コクヨの転職・中途採用情報!転職難易度・求める人物像・選考対策を徹底解説!

コクヨの企業研究レポートのメインビュー画像当サイトはFactBoard株式会社が運営しています。本ページは一部PRを含みます。

この記事では、コクヨへの転職を検討している方に向けて、転職難易度や平均年収、福利厚生、中途採用(キャリア採用)の選考フロー・対策方法など、転職情報をお伝えしていきます。

コクヨはどんな会社?

コクヨは「Campus(キャンパス)ノート」などの文具や、オフィス家具の製造・販売を核とする国内大手の文具・家具メーカーです

単に製品を製造するだけでなく、これらメイン事業で培った強みを活かし、多様な周辺事業を展開しています。たとえば、ビジネスサプライ流通事業では、強固な顧客基盤と流通網を武器に、法人向け通販「カウネット」や購買管理システム「べんりねっと」を運営。インテリアリテール事業では、デザイン性の高い輸入家具を販売しています。

このように、オフィス用品から個人の住空間まで、働く・学ぶ・暮らすシーンを多角的に支えているのが特徴です。

コクヨ株式会社の転職の難易度はAランク

コクヨ株式会社 転職情報

A

転職難易度

平均年収

782

万円

2024年12月時点

0

2,000

業界水準

382

万円

平均年齢

42.3

2024年12月時点

20

70

業界水準

43.8

平均残業時間

21

時間

2025年3月時点

0

100

業界水準

14.3

時間

離職率

2.19

%

2025年3月時点

0

100

業界水準

9.6

%

有給取得率

71.1

%

2025年3月時点

0

100

業界水準

62.6

%

※上記数値は全て該当企業の有価証券報告書、決算資料、公式ホームページといった公的な情報源より引用しております。

コクヨの転職難易度は「Aランク」と非常に高く、狭き門と言えます。その理由は、圧倒的なブランド力に伴う「高倍率な競争」と「独自の評価基準」にあります。文具・家具の両軸で強固な基盤を持ち、離職率も低いため、限られた中途採用枠に専門性の高い優秀層が殺到する構造になっています。

また、コクヨは事業成長の鍵を「創造性の向上」に置いているため、採用基準が極めて厳格です。求人は「オフィス環境構築」と「ステーショナリー(文具・資材)」に関連する専門職が中心となっており、応募には最低でも各領域で3年以上の実務経験が必要とされます。即戦力として、年数以上に具体的な実績や専門スキルを重視する傾向が非常に強いのが特徴です。

コクヨの働く環境

コクヨの働く環境は、社員の自律性と創造性を最大限に引き出すための仕組みが整っているのが特徴です。社風においては、年次や立場に関わらず意見を交わせる「フラットな関係性」が根付いており、誰もが主役となって新しい価値創造に挑戦できる風土があります。

働き方の面では、時間と場所に縛られない「ハイブリッドワーク」を推進。出社と在宅のバランスを自ら選択できるほか、フルフレックス制度の活用により、仕事と生活の両立を可能にしています。さらに、福利厚生では年間15万円分のメニューを自由に選べる「PLAY WORKマイレージ」を導入。個人の学びや健康、家族との時間までを多角的にサポートする、先進的で手厚い環境が整っています。

社風・カルチャー

年次や立場を超えて意見を言い合える「フラットな関係性」
失敗を恐れずやってみる「実験カルチャー」
顧客の課題解決に徹底する「誠実な変態」

コクヨの社風における最大の特徴は、社員同士の「フラットな関係性」です。新たな価値を持続的に生み出すため、社員の創造性を尊重し、最大限に引き出す環境を整備しています。

また、未知の領域に対して挑戦や実験を推奨する文化が根付いている点も特徴です。創業以来の精神を受け継ぎ、顧客の課題解決に向けて妥協なくコミットする姿勢が、全社共通のカルチャーとなっています。

年次や立場を超えて意見を言い合える「フラットな関係性」

コクヨには、新卒・中途入社や年次の壁を感じることなく、フランクに相談や意見交換ができるアットホームな雰囲気があります。これは、上意下達の文化から脱却し、相互理解に基づく環境を築くことがチームの連携を高め、個人の創造性を解放すると考えているためです。

象徴的な例として「世界一風通しの良い会社」を掲げ、社長室を全面ガラス張りにするなど、物理的にも心理的にもオープンな環境作りが徹底されています。中途入社者からも「前職と比べてもすごくアットホームな雰囲気」「新しい人とか考え方を柔軟に受け入れる素地がある」との声が上がっており、中途入社でも馴染みやすい環境であることがうかがえます。

参考:
統合報告書|IRライブラリー
コクヨのチーム座談会

失敗を恐れず、やってみる「実験カルチャー」

「前例がないことも、とりあえずやってみる」という実験カルチャーが全社に根付いており、若手であっても大きな裁量を持って挑戦できる環境です。まだ世の中にない顧客の困りごとを見つけ、コクヨならではの商品・サービスとして形にするために、この「実験」の積み重ねが重要視されています

この文化を象徴するのが、新ブランド『GLOO』の立ち上げです。デザインオフィス「nendo」と共同開発した「角形スティックのり」は、四角い形状ゆえにキャップの密閉性を担保するのが至難の業でした。しかし担当者は、現象を細かく数値化し、幾度ものトライアンドエラーを繰り返すことで困難を打破しました。失敗を恐れず、まずは動いてみることで得られる知見を尊ぶ風土は、新しい「コト」を創り出し続けるための源泉となっています。

参考:コクヨの実験物語①-プロジェクトストーリー・座談会

顧客の課題解決に徹底する「誠実な変態」

オフィスチェアの開発では、既存の椅子づくりのセオリーを捨て、「なぜ人は座るのか?」という哲学的な問いからゼロベースで「座る」という動作そのものの研究に没頭した社員がいます。無数のプロトタイプを作成し、「とにかく座って座って座りまくる」という体験を繰り返して、座面が360度自由に動くオフィスチェア『ing(イング)』を完成させました。

コクヨには、この事例のように損得勘定を抜きにしてお客様の課題を解決するためなら、徹底的に知恵を絞り、異常なまでのこだわりを見せる社員が数多く存在します。社内では、そんな突き抜けた探求心を持つ社員に敬意を込めて「誠実な変態」と呼んでいます。狂気的とも言えるほどの徹底した顧客目線は、1905年の創業以来、脈々と受け継がれてきた「お客様の声を聞き、お客様の身になってつくる」という精神が根底にあるからです。

既存の枠組みにとらわれず、顧客の潜在的なニーズや社会課題を解決するためなら、何度でも泥臭く実験と検証を繰り返し、工夫を凝らし続ける。この異常なまでの熱量と姿勢こそが、コクヨの特徴であり強みとなっています。

参考:コクヨの実験物語②-プロジェクトストーリー・座談会|KOKUYO RECRUITING SITE

福利厚生

コクヨの福利厚生は、社員一人ひとりのライフスタイルや価値観に合わせて選択できる「自律性」と「柔軟性」の高さが最大の特徴です。特に独自の選択型福利厚生制度は、個々のニーズに応じた幅広いサポートを可能にしています。

また、仕事と家庭の両立を強力に支える多角的な支援も充実しており、働きやすい環境を提供しています。

カテゴリ福利厚生
住宅関連・厚生社宅制度
・借家家賃の補助金/利子補給
活動学習関連・PLAY WORK マイレージ
・資格取得支援制度
・自己啓発活動支援制度
育児・介護等に関する制度・産前・産後休暇
・育児休業
・産後パパ育休(出生時育児休業)
・配偶者出産休暇
・ベビーシッター利用補助/家事代行の補助(トライアル)
・オフィス内学童保育/子連れ出勤
・子の看護休暇
・子ども手当
・介護休業
・介護休暇
休暇に関する制度・夏季・年末年始休暇
・メーデー
働き方に関する制度・フレックスタイム制
・ワークプレイスポートフォリオ
・ハイブリッドワーク
・中抜け制度
・短日短時間勤務
・社内複業制度「20%チャレンジ」
・副業
・自己都合退職者再雇用制度
その他・通勤手当
・改善提案制度(報奨金)

参考:
福利厚生|KOKUYO RECRUITING SITE
よくある質問|KOKUYO CAREER RECRUITMENT SITE
技能職採用サイト|KOKUYO RECRUITING SITE
働き方の選択肢の広さが、ワークとライフの充実につながる。

選択型福利厚生制度「PLAY WORKマイレージ」

「PLAY WORKマイレージ」は、会社から年間15万円分のマイルが支給され、決められた範囲内で自分に必要なメニューを自由に選べる選択型福利厚生制度です。メニューは「学び」「健康維持」「仕事と生活の両立」「可処分時間の向上」など全14種類に及び、個々のライフステージに合わせてカスタマイズできるのが強みです。

活用事例としては、育児中の社員がベビーシッターの利用補助に充てるケースや、子育てが一段落した社員が健康維持のためにジムやピラティスの利用費として活用するケースが見られます。このように、年齢や家族構成を問わず、その時々の目的やライフスタイルに合わせた最適な支援を受けられる点が、社員からも高く評価されています。

参考:働き方の選択肢の広さが、ワークとライフの充実につながる。

手厚い両立支援

コクヨでは、仕事と家庭を両立するための支援策が多面的に提供されています。フルフレックスタイム制や「中抜け制度」に加え、長期休暇中のオフィス内学童保育、子の看護休暇など育児とキャリアを諦めないための仕組みが整っています。

実際に「中抜け制度」を活用した社員からは、「1〜2時間の保護者会のために有給を消化する必要がなくなり、ルールとして明文化されたことで気軽に活用できるようになった。仕事も家庭も両方欲張れる環境に幸せを感じる」といった声が上がっています。

制度概要
短日短時間勤務制度育児は「小3修了時」、介護は「要介護者1人につき3年」まで利用可能。複数のスタイルから選択・変更が可能です。
中抜け制度保護者会や授業参観、通院などの際に、有給休暇を消化せずに数時間だけ抜けることが可能です。
ベビーシッター・家事代行補助経済的・時間的負担軽減のためベビーシッター利用補助を実施。家事代行補助のトライアル導入も進めています。
子の看護休暇・介護休暇子の看護休暇を「小6修了時」まで拡大。介護休暇は時間単位で取得でき、給与・賞与に影響が出ないよう改定されています。
オフィス内学童保育長期休暇中などにオフィス内に学童スペースを設置し、子連れ出勤を許容する取り組みを行っています。

参考:
福利厚生|KOKUYO RECRUITING SITE
働き方の選択肢の広さが、ワークとライフの充実につながる。
統合報告書|IRライブラリー

働き方

コクヨでは、社員一人ひとりが場所や時間を選択できる柔軟な働き方が可能です。自身のライフスタイルや業務内容に合わせて最適なパフォーマンスを発揮できるよう、会社が多様な選択肢を提供しています。

また、出社と在宅を組み合わせるハイブリッドワークに加え、社内でのキャリアの幅を広げる「社内複業制度」など、社員の働きやすさと成長を両立する環境が整っています。

働き方制度運用の有無内容
リモートワーク制度ある出社中心・在宅中心・バランス型から自律的に選択可能(※在宅中心は原則、育児や介護が必要な人が対象)
短時間勤務制度ある育児・介護の場合のみ
複数のスタイルから自分の状況に適した時短勤務の形を選択可能
フレックスタイム制あるコアタイムの無いフルフレックスタイム制を導入
ハイブリッドワーク・ABWあるオフィス内の働く場所を能動的に選べるほか、業務外でも活用できるサテライトオフィスも提供
中抜け制度ある一時的に業務を離れることが可能
社内複業制度「20%チャレンジ」ある所属する部署に籍を置きながら、業務時間の20%程度を活用して、新たな業務にチャレンジできる制度
副業ある許可制で社外での副業が可能

参考:
福利厚生|KOKUYO RECRUITING SITE
研修制度|KOKUYO RECRUITING SITE
よくある質問|KOKUYO CAREER RECRUITMENT SITE

「ワークプレイスポートフォリオ」と「ハイブリッドワーク」

コクヨでは、働き方に合わせて働き方の比率を「出社中心」「在宅中心」「バランス型」の3つから個人で選択できる「ワークプレイスポートフォリオ」という制度を運用しています。加えて、業務内容や気分で働く場所を選べるABWを推進しており、サテライトオフィス「n.5」や外部コワーキングスペースの活用も可能です。ただし「在宅中心タイプ」は原則、育児や介護が必要な方が対象となります。

実際に、3人の子育てをしながら働く社員は、この自由な選択に心身ともに助けられていると語ります。「在宅ワークが続くと出社したくなるほどオフィスが好きで、働き方がマンネリ化せず楽しい」と話すように、場所を自律的に選ぶことで、業務へのメリハリとワークライフバランスの充実を高いレベルで両立させています。

参考:働き方の選択肢の広さが、ワークとライフの充実につながる。

「コアタイムのないフレックスタイム制」と「中抜け制度」

コクヨは社員の生産性を高めるため、コアタイムのないフルフレックス制度を導入しています。さらに、勤務時間中に一時的に業務を離れることができる「中抜け制度」も運用されており、柔軟に働きやすい環境が整っています。

育児中の社員からは、「時短勤務を選択しなくても、フレックス制があるおかげでフルタイムのまま柔軟に働ける実感がある」という声も上がっています。単に労働時間を短縮するだけでなく制度を組み合わせることで、キャリアを停滞させずにライフイベントと仕事を両立できるのです。

参考:働き方の選択肢の広さが、ワークとライフの充実につながる。

業務時間の20%を他組織で使える社内複業制度「20%チャレンジ」

社内副業制度「20%チャレンジ」は、所属部署に籍を置いたまま、業務時間の20%程度を他部署が募集するプロジェクトや新たな業務に充てられる制度です。これは、社員が自律的にキャリアを形成し、自身の専門性以外のスキルを磨くことを会社が推奨・支援するための取り組みです。

具体的な事例として、普段は生産技術を担当している社員が本制度を利用し、文具開発部で半年間マスキングテープカッターの設計に参画したケースがあります。この社員は「開発視点の解像度が上がったことで、生産技術としての提案の幅も広がった」と語っており、部署の垣根を越えた経験が、個人の成長のみならず、既存業務の質の向上にもつながっています。

参考:白崎亮也-グローバルステーショナリー事業本部-社員紹介|KOKUYO RECRUITING SITE

離職率

コクヨの国内主要5社の2024年度の離職率は2.19%と、極めて低い水準を維持しています。製造業の一般労働者の離職率が8.8%であることと比較しても、その差は歴然です。この低離職率の背景には、社員のライフステージに寄り添う柔軟な制度と、個人のキャリア自律を促す手厚い支援があります。

具体的には、「フルフレックスタイム制」や「中抜け制度」により、育児・介護と仕事の両立を強力にサポートしています。また、社内副業制度など成長を後押しする仕組みも充実しています。このような働きやすさと、挑戦を歓迎する風通しの良いカルチャーが高いエンゲージメントを引き出し、結果として圧倒的な低離職率につながっています

出典:
関連データ(S)|関連データ・資料|サステナビリティ|コクヨ
-令和6年雇用動向調査結果の概況-

採用で求められる人物像・スキル条件

コクヨ

求められる人物像

グローバルな知見やデジタル・AIの知見がある人
試行錯誤や実験が好きな人
お客様以上にお客様のことを考えられる人

コクヨが求める人物像の核となるのは、事業転換という変革期において自ら「実験」を繰り返し、新たな価値を創造できる主体性です。「お客様の身になってつくる」という誠実な精神を大切にしながらも、既存の枠組みに捉われず挑戦し続ける姿勢が重視されます。

スキル面においては、即戦力としての活躍が前提となります。各専門領域で「実務経験3年以上」が一般的な目安となり、特定の資格やプロジェクト完遂実績、あるいはデジタルやグローバルといった専門知識が求められます。

採用で求められる人物像

コクヨが現在求めているのは、グローバルやデジタル・AI領域における高い専門知識を持つ人材です。これはコクヨが従来のプロダクト販売からライフスタイル領域への事業転換を進める変革期にあり、新たな成長の礎となる知見を必要としているためです。

あわせて、課題に対して自ら仮説を立て、試行錯誤を繰り返す「実験」を楽しめる主体性や、お客様のニーズに徹底的に応えようとする誠実な姿勢が、中途採用における重要な評価軸となっています。

グローバルな知見やデジタル・AIの知見がある人

コクヨは現在、プロダクト販売からライフスタイル領域への事業転換を進めています。そのため、AI・データ活用などのデジタル領域の知見や、グローバルな経験といったこれまでのコクヨにはなかった専門知識をもつ人材を必要としています

具体的には、現場からの曖昧な要望や感覚的な課題に対し、データを用いて真のボトルネックを特定し、周囲が納得する形で解決策を実行する論理性があると望ましいです。また、日本での成功体験を押し付けるのではなく、現地の文化や商習慣を理解し、マネジメント手法を柔軟に「ローカライズ」させてきたグローバルな経験も高く評価されます。

参考:創業120年企業の変革期。コクヨの強みを磨き抜いて新たな礎にする。

試行錯誤や実験が好きな人

コクヨという環境を「実験場」と捉え、前例のない課題に対しても好奇心を持って主体的にチャレンジしていく人が求められています。これは、失敗を恐れずに仮説と検証を繰り返す「実験カルチャー」がコクヨのDNAとして深く根付いているためです。

具体的には、東京・品川の自社オフィス『THE CAMPUS』において、グリーンや照明の配置、アートのサイズなどが働きやすさにどう影響するかを細かくデータ測定し、社員自らが検証と改善を繰り返している取り組みがあります。また、既存の家具事業の枠を飛び出し、使われなくなった自社の独身寮をシェア型賃貸住宅『THE CAMPUS FLATS TOGOSHI』へとリノベーションして不動産再生という新たなビジネスモデルを開拓した事例もあります。

このように、既存の事業領域やセオリーに縛られず、新しいアプローチを考え、自ら手を動かして形にしながら検証を重ねていく姿勢がコクヨでは高く評価されます。

参考:
創業120年企業の変革期。コクヨの強みを磨き抜いて新たな礎にする。
統合報告書|IRライブラリー

お客様以上にお客様のことを考えられる人

コクヨでは損得勘定にとらわれず、「お客様や世の中の課題をどう解決するか」という問いに真摯に向き合う姿勢が求められます。コクヨには100年以上にわたり「お客様の身になってつくる」という創業の精神が根付いており、現在のプロダクトやサービスも「コクヨとして何ができるか」を問い続けた末に生まれています。このDNAを継承しつつ、表面的な要望の先にある「真のニーズ」を洞察できるかどうかが、中途採用において重要な評価軸となります

たとえば、オフィス設計において「応接スペースが欲しい」という要望を受けた際、単に出入口付近に配置して利便性を満たすのではなく、執務スペースの奥に設ける提案をした事例があります。これは、来客に仕事風景を見てもらえることに加え、道中の自然な会話で場を和ませるという、お客様の「その先の体験」まで考え抜いた独自の付加価値の提供です。

このように、クライアントからの要望を鵜呑みにするのではなく、徹底したヒアリングで潜在的な課題を抽出し、期待を超える提案を行う姿勢が高く評価されます。

参考:
創業120年企業の変革期。コクヨの強みを磨き抜いて新たな礎にする。
長谷川謙人-ワークプレイス事業部/海外ファニチャー事業本部-社員紹介|KOKUYO RECRUITING SITE

中途採用で求められるスキル

コクヨの中途採用では、事業の柱であるオフィス環境構築とステーショナリー関連の専門職が中心です。具体的な募集職種としては、空間デザイン・設計、営業、企画・マーケティング、ITエンジニアなど多岐にわたります。

現在の求人傾向を見ると、完全な未経験者を対象とした募集はありません。求められるスキルレベルとして「実務経験3年以上」が目安となっており、即戦力人材が期待されていることがうかがえます。

職種領域具体的な職種求められるスキル・経験
空間デザイン・設計・オフィス空間デザイナー
・設計プロジェクトマネージャー
・内装監理・施工管理
・建築、内装デザインの実務経験(3〜5年以上)
・一級/二級建築士、建築施工管理技士などの資格
・CAD/BIMを用いた設計実務スキル
営業・法人向けオフィス提案営業
・公共施設/教育施設向け営業
・文具の海外法人営業
・法人営業の実務経験(3年以上)
・顧客の課題を抽出するソリューション提案力
・ビジネスレベルの英語・中国語
企画・マーケティング・新規事業開発・サービス企画
・商品開発プロデューサー
・デジタルマーケティング
・特定領域での商品/サービス企画の実務経験
・市場調査、データ分析に基づく戦略立案能力
ITエンジニア・DX推進リーダー
・社内SE(基幹システム/インフラ)
・データサイエンティスト
・システム開発またはITコンサルティングの実務経験
・基幹システム(SAP等)の導入・運用経験
・データ基盤の構築やAI活用の専門知識
コーポレート系・経営企画・財務・経理
・人事(採用/制度設計)
・法務・知財管理
・各専門領域での実務経験(3〜5年以上)
・上場企業での実務または同等の専門スキル
・組織変革や制度構築に携わった経験

参考:募集職種一覧 | コクヨ株式会社

中途・第二新卒採用の選考フロー・倍率

中途採用の選考は、基本的には2~3回の面接に加え、選考の途中で適性検査が実施される一般的な流れとなっています

中途採用を希望する場合は、キャリア採用サイトの「募集職種」から希望ポジションへ直接応募するか、自身の経歴を登録する「キャリア登録」を通じてエントリーできます。一方で第二新卒については、卒業後一定期間内であれば、職歴の有無に関わらず新卒採用枠としての応募が可能です。この場合、新卒採用サイトからエントリーを行い、選考プロセスや入社後の処遇も新卒者と同一の扱いとなります。

参考:
よくある質問|KOKUYO CAREER RECRUITMENT SITE
キャリア採用
募集要項・選考プロセス|KOKUYO RECRUITING SITE

中途採用の選考フロー

 
01
書類選考
02
面接(1~3回)
03
内定

コクヨの選考プロセスは、職種や募集ポジションによって、工程や面接回数が調整される場合があります。

具体的な流れの一例として、オフィス空間設計の求人では「書類選考→一次選考→二次選考→内定」というステップで進行します。選考の途中では、自宅で受検可能な職務適性試験が実施されるほか、一次選考時に面接と併せて、ケーススタディワークが実施されます。また、職種によっては書類とあわせてポートフォリオの提出が求められる場合もあります。そのため、応募の前に求人内容をしっかりと確認しておくことが大切です。

応募から内定までの具体的な期間の明記はありませんが、面接回数や適性検査の工程を踏まえると、概ね1ヶ月から1ヶ月半程度の期間を要すると考えられます。

参考:
よくある質問|KOKUYO CAREER RECRUITMENT SITE
募集職種一覧|コクヨ株式会社

面接のポイント

コクヨの中途採用では、前職での成果以上に、「既存の型がない中で自らの専門性をどう発揮し、変革を起こせるか」が問われます。これは、コクヨが「文具・家具のメーカー」から「ライフスタイルを提案する企業」へと転換しているためです。

【質問の例】

「これまでのご経験の中で、正解や前例がない課題に対し、専門知識を活かして解決したエピソードを教えてください。」

回答の際は、単なるスキルの提示ではなく、「曖昧な課題をどう整理し、知見を武器にどう周囲の合意を取り付けたか」というプロセスを語る必要があります。特に、コクヨの理念や文化にマッチしたエピソードを盛り込むと高い評価につながるでしょう。

【回答の例】

「前職のデジタル推進室では、現場の『なんとなく効率が悪い』という声を数値化することから始めました。当初は現場から『今のやり方を変えたくない』という反発もありましたが、いきなり全社導入せず、まずは1つの部署で『実験』としてスモールスタートし、そこで得た改善データを可視化して共有しました。結果、納得感を持って全社展開でき、業務時間を15%削減しました。この『仮説・検証・合意形成』のサイクルを、貴社のライフスタイル領域への転換期でも活かしたいと考えています。」

第二新卒での転職のポイント

第二新卒の選考では、現時点のスキルよりも「コクヨという実験場を楽しめる好奇心」と「顧客の期待を超えるための執着心」が問われます。「言われたことを正確にこなす」だけでなく、自ら問いを立てて自律的に動けるかどうかが重要視される傾向にあります。

【質問の例】

「仕事や日常生活の中で、現状に疑問を感じて、自ら工夫して改善したエピソードはありますか?」

回答する際に、大きなビジネス成果を語る必要はありません。身近な業務の効率化など、「なぜ変えようと思ったのか」という動機と「実際に試した結果」をセットで話すことが大切です。その際、コクヨの「実験カルチャー」や「顧客目線」という姿勢に絡められると、より説得力が増します。

【回答の例】

「営業事務として、当初は依頼通りの書類作成のみを行っていました。しかし、営業担当が外出先で説明に苦労している様子に気づき、『もし自分が外にいたら何を知りたいか』を考え、一目で要点がわかるサマリーを独自に付けて送るようにしました。結果、確認の電話が減りチームのスピード向上に貢献できました。貴社でも表面的なニーズの先にある『真の課題』を見つけ、自ら考えて動く姿勢を大切にしたいです。」

中途採用の倍率や期限

コクヨの中途採用倍率について公式な発表はありませんが、採用倍率は極めて高いと予想されます

その根拠として、手厚い福利厚生や柔軟な働き方から転職市場での人気が非常に高く、応募が集まりやすい環境であることが挙げられます。さらに、会社が大転換期にあるため、既存事業をスケールアップさせる高度な専門性と、独自のカルチャーにフィットする人材を厳選していることも、倍率を押し上げる要因となっています。

なお、特定の応募締め切りは設けられておらず、通年採用を実施していると考えられます。キャリア採用サイトの「募集職種」にて随時求人が公開され募集が行われているため、定期的に情報をチェックしておきましょう。

コクヨに採用された人の出身大学

地域大学名
北海道・東北公立はこだて未来大学、秋田県立大学、国際教養大学、東北学院大学
関東宇都宮大学、東京大学、東京芸術大学、東京工業大学、東京電機大学、東京理科大学、東京都市大学、横浜国立大学、横浜市立大学、山梨大学、青山学院大学、学習院大学、駒沢大学、芝浦工業大学、多摩美術大学、日本大学、法政大学、明治大学、明治学院大学、武蔵野美術大学、立教大学、早稲田大学
中部・信越信州大学、静岡大学、名古屋工業大学、名城大学、豊田工業高等専門学校
近畿京都大学、京都工芸繊維大学、京都女子大学、滋賀大学、大阪大学、大阪公立大学、関西大学、近畿大学、関西学院大学、神戸市外国語大学、立命館大学
中国・四国岡山大学、岡山理科大学、広島大学、山口大学、高知大学
九州・沖縄九州大学、九州工業大学、立命館アジア太平洋大学
海外テイラーズ大学

出典:募集要項・選考プロセス|KOKUYO RECRUITING SITE

コクヨの平均年収・給料

コクヨの2024年度の平均年収は782.2万円です。過去3年間の推移を見ても750万円〜780万円台と安定した水準を維持しています。オフィス家具領域で競合のオカムラ(平均年収812.8万円)と比較すると、金額面ではやや下回るものの、国内の製造業全体で見れば十分に高い水準と言えます。

年度平均年収
2024年度7,822,536円
2023年度7,595,526円
2022年度7,779,670円

出典:
有価証券報告書・四半期報告書|IRライブラリー
株式会社 オカムラ|企業情報|有価証券報告書等

新卒の平均年収

コクヨの新卒初任給は、学歴によって異なりますが、24.2万円~27.2万円程度に設定されています。競合企業であるオカムラ(大卒・大学院卒ともに30万円)と比較すると、初任給の金額自体は全体的にやや低めの水準となっています。ただし、コクヨは独自の選択型福利厚生や柔軟な働き方を支える制度が非常に充実しているため、初任給だけでなく長期的な働きやすさを含めた総合的な待遇面で判断することが重要です。

学卒月給年収(概算)
大学院卒272,500円3,542,500円
大卒262,500円3,412,500円
高専卒242,500円3,152,500円

※年収の概算は初任給×13ヶ月で計算

出典:
募集要項・選考プロセス|KOKUYO RECRUITING SITE
新卒採用情報|株式会社オカムラ

給与手当

コクヨの給与手当は、「生活基盤の安定」と「個人のスキルアップ」の双方を手厚くサポートしている点が特徴です。子ども手当や厚生社宅制度といった生活面の補助だけでなく、ベビーシッター利用補助や自己啓発活動支援など、多様な働き方と自律的な成長を支える制度が充実しています。

手当内容
子ども手当家族に関する補助として支給。
支給対象者には一定の条件あり。
超過勤務手当時間外労働に対して支給。
通勤手当通勤にかかる交通費を実費で支給。
厚生社宅制度(住宅補助)住宅に関する補助制度。
支給対象者には一定の条件あり。
ベビーシッター・家事代行の利用補助ベビーシッター代などを一部助成。
資格取得支援・自己啓発活動支援制度業務に必要な資格の取得にかかる費用を会社が負担。

参考:
よくある質問|KOKUYO CAREER RECRUITMENT SITE
募集要項・選考プロセス|KOKUYO RECRUITING SITE
KOKUYO RECRUITING SITE
福利厚生|KOKUYO RECRUITING SITE

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レバテックキャリア

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※1 2026年1月の実績 ※2 2023年4月~2024年3月の実績 ※3 調査委託先:GMOリサーチ&AI株式会社/調査方法:インターネットリサーチ/調査対象:一都三県居住・20-49歳・男女・IT専門職/回答者数:4172名/調査期間:2024年12月5日~13日

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キャリアチケット転職

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コクヨの転職に関してよくある質問

ここではコクヨへの転職を検討する際によくある質問を紹介します。ぜひ参考にしてください。

Q1.コクヨの平均年収はいくらですか?

コクヨの2024年度の平均年収は782.2万円です。過去3年の推移を見ても、750万円〜780万円台で推移しており、非常に安定した給与水準を維持しています。

Q2.コクヨには転勤がありますか?

基本的には総合職としての採用となるため、転居を伴う転勤が発生する可能性があります。ただし、転勤が必要となった場合には、キャリアプランや家庭の状態など本人の希望や状況ができる限り考慮されます。

コクヨについての詳細

コクヨは、学生向け文具市場で高い認知度を誇り「Campusノート」で知られる企業です。現在は「ファニチャー(オフィス家具)」「ステーショナリー(文具)」「ビジネスサプライ流通(オフィス用品通販)」「インテリアリテール(家具の小売・卸売)」の4事業を多角的に展開し、「働く・学ぶ・暮らす」領域を支えています

最大の強みは、文具から空間設計までを手掛ける多面的な事業領域と、独自の物流・データ基盤を掛け合わせている点にあります。この「モノづくり×流通網×データ」の連携で、顧客ニーズを素早く形にするサイクルこそが、コクヨの競合優位性となっています。

事業・仕事内容

コクヨは、家具の製造から空間設計までを担う「ファニチャー事業」と、ノートなどの文具を展開する「ステーショナリー事業」を主軸にしている企業です。また、これらに加え、通販・流通を担う「ビジネスサプライ流通事業」、ハイエンド家具を扱う「インテリアリテール事業」を周辺事業として展開しています。

コクヨは各事業のノウハウを連携させ、グループ全体の相乗効果を生み出しています。たとえば、中国での文具販売事業を拡大する際、オフィス用品通販「カウネット」が培ってきた倉庫管理や物流のノウハウが、現地での流通構築において効果的に活用されました。

このように、事業領域を超えてデータやノウハウ、物流網などを掛け合わせることで、国内外で独自の競争力を生み出しています。

事業名事業概要
ファニチャー事業
(オフィス家具)
オフィス家具の製造・販売、空間設計・施工、働き方のコンサルティング、不動産企画などを手掛ける。
ステーショナリー事業
(文具)
「キャンパスノート」や「KOKUYO ME」などの文具の製造・販売。国内に加え、中国・インド・ASEANなどアジア圏でも高付加価値商品を展開。
ビジネスサプライ流通事業
(オフィス用品通販)
オフィス用品通販「カウネット」や、大規模法人向け購買管理システム「べんりねっと」の運営。
インテリアリテール事業(家具の小売・卸売)子会社「アクタス」を通じ、欧州ハイブランド家具やインテリア雑貨を店舗・ECで販売。

参考:統合報告書|IRライブラリー

業界での立ち位置

コクヨは文具とオフィス家具の領域でトップクラスの企業です。その立ち位置を象徴するのが「Campus(キャンパス)ノート」で、1975年の発売以来、累計販売数は37億冊を超えています。

この圧倒的な地位を支えるのは、文具から空間設計までを一気通貫で手掛ける稀有な企業体質と、強固なサプライチェーンです。グループ内に物流を担う専門子会社を持ち、配送や倉庫管理の高度なノウハウを蓄積しています。さらに、ECサイト「カウネット」を通じて購買データを収集し、製品開発へ即座にフィードバックできる体制も大きな強みです。文具や家具などのモノづくりに、独自の流通網とデータ活用を掛け合わせ、顧客ニーズを素早く形にする。これが競合にはないコクヨ独自の価値となっています。

出典:統合報告書|IRライブラリー

コクヨの会社概要

会社名コクヨ株式会社
設立1905(明治38)年 10月
代表者黒田 英邦
資本金158億円
本社所在地大阪市東成区大今里南6丁目1番1号
公式Webサイトコクヨ

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