「アビストはやばい」は事実と異なる!やめとけといわれる評判の理由を徹底解説

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この記事では、アビストへの転職を検討している方に向けて、「やばい」「やめとけ」といわれている理由をお伝えします。ネット上の噂の真偽や、その背景にある実態を調査しましたので、ぜひ本記事で正しい企業理解につなげてください。

目次

アビストはどんな会社?

アビストは、自動車を中心とした製造業向けに、設計・開発のアウトソーシングサービスを提供する企業です

自動車関連の売上高構成比率は60%(2025年9月期)と高く、自動車ランプ・内装・ボデー設計等をコア業務領域としています。売上高は5期連続で増加するなど、業績は堅調に推移しています。事業形態は、顧客先で働く「派遣業務」と、自社で完成責任を担う「請負業務」の両方を展開しています。このほか、自社ブランド水素水「浸みわたる水素水」(旧子会社・株式会社アビストH&Fより事業承継) を扱う美容・健康商品事業や、自社ビルの一部を貸し出す不動産賃貸事業など、周辺事業も展開しています。

本記事では、公式データと客観的な事実から評判の真相を徹底解明します。

アビストがやばいといわれている理由とは?

アビストが「やばい」といわれている理由には、「離職率が高い」「年収が低い」などさまざまな内容があるようです。ただし、憶測やイメージから噂が広がっている場合もあるため、公式情報から「アビストがやばいといわれている理由」と「その真偽」を確かめていきましょう。

アビスト

やばいといわれている理由

離職率が高いから?
年収が低いから?
評価制度が不透明だから?
休みが取りにくいから?
将来性に不安があるから?

離職率が高いから?

「離職率が高い」という噂は、必ずしも事実とはいえません。離職率の公式な開示が確認できず、公式データから高低を判断できる材料が存在しないためです。

参考情報として有価証券報告書(2025年9月期)によると、アビストの平均勤続年数は9.28年、平均年齢は34.96歳です。厚生労働省による勤続年数の全国平均は12.4年、サービス業の平均は9.1年であるため、アビストは全国平均をやや下回るものの、サービス業界平均とはほぼ同水準であることがわかります。また、同資料によると平均年齢の全国平均は44.1歳、サービス業の平均は45.7歳であり、アビストはいずれの数値も下回っています。ただし、勤続年数はあくまで在籍中の社員の傾向を示すほか、平均年齢の低さは中途採用の多さや会社の成長段階など離職率以外の要因でも説明できるため、いずれも離職率そのものを直接裏付ける指標ではない点には注意が必要です。

「離職率が高い」という噂が広まった背景には、離職率そのものが公式に開示されておらず外部から実態を確認できないことに加え、平均年齢34.96歳という若い社員構成が、人の入れ替わりが激しいという印象につながりやすいことが考えられます。客先常駐や複数プロジェクトを渡り歩く技術者派遣・受託型のビジネスモデルも、配属先が変わるたびに環境が変わるイメージから、こうした噂を後押ししている可能性があります。転職を検討する際は、配属サイクルやキャリアパスの実態について、面接等で直接確認しておくと良いでしょう。

参考: 
アビスト「有価証券報告書」 
厚生労働省「令和6年賃金構造基本統計調査 結果の概況

年収が低いから?

「年収が低い」という噂は、一部事実です。アビストの平均年収は全国平均・業界平均をいずれも上回っており低い水準とはいえませんが、競合の大手企業と比較するとわずかに下回る場合があります。

有価証券報告書(2025年9月期)によると、アビストの平均年収は512万9,000円です。厚生労働省による年収の全国平均は396万4,800円、サービス業の平均は342万9,600円であり、アビストはいずれも高い水準です。一方で、競合大手であるアルプス技研の有価証券報告書(2025年3月期)によると、平均年収は557万9,071円であり、アビストはこれを下回っています。

「年収が低い」という噂が広まった背景には、業界大手と比べると512万9,000円という数字がやや低く見える場合があることが考えられます。転職を検討する際は、全国平均や業界平均との比較だけでなく、同業他社の給与レンジも併せて確認しておくと良いでしょう。

参考: 
アビスト「有価証券報告書」 
厚生労働省「令和6年賃金構造基本統計調査 結果の概況」 
アルプス技研「有価証券報告書

評価制度が不透明だから?

「評価制度が不透明だ」という噂は、一部事実です。傾聴力や協調性などの評価に関わるスキル指標や、成果を称える表彰制度は公式情報から確認できる一方、具体的な昇進基準や査定プロセスの詳細までは開示されておらず、外部から評価の全体像を完全に把握することはできないためです。

研修制度/キャリア/福利厚生ページでは、評価とも密接に関わる「アビストエンジニアに必要なスキル指標」として傾聴力や協調性、行動力、改善力が定められ、研修制度での能力向上の指標としても活用されています。また、社員紹介プロジェクトストーリーでは、取引先と直接やり取りして1人で業務を担当したり、自ら考え調べて主体的に対応したりする姿勢が評価につながった例が紹介されており、こうした成果は「若手活躍賞」という表彰制度にもつながっています。このほか、別のストーリーでは、若手と責任者の間を取り持つ「HUB(ハブ)のような役回り」も評価対象として挙げられており、主体性だけでなく周囲との連携も評価軸の一つとなっていることがうかがえます。

「評価制度が不透明」という噂が広まった背景には、アビストが人事評価の詳細な基準や昇進スピードを外部に開示していないことが考えられます。評価制度の内部運用までを公開していない企業は他にも多く、社内でどのような基準が運用されているかが見えにくいことが、こうした噂につながりやすい一因と言えるでしょう。転職を検討する際は、面接の場で評価基準や昇進の目安について直接質問してみることをおすすめします。

参考: 
アビスト「採用情報」 
アビスト「研修制度/キャリア/福利厚生」 
アビスト「プロジェクトストーリー1」 
アビスト「プロジェクトストーリー2」 
アビスト「社員紹介2

休みが取りにくいから?

「休みが取りにくい」という噂は、誤りです。アビストの所定休日数は全国平均を上回っており、有給休暇の取得実績も全国平均を上回っているため、休みを取れていない状況にあるとはいえません。

採用情報によると、アビストの休日は完全週休2日制(土・日)で、所定休日数は121日です。厚生労働省によると、年間休日の全国平均は107日であり、アビストはこれを上回っています。また、有価証券報告書(2025年9月期)によると、有給取得率の開示はないものの、有給休暇取得日数は15.7日という実績が確認できます。

「休みが取りにくい」という噂が広まった背景には、技術者派遣・受託型のビジネスでは客先の労働環境や繁閑によって働き方が左右されやすいというイメージがあり、そうした業態全体に対するイメージが、個社の実態以上に噂として結びつきやすいことが考えられます。転職を検討する際は、配属先によって休暇の取りやすさに差が出ないか、面接等で確認しておくと安心です。

参考: 
アビスト「有価証券報告書」 
アビスト「採用情報」 
厚生労働省「令和4年就労条件総合調査 結果の概況

将来性に不安があるから?

「将来性に不安がある」という噂は、誤りです。直近5期の売上高は一貫して増加を続け、営業利益率も改善傾向にあり、自己資本比率も高水準を維持しているためです。

有価証券報告書(2025年9月期)によると、売上高は2021年9月期から2025年9月期まで5期連続で増加しています。営業利益率も2021年9月期の5.03%を底に、一時的な増減を挟みつつ2025年9月期には9.07%まで改善しました。財務安定性を示す自己資本比率は直近5期を通じて72.5〜75.8%の範囲で推移しており、財務省による自己資本比率の全国平均42.10%と比べると高い水準を維持しています。

決算期売上高営業利益率自己資本比率
2021年9月期88億6,041万1,000円5.03%74.7%
2022年9月期92億8,331万2,000円8.25%73.5%
2023年9月期95億877万1,000円7.55%72.5%
2024年9月期100億200万円9.03%73.1%
2025年9月期106億2,725万1,000円9.07%75.8%

出典:アビスト「有価証券報告書

「将来性に不安がある」という噂が広まった背景には、技術者派遣・受託型のビジネスが取引先企業の設備投資や生産動向に業績を左右されやすいというイメージを持たれやすいことが考えられます。転職を検討する際は、財務指標だけでなく、配属先の主要取引先の業界動向についても確認しておくと良いでしょう。

参考: 
アビスト「有価証券報告書」 
財務省「法人企業統計調査 調査の結果

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アビストに向いている人の特徴

アビストに向いている人は、自動車という一つの業界のなかで、車種や顧客をまたいで設計を深めていきたい人です。要件確認から検証まで、チームで一つの設計を仕上げまで担いたい人や、技術知見を活かし、顧客と現場の間で調整役を担いたい人も、アビストで活躍しやすいでしょう。

自動車という一つの業界で、車種や顧客をまたいで設計を深めていきたい人
要件確認から検証まで、チームで一つの設計を仕上げまで担いたい人
技術知見を活かし、顧客と現場の間で調整役を担いたい人

自動車という一つの業界で、車種や顧客をまたいで設計を深めていきたい人

アビストに向いているのは、自動車という一つの業界の中で、車種や顧客をまたいで設計を深めていきたい人です

有価証券報告書(2025年9月期)によると、自動車関連の売上高構成比率は60%と高く、「自動車ランプ・内装・ボデー設計等のコア業務領域を拡大させていく」方針が明記されています。メインの取引先が自動車関連に絞り込まれているぶん、限られた顧客企業や車種の中で設計に関わり続ける機会が多くなると考えられます。

CAD教育担当社員からは、「大手自動車メーカーの資格試験に対応した教育プログラムが用意されており、特定の完成車メーカーの評価基準に沿った知識を積み重ねていける」という声も聞かれます。またキャリアプランのページによると、技術力・問題解決力等に応じて段階的にランクアップする仕組みもあり、自動車領域で技術を深めたい人にとって活躍しやすい環境といえるでしょう。

参考: 
アビスト「有価証券報告書」 
アビスト「研修制度/キャリア/福利厚生

要件確認から検証まで、チームで一つの設計を仕上げまで担いたい人

アビストに向いているのは、要件確認から検証まで、チームで一つの設計を仕上げまで担いたい人です

有価証券報告書(2025年9月期)によると、請負業務は「当社が当社技術者に対し指揮・命令して設計・開発を行うもの」と記載があり、受託型は「チーム単位で設計開発業務を行います」と定義されています。指揮命令の起点が自社に置かれ、チーム単位で完成責任を負う契約のため、複数人で役割分担しながら設計を仕上げる進め方が中心です。

中途入社した技術者からは、「回路設計チームは4名体制で、コスト・品質・スペースなど複数の制約条件を調整しながら最適解を導いている」という声も聞かれます。キャリアプランのページには「請負設計チームの管理者になる道」についても明記されており、チームでの完成を重視したい人に向いているでしょう。

参考: 
アビスト「有価証券報告書」 
アビスト「研修制度/キャリア/福利厚生

技術知見を活かし、顧客と現場の間で調整役を担いたい人

アビストに向いているのは、技術知見を活かし、顧客と現場の間で調整役を担いたい人です

キャリアプランのページによると、技術職から営業職へのキャリアチェンジも選択肢の一つとして用意されています。営業担当者からは、「案件の難易度や必要な人員・スキルを見極めながらサポート内容を提案するほか、異動した社員のキャリアやビジョンを聞き現場のリーダーと共有する役割も担っている」という声も聞かれます。

技術者としての現場理解を土台に、顧客の要望や案件の難易度を的確に見立てる力が磨かれるため、技術と人の間に立って課題解決に関わりたい人は自身の力を十分に発揮できるでしょう。

参考:アビスト「研修制度/キャリア/福利厚生

アビストに向いていない人の特徴

アビストに向いていない可能性があるのは、業界を横断しながら様々な分野の設計に幅広く触れていきたい人です。要件確認から検証まで自分ひとりの裁量で意思決定を重ねたい人や、図面や仕様とじっくり向き合う時間を大切にしたい人も、アビストの事業構造とはややミスマッチが生じる可能性があります。

業界を横断しながら、様々な分野の設計に幅広く触れていきたい人
要件確認から検証まで、自分ひとりの裁量で意思決定を重ねたい人
図面や仕様とじっくり向き合う時間を大切にしたい人

業界を横断しながら、様々な分野の設計に幅広く触れていきたい人

アビストに向いていない可能性があるのは、業界を横断しながら、様々な分野の設計に幅広く触れていきたい人です

有価証券報告書(2025年9月期)によると、自動車関連の売上高構成比率は60%と高く、事業の重心は自動車関連に大きく置かれています。衛生陶器メーカー向けの板金設計に携わるケースもあるとされていますが、一人の技術者が短期間で複数の業種を渡り歩く形は主流ではありません。

同業には常時約1,400社の製造業と取引し、モビリティ以外にも幅広い製品領域に技術者を配属している会社もあり、次々と異なる業界に触れたい人には、そうした裾野の広い配属体制のほうが向いていると考えられます。

参考:アビスト「有価証券報告書

要件確認から検証まで、自分ひとりの裁量で意思決定を重ねたい人

アビストに向いていない可能性があるのは、要件確認から検証まで、自分ひとりの裁量で意思決定を重ねたい人です

有価証券報告書(2025年9月期)によると、請負業務は「当社が当社技術者に対し指揮・命令して設計・開発を行うもの」と記載されており、受託型は「チーム単位で設計開発業務を行います」と定義されています。中途入社した技術者からは、回路設計チームは4名体制であるという声もあり、複数人による役割分担を前提にチームで合意形成しながら進める形が中心です。

同業には、無期雇用のエンジニアを「プロのエンジニア集団」として個々に客先の案件へ配置する会社もあり、自分の判断だけで工程を進めたい人には一人単位の配置のほうが向いていると考えられます。

参考:アビスト「有価証券報告書

図面や仕様とじっくり向き合う時間を大切にしたい人

アビストに向いていない可能性があるのは、図面や仕様とじっくり向き合う時間を大切にしたい人です

キャリアプランのページには「請負設計チームの管理者になる」「営業職にキャリアチェンジする」など複数のキャリアパスが用意されており、等級が上がるにつれて後輩育成や調整業務の比重が増えていく構造にあります。実際に営業担当者からは、「異動した社員のキャリアやビジョンを聞き現場のリーダーと共有する役割も担っている」と、調整業務に携わるという声も聞かれます。

そのため、長期的に一つの図面・仕様と単独で向き合い続けたい人にとっては、対人調整の増加がミスマッチにつながる可能性があります。

参考:アビスト「研修制度/キャリア/福利厚生

アビストによくある質問

アビストへの転職でよくある質問を洗い出しました。「選考フローはどうなっているのか」「派遣が中心の事業モデルなのか」など、気になることがある方はチェックしてみましょう。

アビストの選考フローを教えてください

アビストのキャリア・第二新卒の選考フローは、「エントリー→会社説明会→面接→内定」です。

参考:アビスト「採用情報

アビストの福利厚生は何がありますか?

社会保険の完備や社員寮、確定拠出年金、社員持株、財形貯蓄などの生活支援制度が利用できます。また、結婚・出産祝い金のほか、子供手当や結婚祝金、出産祝金などを含む「慶弔見舞金制度」や、資格取得を応援する各種奨励金、通信教育制度もあります。さらに、超過勤務手当や転勤手当、住宅をサポートする制度も用意されています。

参考: 
アビスト「採用情報」 
アビスト「研修制度/キャリア/福利厚生

派遣が中心の事業モデルですか?

アビストは技術者派遣だけでなく、「請負(受託型業務含む)」も主要な柱とした事業モデルを展開しています。主力である設計技術サービス事業(機械、システム開発、電気設計、AIソリューションなど)では派遣と請負の双方を実施しています。さらに、その他事業として3D-CAD教育事業、不動産賃貸事業、美容・健康商品製造販売事業も手掛けており、派遣に依存しない多角的な経営を行っています。

参考: 
アビスト「会社概要」 
アビスト「事業内容

未経験でもスキルアップや長期的なキャリア形成はできますか?

できます。教育専任部署の講師による新入社員研修や、基礎から応用・実戦まで深く学べる専門技術研修(3D-CADやC言語など)が用意されています。入社後も役職者研修や弱点部スキルアップ研修などの階層別研修があり、長期的なキャリア形成をバックアップしています。実際に機械系以外の学部出身で、活躍が認められて「若手活躍賞」を受賞した社員も在籍しています。

参考: 
アビスト「研修制度/キャリア/福利厚生」 
アビスト「社員紹介2

ハラスメントはありますか?

ハラスメントの有無に関する直接的な記載はありませんが、問題を防ぎ、早期是正するためのガバナンスが整っています。アビストでは行動規範である「コンプライアンスガイドライン」を制定しているほか、プライバシー保護と通報者の不利益防止を徹底した「公益通報制度」を導入し、外部弁護士によるホットライン窓口を設けています。

参考:アビスト「サステナビリティ

アビストの面接時に聞いておくべき質問

アビストへ転職するにあたって、面接の最後にある「逆質問」はアピールの場であると同時に、あなた自身が企業を評価する貴重なチャンスです。ここでは、アビストの面接時に聞いておくべき質問を3つご紹介します。

顧客提案力に優れた技術者の共通点に関する質問

聞き方のNG例

御社で活躍している方の特徴を教えてください

聞き方のお手本例

顧客の要望に応じた設計提案を担う中で、成果を出されている技術者の方に共通する特徴はありますか?

1つ目は、「顧客提案力に優れた技術者の共通点」に関する質問です

NG例のような漠然とした質問は、「弊社について十分に調べていない」という印象を与えかねません。一方でお手本例のように、顧客への提案力という評価軸をあらかじめ踏まえたうえで尋ねると、経験を前提にこの会社特有の評価軸を見極めようとしている人だと伝わり、立ち上がりの早さを期待してもらいやすくなります。

有価証券報告書(2025年9月期)によると、アビストは「技術力・難易度等に応じた適切な価格の設定」および「顧客のニーズに対応した社員育成体制の確立と強化」を優先的に対処すべき課題として掲げています。キャリアプランのページによれば、技術職中級の基準として「担当業務の課題を発見し、改善に向けた提案、実践ができる」ということも明文化されています。単価改善や高付加価値な提案が業績目標に直結する状態にあるため、中途入社者にとっては、設計図面を仕上げるだけでなく顧客の要望を踏まえた改善提案までが評価対象になる点は、入社前に押さえておきたいポイントです。

参考: 
アビスト「有価証券報告書」 
アビスト「研修制度/キャリア/福利厚生

受託型設計業務の最初の壁に関する質問

聞き方のNG例

御社では派遣と請負、どちらが中心なのでしょうか?

聞き方のお手本例

自社の設計室で行う受託型の設計業務で、中途入社の方が最初にぶつかる壁はどこですか?

2つ目は、「受託型設計業務の最初の壁」に関する質問です

NG例のように基本的な業務形態そのものを尋ねてしまうと、有価証券報告書や事業内容ページにすでに明記されている情報を把握できていない印象につながります。お手本例では、受託型の設計業務が自社の設計室で行われるという前提を踏まえたうえで壁の所在を尋ねているため、早い段階から戦力になれそうだという印象を残せます。

有価証券報告書(2025年9月期)によると、「受託型請負業務とは、取引先から依頼された業務を当社に持ち帰り、当社事業所内で業務を行う形態」と記載があり、「当社支店内の設計室には、3D-CADからプロッター(データ出力装置)までの設備を備えており、業務内容や規模に合わせてチーム単位で設計開発業務を行います」とされています。客先常駐が中心の設計業務を経験してきた中途入社者にとっては、進め方や報告の仕方が前職と異なる可能性があるため、実際にどこでつまずきやすいのかを具体的に聞いておくと、入社後の立ち上がりに役立つはずです。

参考:アビスト「有価証券報告書

コア業務配属後の期待値に関する質問

聞き方のNG例

前職の経験は、どのように評価していただけますか?

聞き方のお手本例

自動車ランプや内装設計を担うコア業務の場合、入社数か月での設計対応はどの程度期待されますか?

3つ目は、「コア業務配属後の期待値」に関する質問です

前職の評価を尋ねるNG例は、会社への貢献よりも自分の評価を気にしているという印象につながりかねません。対してお手本例は、コア業務への技術者シフトという会社の方針を前提に、配属直後の期待値を具体的に確認する内容になっており、早く貢献したいという前向きな姿勢が伝わります

有価証券報告書(2025年9月期)によると、アビストは「当社の得意分野である自動車ランプ・内装・ボデー設計等のコア業務領域を拡大させていく」という方針があり、「自動車部品点数の減少の影響を受けにくい、自動車ランプや内装等をコア技術領域として技術者シフトを行い」と記載されています。技術者が特定領域へ重点的に配置し直されている以上、前職で担っていた設計領域と配属後に求められる専門領域が一致しない可能性もあるため、配属直後にどこまでの設計対応を任されるのかをあらかじめ確認しておきましょう。

参考:アビスト「有価証券報告書

アビストについての詳細

アビストは、自動車ランプ・内装・ボデー設計を主力とする設計開発アウトソーシング企業です。技術者派遣・請負の両業態を展開しています。自動車関連が売上高の60%(2025年9月期)を占め、売上高は5期連続で増加しています。自己資本比率も75.8%と高く、収益力・財務健全性の高さが強みです。

事業・仕事内容

アビストのメイン事業は、自動車メーカー・部品メーカー向けの設計開発アウトソーシングです。自動車ランプ・内装・ボデー設計を担う機械系エンジニアと、電気回路設計を担う電気系エンジニアを、派遣業務・請負業務(受託型・常駐型)で提供しています。有価証券報告書(2025年9月期)によると、自動車関連の売上高構成比率は60%に達しています。このほか、家電・精密機器メーカーなど自動車以外の顧客向け設計や、解析業務も手がけています。

自動車領域の設計で培った3D-CAD軸の設計基盤技術や品質対応ノウハウを、電気系や自動車以外の案件にも横展開し、技術者が複数の技術領域・業種に対応できる体制を築いています。

また、周辺事業として、大学等へ講師を派遣する3D-CAD教育事業、自社ブランド水素水「浸みわたる水素水」を扱う美容・健康商品製造販売事業、三鷹市の自社ビル1フロアを貸し出す不動産賃貸事業も展開しています。

参考:アビスト「有価証券報告書

アビストの会社概要

会社名株式会社アビスト
設立2006年3月
代表者代表取締役社長 進 顕
資本金10億2,665万円
本社所在地東京都三鷹市下連雀三丁目36番1号 トリコナ5階
公式Webサイトアビスト
  1. 評判レポート
  2. サービス業

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