の社員は含まれていません。 両者を同じ条件で並べることはできない点に注意が必要です。
「年収が低い」と噂される背景には、事実として、同じファンビジネス領域の競合と比べて年収水準が低いことが挙げられます。加えて、平均年齢34.2歳という若手中心の従業員構成により、年齢層の若さから平均値が下がりやすい点も影響していると考えられます。 転職を検討する際は、応募する職種ごとの給与レンジを求人票や面接で確認しておくと、入社後のギャップを防げるでしょう。
参考:
THECOO「有価証券報告書」
スペースシャワーSKIYAKIホールディングス「有価証券報告書」
厚生労働省「令和6年賃金構造基本統計調査 結果の概況」
「残業時間が長い」という噂は、必ずしも事実とはいえません。全社の平均残業時間を示す公式データが公表されておらず、長時間労働が常態化しているかを判断できないためです。
参考として、求人一覧の募集要項には、時間外労働の目安として月平均20〜40時間と示されています。これは募集職種ごとの目安であり、全社員の実績平均を示すものではありません。厚生労働省による残業時間の全国平均は10時間、情報通信業の平均残業時間は月16.4時間ですが、両者は性質の異なる数値であるため、単純な比較はできません。
「残業時間が長い」と噂される背景には、実績値が開示されていないことと、IT・エンタメ領域全体に対する「激務」というイメージの影響が推測されます。転職の際は、実際の働き方を面接で確認しておくと良いでしょう。
参考:
THECOO「有価証券報告書」
THECOO「求人一覧」
厚生労働省「毎月勤労統計調査 2025(令和7)年11月分結果速報」
「THECOOは離職率が高い」という噂は、必ずしも事実とはいえません。離職率が公表されておらず、高いかどうかを判断できる公式データが確認できないためです。
参考情報として、有価証券報告書(2025年12月期)によるとTHECOOの平均勤続年数は3.5年です。厚生労働省による全国平均の平均勤続年数は12.4年、情報通信業の平均勤続年数は11.9年であり、THECOOはこれを大きく下回ります。
また、同資料をもとに直近5年の従業員数の推移を記載しました。
| 事業年度末 | 従業員数 |
|---|---|
| 2021年12月31日(第8期) | 95名 |
| 2022年12月31日(第9期) | 115名 |
| 2023年12月31日(第10期) | 142名 |
| 2024年12月31日(第11期) | 124名 |
| 2025年12月31日(第12期) | 115名 |
出典:THECOO「有価証券報告書」
2022年12月期は事業拡大に伴う採用強化により20名増加し、2023年12月期にかけてさらに増員が進みました。一方、2024年12月期は経営の合理化に伴う新規採用の抑制などにより18名減少し、2025年12月期は従業員の自己都合により9名減少しています。減少の主な理由は、従業員の自己都合によるものと記載されていますが、この推移だけを見て「定着せず流出が続いている」と結論づけることはできません。
勤続年数は、その企業に何年在籍できたかという性質上、設立からの年数に強く左右される指標です。2014年設立のTHECOOでは、どんなに長く働き続けている社員でも在籍年数は最長で十数年程度が上限となるため、設立の古い企業と比べて平均値が構造的に低く出やすく、離職率の代わりに読むことはできません。実際の定着状況が気になる場合は、応募職種の在籍年数を面接で聞いてみるのが確実です。
参考:
THECOO「有価証券報告書」
厚生労働省「令和6年賃金構造基本統計調査 結果の概況」
「過去に従業員による不祥事があった」という噂は正しいです。THECOOは2023年に従業員による不正行為を公式に発表し、元従業員への損害賠償請求訴訟の提起までを開示しています。
適時開示情報によると、2023年5月8日に「当社従業員による不正行為及び特別調査委員会の設置に関するお知らせ」が公表されました。2019年度以降、複数の従業員が自身と関連を有する会社等に対して架空発注・水増発注を行っており、不正な発注規模は最大で約7,700万円と推定されています。
同じく適時開示情報によると、2023年6月27日に独立調査委員会の調査報告書の受領が公表されました。本件が純利益に与えた影響額は約1,000万円と算定され、2023年12月期第1四半期決算で修正処理されています。さらに9月8日には、懲戒解雇となったインフルエンサー事業部所属の元従業員2名に対し、東京地方裁判所へ合計約2億7,489万円の損害賠償請求訴訟を提起したことが公表されました。
「不祥事があった会社」という噂の背景には、この一連の経緯が適時開示として段階的に公表されたことがあると考えられます。特別調査委員会の設置から訴訟提起までが公開情報として残るため、検索でも目に触れやすい状態です。なお、これは2023年に公表された事案であり、関与した従業員はすでに退職しています。現在の内部統制体制が気になる場合は、コーポレート・ガバナンスに関する開示資料を確認するか、面接で直接尋ねてみると良いでしょう。
参考:THECOO「適時開示情報」
「評価制度が不透明」という噂は、必ずしも事実とはいえません。評価制度の存在は公式に確認できる一方、運用実態や従業員の納得度を示す公式データが公表されておらず、透明性を判断できないためです。
有価証券報告書(2025年12月期)によると、前事業年度に「THECOO DNA」を基盤とした人事評価制度が導入されました。「THECOO DNA」とは、創業以来の理念「"できっこない"に挑み続ける」を、「知的好奇心を持つ」「個性を受け入れる」「楽しみ続ける」という3つの行動指針に落とし込んだもので、役員・従業員が実践すべき核心原則と位置づけられています。この評価制度は、 従業員の行動が企業理念に基づいているかを評価する仕組みです。ただし、評価基準の詳細や運用実績についての記載はありません。制度が存在することは、そのまま運用の透明性を示す根拠にはならない点に注意が必要です。
「不透明」と噂される背景には、評価制度が理念体現度という定性的な基準を中心に設計されている一方で、具体的な評価基準や運用実績が公式には開示されていないことがあると考えられます。数値目標中心の評価と比べて基準が見えにくいうえ、公開情報だけでは実際の運用を確認するのが難しい点が、噂につながっていると考えられます。 選考を受ける際は、評価サイクルの頻度・評価者・フィードバックの方法を面接で確認しておくと、入社後の納得感につながるでしょう。
参考:THECOO「有価証券報告書」
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THECOOに向いている人は、事業全体を数字で見ながら企画まで一貫して動かしたい人です。ジャンルを横断してインフルエンサーを設計したい人や、前例のない機能を技術選定から任されたい人も、THECOOで活躍しやすいでしょう。
THECOOに向いている人は、事業の数字と企画の両方を自分の持ち場として引き受けたい人です。
会社概要によると、THECOOはファンビジネスプラットフォーム事業とデジタルマーケティング事業の2事業を自社で運営する事業会社です。委託先や子会社に切り出さず自社で事業を持っているからこそ、担当領域は特定の職能だけに閉じず、事業の数字そのものに向き合う範囲まで広がりやすいと考えられます。実際の求人によると、Fanicon事業企画室の担当領域は事業全体の数値管理・KPI分析から予算編成、中長期の戦略立案までを含み、開発・セールス・カスタマーサクセスの各部門と横断的に連携しながら月次の予実を追う業務になると考えられます。
決裁自体は経営会議が担いますが、立案から数値検証までを事業側で持てる範囲は広くなりやすい環境です。KPI設計から予算編成、部門間調整までを一人で経験したい人にとっては、THECOOは向いているといえます。
THECOOに向いているのは、特定の起用パターンに頼らず、案件ごとに最適な組み合わせを設計できる人です。
有価証券報告書(2025年12月期)によると、デジタルマーケティング事業は特定のメディアを持たず、幅広い分野をカバーするインフルエンサーネットワークを強みとしています。その強みは実際の起用実績にも表れており、社員からは、「美容やゲーム実況、さらにニッチなコミュニティのインフルエンサーまで起用してきた」という声も聞かれます。案件ごとに異なる組み合わせを設計するには、営業段階から提案・分析までを一人が横断的に見る体制が求められると考えられ、実際の求人によると、アカウントエグゼクティブは新規案件の獲得営業からマーケティング企画の提案、データ集計と分析までを一貫して担当します。
業界の異なる複数クライアントの案件を並行して手がけられるため、ジャンルをまたいで通用する提案設計の型が身につきます。特定領域に閉じずに経験を広げたい人には、THECOOは向いているといえるでしょう。
参考:
THECOO「有価証券報告書」
THECOO「求人一覧」
THECOOに向いている人は、既存の仕組みを保守するだけでなく、新しい機能を技術選定から任されたい人です。
有価証券報告書(2025年12月期)によると、THECOOはネイティブアプリの特徴を生かした技術力と企画力による差別化を掲げています。この方針は現場の裁量にも表れており、社員からは、Fanicon開発部について、年次に関係なく自由度があり、自分で考えてゼロから構築できる環境であるという声も聞かれます。実際の求人では、「サーバーサイドエンジニアはFaniconのコア機能の開発と改善を担う立場」として募集されています。
会員制コミュニティという特殊な要件に合わせて、機能をゼロから設計する経験を積める環境です。要件に応じて技術を選び取る判断力を磨きたい人には、THECOOは向いているといえます。
THECOOに向いていない可能性のある人の特徴は、ビジュアルや世界観の制作そのものを本業に据えたい人です。また、一組のアーティストにじっくり向き合いたい人や、商談を一人で一気通貫に進めたい人も、THECOOの事業構造には馴染みにくいでしょう。
THECOOに向いていない可能性があるのは、制作物そのものを専任で手がけたい人です。
有価証券報告書(2025年12月期)によると、THECOOは芸能事務所・レーベル・テレビ局・制作会社等とのネットワークを築き、配信スタジオ「BLACKBOX³」も保有しています。ただしこれらは、アイコン側がコンテンツを制作・発信するためのインフラであり、THECOO社内に専任の制作部隊を抱える構造とは異なります。求人を見ても、グッズデザインやWeb・グラフィックデザインの業務はアルバイト・業務委託としての募集にとどまっています。
正社員としての業務は、アイコン側の制作を支える企画・運用・提案が中心になりやすい構造です。制作を専業として深めたい人には、アーティストマネジメントや映像制作を自社の主要事業とする会社のほうが力を発揮しやすいと考えられます。
参考:
THECOO「有価証券報告書」
THECOO「求人一覧」
特定の一組に長期間向き合いたい人は、THECOOに向いていない可能性があります。
有価証券報告書(2025年12月期)によると、デジタルマーケティング事業は特定のメディアを持たず、幅広い分野をカバーするインフルエンサーネットワークを強みとしています。美容やゲーム実況、ニッチなコミュニティまで、ジャンルを問わずインフルエンサーを起用してきた実績もあります。カスタマーサクセスの担当領域も特定の配信者に固定される形ではなく、複数のジャンルや案件を横断しながら運用にあたる設計です。
社員からは、「担当領域がジャンルをまたいで切り替わるので、一つの相手にじっくり向き合うというより、幅広く対応する力が求められる」という声も聞かれます。
業務がジャンルや担当先を横断して同時並行に回る設計になっており、担当領域は切り替わりやすい環境です。一組のアーティストやIPに継続的に伴走することを前提とする会社のほうが、世界観づくりを成果として積み上げやすいでしょう。
参考:THECOO「有価証券報告書」
案件を一人で完結させることに手応えを感じたい人は、THECOOに向いていない可能性があります。
THECOOの営業体制は、商談の立ち上げから受注までを一人の担当者が一貫して担うのではなく、リードの獲得・ヒアリングを行う担当と、実際に商談を進める担当とに分かれているとみられます。窓口となる入口対応と、その後の商談化・受注までの工程は、別の担当が引き継ぐ形で進む構造です。こうした分業体制のもとでは、案件を一人で最後まで担当したいタイプよりも、決められた工程の中で強みを発揮するタイプの方が力を発揮しやすいと考えられます。
入口から出口までを自分の成果として積み上げたい人には、分業を前提としない体制の会社のほうが合うでしょう。
THECOOへの転職でよくある質問を洗い出しました。「どのような働き方ができるのか」「求められる人物像は何か」など、気になることがある方はチェックしてみましょう。
求人によると、多くの職種でフレックスタイム制が導入されており、コアタイムは11時〜15時です。職種によっては専門型裁量労働制も適用されます。在宅勤務を支える制度として、自宅の高速インターネット回線の敷設と利用料をフルサポートする仕組みも設けられています。休日は完全週休2日制(土日祝)で、年末年始休暇と慶弔休暇に加え、有給の病気休暇である「Sick Leave休暇」も用意されています。
参考:THECOO「求人一覧」
採用情報によると、THECOOは全社員が共有する価値観として「“できっこない”に挑み続ける」と「自由と責任」を定義しています。ここでいう自由とは、合意した目標を達成するためであれば方法やリソースを自由に選んで良いという意味です。同時に、その達成に向けて力を尽くし、なぜその選択をしたのかを仲間に説明することも求められます。
参考:THECOO「採用情報」
求人によると、社会保険完備・通勤交通費のほか、勉強会や研修への参加費、書籍購入などのスキルアップ補助が用意されています。インフルエンザワクチン接種やベビーシッター券補助、freeeの福利厚生ベネフィットも導入されています。
休暇面では、年次有給休暇が試用期間終了後に初年度10日間支給されます。取得実績のある特別休暇として結婚休暇や産前産後休暇、育児休暇、介護休暇、Sick Leave休暇が挙げられています。
参考:THECOO「求人一覧」
THECOOへ転職するにあたって、面接の最後にある「逆質問」はアピールの場であると同時に、あなた自身が企業を評価する貴重なチャンスです。ここでは、THECOOの面接時に聞いておくべき質問を4つご紹介します。
御社で活躍されている方にはどんな共通点がありますか?
新たなジャンルでのコミュニティ立ち上げを進める中、成果を出す営業担当の方に共通する特徴はありますか?
1つ目は、「活躍している営業担当の共通点」に関する質問です。
NG例のように一般論として聞くと、求人内容を読み込んでいない印象を与えかねません。お手本例のように「新たなジャンルでのコミュニティ立ち上げ」という具体的な動きを前提に置いて聞けば、配属後すぐ自ら動き出せる人物だと期待してもらえるでしょう。
Faniconエンタメ企業向けセールスの求人によると、「Fanicon法人セールスは新たなジャンル・領域でのコミュニティ立ち上げを推進し、芸能事務所やスポーツチーム、出版社などへ営業提案を行う」という旨が記載されています。有価証券報告書(2025年12月期)でも、「『Fanicon』の認知度向上とサービス成長のため、芸能事務所やスポーツチーム、出版社などより広いカテゴリーでのアイコン獲得」が経営戦略として掲げられています。
安定領域の拡大営業とは異なるノウハウが求められる領域であるため、実際に成果を出している営業担当の共通点を尋ねることが、入社後の動き方の仮説につながるでしょう。
参考:
THECOO「求人一覧」
THECOO「有価証券報告書」
入社後、研修やサポートはありますか?
ゼロからのコミュニティ創出を担当した場合、入社半年で提案数や契約化はどの程度期待されますか?
2つ目は、「事業立ち上げ初期の期待値」に関する質問です。
NG例のように研修の有無だけを尋ねると、育成される側であることを前提にした受け身の印象を与えます。お手本例のように行動量まで踏み込めば、入社後のギャップによる早期離脱の心配が小さいと感じてもらえるでしょう。
求人によると、Faniconのビジネスディベロップメントは、ファンビジネスの新規領域開拓とゼロからのコミュニティ創出を担います。合意形成から事業立ち上げまでのプロデュースを行う役割です。
既存商材の営業と違い、成果が出るまでの期間や量的な目安が見えにくい業務といえます。入社後どの程度の期間で、どの程度の行動量を期待されるのかを事前に確認しておけば、自分なりの動き方の見立てを持って業務に臨むことができ、実際の進捗とのズレが出た際にも早い段階で軌道修正しやすくなります。
参考:THECOO「求人一覧」
祖業と成長事業では、どちらに力を入れていますか?
祖業から成長事業への重心移動を経て、現場の営業活動の優先順位は実際にどう変わりましたか?
3つ目は、「事業間の重心移動」に関する質問です。
NG例のように根拠を示さず尋ねると、企業研究不足という印象を与えます。お手本例のように方針転換を前提にして聞けば、変化の速い環境でも自分から動ける人物だと期待してもらえるでしょう。
有価証券報告書(2025年12月期)によると、THECOOはデジタルマーケティング事業を祖業、ファンビジネスプラットフォーム事業を成長事業と位置づけており、中長期の経営戦略も成長事業を中心に据える方針です。
実際に2025年12月期は、ファンビジネスプラットフォーム事業の売上高が前年対比18.3%増、セグメント利益が同413.4%増となりました。一方でデジタルマーケティング事業は売上高が前年対比7.2%減で、セグメント損失が続いています。中途入社者にとっては、どちらの事業にどれだけ力点を置くべきかが見えにくい状況です。そのため、面接の場で現場の優先順位が実際にどう変わったのかを確認しておくことが、入社後の動き方を見極める判断材料になります。
参考:THECOO「有価証券報告書」
化粧品/アパレル領域の経験がないのですが活躍できますか?
広告主企業への新規案件の獲得営業で、中途入社の方が最初にぶつかる壁はどこですか?
4つ目は、「新規案件開拓の壁」に関する質問です。
NG例のように自分の経験不足を確認するだけでは、壁を自分側の問題としてしか捉えていない印象になります。お手本例のように会社特有の違いを聞けば、経験を前提に立ち上がりの早い人材だと判断してもらえるでしょう。
求人一覧によると、デジタルマーケティングのアカウントエグゼクティブは、応募資格として無形商材の提案営業経験、化粧品・アパレル領域での営業経験、デジタル広告の営業経験などを並列で認めています。業務内容は新規案件の獲得営業から課題ヒアリング、戦略策定までを一貫して担うものです。
前提となる経験の種類が多様なぶん、前職での商材知識や進め方がそのまま通じない可能性があります。最初にぶつかる壁を先に把握しておけば、入社前から対策を考えられるため、立ち上がりの速さにつながりやすくなります。
参考:THECOO「求人一覧」
THECOOは、月額会員制のファンコミュニティアプリ「Fanicon」を中心としたファンビジネスプラットフォーム事業と、インフルエンサーを活用したデジタルマーケティング事業を展開する企業です。芸能事務所や制作会社との幅広いネットワークを生かし、ジャンルを問わずアイコンとファンをつなぐ点が強みです。
THECOOの事業は、ファンビジネスプラットフォーム事業とデジタルマーケティング事業の2つで構成されています。
メイン事業であるファンビジネスプラットフォーム事業では、アイコンとファンをつなぐ会員制アプリ「Fanicon」を運営しています。アプリ内限定のライブ配信やグループチャットなど、ファンとアイコン、そしてファン同士がつながる場を提供する仕組みです。配信スタジオ「BLACKBOX³」も保有しています。
デジタルマーケティング事業では、広告主企業に対してインフルエンサーを用いた施策支援とオンライン広告のコンサルティングを行います。インフルエンサーの価値を可視化するツール「iCON Suite」や、ゲーム実況者に特化した事務所「Studio Coup」の運営も、この事業に含まれます。
デジタルマーケティング事業で培った芸能事務所や制作会社とのネットワークはFaniconへの新規アイコン迎え入れの橋渡しとなり、逆にFaniconで蓄積されるアイコンとファンの関係構築ノウハウはデジタルマーケティング事業の施策提案力を支えています。
| 事業分野 | 主な内容 |
|---|---|
| ファンビジネスプラットフォーム事業 | 会員制ファンコミュニティプラットフォーム「Fanicon」の運営 |
| デジタルマーケティング事業 | インフルエンサーを用いたマーケティング施策支援、オンライン広告コンサルティング、「iCON Suite」「Studio Coup」の運営 |
参考:THECOO「会社概要」
| 会社名 | THECOO株式会社 |
| 設立 | 2014年1月 |
| 代表者 | 代表取締役CEO 平良 真人 |
| 資本金 | 1億1,500万円 |
| 本社所在地 | 東京都渋谷区神宮前2-34-17 住友不動産原宿ビル9,10,11F |
| 公式Webサイト | THECOO |