当サイトはFactBoard株式会社が運営しています。本ページは一部PRを含みます。この記事では、高島屋への転職を検討している方に向けて、転職難易度や平均年収、福利厚生、中途採用(キャリア採用)の選考フロー・対策方法など、転職情報をお伝えしていきます。
目次
当サイトはFactBoard株式会社が運営しています。本ページは一部PRを含みます。この記事では、高島屋への転職を検討している方に向けて、転職難易度や平均年収、福利厚生、中途採用(キャリア採用)の選考フロー・対策方法など、転職情報をお伝えしていきます。
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高島屋は、日本を代表する百貨店の一つ。百貨店業を核に商業開発業や金融業などさまざまな事業を展開し、高島屋を中心に街の賑わいや人の流れを創出する「まちづくり」に取り組んでいます。
高島屋では創業200年の節目に向け、さまざまなカルチャーやエンタメを取り入れた次世代型ショッピングセンターをはじめとした革新的な挑戦を続けています。多様な価値観や背景をもつ人材を受け入れる環境も整っており、ブランド力や知名度もあいまって中途採用の市場で人気の企業の一つといえます。
株式会社高島屋 転職情報
A
転職難易度
平均年収
778
万円
2025年2月時点
0
2,000
業界水準
412
万円
平均年齢
49.4
歳
2025年2月時点
20
70
業界水準
43.5
歳
平均残業時間
5.7
時間
2025年2月時点
0
100
業界水準
7.2
時間
離職率
2
%
2025年2月時点
0
100
業界水準
15.1
%
有給取得率
78.6
%
2025年2月時点
0
100
業界水準
49.5
%
※上記数値は全て該当企業の有価証券報告書、決算資料、公式ホームページといった公的な情報源より引用しております。
高島屋の転職難易度はAランクです。高島屋はコロナ禍の営業利益マイナスから盛り返し、近年は過去最高益を更新しています。従来の百貨店像とは一線を画した次世代ショッピングセンターづくりも進めており、老舗の安定性とブランド力に加え、革新的な取り組みも評価されやすいポイントです。
また、中途採用では応募職種での実務経験や扱う商材の知識などが求められることも、難易度が高い理由の一つ。未経験から挑戦することは難しく、選考を受けるまでのハードルが高いといえます。
一方で、第二新卒は職歴にかかわらず新卒枠で応募できたり、未経験可の契約社員から挑戦して正社員登用を目指す道もあったりと、さまざまな人が活躍できる環境や制度も用意されています。
高島屋は、伝統を大切にしながらも「進取の精神」で新たな価値を生み出すカルチャーが魅力で、社員が自分の「好き」や個性を活かして活躍できる環境があります。顧客や仲間を尊重する温かな文化が根付いており、若手の挑戦を周囲が優しく見守り、支え合いながら高め合える環境も特徴です。
また、主体的なキャリア形成を支援する「FA制度」に加え、副業やボランティア、不妊治療など、個々のライフステージに寄り添う休暇・休職制度が充実しています。育児短時間勤務の柔軟な選択肢や多様なパートナーシップへの配慮など、すべての社員が自分らしく、いきいきと働き続けられる体制が整っています。
高島屋は「進取の精神」をDNAに、伝統のおもてなしと新しい挑戦を両立させ、社員のやりたいことを活かすカルチャーが育まれています。顧客や仲間を大切にする温かな風土は、若手の成長を後押しするだけでなく、制度を当たり前に活用し合えるワークライフバランスの浸透にもつながっています。こうした「人を想う文化」が社員の活力を引き出し、高島屋の成長を支えているといえるでしょう。
代表取締役社長村田善郎氏はメッセージのなかで、既存のやり方にとらわれず新しいものごとに積極的に取り組もうとする「進取の精神」が高島屋のDNAであると述べています。他社が「百貨店ブランドの維持」に目を向ける一方で、高島屋は明治時代に海外へ販路を広げたり、戦後に郊外型ショッピングセンターの先駆けとなる玉川高島屋S.C.を開業したり、ビジネスモデルを時代に合わせて柔軟に変革し続けています。
このDNAが現在も現場に流れていることが、少子高齢化や人口減少、技術革新など、さまざまな変化が生じている不透明な現代の状況下でも、高島屋の成長の原動力になっていると考えられるでしょう。
参考:高島屋「トップメッセージ」/高島屋新卒採用サイト「社長メッセージ」
高島屋は、社員一人ひとりが好きなことを活かせる会社です。たとえば、「ファッションへの興味から高島屋に就職し、自分が見つけたブランドのポップアップショップの企画運営を任せてもらえた」「趣味のキャンプがもとになって店舗初のアウトドアに関するイベントに携われたりした」という声もあります。一般企業は効率的な「売れ筋」を追いますが、高島屋は「社員の熱量」を起点に企画が生まれている点が特徴です。
服飾品や食品、雑貨などさまざまな商品やサービスを扱う百貨店だからこそ、社員の興味関心を活かせる環境で活躍できるのは、高島屋の魅力といえます。社員の意欲を高めつつバリエーション豊かな企画を生み出すことで、定着率と顧客満足度につなげています。
高島屋には適性を活かして働ける多様なフィールドがある
社員インタビューでは、高島屋がもつ多様な仕事のフィールドについての好意的な意見も聞かれました。高島屋では新卒入社後は販売担当から始まるものの、商品は婦人服、紳士服、呉服、アクセサリー、食品などさまざま。一つの売り場で知識や経験を極めるだけでなく、ほかの売り場にチャレンジして見識を広げることも可能です。
また、店頭販売だけでなく外商や営業、コーポレート職などもあり、キャリアサポートを受けて挑戦できます。インタビューでは「仕事の百貨店」という声もあり、自分の興味関心や適性に合った挑戦ができる風土があると分かります。
参考:高島屋新卒採用サイト「インタビュー」
高島屋の伝統と挑戦を大切にする風土は、企業メッセージである「’変わらない’のに、新しい」にも表れています。インタビューでは、「昔から受け継がれている接客力やサービス力を次につなげたい」「子ども時代の楽しい記憶がある高島屋で働きたかった」など、高島屋が長い歴史のなかで作り上げてきた伝統を大切にする声がありました。
一方、「デジタル技術やアイデアを活用してお客さまに体験価値を提供したい」「高島屋の品揃えとオンラインストアの利便性を両立できる施策をどんどん試している」など、新しいものを取り入れようとする声も複数あります。おもてなしの姿勢や顧客を大切にする姿勢はそのままに、時代の変化や新しいニーズにも対応して変化し続けることで顧客との信頼を深め、事業を拡大させていると考えられます。
参考:高島屋新卒採用サイト「インタビュー」
高島屋「経営理念」
顧客だけでなく取引先や社員同士など、周囲の人を大切にするのも高島屋の魅力の一つです。このあたたかな環境は、単なる親切心にとどまらず、高い接客技術を組織全体へ引き継ぐための教育システムとしても機能しています。属人的になりがちな「おもてなし」の心を組織の文化に浸透させ、他社が真似できない顧客に寄り添ったサービスを生み出しているのでしょう。
社員インタビューでは、人のあたたかみや雰囲気の良さを象徴するような声が上がっており、高島屋で働く人には「お客さまのために」「一緒に働く人のために」という考え方が根づいていることがわかります。
社員の声:
参考:高島屋新卒採用サイト「インタビュー」
人を大切にする高島屋では、社員のやりがいを維持するための取り組みや環境整備にも積極的です。全社的にワークライフバランスを大切にしており、「連休を取りやすい」「オンオフの切り替えがしやすい」といった声があります。社員の心のゆとりが高いホスピタリティの源となり、百貨店としてのブランド価値と事業成長を支えていると考えられます。
また、育児中の社員からは、「勤務形態を選択できたり休暇制度が充実したりしているだけでなく、それをみんなが当たり前に活用している風土がある」という意見も。ただ制度が充実しているだけでなく、必要なときに必要な制度を気兼ねなく利用できる雰囲気が醸成されていることが分かります。
参考:高島屋新卒採用サイト「インタビュー」
参考:高島屋新卒採用サイト「インタビュー」
高島屋では多様性を尊重し、すべての人が自分らしく活躍できるための環境を整備しています。この姿勢が良く表れているのが、育児・介護だけでなく副業やボランティア、不妊治療などを対象にした休職、休暇制度です。一人ひとりのライフステージや思い描くキャリアステージに合わせた休暇を用意することで、従業員にとっていきいきと働ける環境をつくっています。
| カテゴリ | 福利厚生 |
|---|---|
| 休暇関連 | ・ワークライフバランス休暇 ・年2回の10日連休 ・5年ごとの14日連休制度 |
| 育児・介護関連 | ・育児休職 ・短時間勤務 ・リザーブ休暇 ・スクールイベント休暇 ・看護・介護休暇 ・妊婦勤務制度 ・出産休暇 ・配偶者分娩休暇 |
| 活動・学習関連 | ・副業・ボランティア休職 ・リザーブ休暇 ・副業・ボランティア休暇 |
| その他 | ・社員食堂 ・社内預金制度 ・社員持株会 ・社員買物制度 ・社員再雇用制度 |
参考:高島屋経験者採用サイト「働き方」
一般企業は会社がキャリアを決める傾向にありますが、常に変化していく社会環境や課題に対応しグループを成長させていくために、高島屋では多様な人材が主体的に能力開発・キャリア形成を行うことを大切にしています。これを後押しする制度として、多様なキャリア支援制度を用意。伝統を守りつつも、受け身な姿勢ではなく、自律的にキャリアを拓く姿勢を促しています。
社員の希望やアイデアを大切にし、人事異動や事業運営、経営に反映させる姿勢が、社員一人ひとりの適性や興味関心にあったキャリアの実現や会社の成長につながっているといえます。
| 制度 | 内容 |
|---|---|
| 自己申告制度 | 全社員を対象に毎年行われる、次年度の配属に関する希望を調査する制度 |
| オープンエントリー制度 | 原則として年に2回、特定の職務に対し公募を行う制度※等級などの基準あり |
| FA制度 | 次年度の所属に関して「FA宣言」を行うことで、社員が自分自身のキャリアを自らの意思で実現していくための制度 ※同一分野での勤続年数などの基準あり |
| 海外派遣研修制度 | ・海外店舗における業務運営ノウハウ、海外事業戦略の理解を通じて、将来のグローバル事業を担う人材の育成を目的とした海外派遣研修 ・欧州の駐在員事務所でのグローバルバイヤー育成制度 |
| 各種研修制度 | ・職種ごとに必要な知識やスキルを身につける職務別研修 ・入社時、進級時、特定の年代など、キャリアアップのタイミングやライフステージに合わせて実施するマインドセットメニュー ・次世代を担う能力伸長を加速すべき人材や、成長・貢献意欲の高い人材育成を効果的に促進するための次世代人財育成メニュー |
| 自己啓発支援制度 | ・各職務の専門知識やスキルの習得を目的とした社外研修やeラーニング、通信教育受講などへの支援制度 ・「接客販売技能士」「販売士」など特定の資格(社内認定ライセンス)への奨励金 |
| 提案運動 | 営業や経営、業務の強化・改善のための提案やアイデアを募る運動 |
| フューチャープランニング制度 | 提案者が事業プラン策定から具現化までを推進する社内起業提案制度 |
参考:高島屋「髙島屋グループ 統合報告書2025」
参考:高島屋経験者採用サイト「キャリア開発」
高島屋は、より質の良い接客やサービスを提供するために社員の働きがい向上が欠かせないとし、さまざまな支援制度を用意しています。育児や介護だけでなく、副業やボランティアなどに関する支援制度が充実しているのは高島屋ならではです。
| 制度 | 休職 | 勤務方法 |
|---|---|---|
| 育児 | ・子が3歳までの間に、2回まで分割して取得可能 【休暇(有給)】 ・リザーブ休暇(年間40日まで) ・スクールイベント休暇(年間2日まで) 【休暇(無給)】 ・看護休暇(年間15日まで) | ・子が小学校3年生を修了するまで可能 ・短時間勤務や始終業時間固定のフルタイムなど9パターンから選択可能 |
| 介護 | ・対象家族1人につき通算1年まで取得可能 【休暇(有給)】 ・リザーブ休暇(年間40日まで) 【休暇(無給)】 ・介護休暇(年間15日まで) | ・対象家族1人につき通算9年まで可能 ・短時間、短日勤務や始終業時間固定のフルタイムなど9パターンから選択可能 |
| 副業 | ・1ヶ月以上1年以内を通算2回(2年間)まで取得可能 【休暇(無給)】 ・副業休暇(年間10日まで) | ・1回につき2年間まで可能(通算3回まで) ・短時間勤務を3パターンから選択可能 |
| ボランティア | ・対象家族1人につき通算1年まで取得可能 ・リザーブ休暇(年間30日まで) ・ボランティア休暇(年間2日まで) | − |
| 不妊治療 | 【休暇(有給)】 ・リザーブ休暇(年間40日まで) 【休暇(無給)】 ・ハートフル休暇(年間40日まで) | − |
参考:高島屋経験者採用サイト「働き方」
配偶者向けの福利厚生はパートナーも活用可能
高島屋の福利厚生制度は、同性パートナーや事実婚パートナーなど婚姻関係に相当するパートナーにも適用されます。利用できるのは、配偶者を対象とした福利厚生制度や高島屋グループの共済会メニューなどです。
高島屋では2020年に「ダイバーシティ推進方針」を設定し、人種や国籍、年齢、性的指向などの違いを尊重したうえで、誰もが健康的に活躍できる環境づくりを宣言しました。高島屋の充実した制度やダイバーシティへの取り組みには、社員の満足度向上に加え、多様な価値観を吸収することで「より深い顧客理解につなげてほしい」という期待が込められています。
参考:高島屋「ダイバーシティ推進」
高島屋では、リモートワークや短時間勤務制度など、柔軟な働き方を可能にする制度が整っています。一般的な企業は制度の効率を求めて勤務パターンを絞りますが、高島屋は育児短時間勤務だけで9パターンの勤務時間を用意し、社員自ら働き方を選ぶ自主性を優先。さまざまな事情を持つ社員が離職せずに復帰できる環境こそが、百貨店の生命線である「おもてなしの心」と「顧客に寄り添う力」の維持につながると考えられているためです。
勤務時間は5時間、6時間、6時間45分、7時間35分から選べるほか、休日数や早番・遅番などの勤務形態が選べるパターンがあることからも、働き方の柔軟性は非常に高いといえます。
| 働き方 | 制度運用の有無 | 内容 |
|---|---|---|
| リモートワーク制度 | あり | ・バイヤーや企画職などが対象 ・1ヶ月に8日間まで ※部門や職場、業務の特性によりテレワークメインの働き方の選択も可能 |
| 短時間勤務制度 | あり | ・育児、介護、副業の場合に適用 ・育児の場合は複数の勤務時間(5時間~7時間35分)や勤務形態から選択可能 |
| フレックスタイム制 | なし | 記述なし |
| 変形時間労働制 | あり | 記述なし |
参考:高島屋「働き方改革推進」
厚生労働省「株式会社 髙島屋 仕事と育児の両立支援について」
高島屋の離職率は2.0%であり、ほかの百貨店ブランドと比べても低い水準です。また、卸売業・小売業の平均離職率である10.7%と比べると8%以上低く、高島屋が業界内でも高い定着率を誇っている企業であることが分かります。
| 企業 | 離職率 |
|---|---|
| 高島屋 | 2.0% |
| 三越伊勢丹ホールディングス | 4.46% |
| J.フロント リテイリング | 4.6% |
| 卸売業、小売業の平均離職率(一般労働者) | 10.7% |
出典:高島屋「統合報告書2025」
株式会社三越伊勢丹ホールディングス「社会」
J.フロント リテイリング株式会社「人財戦略」
厚生労働省「令和6年雇用動向調査結果の概況」
会社の離職理由として一般的に多いのは、労働条件や給与面での不満、人間関係、仕事内容に興味がもてなかったり適性がなかったりしたことなどです。一方で高島屋では、充実した休暇制度や納得性のある人事評価制度を運用し、社員が働きやすくやりがいを感じられる環境を整備しています。こういった取り組みが社員一人ひとりの満足度につながり、離職率が低くなっていると考えられます。
高島屋
求められる人物像
高島屋では単なる販売にとどまらず、顧客や組織の課題を自ら見つけ、改善へ導ける「主体的な考動力」が重視されています。中途採用では、職種に応じた実務経験が求められますが、根底にあるのはその専門性を「人のためにどう活かすか」という視点です。専門スキルとホスピタリティを組み合わせ、顧客の満足度につながる価値を効率化を交えながら生み出そうとする姿勢が、高島屋で求められる要素といえるでしょう。
変化と関係者への思いやりを軸に成長している高島屋が求める人物像は、現状に満足せず現場の課題を自律的に解決し、付加価値の高い接客を追求できる人です。DX化が進む現代だからこそ、相手の幸せを自分事として捉え、「その人にしかできない貢献」を体現する姿勢が重視されています。
高島屋は、顧客や同僚、取引先とのやり取りのなかで、より高度な接客や業務効率化のために、主体的に考え行動できる人物を求めています。ただ献身的なだけでなく、「よりお客様のためになる提案方法はないか」「事務作業を効率化して接客の時間を増やせないか」など、業務をより良くするための工夫ができる人材こそが、高島屋の未来を拓く力と定義されているためです。「従来の売り方では成長できない」という危機感を常にもつ高島屋では、「現場での課題発見と仕組みの更新」を事業成長の鍵と捉え、それを実行できる社員を求めていると考えられます。
多くの企業がDXやAI活用で「誰でもできる仕組み作り」に注力するなか、あえて「その人にしかできない貢献」に目を向ける高島屋では、常に「人のために何ができるか」を考えられる人材を求めています。顧客の期待を超える社員一人ひとりの行動が、「価格競争に巻き込まれないブランド力」と「高い顧客生涯価値」につながると高島屋では考えられています。そのため、指示待ちの姿勢ではなく、相手の幸せを自分の成長と結びつけて自走できる人材を必要としているのでしょう。
参考:高島屋「髙島屋グループ 統合報告書2025」
高島屋の中途採用で求められるのは、応募職種に関する経験やスキルです。ただし、求人によって実務経験年数の条件があるものとないものがあるなど、求められるレベル感やスキルの幅は異なるといえます。気になる職業の求人情報を確認し、自分が要件を満たしているか確認することが必要です。
また、現在の高島屋は百貨店を「モノを売る場」から「街のハブ」へと再定義し、「まちづくり・金融・海外」の事業に注力しています。単なる販売力ではなく、事業の成長を通じて関わる顧客の幸せを築いていく「各分野の専門スキル」が特に重視されるでしょう。
※公式サイトに2025年11月時点で掲載されている求人情報をもとに紹介
| 主な職種 | 仕事内容 | 求められるスキルや経験の例 |
|---|---|---|
| 情報システム | ・社内システムの企画開発・運用の全般、セキュリティ対策の立案 ・システム開発の上流から下流工程までの管理 | ・システム基盤の開発、保守運用経験 ・システム開発の上流から下流工程まで全体を理解し管理できる知識・経験 ・セキュリティに関する一定の知見 ・AWSを始めとするクラウドに関する知識・経験 |
| 財務 | ・国内グループ会社を含む高島屋グループ各社の決算・税務業務 ・連結決算 ・税務申告 など | ・会計士もしくは税理士 (資格試験受験経験者、会計事務所勤務経験者含む) ・上場会社決算業務の経験者 |
| 金融事業戦略 | ・中長期金融事業戦略・M&A戦略の立案・検証 ・新規事業の開発推進 ・金融事業に関する社内外の情報および顧客情報の収集・分析と改善策の立案・推進 | ・事業会社または金融機関における決済、与信、資産運用、保険などノンバンク領域における経営企画、新規事業企画の経験 ・コンサルティングファームまたはM&Aアドバイザリー業務の経験 ・専門外の組織や多様なバックグラウンドをもつチームを率いた経験 ・事業開発、マーケティング、セールス、プロダクトなど多様なビジネス経験 |
| EC企画宣伝 | ・サイト制作のスケジュール管理や工数、工程管理 ・サイトの分析業務 ・SEO対策 など | ・Web制作業務経験(3年以上) ・コミュニケーション能力やトレンドの把握力 |
| 家庭外商営業 | ・個人顧客の家庭を訪問しての商品提案やセールス | ・富裕層向けの個人営業経験 ・第一種普通自動車免許 |
| 法人外商営業担当 | ・法人のクライアントに向けたセールスプロモーションや企画提案、営業 など | ・家電、化粧品、雑貨などを扱う法人営業の経験(5年以上) |
| PB食料品営業担当 | ・高島屋のプライベートブランド商品を中心とした食料品の営業 | ・食料品の営業や販売の経験(1年以上) |
| 美術品販売担当 | ・画廊やギャラリーでの美術品の販売 ・企画の立案 ・作家とのやり取り など | ・現代アートや絵画、工芸品を取り扱った経験 ・アートへの専門知識 |
| 呉服販売担当 | ・呉服売り場での販売 ・企画の立案 ・情報発信 など | ・呉服を販売、営業した経験 |
| 紳士服技術担当 | ・オーダーサロン売り場での販売業務 ・採寸や型紙作成などの技術業務 | ・採寸や型紙作成などに関する知識 |
参考:高島屋「職種一覧(リスト形式)」
高島屋の中途採用は標準的な選考フローですが、実務経験に加え企業理念への深い理解が求められます。一般企業は実績を重視しますが、高島屋は誠実さが「信頼」という資産を守るための武器と捉えているため、面接では「店是」などの誠実な姿勢を意識して臨みましょう。また、自身のスキルを顧客や事業のためにどう活かせるか、人柄を含めてアピールすることも合格へのポイントです。
高島屋の中途採用選考は、書類選考ののちに複数回の面接を行うフローです。具体的な回数は明かされていないものの、選考フロー自体は一般的な転職活動と大きく変わらないことが予想されます。
参考:高島屋「職種一覧(リスト形式)」
高島屋の中途採用では、基本的にその職種での実務経験や扱う商品の知識が求められます。そのため、面接では自分の経験や保有しているスキルについて、分かりやすく伝えることがポイントです。事前に高島屋での業務に活かせそうな経験・スキルを重点的に整理し、面接で伝えましょう。
また、高島屋は経営理念である「いつも、人から。」からも分かるように、顧客や同僚、取引先など人と人のつながりを大切にする企業です。そのため、ただ経験やスキルをまとめるのではなく、「経験をお客さまのためにどう活かしたいか」「顧客や同僚とのコミュニケーションで意識したこと」など、仕事と人への向き合い方を絡めてアピールするのがおすすめです。経営理念や企業メッセージ、創業の精神である「店是」などを理解して面接に臨みましょう。
高島屋では創業当時から「店是」を掲げ、社員の心構えとして顧客第一主義の経営を続けています。店是は4つの文章から構成され、「良い品を安く」「嘘や差別のない商売をする」など顧客に対する誠実な姿勢が表れています。
面接では「店是」の考え方を参考に、自分を飾らず、失敗や弱点を正直に伝えることが大切です。単に失敗や弱点のみを語るのではなく、課題の一つとして向き合い、どのように改善したかを伝えましょう。成果を強調するよりも、嘘のない誠実な姿勢が評価されると予想されます。
店是:
高島屋では、卒業後3年以内なら職歴の有無にかかわらず新卒枠で応募できます。代表取締役社長の村田善郎氏によると、高島屋が新卒者に求めるのは「時代を切り拓くバイタリティ」。高島屋の事業成長には、マニュアルを超えた「人間味のある提案力」で顧客を惹きつけることが重要だと考えられているためでしょう。また、思いやりを大切にする文化が育まれているため、周囲と協力して何かを成し遂げるためのコミュニケーションや人柄も重視されています。
高島屋新卒採用サイトでは内定者に向けたアンケートを公開しており、選考について「他社と比べて人柄重視で自分らしさをアピールできた」「自分自身の話を引き出そうとしてくれる質問が多かった」といった声が上がっています。そのため、選考にあたって完璧に回答を用意するのではなく、「自分の性格やスキルで接客に活かせそうなもの」「高島屋で実現したいこと」などの要点を整理したうえで、素の自分を見てもらう意識で臨みましょう。
参考:高島屋新卒採用サイト「今年の内定者に聞く 就職活動のホンネ」
中途採用の倍率について、高島屋では公表されていませんでした。
また、公式サイトで掲載されている中途採用求人には応募期限が書かれていないことから、中途採用は通年で行われていると考えられます。ただし、人員が補充され次第求人は取り下げられる可能性があるため、期限の有無にかかわらず気になる求人には早めに応募するのがおすすめです。
高島屋に採用された人の出身大学は以下のとおりです。
| 地域 | 大学名 |
|---|---|
| 関東 | 青山学院大学、お茶の水女子大学、学習院大学、慶應義塾大学、駒澤大学、首都大学東京、上智大学、女子美術大学、杉野服飾大学、千葉大学、中央大学、筑波大学、津田塾大学、東京大学、東京外国語大学、東京理科大学、日本大学、一橋大学、法政大学、武蔵野美術大学、明治大学、明治学院大学、横浜国立大学、横浜市立大学、立教大学、早稲田大学 |
高島屋の平均年収は777万7,000円です。コロナ禍前である2019年2月期が678万5,000円であり、コロナ禍の2020~2022年も微増はしているものの同水準で推移。2023年2月期に700万円を突破して以降、平均年収は大幅にアップし続けています。
2022年は、コロナ禍で赤字だった国内百貨店の営業利益がプラスに盛り返した年です。その後はコロナ禍以前と比べても売上を伸ばし、2025年2月期は過去最高益を更新。安定した経営を実現していることが、平均年収が上がっている要因の一つと考えられます。
| 年度 | 平均年収 |
|---|---|
| 2025年2月期 | 777万7,000円 |
| 2024年2月期 | 738万5,000円 |
| 2023年2月期 | 706万5,000円 |
| 2022年2月期 | 686万8,000円 |
| 2021年2月期 | 686万3,000円 |
| 2020年2月期 | 682万3,000円 |
出典:高島屋「有価証券報告書」
高島屋の初任給は学歴に関わらず、26万円で設定されています。三越伊勢丹の初任給が26万円、J.フロントリテイリング(大丸松坂屋百貨店)の初任給が26万1,000円のため、百貨店業界の平均的な水準といえます。
なお、高島屋では賞与が6月と12月の年2回あるほか、毎年5月には昇給のチャンスもあります。
※平均年収の概算は、ボーナスを考慮して初任給×13ヶ月で計算
| 月給 | 年収 |
|---|---|
| 260,000円 | 338万円 |
出典:高島屋新卒採用サイト「募集要項」
株式会社三越伊勢丹 新卒採用情報「総合職 募集要項」
大丸松坂屋百貨店 新卒採用サイト「募集要項」
高島屋では、仕事をするうえで欠かせない給与手当が用意されています。都市圏を中心に百貨店やショッピングセンターを展開しているため、地域手当が支給されるのが特徴です。
一般的な小売はコスト削減のために手当を抑えるケースもありますが、高島屋は物価の高い都市部の生活を保障することで、社員が安心して業務に集中できる環境を整えています。社員の心の余裕が高いホスピタリティを生み、それが「高島屋ブランド」への信頼とリピーター獲得につながるため、事業成長に必要なコストと判断されていると考えられます。
| 手当 | 内容 |
|---|---|
| 通勤手当 | あり |
| 超過勤務手当 | あり |
| 地域手当 | あり |
参考:高島屋新卒採用サイト「募集要項」
高島屋のような有名企業・人気企業に転職したい方におすすめのハイクラス転職サイトを厳選してご紹介します。
なお、以下からのコンテンツはPRを含みます。
| 転職サイト | このサービスに向いている人 | サービスのポイント |
|---|---|---|
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| ハタラクティブ公式サイトを見る | ・現在離職中で、再就職を希望する方・なるべく早く正社員になりたいフリーター・既卒など正社員未経験の方 | ・正社員未経験OKの求人割合82.8% ※4・書類通過率96.1% ※5 |
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レバテックキャリアは、ITエンジニア特化の経験者向け転職エージェントです。業界最大級の5万件以上の求人※1を保有し、転職成功率は96%※2を達成。「ITエンジニア向け仕事探し支援サービス登録率・認知率No.1」※3にも選ばれています。最大の強みは情報の質です。年間10,000回以上の企業訪問で現場のリアルな情報を収集。開発文化やスキルスタックなど、エンジニアが真に求める詳細な情報をアドバイザーが提供し、納得感のあるキャリア形成を強力に支援します。
※1 2026年1月の実績 ※2 2023年4月~2024年3月の実績 ※3 調査委託先:GMOリサーチ&AI株式会社/調査方法:インターネットリサーチ/調査対象:一都三県居住・20-49歳・男女・IT専門職/回答者数:4172名/調査期間:2024年12月5日~13日

キャリアチケット転職は、成長業界へのキャリアアップを目指す20代の営業職に強い支援サービスです。IT・人材・コンサルを中心に、若手が裁量を持って活躍できる求人を厳選して提案しています。その強みは、将来像から逆算した精密なマッチングにあります。各社の営業スタイルを熟知したアドバイザーが選考を対策し、高い内定率を実現。関東エリアの大卒層を対象に、中長期でのキャリア形成まで伴走する支援を提供しています。

ハタラクティブは、未経験から正社員を目指す若年層に特化した就職・転職エージェントです。未経験OKの求人が全体の8割※1とポテンシャル採用に前向きな企業を数多く取り扱っています。その強みは、徹底した選考対策とマッチング精度にあります。面接実施後の内定率は80.6%※2に達し、利用者の約8割が社員数1,000名以上の大企業への入社を実現※3。学歴や職歴に不安を持つ方でも、安定した大手企業でキャリアをスタートできる環境を提供しています。
※1 未経験求職者を企業に推薦した場合の書類通過率実績82.8%(2023年1月~2024年2月) ※2 面接実施した求職者のうち内定が出た求職者の割合80.6%(2023年12月~2024年1月) ※3 就職した求職者のうち社員数1,000名以上の企業に入社した方の比率78.8%(2023年1月~2024年2月)
タカシマヤファイナンシャルパートナーズは高島屋グループの企業で、主に金融分野を扱っています。高島屋で買い物をするとポイントが貯まる「タカシマヤカード」や、豊富な保険商品のほかにタカシマヤカード会員向けのサービスも取り揃えた「タカシマヤの保険」など、主に6つのサービスを展開しています。
上記以外にも、高島屋の一部店舗やオンラインでは、ファイナンシャルプランナーによるお金の無料相談も実施。高島屋グループ全体の営業利益の約8.2%を占めており、まちづくり戦略やグループの成長に寄与している事業といえます。
参考:タカシマヤファイナンシャルパートナーズ「トップページ」
正社員の求人は、基本的に職種に関する実務経験や扱う商材の知識があることが条件です。そのため、未経験から挑戦するのは難しいといえます。
ただし、販売・サービス職の契約社員であれば、販売や接客の実務経験がなくても応募可能です。入社後1年経てば無期雇用への転換ができるほか、登用制度を利用して正社員になることもできます。
参考:高島屋「契約社員(販売・サービス職)」
高島屋は、1831年に呉服屋として誕生した老舗の企業です。経営理念に「いつも、人から。」を掲げており、顧客やまちづくりを大切にした経営を行っています。
高島屋は、祖業である百貨店事業をコア事業に据え、商業開発事業や金融業、建装業などさまざまな事業を展開しています。
| 事業 | 内容 |
|---|---|
| 国内百貨店業 | ・「日本橋髙島屋S.C.」「タカシマヤタイムズスクエア」をはじめとする、日本国内の百貨店の運営 ・法人や団体向けに商品やサービスを提供する法人事業 ・ショッピングサイトを運営するEC事業 ・カタログ通販事業 など |
| 海外百貨店業 | ・シンガポールや上海などアジアをターゲットとした百貨店の運営 |
| 国内商業開発業 | 「玉川髙島屋S.C.」「流山おおたかの森S.C.」などショッピングセンターの開発 |
| 海外商業開発業 | シンガポールやベトナムなどアジアでのショッピングセンター開発 |
| 金融業 | ・タカシマヤカードを扱うクレジットカード事業 ・資産形成や万一の備えといった相談に対応するライフパートナー事業 ・タカシマヤカードを扱う法人オーナー向けのBtoB事業 など |
| 建装業 | ・商業施設やホテル、住宅などの内装デザイン・施工管理 |
| 食品・レストラン業 | ・レストラン業 ・カフェ業 ・惣菜業 など |
| その他事業 | ・人材派遣業 ・広告業 ・友の会業 ・酒類卸売業 ・通販業 ・貿易業 ・小売・卸売業 ・ファシリティマネジメント業 など |
参考:高島屋「髙島屋グループ 統合報告書2025」
高島屋のまちづくり戦略
高島屋はグループの総合戦略として、地域社会や行政と連携し、施設によって街や人の動きを作り出す「街のアンカーとしての役割発揮」と、グループ全体のノウハウや技術を活かし、顧客満足度の高い次世代商業施設を作る「館の魅力最大化」から成り立つまちづくり戦略を掲げています。
玉川髙島屋SCではこのまちづくり戦略が反映され、地域に根ざし新たなつながりを生む作りによってグッドデザイン金賞を受賞しています。
高島屋は2031年の創業200周年に向け、顧客や従業員、株主、地域社会など、全てのステークホルダーにとって「こころ豊かな生活を実現する身近なプラットフォーム」を目指すと宣言しています。百貨店業でのサービスだけでなく、従業員や株主へのリターンや地域社会の雇用創出などにも着手し、「まちづくり戦略」による事業拡大を目指しています。
2031年までの目標は、営業利益750~800億円。2024年度の売上が575億円だったことを踏まえると、6年で200億円ほどの利益アップを目指す計算です。現在は、営業利益の半分以上が百貨店業・国内に依存していますが、2031年までにその他の分野を成長させようとしています。
事業別の営業利益構成比:
| 事業 | 2023年度 | 2031年度目標 |
|---|---|---|
| 百貨店 | 61% | 53% |
| 商業開発・金融・その他 | 39% | 47% |
参考:高島屋「中期経営計画(2024~2026年度)~2031年 創業200周年に向けて~」
地域別の営業利益構成比:
| 事業 | 2023年度 | 2031年度目標 |
|---|---|---|
| 国内 | 73% | 67% |
| 海外 | 27% | 33% |
参考:高島屋「中期経営計画(2024~2026年度)~2031年 創業200周年に向けて~」
高島屋は前中期経営計画の最終年度であった2023年に、当初の計画を大幅に上回る連結営業利益を達成しました。感染症の行動制限が緩和されたことによる国内外百貨店の売上アップやコスト削減、営業力強化の取り組みなどが功を奏し、最高益を更新しています。
コロナ禍の202億円の赤字から盛り返しただけでなく、コロナ禍以前と比べても大きく売上を伸ばす結果に。創業200年に向けて弾みがついたかたちです。
| 年度 | 営業利益 (億円) | 営業利益率 (%) |
|---|---|---|
| 2023年度 | 204億円 | 2.5% |
| 2022年度 | 110億円 | 1.5% |
| 2021年度 | -72億円 | -1.1% |
| 2020年度 | -202億円 | -3.5% |
| 2019年度 | 42億円 | 0.5% |
出典:「中期経営計画(2024~2026年度)~2031年 創業200周年に向けて~」
中期経営計画では、高島屋グループが「こころ豊かな生活に必要な価値を提供し貢献する土台であり、人が出会い繋がるハブとなる場所」となることを目指しています。高島屋をただ買い物をするだけの場所ではなく、文化・芸術との接点や地域コミュニティ、社会インフラの拠点などさまざまな役割を担う、人々の生活とつながりの中心的存在にしようとしているのです。
そのために、事業拡大や顧客の体験価値向上だけでなく、働く人々の待遇改善や取引先、地域社会との連携なども実現しながら、あらゆるステークホルダーの中心的存在となるために成長を続けています。
| 7つのあるべきグループ像 | 概要 | 主な取り組み |
|---|---|---|
| グループのあり方 | まちづくりを通してブランド価値を向上させて外部競争に活かし、グループ全体の成長につなげる | ・国内の事業領域拡大 ・金融事業の拡大 など |
| 海外展開 | 海外事業を拡大し、相乗効果を生み出す | ・シンガポールで培ったノウハウを活かしたベトナムの開発加速 |
| 戦略の方向性 | 高島屋グループとして「街のアンカー」の役割を発揮し、独自のまちづくりを推進する | ・国内百貨店の次世代型SCへの転換 |
| 提供価値 | 高島屋ならではのオリジナリティや文化性、楽しさのある施設や企画を生み出す | ・リアル店舗の魅力向上 ・次世代顧客の獲得 |
| 価値提供の方法 | リアルのぬくもりとバーチャルの利便性を融合させ、さまざまなニーズに対応 | ・DX推進 |
| 働く場としての魅力向上 | 「働きたい」「働き続けたい」と思える企業文化・風土の実現 | ・120億円を掛けた人的資本経営の推進 |
| ESG経営 | 社会のインフラとして持続可能な社会の実現と企業成長を両立 | ・環境問題や人権、労働にかかわる社会問題、企業課題解決に向けた取り組み ・環境や人、社会に優しい商品を通してサステナブルなライフスタイルを提案する「TSUNAGU ACTION」の拡充 |
出典:「中期経営計画(2024~2026年度)~2031年 創業200周年に向けて~」
高島屋は、三越伊勢丹ホールディングス、松坂屋や大丸を運営するJ.フロントリテイリングと並び、日本を代表する百貨店です。知名度が高く、業界を牽引する存在感のある企業といえます。
単純な売上高で比較すると伊勢丹三越ホールディングスやJ.フロント リテイリングには若干劣るものの、高島屋はグループの強みや歴史を活かし、独自の成長を続けています。
| 企業 | 売上 |
|---|---|
| 株式会社三越伊勢丹ホールディングス | 5,555億1,700万円 |
| J.フロントリテイリング株式会社 | 4,418億7,700万円 |
| 高島屋 | 4,127億6,900万円 |
参考:株式会社三越伊勢丹ホールディングス「業績ハイライト」
J.フロント リテイリング株式会社「業績・財務ハイライト」
単なる小売業ではなく、多彩な事業展開によるグループの総合力を持つ点が、競合他社との違いです。百貨店業に留まらずショッピングセンターを開発したり、タカシマヤカードやファイナンシャルカウンターなどの事業を展開したりと、グループ企業それぞれの専門性を活かした総合的な事業展開を行っています。
高島屋の2024年度の営業収益をセグメント別に見ると、国内百貨店業が全体の6割ほどを占めています。残りの4割を商業開発や金融業、建装業、その他の事業が担っている結果に。三越伊勢丹ホールディングスの百貨店業の売上割合が83%であることを鑑みても、グループによるバランスの良い経営を実現していることが分かります。
参考:高島屋新卒採用サイト「OVERVIEW 」
髙島屋グループ「統合報告書2025」
競合が店舗の効率化を急ぐ中、高島屋は「数世代にわたる信頼」を最大の資産とし、各事業への展開につなげています。 接客を単なる販売ではなく、数十年先の開発プロジェクトを成功させる「ブランド投資」と捉える点が、他社にはない強みです。
近年行っている海外進出でも、接客力や売上規模、クオリティが現地で高く評価され、ハノイでの複合ビルの開発につながっています。
常に良い品質のものを取り揃え、顧客に真摯に対応するおもてなしの姿勢が根づいており、社員インタビューのなかには「顧客から『祖父母の代からずっと高島屋を利用していて信頼している』といった話をよく聞く」というエピソードも。長い年月のなかでブランドとしての信頼性を獲得し、独自の地位を築いてきたことが分かります。
| 会社名 | 株式会社 高島屋 |
| 設立 | 1919年8月20日 |
| 代表者 | 代表取締役社長 村田善郎 |
| 資本金 | 660億2,500万円 |
| 本社所在地 | 大阪府大阪市中央区難波5丁目1番5号 |
| 公式Webサイト | ・高島屋 |